※完全保存版※ 新作から名作まで完全網羅!!面白いおすすめのマンガ

毎日、就寝前に漫画を読むことが日課となっている私が、これまで読んできた漫画の中から面白いと思ったものを、あえてランキング形式にはせずにジャンル別にしてお届けしたいと思います。

ジャンルはバトル、ファンタジー、スポーツ、ギャグ、恋愛などなど…幅広いジャンルにて選出してみました。もし「何か面白いオススメのマンガない?」という漠然とした悩みを抱えている方は、宜しければ参考にしていただけると嬉しいです。

※総巻数はkindle版にて統一(kindle版がないものは随時記載)

※現時点でのkindleセール情報はコチラ

目次

能力系バトル漫画

HUNTER×HUNTER(連載中)

珍獣を捕獲したり、財宝を見つけたり…。幅広い分野で大活躍しているハンターという職業に魅せられた少年のお話です。

主人公の父親もハンターで、主人公は父親を探しに旅に出たというのが始まりなのですが、ハンターをハントするからHUNTER×HUNTERかと思いきや、そういうわけではないみたいですね。

念という能力を使ったバトルはもちろん、とにかく面白い漫画です。連載が滞るという点以外の不満はありません。1度読んだら絶対にハマります。

HUNTER×HUNTER 第1巻

 

ONE PIECE(連載中)

誰もが知ってる大人気長編漫画なだけに、現時点で本作を読んでいない人は一生読まないんじゃないかと思うのですが、能力系バトル漫画を挙げるうえで無視できない名作なので、一応紹介しておきます。

悪魔の実を食べることで得られる能力を使ってライバルたちを蹴散らし、財宝を手に入れることを目的としている海賊モノですね。

言うまでもなく、すっげー面白いです。50巻を上回る巻数の漫画はオススメしにくいのですが、本作は文句無し。

ONE PIECE 第1巻

 

ワールドトリガー(連載中)

トリガーと呼ばれる武器(特殊能力?)を使用して、異次元からの侵略者と戦うSFアクション漫画です。

主人公たちを取り巻く仲間たちにはそれぞれ個性があり、とても親しみやすいキャラが多いことにも好感が持てますし、能力の良し悪しを決めるトリガー、トリトン体、サイドエフェクトなどの要素が秀逸なバランスで展開されています。

主人公の立ち位置がありきたりではないのも、今後の展開が大きく楽しみになる要素の1つと言えるでしょう。

ワールドトリガー 第1巻

 

出会って5秒でバトル(連載中)

デスゲームのノリに近い、生き残りを賭けたサバイバルゲームを描いた漫画です。

登場人物は、それぞれ特殊能力を持っていて、それを使って周りの人間たちを排除し、自分が生き残ることを目的としています。

特筆すべきは、主人公の能力が「相手があなたの能力だと思った能力」であるという点ですね。いかに自分を巨大に見せるか、そしてナメられないようにするか。そういう心理戦も兼ね備えている話題作の1つです。

出会って5秒でバトル 第1巻

 

文豪ストレイドッグス(連載中)

実在した文豪の名を借りたキャラクター達が繰り広げる能力バトル漫画です。それぞれのキャラの特殊能力が、代表作品の名前になっているのは面白いですね。人間失格とか強そう。

文豪の性格や代表作の内容が能力に反映していれば、もっと楽しめただろうなぁと思える作品。ただ名前を借りただけという部分で、ちょっと辛口評価が目立っています。

「人上人不造」とかカッコ良すぎ。というか諭吉さん大好き。野口さんよりも樋口さんよりも。

文豪ストレイドッグス 第1巻

 

NARUTO -ナルト-(全72巻)

テーマが忍者モノの少年ジャンプが誇る王道マンガの1つです。主人公は潜在能力抜群の落ちこぼれ、その主人公が徐々に成長していく姿がたまりません。

ライバルたちもみんな魅力的なキャラクターばかりで、人気投票などが盛り上がるのも容易に理解できるでしょう。個人的にはカカシ推し。

全72巻は長すぎるような気もしますが、間違いなく少年ジャンプが誇る名作漫画の1つです。

NARUTO -ナルト- 第1巻

 

ジョジョの奇妙な冒険 第4部(全12巻)

スタンドと呼ばれる特殊能力を使ったバトル漫画です。ジョジョは長編漫画ですが、スタンドが登場したのは3部以降で、今回ご紹介するのは実写化もされて話題になった第4部です。

第3部ではタロットカードにちなんだ能力のスタンドが多く登場したのに対し、4部では幅広い能力によるバトルが展開されました。

3部も5部もオススメですけど、取っ付きやすいのは4部じゃないかと。回復系能力の登場や、これまでのスタンドの概念を崩しながらも進化したストーリーが楽しめますよ。

ジョジョの奇妙な冒険 第4部 第1巻

 

幽遊白書(全19巻)

人間界と霊界を舞台に描かれるバトル漫画です。本作では霊力と呼ばれる力を使って、妖怪たちとのバトルを展開します。

最初は不良同士によるケンカシーンが続きますが、そのうち目に見えない虫やら何やらが出てきて、徐々にスケールの大きな戦いに。

バトルは団体戦方式であったり、仲間たちとの絆を見せつける演出も巧みで、一気に引き込まれてしまうこと間違いないでしょう。

幽遊白書 第1巻

 

シャーマンキング(全27巻)

霊能力者のトップを決める戦いの物語です。非常に良くできた能力系バトルで、連載当時は夢中になって読んでいたのを覚えています。それが突然の打ち切り…。

当時は打ち切りなどの大人の事情がわからなかったので「え!?これで終わりなの?」と首を傾げるばかりでしたが、完全版ではその続きも再現され、見事な完全版として復活しました。

当時読んでいた人はもちろん、そうでない人にもオススメ。能力系バトルが好きなら楽しめると思います。

※kindle版はありません。単行本もありますが、今購入するならしっかりと完結している完全版がオススメです。

 

ファンタジー

約束のネバーランド(連載中)

心理的な駆け引きあり、スリルあり、ちょっとしたホラー要素あり…。初めて読んだとき、本作が流行らないわけがないと思いました。

施設で育った子供たちが、実は食料として育てられていたというものです。定期的に開催されるテストの成績によって、食料としてのランクも上がるんだとか。

かなりのダークな世界観も相まって、大きな盛り上がりを見せていると言っていいでしょう。個人的にも先の展開を期待している作品の1つです。

【関連記事】

残酷と希望の架け橋的な「約束のネバーランド」が面白すぎるッ!! – はてなの果てに。

約束のネバーランド 第1巻

 

ブラッククローバー(連載中)

良くも悪くも少年ジャンプで連載されるような王道ファンタジーという印象。特筆すべきは、魔法が全ての世界において主人公に魔法の才能が全くないという点です。

主人公が最初から強い作品も面白いですが、どちらかというと燃えるのは主人公が落ちこぼれで徐々に成長していくパターンではないかと。

絵も綺麗で普通に面白い作品だと思います。単調とも言われていますが、王道ファンタジーにおける主人公のイレギュラーさ(魔法が使えないこと)は嫌いじゃありません。

ブラッククローバー 第1巻

 

FAIRY TAIL(全63巻)

魔導士ギルドという概念を組み込んだ王道冒険ファンタジーです。kindle版の評価を覗くと、物語の面白さの割りに星が付いていませんが、理由は超人気漫画に似通っている部分があるからという理由が多いように思えます。

私自身、とある漫画のスピンオフ作品と思って読み始めました。まぁ似ている部分はありますけど、普通に面白いというのが正直な感想です。

仲間との絆を大切にする冒険モノが好きだと言う人には、まさにピッタリの作品と言えるでしょう。

FAIRY TAIL 第1巻

 

デビルズライン(連載中)

1万人に1人の割合で鬼と呼ばれる吸血鬼が存在する世界の話です。ダークさが全面的に押し出された物語で、鬼×人間のハーフの男の子と人間の女の子のラブストーリー…なのかな?

鬼だから悪というわけではなく、鬼でも吸血の衝動に駆られなければ普通の人間とほとんど一緒というのが面白い。

普段であれば自分の好きな女性を殺して食べようとは思わないまでも、鬼の本性が出たときの迫力は凄まじいものがあります。ゆえに「もしかして…」という不安が常にスパイスとなっている作品ですね。

デビルズライン 第1巻

 

銀狼ブラッドボーン(連載中)

主人公は少年や青年ではなく、なんとおじいちゃん。主たる使用武器も剣ではなく槌という少し風変わりなダークファンタジーです。まぁ内容はメチャクチャ王道なんですけどね。

英雄として崇められている吸血鬼ハンターが、重い腰を上げたという内容なのですが、身体の衰えなどに度々言及していて、パワーバランスが秀逸なように思えます。

とにかく主人公のおじいちゃんがダンディーでカッコイイです。こんなおじいちゃんになりたい。いや、なりたくない。

銀狼ブラッドボーン 第1巻

 

寄生獣(全10巻)

人に寄生し、人を食べる生物が到来した物語です。それが単なる厄災とも思えないくらい、非常に大きなテーマがポイントになっています。

主人公は右手を寄生生物に乗っ取られてしまった青年です。偶然とは言え利害関係の一致から寄生生物と生活を共にし、徐々に寄生生物たちに対する感情が変わっていく様子が、痛いくらい伝わってくるでしょう。

人が食べられたりしてしまうので若干のグロ耐性が必要ですが、間違いなく名作の1つ。最初は気持ち悪いミギーも最後には可愛いと思えるはず。

寄生獣 第1巻

 

鋼の錬金術師(全27巻)

天才錬金術師である兄弟が、禁断とされている人体錬成にて自分たちの母親を生き返らせようとした結果、兄は左足を、弟は全てを失ってしまうという物語です。

兄は自らの右腕を代償に弟の魂を復活させ、2人は全てを取り戻す度に出るのですが、第1巻からこれほどまでにも先行きが気になる漫画も珍しいと思います。

なんでもありの錬金術ではなく、あくまで等価交換が念頭に置かれているため、メチャクチャになっていない部分も、本作の大きな魅力です。

鋼の錬金術師 第1巻

 

魔王 JUVENILE REMIX(全10巻)

自分が思ったことを他人に喋らせる特殊能力(腹話術)を持つ主人公が、自警団と対立する話です。

私は原作を読んだことがないのですが、伊坂幸太郎氏の「魔王」と「グラスホッパー」を掛け合わせて少年誌用にリメイクした作品なんだとか。

主人公が超人ではないという点も面白いですし、一見あまり使えなさそうな腹話術をどう上手く使っていくのかが大きな見所と言えるでしょう。全10巻があっという間ですよ。

魔王 JUVENILE REMIX 第1巻

 

スポーツ漫画

名作から話題作まで!オススメの面白いスポーツ漫画を紹介する – はてなの果てに。

サッカー漫画

GIANT KILLING(連載中)

タイトル通りジャイアントキリング(大番狂わせ)を巻き起こす、監督視点のサッカー漫画です。弱い所からのスタート、なにより大番狂わせを描くのがワクワクしてたまりません。

今でこそ監督視点のマンガが多くなりましたが、そのうちの幾つかは本作の影響なんじゃないかと思ったり思わなかったり。これを読むとサッカー観戦もより一層楽しくなります。

サッカーが好きな人はもちろん、W杯などのイベントでサッカーを楽しみたい人、ぜひ読んでみてください。

【関連記事】

サッカーの見方が変わるマンガ『GIANT KILLING』のススメ

GIANT KILLING 第1巻

 

アオアシ(連載中)

サッカー漫画の中では非常に珍しいクラブユースを舞台に展開されているサッカー漫画です。

最近では日本人でも海外のユースに入る将来有望なサッカー少年が出てきましたが、そこそこサッカーに詳しい人でも「ユースってどんなとこ?」って思う人は多いハズ。

他のサッカー漫画にはないユースが舞台という素材を存分に生かし、主人公もまた点取り屋ではなく視野が広いというアプローチを持っている点もイイですね。間違いなく名作候補です。

アオアシ 第1巻

 

BE BLUES! ~青になれ~(連載中)

物語は主人公の成長に合わせて小学編から始まり、中学編、高校編へと推移していきます。華々しいだけでなく、ちょっと重いのも本作の魅力。

サッカー大好き少年が主人公なのですが、幼少の頃より順風満帆にエリート街道を突っ走ってきたというわけではなく、致命的なケガからの復帰がカギとなっている点は新しいと言えるでしょう。

王道スポ根モノですが、素直に応援したくなる登場人物たちが魅力のサッカー漫画です。

BE BLUES! ~青になれ~ 第1巻

 

ANGEL VOICE(全40巻)

「ケンカでだったらバルセロナやレアル相手でも楽勝だろう!!」という監督の言葉から始まる、前代未聞の好戦的サッカー漫画です。

「超一流のサッカー選手はフィジカルもハンパ無いからケンカも強いでしょうよ…」という野暮なことは言わずに、不良たちのサッカーをご覧ください。

不良たちならではの仲間意識の高さや、負けん気の強さなど、本来のサッカー漫画には見られない要素がテンコ盛りです。とにかく熱い。

ANGEL VOICE 第1巻

 

DAYS(連載中)

何の取り柄も特技もない少年がサッカーと出会い、ひたむきにサッカーに取り組む一途な姿を描いたサッカー漫画です。

主人公がとにかく努力を重ねる姿勢に読者は心を打たれることでしょう。もし息子がサッカーをやっていたら、買って読ませてあげたいと思えるような漫画ですね。

才能に溢れている傲慢なスーパープレイヤーよりも、謙虚でひたむきな主人公が好きな人にはバッチリの作品です。

DAYS 第1巻

 

フットボールネーション(連載中)

完全に新しい視点から描かれているサッカー漫画です。漫画と言うほど躍動感はあまりなく、むしろイラストに近いのかもしれません。

チームの選手応募要項に「脚の綺麗な選手求む」という条件があるあたり、通常のサッカー漫画ではないことが伺えるでしょう。

スポーツ科学について解説した感のある本作は、読む人を大きく選びます。派手さこそありませんが、サッカー好きにとっては新たな気付きを得られるマンガであることは間違いないですね。

フットボールネーション 第1巻

 

さよならフットボール(全2巻)&さよなら私のクラマー(連載中)

女子サッカーを題材にしたマンガです。「サッカーは好きだけど女子サッカーはあまり興味がない」という人もいるかと思いますが、そういう人でも楽しめると思いますよ。

前者は男子に混じってサッカーに取り組む女子の姿が描かれていて、フィジカル面でどんどん追い越されていく焦りや葛藤などの背景も大きな見所となっています。

その後、物語は高校へと舞台を変えて再スタートを切ります。絵の躍動感もかなりのもの。イブラヒモビッチみたいな「女子サッカーなんて…」って人にもぜひ読んで欲しい。

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『さよならフットボールを読んで、女子サッカーという競技に興味が湧いた』

さよなら私のクラマー 第1巻

 

野球漫画

野球好きなら絶対に押さえておきたいオススメの野球漫画まとめ – はてなの果てに。

バトルスタディーズ(連載中)

かつての野球名門校であるPL学園を舞台に描かれる野球漫画です。

寮生活などにもスポットが当てられていて、これまでに読んだことのないような新しいマンガとして仕上がっています。…笑顔禁止ってなかなかですよ。

今じゃ不祥事に繋がりそうな内容ですが、昭和の香りがする典型的な体育会系の姿が、読んでいる分にはメチャクチャ面白いです。実際に行けって言われたら死ぬ。

バトルスタディーズ 第1巻

 

大きく振りかぶって(連載中)

野球漫画のピッチャー(エース)を務める人間は、大半が俺様的な我の強い人間か、ほとばしるくらいの熱血漢であることが多いのですが、本作の主人公は弱気で卑屈という点が非常に新しいです。

高校野球を題材にした作品だと「とりあえず甲子園やっとけ」感があったりもしますが、本作は練習から何からとにかく丁寧に描かれている印象ですね。

試合の運びもそうですし、試合以外の面でもとにかく丁寧に描かれている野球漫画と言っていいでしょう。絵が苦手で読まず嫌いをするには勿体ないですよ。

大きく振りかぶって 第1巻

 

ラストイニング(全44巻)

脱スポ根&戦略性が非常に高い野球漫画です。主人公はエースでもなければキャプテンでもなく、監督です。

今ある材料でチームを勝利に導こうとする姿勢は、ID野球やオレ流野球を彷彿とさせます。野球という競技における駆け引きが存分に楽しめる作品だと思いますね。

全44巻という長編漫画にもかかわらず、目立った中だるみもなく最後まで楽しませてくれたのは、まさに圧巻の一言。

ラストイニング 第1巻

 

MAJOR(全78巻)&MAJOR 2nd(連載中)

野球漫画としてはシリーズ累計80巻以上の長編漫画となっており、その人気の高さが伺えます。丸2日くらい休みがあったら一気読みしたいなぁ。

連載スタート時は、まだ野茂投手も海を渡っていない時代でしたから、そんな時にMAJORというタイトルでスタートを切ったのはすごいですね。

本作は親から子へと野球を通して紡がれる物語ですが、壮大なドラマのような仕上がりですよ。続編ではまた新しいMAJORの一面を覗かせてくれているので、こちらも期待大です。

MAJOR 2nd 第1巻

 

ダイヤのA(全47巻)&ダイヤのA act2(連載中)

弱小校からのステップアップがセオリーの野球漫画において、本作では名門校に入学するスタートを切ります。絵も綺麗で話の盛り上げ方が上手な作品だと思いますね。

主人公は熱血タイプで、素質はあるが粗削りというセオリー中のセオリーではあるのですが、ライバルたちのパワーバランスが秀逸なのでそこまで大袈裟になっていない点も読みやすいのではないかと。

学年が変わってact2とタイトルも一新していますが、個人的にはドラゴンボール→ドラゴンボールZみたなものだと思っているので、前作から読んだ方が間違いないです。

ダイヤのA 第1巻

 

ストッパー毒島(全12巻)

問題児のあまり高校野球未経験ながらにも、素質の高さがプロのスカウトの目に留まり、なんとかプロ入団を果たした1人の男の物語です。

タイトルにもあるように抑え投手というのが新鮮でいいですね。剛速球とタイミングをズラす変化球の緩急付けたピッチングがメインとなっています。

イチロー選手がオリックス在籍時の物語なので、実在する選手も多数登場しますし、登場キャラの全員が個性強すぎて面白い点も本作の魅力です、

ストッパー毒島 第1巻

 

ROOKIES(全14巻)

不良×野球の熱いストーリーが魅力の作品で、とにかく顧問の熱血教師がカッコイイ!この先生だったら学校が楽しかったような気がします。

部員たちと顧問との激突とか、熱い要素がテンコ盛りです。ケンカや怪我もあったりして、最初から最後まで目が離せませんよ。

元プロ野球選手の名前が多数登場するので、実際の選手を知っているとキャラが頭に入ってこないかも。

ROOKIES 第1巻

 

H2(全34巻)

主要人物の頭文字のHなので「H2じゃなくてH4じゃねえの?」とは言いながらも、少年時代にメチャクチャ楽しみました。タッチも捨てがたいですが、やっぱり死者の出ないH2推しです。

愛好会から始まって甲子園にでるまでのプロセスは新鮮で面白いですよ。個性的なキャラクターたちやライバルとの対決、恋の行方も見所です。

個人的にあだち充さんが描く野球漫画はどれも大好きですが、kindle版などの電子書籍で販売されていないのが寂しいですね。

※kindle版はありません。ワイド版なら全12巻完結。

H2 第1巻

 

ONE OUTS(全20巻)

主人公のピッチャーが「1OUT取るごとに500万円獲得、1失点につき5000万円支払う」という内容の契約を交わし、プロ入りするという物語です。

別に剛速球が投げられるというわけではなく、心理戦で相手を制するという戦い方が面白いんですよね。途中からオーナーも敵になるから草生える。

途中「そんなルールあるの!?」っていう場面も出てくるので、野球好きの人は是非読んでみてください。

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こんな野球漫画は見たことない!『ONE OUTS』の心理描写が秀逸すぎる – はてなの果てに。

ONE OUTS 第1巻

 

プレイボール

ちばあきお氏が描いたキャプテンのスピンオフ的な立ち位置にあったプレイボールですが、最近になってコージィ城倉氏によって続編が描かれています。

舞台設定が昭和なので根性論全開の内容となっていますが、マンガとして読む分には鬼気迫ってくる感じがやはり面白いです。

同人誌的なノリで始まったようにも思えたので不安でしたが、原作の良さを残しつつオリジナリティもあって、イイ味が出ていると思いますね。原作を知らない人にもオススメです。

プレイボール2 第1巻

 

バスケ漫画

SLAM DUNK(全24巻)

「これ読んでたら絶対バスケやってたわ」くらいの作品、マジ神です。「バスケあんま好きじゃないから…」って言って、読まず嫌いしていた小学生の自分をブン殴りたい。

絵も綺麗ですし、名シーンも多いですし、もう何も言うことがありません。本作の感動を真っ新で楽しめると思ったら、まだ読んだことが無い人が羨ましいです。

主人公の成長ぶり、魅力的なライバル、最後まで気になる勝敗の行方…どれを取っても最高峰。大好きな漫画ランキングを構成するなら確実に上位です。

※単行本は全31巻、完全版は全24巻、kindle版はありません。

SLAM DUNK 第1巻

 

あひるの空(連載中)

身長149cmの主人公がシューターとしての才能を存分に発揮するバスケ漫画です。優雅に飛ぶイメージのないあひるって表現がメチャクチャ好き。

バスケを始めるのも困難だった状況から、少しずつ形になっていく様子はドラマそのもので、涙あり笑いありのサクセスストーリーとなっています。

途中、物語以外の場所でゴタゴタがあったようですが、作品は相変わらず面白いです。バスケが好きじゃなくても楽しめますよ。

※kindle版はありません。

あひるの空 第1巻

 

黒子のバスケ(全30巻)

魔法系バスケ漫画として、圧倒的な地位を築いたと言っていいでしょう。その人気の高さたるや、社会現象になったほど。

「主人公に存在感がない=黒子」という初期設定は面白いと思いましたし、それを十分に生かしたバスケ漫画だと感じました。

バスケ漫画はまだまだ分母が少ないので、本作がもたらした影響は非常に大きかったと思います。中にはスラムダンクと比較したがる人もいますが、それぞれに良さがあって別物です。

黒子のバスケ 第1巻

 

I’ll(全9巻)

バスケ漫画であってバスケ漫画にあらず的な作品です。繊細な年頃の心理描写を、バスケットボールを介して描いているという方が適切かもしれません。

本作の魅力は、卓越したチームプレイでもなければ、華麗なシュートでもなく、人間模様と言っていいでしょう。

青臭い感じがクセになる、そんな作品です。青春を謳歌したい人にもってこい。

I’ll 第1巻

 

バレーボール漫画

ハイキュー!!(連載中)

本作を初めて読んだとき「名作スポーツ漫画がキターッ!!」と信じて疑いませんでした。そのポテンシャルの高さは「バレーボール漫画の歴史を変えるんじゃないか?」と思ったほど。

絵の綺麗さや話のテンポ、躍動感も申し分ありません。好敵手も多いので燃えますね。主人公含むキャラたちが魅力的なのも大きい。

そして漫画だからと言って大げさすぎず、リアルすぎて退屈なわけでもない絶妙なバランスが秀逸です。間違いなく歴史に名を刻む名作候補だと思います。

ハイキュー!! 第1巻

 

神様のバレー(連載中)

戦略性に重きを置いた監督(正確にはアナリスト)が主人公のバレーボール漫画です。主人公のちょっと勝ち気な性格が、イイ感じにスパイス感を演出してくれています。

監督ともまた違った視点から描かれるゲームの展開は、非常に斬新な景色を見せてくれるでしょう。

熱量には乏しいですが、今ある材料でどうやって勝つかを虎視眈々と考える姿勢は、非常に奥深いものがありますよ。

神様のバレー 第1巻

 

少女ファイト(連載中)

題材としては中学女子バレーですが、小学生時代に有力選手だった主人公が、本当は上手いのに目立たないようにプレイしているというのが斬新ですね。

そして、過去のトラウマや各人の境遇にスポットが当てられていることが多く、心理描写に重きが置かれています。

絵にちょっとクセがありますけど、それが平気ならオススメ。同作者のG線上ヘヴンズドア(全3巻)もオススメ。

少女ファイト 第1巻

 

ハリガネサービス(連載中)

リアル系というよりは魔法系のノリが光るバレーボール漫画です。主人公は狙った場所にサーブできて、ネットインもお手の物という特技を持っています。

リアル志向の強い人にはオススメできませんが、「漫画なんだから多少は大げさにしてよ」という人にはドンピシャではないかと。

絵はかなり綺麗で、躍動感も抜群です。そのうち消える魔球とか出てくるかも。

ハリガネサービス 第1巻

 

ラグビー、アメフト関連のスポーツ漫画

フルドラム(連載中)

王道の流れを汲んでいるラグビー漫画です。ダメダメで中途半端な主人公がラグビーと出会い、真摯にラグビーと向き合っていく姿が描かれています。

始まりは女の子目当てみたいな部分もあって、若干スラムダンクっぽく思えました。あと、バイクをタックルで止める場面なんかは賛否両論ありそう。

連載して間もないので、今後どのようなカタチに仕上がっていくのか。現時点では高いポテンシャルを感じさせてくれる一作です。

フルドラム 第1巻

 

ALL OUT!!(連載中)

最近のマンガでラグビーを題材にした作品ってほとんど無いので、そういう意味でも新鮮に感じて読むことができます。

絵がちょっと中性的でムサ苦しさがあまり感じられないのが幸か不幸か。ラグビー漫画なら、とことん男臭くした方がリアリティが増すと思うんですけど…。

しかしラグビー愛と熱量は相当なものです。この先の展開がすごく楽しみな一作。

ALL OUT!! 第1巻

 

アイシールド21(全37巻)

連載当時、少年ジャンプでも人気の高かったアメフト漫画です。日本ではマイナースポーツであるアメフトが題材になっているにも関わらず、ここまで流行ったのには理由があります。

青春が感じられて努力×友情の場面もしっかり押さえていますよ。王道だけど王道じゃない、絵の躍動感もすごいマンガです。

アイシールド21を読み終わった後で、Youtubeでアメフトをググるまでが本作品だと思っています。

アイシールド21 第1巻

 

その他のスポーツ漫画

ベイビーステップ(連載中)

かなり本格的なテニス漫画です。従来のスポ根とは微妙に角度や切り口が違うのもいいですね。

特筆すべきは、運動能力は高くない主人公が成績優秀であるという点です。成績優秀の優等生は、戦略性が高いというアプローチが非常に面白いと思います。

予習・復習を欠かさないマメな性格がテニスにも反映されていて、素直に応援したくなる点もgoodです。リアル寄りで面白いテニス漫画と言えるでしょう。

ベイビーステップ 第1巻

 

ボールルームへようこそ(連載中)

私は社交ダンスには無縁の人間でしたが、本作はメチャクチャ面白いと思います。ダンスが題材なのにって言ったらアレですけど、とにかく熱量がすごい!

絵も綺麗だし、初心者からスタートする主人公の成長も見所です。本作を読んでいると心も踊ります。

優雅で煌びやかなステージの背景には、血が滲むような反復練習などがあるという気付きも得られます。こんなに面白いとは思わなかった、素直に脱帽です。

ボールルームへようこそ 第1巻

 

はねバド!(連載中)

絵が非常に可愛らしいバドミントン漫画です。…が、物語が進むに連れて徐々に絵のタッチが変化していきます。

個人的には「萌え的要素で読者を惹き付けてから、本格的なスポ根漫画にシフトした」と考えていますが、ここには賛否両論あるようですね。

女性が主人公でドロドロしていない本格的なスポーツ漫画ってだけでも、高く評価したい一作。

はねバド! 第1巻

 

少年ラケット(全13巻)

王道の流れを汲んでいる卓球漫画です。少しスポ根寄りですが、そこまで暑苦しいものでもありません。むしろ爽やか。

卓球が題材になっていますが決して地味な流れにはなっておらず、かと言ってリアルから大きく逸脱するような大袈裟な描写にもなっていないので、万人受けする内容ではないでしょうか。

卓球に関する解説も為になるものばかりで、新たな気付きが得られるのも嬉しいポイントですね。

少年ラケット 第1巻

 

ピンポン(全5巻)

青春×卓球でバランスが秀逸な作品です。良くも悪くも絵のタッチが独特なので、読まず嫌いをしている人も少なくなさそうですが、最終的には味わい深く感じると覆います。

努力や才能などの青春漫画には欠かせない要素が際立って表現されていて、唯一無二のテイストとして仕上がっていると言っても過言ではありません。

全5巻であっという間に読破できるボリュームなので、まだ読んでないという人はぜひ手に取って欲しいと思える作品です。

ピンポン 第1巻

 

トキワボウルの女神さま(連載中)

ボウリングを題材にした漫画は本当に珍しいと思うのですが、本作はDEAR BOYSで知られる八神ひろき氏の作品です。

まだ連載が始まって間もないので不透明な部分が多いものの、大人気漫画を手掛けた実績がある作者さんなので、今から期待度がグングン高くなっています。

特徴的なキャラも多数登場していて、ピンが倒れる時の描写はたまらないですね。今、メチャクチャ期待している作品の1つです。

トキワボウルの女神さま 第1巻

 

クロスマネジ(全5巻)

女子ラクロス部に所属する男子マネージャーで「クロスマネジ」です。女子部員に囲まれる男子という縮図ですが、決して安いハーレムものではありません。

絵も綺麗で読みやすく、ラクロスのルールなどを知らなくても楽しめるように描かれています。派手な描写がない分、良く言えばリアル、悪く言えば地味です。

登場人物たちの素直で真っ直ぐな心情が響いてくる作品と言っても過言ではありません。まさに青春真っ只中!

クロス・マネジ 第1巻

 

ガンバ!Fly high(全34巻)

金メダリスト森末慎二氏が原作を手掛けた体操漫画です。体操初心者の主人公がオリンピックを目指すひたむきな姿が描かれています。

少年漫画らしい波乱に次ぐ波乱が少しわざとらしくも感じますが、本作を読むと体操競技がメチャクチャ面白くなりますよ。逆立ちとかバック転とかから描いてくれているので、体操を知らなくても楽しめるかと。

世界選手権で前人未到の6連覇を達成した内村航平選手も読んでいたという熱血体操漫画。

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体操金メダリスト内村航平も影響を受けた漫画『ガンバ!Fly High』を紹介する – はてなの果てに。

ガンバ!Fly high 第1巻

 

ラフ(全12巻)

あだち充作品の中には野球以外が題材になっている作品が幾つかあるんですけど、私は水泳を題材にしている本作が抜群に好きです。

闘志に欠ける主人公が少しずつ変わっていく様子や、恋の行方など見所も満載で一気に読んでしまうでしょう。チラっと出てくる野球の話も泣けます。

水泳と恋愛のバランスも秀逸なので、ストレスなく読めるはず。ラフの終わり方が好きだという人、ぜひ友達になりましょう。

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野球漫画だけじゃない!あだち充の水泳漫画『ラフ』が面白い – はてなの果てに。

 

格闘技を題材にした漫画

喧嘩稼業(連載中)&喧嘩商売(全24巻)

木多氏の作品と言われると「幕張」「泣くようぐいす」の印象が強すぎて、パロディーネタや下ネタギャグの印象が強いのですが、本作と前作の「喧嘩商売」に関しては、超が付くほど真面目に格闘しています。

格闘漫画としては王道なのに誰もやらなかったことを描いていると思いますし、状況や環境を使って有利な戦法を考えるという、格闘技の枠を超えた心理戦部分にも大きな見応えを持っているバトル漫画です。

「格闘漫画でランキングを組め!」って言われたら、私の中では本作が1位になると思います。読んだことが無いという人は、前作の「喧嘩商売」と併せてぜひ読んでみてください。

喧嘩稼業 第1巻

 

刃牙シリーズ(連載中)

やはり何だかんだ言っても欠かせないのが刃牙シリーズです。刃牙の成長に合わせて、区切りのイイ所でタイトルを変えて連載されています。

地上最強の父親と主人公の親子喧嘩の話なのですが、そのどれもが規格外!お父さん、アメリカの軍隊よりも強いらしいですし。

時折、ギャグのように扱われたりもしますが、それも本作の偉大さゆえのことだと思います。何だかんだ言って、最終的に行きつくところは刃牙。

※グラップラー刃牙→バキ→範馬刃牙→刃牙道

刃牙道 第1巻

 

TOUGHシリーズ(連載中)

少年漫画における格闘漫画の金字塔がバキなら、青年漫画バージョンはTOUGHシリーズでしょう。こちらも親父が大活躍します。

灘神影流と呼ばれる武術を使う主人公が、様々な格闘家と戦っていく姿を描いた作品です。所々に北斗の拳のような「血の宿命」みたいなものが描かれています。

打撃ばかりではなく寝技の攻防も迫力満点で描かれているので、格闘漫画が好きな人はぜひ。

※高校鉄拳伝タフ→TOUGH-タフ-→TOUGH 龍を継ぐ男

TOUGH 龍を継ぐ男 第1巻

 

リクドウ(連載中)

華やかさとはかけ離れた、ハングリーさの象徴とも言うべきボクシング漫画です。熱い場面とか一切ないです。

生い立ちから境遇に至るまで全てが過激に表現されていて、とにかく重い。これを読むと「ボクシングはスポーツではなく、格闘技なんだ」と思います。

最近の格闘技漫画は「ライバルと高め合う素晴らしさ」など、スポーツしてのスポットが当てられているように思いますが、本作はイイ意味で古臭く、そしてカッコイイです。

リクドウ 第1巻

 

ケンガンアシュラ(連載中)

拳願仕合と呼ばれる格闘試合が行われている世界の話です。

簡単に言うと、日本経済の裏でビジネスの衝突などが起きた場合は、それぞれの企業が代表者を出して戦わせ、勝った方に主導権が与えられるというものになります。

リアリティには欠けますが、格闘シーンの迫力は相当なものですよ。個人的にはバキ×Toughのような印象もありますが、非常に取っ付きやすい格闘漫画だと思います。

ケンガンシュラ 第1巻

 

オールラウンダー廻(全19巻)

アマチュア修斗を題材に描かれている漫画です。とにかく現実志向で、格闘シーンの描写も丁寧に描かれています。

また、修斗を知らない人に対しても解説を入れてくれてるので、取っ付きやすいという面でもありがたいですね。

地味な練習が一番きついと言いますが、そういう泥臭い部分も包み隠さず描いている超本格派の格闘漫画です。自称格闘家の人も納得するハズ。

オールラウンダー廻 第1巻

 

鉄風(全8巻)

一方でコチラは女子総合格闘技にスポットを当てた作品です。決して大袈裟になりすぎておらず、違和感なく読めます。

特筆すべきはキャラ設定です。才能に恵まれすぎていて、挫折を味わいたいという主人公。そのライバルはセンスの無さをひたむきな努力でカバーするという体格的にも小さい女の子。…普通に考えたら、逆じゃね!?

総合格闘技における攻防のセオリーも図解で丁寧に描かれているので、初心者も心配無用ですよ。

鉄風 第1巻

 

軍鶏(全34巻)

物凄くダークな世界観を持った空手をベースとした格闘漫画です。…いや、空手っつーか何でもアリ感がハンパ無いけど。

優等生だった主人公が両親を惨殺し、収監された少年院にて空手と出会うというものですが、生き抜くために身に付けた空手が、出所後の主人公を闇の世界へと誘います。

色んな意味で格闘技というのは紙一重なんだと再認識できる作品です。最初はナヨナヨしていた主人公が、少しずつ狂暴になっていく様子も狂っててイイ味出してます。

※単行本は全34巻ですが、kindle版は諸事情により序盤が複数巻相当分として販売されているため、全22巻で揃います。

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軍鶏 第1巻

 

武道、国技を題材にした漫画

火ノ丸相撲(連載中)

初めて見た時は「まさかジャンプで相撲漫画とはっ!」と度肝を抜かれました。身体は小さいが、努力とメンタルが凄まじい漢が主人公です。

体格に恵まれない主人公が努力でその壁を乗り越える話とかお腹一杯だと思ってましたけど、メッチャ面白いですよコレ。裸の男ばっかり出てくるけど、熱量が凄まじい作品です。

日本人横綱も誕生し、大いに盛り上がっている今だからこそ、絶対に押さえておきたい作品の1つですね。

火ノ丸相撲 第1巻

 

あさひなぐ(連載中)

薙刀というものについて実際に見たことも無ければ、本作以外で接したことはないんですけど、すごく興味が湧きました。こういう作品がもっと流行ればいい。

女の子の青春モノとしてはさほど華々しくないものの、超カッコ良くて「こういうのもアリだな」って思えるのがすごいと思います。

萌え要素がなく、まさに正統派です。

あさひなぐ 第1巻

 

柔道部物語(全11巻)

あまり知られてはいませんが、知る人ぞ知る名作だと思います。影響されやすい人が読んだら、次の日から柔道始めてても全然おかしくないレベルです。

笑いあり、涙あり。先輩や後輩との上下関係や主人公の成長ぶりなど、不要な部分が一切ありません。柔道未経験の主人公がインターハイを目指しますが「そんなに甘くねーよ」と茶化すこともできないほど、リアリティも熱量も兼ね備えています。

25年ぶりに女子柔道部物語の連載も始まったので、そちらもオススメ。

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柔道部物語 第1巻

 

YAWARA!(全29巻)

柔道マンガの金字塔と言えば本作です。古いマンガではありますが、某有名柔道選手がヤワラちゃんと呼ばれていたように、本作の影響度は非常に高いと言えるでしょう。

本作では、女性柔道家の主人公がオリンピックを目指し、金メダル獲得を目指し、そして国民栄誉賞受賞を目指す姿が描かれています。

周りの人たちに支えられることの美しさ、ありがたさなどが主人公の動力に繋がっている作品です。少し古い作品ですが、今読んでも楽しめるでしょう。

YAWARA 第1巻

 

乗り物系、モータースポーツ等を題材にした漫画

弱虫ペダル(連載中)

ママチャリで秋葉原通いしていた主人公が、ロードレースの魅力に憑りつかれたかのように自転車競技に身を投じる物語です。こんなナヨナヨした主人公に憧れるとは、夢にも思いませんでした。

スポーツセンスというよりも、毎日のアキバ通いによって鍛えられた足腰がバックボーンってのも面白いです。

これを読み始めたらロードバイクが欲しくなること間違いないでしょう。読み始めるまでは自転車に興味のなかった私でも、自信を持ってオススメする一作です。

弱虫ペダル 第1巻

 

白星のギャロップ(連載中)

乗り物系に分類すべきかどうかは悩みましたが、トップジョッキーを目指す少年たちの青春群像劇です。普段はあまり見ることのできない競馬学校の生活を覗き見ることができる点が新鮮で面白いです。

主人公が若干の悪属性っぽい部分も期待感に拍車を掛けています。悪属性と言っても他者を陥れたり馬に乱暴したりということではなく「トップジョッキーになるためには手段を選ばない」という感じですね。

今メチャクチャ楽しみにしている作品の1つです。

白星のギャロップ 第1巻

capeta(全32巻)

数少ないモータースポーツを題材にした作品、それもかなりの名作です。

モータースポーツは他のスポーツ以上に、本人の腕以外の要素も必要となります。マシンの性能、スタッフの能力…。それらを引き上げるためには豊潤な資金も必要となるでしょう。

主人公は才能に溢れていますが、その才能に驕ることなく周りへの感謝を忘れていません。そんな彼に好感を抱かない読者はいないはず。モータースポーツに興味がない人でも絶対に楽しめる作品です。

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capeta 第1巻

 

モンキーターン(全30巻)

ボートレースを題材に描かれている数少ない作品です。

私は本作に出会うまで競艇に全くの興味がありませんでしたが、モータースポーツとしての競艇が大好きになりました。実際にレースを見に行ったくらいです(賭けてはいません)。

ヒロインやライバルを始め、魅力的なキャラクターも大勢登場しますし、とにかくカッコイイ作品と言えるでしょう。ボートに乗れる機会があるなら、Vモンキー決めたい。

モンキーターン 第1巻

 

頭文字D(全48巻)

スポーツカーで峠を攻めることを描いた走り屋漫画です。

公道レースですが舞台がサーキットではなく公道というだけで、モータースポーツと同様に本人のテクニックだけでなくマシンの性能などにも左右されます。また、公道ならではの戦い方に唖然とさせられる場面も少なくありません。

峠は上りと下りで構成されていて、主人公が下りの名手(マシンの馬力にあまり左右されない)というアプローチも面白いです。…藤原とうふ店の豆腐にも興味あり。

頭文字D 第1巻

 

じこまん(全3巻)

ロード乗りの読者から絶賛の嵐なのがコチラです。私はロード乗りではないですが、十分に趣味あるあるとして楽しめたので、実際のロード乗りの方からすると「ロードあるある」がすごいんじゃないかと思います。

趣味は大概が自己満足であることが多いですが、この自己満っぷりはすごいです。ちょっとしたマゾの一面がでてきたら、それはもう完全なる自己満ですよね。

イイ年の中年男性が夢中になっているというのも本作の大きな魅力。眩しいくらい羨ましいです。

じこまん 第1巻

 

音楽を題材にした漫画

BLUE GIANT(全10巻)&BLUE GIANT SUPREME(連載中)

ジャズ、それもサックス奏者としての主人公を描いた作品です。音楽漫画という分類ですが、中身はスポ根に近いものがあると言っても過言ではありません。

漫画では表現できない「音」が聴こえてくるというか、とにかく迫力がすごい!表現の仕方の問題なんでしょうが、読者を惹き付ける魅力に溢れています。

物語は『BLUE GIANT SUPREME』へと続いていきますが、天才×努力はいつ見ても美しいですね。ずっと読んでいたいと思える作品です。

BLUE GIANT 第1巻

 

4月は君の嘘(全11巻)

元・天才少年ピアニストと1人のヴァイオリニストが奏でる青春ラブストーリーです。あ、ピアノとかヴァイオリンとか興味なくてもメチャクチャ面白いっす。

ピアノを弾くことを定めとされてきた少年が、自分の意志でピアノと向き合うようになる姿には、何かを思わずにはいられません。

熱量もハンパ無いし、青春時代の不安定な心理描写も秀逸に表現されています。間違いなく名作。

4月は君の嘘 第1巻

 

坂道のアポロン(全9巻+1)

音楽(ジャズ)を中心とした青春ストーリーを描いた作品です。更に恋愛要素のオマケ付き。あとは家庭環境とか失恋とか嫉妬とか…なんか色々。

青春の1ページにあれこれ書き込まれた感こそありますが、間違いなく至極の1作です。

ジャズに興味が無かろうと、地味な主人公が受け付けなくとも、とりあえず読んでみてください。多分そのうちの8割…いや9割がハマる。

坂道のアポロン 第1巻

 

BECK(全34巻)

バンド×青春を描いた作品です。中学生~高校生くらいの頃にモテたい一心でバンドを始めたという人には超タイムリーな作品。

登場する音楽はロック、しかも洋楽で、本作の時代もモロに影響していますが、音楽が好きな人なら問題ないでしょう。

主人公が普通っぽいのもいいですね。見た目でギター弾くわけじゃないし、うん。

BECK 第1巻

 

青空エール(全19巻)

ブラスバンド×野球の青春ストーリーです。土屋太鳳さんの主演で実写映画化済み。

少女漫画ですが恋愛要素よりも吹奏楽部としての姿や青春ストーリーに重きが置かれているため、男性読者でも楽しみながら読めるかと。

甲子園で演奏したい吹奏楽初心者の女の子と、甲子園に行きたい野球部の男の子がなんか微笑ましくて、素直に応援したくなるでしょう。涙もろい人なら何度も泣くことになるはず。

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青空エール 第1巻

 

ギャグ漫画

人前では読めない!爆笑必至な面白いオススメのギャグ漫画まとめ – はてなの果てに。

銀魂(連載中)

今や少年ジャンプを代表する作品の1つで、笑いあり涙ありの1作品で何度も美味しいタイプの作品ですが、ここではギャグ漫画としてご紹介します。

すごく切れの良いツッコミや手数の多さが際立っていて、長期連載にも関わらず読者を飽きさせないあたりはさすがです。

小栗旬さん主演で実写化もされたように、その人気は留まることを知りません。読んだことがないという人は少ないかとは思いますが、未読の人はぜひ。

銀魂 第1巻

 

ヒナまつり(連載中)

ヤクザとサイキック少女の危険な共同生活を描いたギャグ漫画です。

やはりギャップによる笑いのチカラは大きいようで、幼気(に見える)少女とヤクザの男という対極の人間が絡んでいるのを見ると、それだけでもかなり面白い。

主導権を女の子が握っていて、不本意ながらもそれに振り回される大人の男という縮図は、見ていてかなり面白いですよ。アニメ化も決定し、勢いのある作品です。

ヒナまつり 第1巻

 

斉木楠雄のΨ難(連載中)

超能力者という視点から繰り出される笑いは、すごく斬新で面白い物ばかりです。

ギャグ漫画と言えば、主人公がボケて、側近のキャラが過剰なまでに突っ込むというスタイルがセオリーのようにも思いますが、捻くれた思考を持つあまり喋らない主人公ってのもいいですね。

シュールな笑いとも言われていますが、読者を選ばずに楽しませてくれる作品と言っていいでしょう。

斉木楠雄のΨ難 第1巻

 

聖☆お兄さん(連載中)

宗教界の2大ヒーローでもあるイエスとブッダが繰り広げるギャグ漫画です。

根底にはイエスやブッダにまつわる宗教ネタがあるのですが、そこまで詳しくなくても笑える仕上がりになっているので、安心して読んでみてください。

とても緩い雰囲気も魅力なので、現実にちょっと疲れた時なんかに読んでみるのもいいかもしれませんね。明日からまた頑張ろうと思えるような力が貰える、そんなギャグ漫画です。

聖☆お兄さん 第1巻

 

バックストリートガールズ(連載中)

「人間やめますか?それともアイドルやりますか?」がコンセプト、極道×アイドルという異色のギャグ漫画です。

外見的には可愛らしいアイドルになっても中身は変わっていないので、何をやっても面白いです。

可愛い外見で極道っぽいことを言っても面白いし、可愛らしいことを言っても面白い…。あー、すべり知らずってこういうことか。

バックストリートガールズ 第1巻

 

北斗の拳 イチゴ味(連載中)

北斗の拳ファンであれば「これ以上、笑えるギャグ漫画は他にないんじゃないか?」と思えるくらい、まぁ笑わせてくれるギャグ漫画です。

ノリ的には大喜利などでよくある「写真で一言」に近く、北斗の拳の名シーンに面白いアテレコをするというようなケースが多いですね。

元ネタを知らないと笑えないでしょうが、北斗の拳が好きな人ならかなり笑える仕上がりとなっているので、北斗ファンの人はぜひどうぞ。

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北斗の拳 イチゴ味 第1巻

 

セトウツミ(全8巻)

ギャグ漫画というよりは漫談系の笑いで、関西の男子高校生2人組による放課後トークの様子を描いた作品です。

私が人から「笑えるマンガ教えてほしいんだけど?」というように漠然と言われたら、本作をオススメします。全8巻という手を出しやすいボリュームで、本当に見せ方が上手いです。

ちゃんと計算されている笑いなので、漫才やコントが好きな人なら間違いなくハマるんじゃないかと。

セトウツミ 第1巻

 

ピューと吹く! ジャガー(全20巻)

本作で繰り広げられる笑いは、度々読者の間でシュールと言われ続けてきましたが、それすらも振り切って難解な笑いです。

ギャグ漫画は好みが大きく分かれるジャンルだと思いますが、その中でも特に好き嫌いがハッキリする作品だと思います。

好きな方に傾けば「これ以上好きなギャグ漫画はない!」と言いたくなるくらいの、手数と破壊力を持ったギャグ漫画と言っていいでしょう。

ピューと吹く!ジャガー 第1巻

 

ママはテンパリスト(全4巻)

育児経験者にとっては、あるあるネタのオンパレード、育児未経験者にとっても大爆笑の新世代育児エッセイです。

恐らく当の本人にとっては、同じような境遇のママ友に愚痴って発散したいような出来事の数々を、面白おかしく描かれています。

私は育児の経験がありませんが、それでも共感してしまうような不思議な魅力に溢れる作品です。よほど子供が嫌いだと言う人以外なら大爆笑もの。

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ママはテンパリスト 第1巻

 

職業、ビジネスに関する漫画

ラジエーションハウス(連載中)

本来であれば、医者として人命を救うテーマで描かれる漫画の方が圧倒的に読者から支持されそうなものですが、本作でスポットが当たっているのは放射線技師。

良くも悪くも漫画であるため、技師と医者がやたらと衝突する場面が描かれていたりしますが、リアリティはあると言っていいのではないでしょうか。

医療系の作品が好きな人には文句無しにオススメ。

ラジエーションハウス 第1巻

 

マンガで分かる心療内科(連載中)

心療内科という場所に縁がない人にとっては、なんとなく怖そうなイメージを持っている人もいるのでは?本作を読めば、そのようなイメージは一気に払拭されると思います。

この漫画は2人の男女がまるで夫婦漫才の如く、心療内科に関する雑学や知識、統計などを面白く教えてくれるというものです。勉強になるだけでなく、笑わせてくれるという部分で参入障壁もかなり低いと言えるでしょう。

ただ面白いだけでなく、うんちくや雑学も手に入れたいという人には、まさにうってつけの作品ですよ。

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マンガで分かる心療内科 第1巻

 

ライジングサン(連載中)

戦争の漫画以外で自衛隊の姿を描いている作品としては、非常に稀有な作品だと思います。本作は陸上自衛官にスポットを当てた作品です。

所々が大袈裟なくらいドラマチックになっていますが、陸上自衛官の何たるかを漫画で知るには最適かと。

自衛官に興味がある人はもちろん、入隊希望者には文句無しにオススメ。入隊予定のある人はこれで予習するといい。そしてギャップの違いに絶望してみよう。

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ライジングサン 第1巻

 

あおざくら 防衛大学校物語(連載中)

一方でコチラは、防衛大学校での生活を描いた作品です。

主人公が「国家公務員としての使命に燃えている」というタイプではなく、「勉強できてお金がもらえる」という分かりやすい理由で入校しているので、ありきたりではない雰囲気がたまりません。

「廊下を全力疾走だなんて危険だな」とか「髪の毛は自由なの?」とか、事実とはちょっと違うんじゃないかと思う部分もありますが、そんなに甘くない世界だということが実感できて面白いです。

あおざくら 防衛大学校物語 第1巻

 

医龍(全25巻)

はねっ返りの外科医が主人公の医療漫画です。主人公は医者としての腕は優秀ですが、素行や態度に問題があるタイプで、大学病院のお偉いさんと衝突を繰り返します。

医者として患者を救うという使命感はもちろん、院内におけるしがらみや悪しき風習などが垣間見えるのが大きな特徴ですね。

スポーツ漫画などと比較しても、その熱量は決して負けていません。嫌味な奴を最後には正攻法で黙らせるという快感のオマケ付きです。

医龍 第1巻

 

GTO(全25巻)

元ヤンキーが教師になる物語です。頭に血がのぼりやすく、授業中は自分の趣味に没頭したり、とにかくサボってばかりの教師が主人公となっています。

ちょうど現実の世界において、教師と生徒(正確には保護者かな?)の立場が大幅に変わりつつあった時代の作品で、本作は体罰上等の過激な内容です。

しかし誰もが「こんな先生がいたらなぁ」と思える魅力があります。リアリティはないですけど、これを読んだ後は教師になりたくなる…はず。

GTO 第1巻

 

裏社会、アンダーグラウンドな世界を題材にした作品

ザ・ファブル(連載中)

無敵の殺し屋が1年間の休業を命じられている際の日常を描いた作品です。

正体は知られていなくても、その名はかなり巨大なものとして知られています。ゆえに本人にその気がなくとも数々のトラブルに見舞われてしまうことでしょう。

凄腕の殺し屋には見えない主人公のギャップと、テンポの良いストーリーの展開にグイグイ引き込まれてしまうこと間違いなしです。

ザ・ファブル 第1巻

 

闇金ウシジマくん(連載中)

「リアルなアンダーグラウンドな世界が覗ける作品と言ったらコレ!」くらいの作品です。人々にお金を貸して法外な利息を取る金貸しが主人公となっています。

主人公は腕っぷしも強く度胸も座っていますが、権力という意味では頭が上がらない人間も多数存在していて、力関係のバランスも秀逸に描かれていると言えるでしょう。

裏社会のワンシーンを覗いてみたいという人には間違いなく押さえておいて欲しい作品です。

闇金ウシジマくん 第1巻

 

シマウマ(連載中)

「あなたに代わって復讐します」という、復讐代行屋を描いた作品。

単純に首が飛んだりするようなグロいのとはまた少し違うのですが、目を背けたくなるような描写の数々に息を呑むことになるでしょう。

キャッチコピーが「絶対に読んではいけない漫画」で、最初はメチャクチャ勢いがあって夢中にさせられました。最近は…まぁ読んでみてください。

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シマウマ 第1巻

 

グルメ系漫画

空腹時には読めない!面白いオススメのグルメ漫画、料理漫画を紹介する – はてなの果てに。

ラーメン大好き小泉さん(連載中)

可愛らしい女子高生が主人公で、その周りも可愛い女の子ばかりなので、一見すると萌え系の漫画のようにも思えますが、かなり本格的なラーメン漫画です。

実在する店舗も多々登場しますし、ラーメンに関する知識も学べます。まさにラーメン好きの為の漫画と言っても過言ではありません。

飯テロのような破壊力が非常に高いので、空腹時(特に夜中)に読むのは危険です。

ラーメン大好き小泉さん 第1巻

 

ダンジョン飯(連載中)

不思議のダンジョン2 風来のシレンというゲームで、モンスターの肉を食べまくっていた私としては、まさに「待ってました!!」という漫画です。

ダンジョンを進むうえで、戦ったモンスターを料理するという…。初めてウニを食べた人の気持ちというか、想像でしかないですけどすごく美味しそうな感じが何とも言えないですね。

普通に冒険モノとしても面白いですし、まさに捨てるところのない作品と言っていいでしょう。

ダンジョン飯 第1巻

 

食戟のソーマ(連載中)

料理×バトルの王道グルメ漫画です。絵が非常に綺麗なのでとても読みやすく、女の子も可愛いし料理も美味しそう。

主人公は親の七光りですが料理の腕は確かで、セオリー通りにいかない料理を作るという部分が大きな魅力です。

賛否両論ありますが、ちょっとエッチなシーンも。グルメ漫画というよりも、料理対決が好きな人には今1番オススメしたいグルメ漫画ですね。

食戟のソーマ 第1巻

 

八雲さんは餌づけがしたい(連載中)

ジャンルとしては「ナイショの幸せを特盛でお届けする餌づけハートフルストーリー」だそうです。

未亡人の主人公が、アパートの隣の部屋で1人暮らしをしている男子高校生のために、料理を振る舞う日常が描かれています。

ちょっと「め〇ん一刻」にも似た懐かしさもありつつ、ほのぼのしたストーリーでグイグイ引き込まれてしまいますよ。こんなお隣さんがぜひとも欲しい。

八雲さんは餌づけがしたい 第1巻

 

だがしかし(連載中)

駄菓子屋の息子が、お菓子メーカー令嬢と駄菓子を貪る漫画です。本当に多くの駄菓子が登場するので、お菓子好きにはたまりません。

そして何と言っても懐かしい!遠足のおやつを300円以内で試行錯誤した年代にとっては、思い出補正も加算されて最高峰の作品に感じられるでしょう。

笑いのエッセンスも加わっていて、テンポ良く読み進められるのも大きな特徴です。

だがしかし 第1巻

 

トリコ(全43巻)

グルメ時代を生きる美食屋の主人公が、世界中を冒険しながら美味しい食材を探し、自分だけのフルコースを作るという物語です。

ライバルの出現、熱い友情、燃えるバトル…。まさに王道の少年漫画と言っていいでしょう。1作で何度も美味しいタイプの漫画で「うわー、これ食ってみてぇ!!」とか思いますよ。

ワクワクするような壮大感もしっかりと再現されていて、読者を選ばずに夢中にさせてくれるはず。

トリコ 第1巻

 

中華一番(全5巻)&新・中華一番(全12巻)

リアルタイムで読んでいたので、個人的な思い入れが強いグルメ漫画です。

私が知る限りでは、グルメ漫画の主人公は大体が勝気&強気である場合が多いように思えるのですが、本作の主人公は好感が持てますね。

料理が輝く演出も大好きです。本格的な料理漫画ではありますが、マネするのは難しいかと。第一部が全5巻、続編が全12巻です。

中華一番 第1巻

 

心理戦・頭脳戦・ギャンブル系漫画

白熱する駆け引き!心理戦や頭脳戦が面白いオススメのマンガを紹介する – はてなの果てに。

嘘喰い(全49巻)

個人的にはking of 頭脳戦の称号を与えたいくらい、複雑な駆け引きが魅力のギャンブル漫画です。桁違いのお金や命を賭けて戦う様子は、ハラハラせずにはいられません。

また、内容がかなり難しく、何回か読まないと理解できないような複雑さも、本作の魅力の1つです。

自分で自分のことを理解力がないと思っちゃうような人だと、あまりにもの難しさに投げ出してしまうかも。

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嘘喰い 第1巻

 

賭ケグルイ(連載中)&賭ケグルイ 双(連載中)

階級制度が存在する学園内にて、ギャンブル対決に興じる可愛い女の子の話です。

本作には幾つかのスピンオフが登場していますが、本家が「負けるかもしれないというリスクもギャンブルの醍醐味」と捉えているのに対し、双は従来のギャンブル漫画のように「いかに勝つ可能性を高めるか」という流れで描かれています。

どちらにもそれぞれ魅力があって、頭脳戦・心理戦が好きな人にはたまらない内容になっていると思いますよ。

※妄というスピンオフ作品も出ていますが、こちらは若干主旨が異なっています。

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賭ケグルイ 第1巻

 

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(連載中)

いつの時代も恋愛は一種の駆け引きですが、ここまで大袈裟に展開するとこれほどまでに面白くなるとは…。

容姿端麗、頭脳明晰で学園内でもお似合いと言われている男女2人が、お互いに好意を寄せながらも「惚れた方が負け」という己のルールに則って、いかに相手に告らせるかという流れを描いた漫画です。

恋愛の場で駆け引きをしたことがある人にとっては鉄板。ギャグ漫画寄りですが、かなり高度な心理戦で笑いが込み上げてくるって斬新ですよ。

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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 第1巻

 

カイジ(多シリーズあり)

ギャンブル系のスリルが味わえる漫画と言えば、カイジはもはや鉄板ですね。その狂気は常人と比べて、遥かに逸脱していると言っていいでしょう。

時に目を背けたくなるような描写や、手に汗握るようなハラハラする展開は非常にクセになってしまいます。

「どうせ主人公が勝つんでしょ?」というスタンスで読むことができないというのも本作の醍醐味です。負けっぷりも見事なカイジをぜひご堪能ください。

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DEATH NOTE(全12巻)

「名前を書くと、その人物を殺すことができる」というデスノートを使って、新世界を作ろうとした主人公と、それを止めようとした男たちの物語です。

主人公のダークヒーロー感もさることながら、「犯人はわかってるんだけど尻尾を出さないしたたかさ」みたいなものが巧みに描かれています。

社会現象になったほどの話題作なので多くの人が既に読んでいるとは思いますが、外せない一作ですね。

DEATH NOTE 第1巻

 

LAIR GAME(全19巻)

その名の通り嘘つきのゲームです。様々なルールのゲームにおいて、色んなカタチの騙し合いが展開されます。

リアルな流れで展開を追うと理解できなくても、ゆっくり考えればギミックが解けるという丁度いい難解さがイイですね。

最後は急展開を迎えた末の完結でしたが、それを差し引いても頭脳戦に秀でた作品の1つと言って間違いありません。

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LIAR GAME 第1巻

 

サスペンス、ミステリー漫画

ギフト±(連載中)

衝撃の臓器売買ミステリーと銘打って登場した、命の重みがテーマとなっている作品です。似たようなことが実際に起きていそうだと思えるくらい、非常に不気味なリアリティを放っています。

更生を期待できない犯罪者、あるいはそれに準ずるような命の重みを理解できない人種に対し、その命を望むべき人たちに提供するという物語で、とにかく重グロ。でも先が気になる…そんな作品ですね。

アンダーグラウンドな世界で生きる女子高生が主人公というのも斬新です。

ギフト± 第1巻

 

勇午(全22巻)

交渉人(ネゴシエーター)と聞くと、人質を盾に立てこもっている犯人に対し投降を促す職業のように思っていましたが、本作の交渉人はハードボイルドです。

依頼人から仕事を受け、要人の奪還のために命を張って現地に赴き、ありとあらゆる手段を駆使して任務を遂行します。

単なる言葉のみの交渉術ではなく、身体を張った行動の数々がメチャクチャ響いてくる作品ですね。これぞプロって感じ。

勇午 第1巻

 

幽麗塔(全9巻)

謎が謎を飛ぶタイプの王道とも呼べるべきミステリー漫画です。舞台は昭和で、一昔前のミステリー小説を思わせるような雰囲気を持っています。

絵も非常に妖艶で、不気味さと色気が同居しているような不思議な感覚に包まれることでしょう。

サスペンスものとしてのミスリードも完璧。最後の最後まであれこれ考えながら没頭できる作品です。

幽麗塔 第1巻

 

クロサギ(全20巻)&新クロサギ(全18巻)&新クロサギ完結編(全4巻)

詐欺師を騙す詐欺師の物語です。主人公は詐欺師という闇属性ですが、罠に嵌める相手も詐欺師のため、ちょっとした義賊っぽい雰囲気が漂っています。

最初は一般市民を困らせて追い詰めていた詐欺師たちが、最終的には主人公の手によって追い込まれていくので爽快感すら感じますよ。

法律の抜け穴のようなものが見えてくるのも面白いポイントです。このご時世だからこそ読んでおきたい、そんな漫画ですね。

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クロサギ 第1巻

 

雪人(全5巻)

秋田出身でマタギの血を引く主人公が、新宿にて父親殺しの犯人を捜すというサスペンスです。大沢在昌氏の小説『北の狩人』のコミカライズ版。

全5巻というボリュームながら、真相に近付くにつれて張り巡らされた謎が次々と明るみになっていくのは、非常に爽快感を感じますよ。

秋田弁訛りがあって独特の雰囲気を持っている主人公の雰囲気も、物語とマッチしていると思います。

雪人 第1巻

 

生存~LifE~(全3巻)

妻を亡くし、娘も14年前に失踪。自身もガンに蝕まれていることを知った男が主人公です。生きる希望を見失い首を吊ろうとしたところで、失踪していた娘が遺体で発見されます。

本作はそんな孤独な主人公が、どうせ捨てるつもりだった命を事件の解明、真相の究明のために費やす物語です。捨て身になった父親の執念が見てとれる作品と言っていいでしょう。

時効とのせめぎ合いや心理描写はお見事なもの。サスペンス好きの方は、あっという間に読み終わってしまう全3巻です。

生存~LifE~ 第1巻

 

天獄の島(全3巻)

死刑制度が廃止された日本で、死刑の代わりに島流しが採用されたという設定の漫画です。主人公は自分の家族を殺した男を追って、この島に辿り着きます。

なぜ自分の家族が殺されなくてはならなかったのか、そしてその島に潜んでいる大きな陰謀など、色んな要素が絡み合っていますが最後は綺麗にまとまります。

島における得体の知れない雰囲気みたいなのも上手く表現されていて、ハラハラする感じも秀逸です。

天獄の島 第1巻

 

ヤンキー漫画、不良漫画

友情とケンカがウリの面白い不良漫画&オススメのヤンキー漫画 – はてなの果てに。

BE-BOP HIGHSCHOOL(全48巻)

やっぱりヤンキー漫画と言ったらコレですね。最初の5巻くらいまでは絵がキツイかもしれないですけど、20巻ぐらいまでに描かれてるケンカのシーンはメッチャ燃えます。

お金が絡んだり、女で揉めたり…。ある意味で健全な男子高校生の日常が描かれていますが、随所に笑えるポイントもありますし、1話完結型に近いテンポの良さもオススメ。

どちらかというとオジサンより上の世代にオススメしたいヤンキー漫画ですね。

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ろくでなしBLUES(全25巻)

少年ジャンプ黄金期の一角を担っていたと言われる作品で、ヤンキー漫画としても最高峰です。画力も高く、ケンカの迫力がとにかくハンパ無い。

モノクロなのに血が赤く見える。マンガに描かれているケンカのシーンで「うわぁ、痛そう…」とか思ったの、もしかしたら初めてかもしれません。

こちらは若い世代でも、不良に憧れる人なら楽しめるハズ。

ろくでなしBLUES 第1巻

 

ホーリーランド(全18巻)

主人公は典型的な優男なのですが、ワケ合って不良狩りをしている少年です。ボクシングをベースに、街にいる不良たちを倒していきます。

本作の魅力は何と言っても格闘技やケンカに関するうんちくです。「言うは易く行うは難し」という言葉があるように、それを実行するのが難しいんですけどね。

主人公がケンカの技術をガンガン飲み込んで、少しずつ成長していく姿はやみつきになるでしょう。分かりやすいヤンキー漫画とは異なり、人間ドラマに近いと思います。

ホーリーランド 第1巻

 

BOY(全20巻)

無敵の高校1年生が主人公のヤンキー漫画です。とにかく最強なので、最後には必ず勝つ的な特撮ヒーローのような安心感があります。

とは言え、イイ具合に仲間たちが足を引っ張ってくれるので、丁度いいさじ加減でハラハラできるのが本作の大きな魅力です。

時折登場する少しHな描写と狂気の融合も見事。主要キャラクターがみんな愛されキャラであることも、本作をオススメしたいポイントの1つですね。

BOY 第1巻

 

エンジェル伝説(全10巻)

ヤンキーというか、どちらかというと健康優良少年なんですけど…。主人公の見た目があまりにも怖いので、生徒はおろか先生たちにまでも恐れられているという設定のお話です。

校庭で木が折れているのを見つけたから掃除していただけなのに、木を武器に殴り込みにきたと勘違いするとか…アホにもほどがあるでしょ。

終始、勘違いで完結する物語ってのも、俯瞰的に見ているとメチャクチャ面白いですよ。

エンジェル伝説 第1巻

 

時代、歴史モノ

これで日本史が好きになる!!戦国時代や幕末など日本史を題材にした面白いオススメ漫画 – はてなの果てに。

レイリ(連載中)

長篠の戦にて残党狩りに遭った百姓の娘が、武田信勝の影武者になって生きていく物語です。当初は家族の後を追うために生き急いでいましたが、徐々に心境に変化が見られる部分に期待感が高まります。

戦国時代の残酷さも巧みに表現されていますし、戦国モノで武田家にスポットが当たっていて、かつ真田家が主人公じゃないって時点で個人的には一気に引き込まれました。

原作を手掛けているのは「寄生獣」「ヒストリエ」などで知られる岩明均氏ということもあり、これも間違いなく名作予備軍と言っても過言ではないでしょう。

レイリ 第1巻

 

バガボンド(連載中)

かの剣豪、宮本武蔵が題材になっている漫画です。関ケ原、宝蔵院、吉岡道場…そこまで歴史に詳しくなくとも、どこかで聞いたことのある猛者どもが次々と登場します。

鬼気迫る感じの絵には圧倒的な迫力があり、細かい部分まで描かれていることに感動するレベルです。

早く続きが読みたいと新刊を待ち焦がれている作品の1つです。時代モノ、チャンバラが好きな人には鉄板。そうでない人にも鉄板。

※kindle版はありません。

 

キングダム(連載中)

中国大陸で500年に渡って展開された春秋戦国時代が舞台となっている歴史漫画です。戦争ばかりではなく、個性的なキャラたちの繋がりなどもしっかりと描かれています。

まっさらの底辺から全ての頂点を目指すスケールの大きさに、ワクワクすること間違いありません。

絵はちょっとクセがあって、お世辞にも面白そうとは思いにくい雰囲気がしますが、読んでみるとそれらの不満が吹っ飛ぶくらい面白いです。

キングダム 第1巻

 

第3のギデオン(連載中)

舞台はフランス革命、学の無い私からすると「フランス革命=好き勝手やった王族に対して、民衆が革命を起こした」というものだと思っていましたが、本作は全く異なる切り口から描かれています。

かの「パンが無ければ~」で有名なマリー・アントワネットもイイ人として描かれていますし、とにかく多くの気付きが得られる作品と言っていいでしょう。

こういう作品が世に輩出されてくると、みんな歴史が好きになるんじゃないかと。

第3のギデオン 第1巻

 

アサギロ(連載中)

時代モノとしては大人気の新選組を題材にした歴史漫画です。

本作は新選組が結成されるよりも前の場面から始まりますが、沖田が変にイケメンにデフォルメされていないというだけで読み始めたところ、メチャクチャ面白い作品だと思いました。

沖田=天才剣士はそのままで、悪く言えば傲慢ないけ好かない野郎でも、近藤の人柄の良さにほっこりしたり…。「新選組って何した人たち?」って人にも読んで欲しい作品です。

アサギロ 第1巻

 

ちるらん 新撰組鎮魂歌(連載中)

一方こちらはデフォルメされまくってて、新選組のほとんどがイケメンという女子の目に優しい作品です。新選組の中でも、副長の土方が主役となっています。

『るろ剣』ほどではありませんが、それなりに必殺剣みたいなのも登場しつつ、迫力あるバトルシーンが楽しめます。

これなら歴史嫌いでも楽しみながら新撰組を学べるでしょう。

ちるらん 新撰組鎮魂歌 第1巻

 

ヒストリエ(連載中)

古代オリエント世界を舞台にして展開される歴史漫画です。主人公は恵まれた生活を送っていますが、父親の死と共に生活が一転し、今度は奴隷としての生活を強いられてしまいます。

そこから少しずつ成り上がっていくサクセスストーリー、常人が思い付かないような策略でピンチを脱する才能は、読者の全てをワクワクさせてくれるでしょう。

地味で結構グロいけど、読めば絶賛されている理由が手に取るようにわかる一作です。

ヒストリエ 第1巻

 

天智と天武 -新説・日本書紀-(全11巻)

本作に描かれているのは、後に天皇となる2人の兄弟である中大兄皇子(天智天皇)と大海人皇子(天武天皇)による兄弟喧嘩の話です。

本作を読むと、歴史上の出来事についてただ淡白に書かれている歴史の教科書では、全く計り知ることができなかった世界を覗くことができます(史実に基くかどうかは別にして)。

教科書には記載がなかったと思いますけど、蘇我入鹿(しかも蘇我氏って教わった)に対してイイ人っぽい印象なんて微塵も持ってなかったですから。それだけでも楽しい。

天智と天武 第1巻

 

センゴク(全15巻)

本作の主人公は仙石権兵衛秀久と呼ばれる人物です。信長の配下の秀吉…の更に配下の仙石秀久が主役という時点で興味がそそられませんか?

漠然とした歴史しか知らない私のような人からすれば、信長が何をしたのかは知っていても、その配下武将の功績までは知らないと思います。

本作では実際の合戦や天下統一に向けての道のりを信長の配下の秀吉の更に配下武将である仙石秀久目線で堪能できるんです。歴史好きには文句なし!

センゴク 第1巻

 

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (全28巻)

幕末を生きた人斬りの物語です。かつて人を殺め過ぎた剣客が、もう人は殺さないという誓いを立て、幕末の戦乱に巻き込まれていく様子が描かれています。

悪党を殺さずして大切な人を護れるかどうかという点が最大のテーマだと思うのですが、ワクワクする展開がとにかく面白いです。

剣術アクションの迫力はもちろん、主人公を取り巻く仲間たちが魅力的なのも、本作の魅力の1つ。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第1巻

 

バジリスク(全5巻)

徳川家の跡継ぎ問題を解決するために、伊賀と甲賀の忍者たちが殺し合うという物語です。今風に言うなら賭博忍術合戦。

10VS10の忍術合戦の加速感がとにかくハンパ無く、忍びは能力を隠してナンボというのがひしひしと伝わってきます。所々に登場する3D映像もイイ味出してますね。

そして涙なしでは語れない圧巻のフィナーレも本作ならでは。チートっぽく感じる能力も、決して無敵じゃないという点が非常に良くできた作品です。

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バジリスク 第1巻

 

タイムスリップ、タイムリープを題材にした漫画

東京卍リベンジャーズ(連載中)

ニュースで知った中学生時代の恋人が死亡した事故を受けて、過去に戻ってその根源を取り除こうとするヤンキー×タイムリープ作品。

大人としての経験を持ったまま過去に戻っても、決して不良として強くなったわけではないという部分が非常に生々しくて、力以外でなんとかして彼女を救う方法を模索する姿が面白いです。

中学時代を描いたヤンキー漫画といこともあって厨二感がありますが、通常のヤンキー漫画が面白く読めないという人も、本作なら楽しく読めるのではないでしょうか。

東京卍リベンジャーズ 第1巻

 

信長のシェフ(連載中)

現代の料理人が戦国時代にタイムスリップしたら?食材や調理器具は限られていますが、知識と経験は強力な武器になるでしょう。

腕の立つ料理人ということで信長に目を掛けられ、織田軍の料理人として登用されるところから物語は始まります。

料理人として戦国時代を生き抜くという着眼が非常に面白く、そして斬新な作品です。グルメ漫画が好きな人、戦国時代が好きな人には間違いなくオススメ。

信長のシェフ 第1巻

 

JIN -仁-(全13巻)

脳外科医の主人公が、ふとしたことがキッカケで幕末の時代にタイムスリップしていまい、そこで医者として葛藤する姿を描いた漫画です。

幕末の1862年には高度な医療器具はおろか、抗生物質も電気もありません。そんな中、主人公が医者としてどのように立ち回るのか。これは必見の価値があります。

もし自分が飛ばされてたら恐らく何もできないので、そういう意味でも面白さと凄さが同時に楽しめる作品です。

JIN -仁- 第1巻

 

テルマエ・ロマエ(全6巻)

古代ローマの風呂建築技師が、古代ローマと現代日本を行ったり来たりしながら、現代日本の風呂を見て学んだ知識、経験を持って帰るというストーリーです。

「未来→昔」よりも「昔→未来」の方がリアクションが新鮮で、いちいち面白いんですよね。そりゃ温泉玉子1つを取っても感動することでしょう。

ギャグテイストが強くて、かなり笑える内容となっています。

テルマエ・ロマエ 第1巻

 

僕だけがいない街(全9巻)

タイムリープの概念を導入した本格派サスペンスです。かなり練り込まれて描かれていることが伝わってきますし、伏線の回収とかも秀逸。

児童誘拐殺人事件という非常に重いテーマに沿って描かれているにも関わらず、読み進めるに連れてワクワクする感情が巻き起こるのは、間違いなくSF要素のおかげでしょう。

真相に近付く&過去を書き換えていく感覚は、他の漫画では味わえない魅力です。

僕だけがいない街 第1巻

 

All You Need Is Kill(全2巻)

SF+タイムリープを題材にした作品です。死ぬと元の時間に戻されるため、何度も同じ時間を過ごすことになります。

試行錯誤するのが好きな人、頭を使って対策を練るようなことが好きな人には間違いなく楽しめる作品です。

高い画力で惹き付けられたかと思ったら、その不思議な世界観にグングン引き込まれてしまうことでしょう。全2巻なので本当にあっという間に読破してしまうと思いますよ。

All You Nees Is Kill 第1巻

 

Orange(全5巻+α)

10年後の自分から高校2年生の自分に手紙が送られてきて、命を落としてしまう同級生を何とかして救おうとする物語です。

誰しもが「あの時、こうすれば良かった」という後悔をいくつか抱えていると思います。それを未来の自分が教えてくれたら、果たしてやり直すことができるでしょうか。

友情と恋愛感情で揺れる、不安定な年頃が上手に再現されている少女漫画だと思います。

※本編は全5巻、補足的な物語として増刊されています。

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Orange 第1巻

 

恋愛漫画、少女漫画

キュンキュン必至!オススメの少女漫画や面白いラブコメを紹介する – はてなの果てに。

恋は雨上がりのように(連載中)

女性向けの恋愛漫画は、冴えない女子という設定であっても男女ともに容姿端麗に描かれていることが多いですが、本作は違います。

内容としては、女子高生がバイト先の冴えない店長に恋をしてしまうというものです。この店長が本当に冴えない!年だけオジサンで、中身は福山雅治的な話でもありません。

それゆえに「恋は理屈じゃないんだなぁ」と本当に思いますよ。オジサンと若い子の恋模様ですが、すっごく爽やか。

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恋は雨上がりのように 第1巻

 

ハレ婚(連載中)

「日本で一夫多妻制が導入されたら?」という、ある種の試作的な試みが垣間見える作品です。

好きになった男性が全員既婚者という驚異のヒキを持った女の子が主人公で、嫌気が差して実家に帰省したところ、故郷が少子化対策の為に一夫多妻制を導入していたというものです。

「この男性がなぜモテるのか?」などのモヤモヤ感はあれど、登場する女の子がみんな個性的でタイプの違う可愛さを持っているので、そこが抜群にオススメ。

ハレ婚 第1巻

 

I”s(全9巻)

ちょっとエッチな絵が目を惹く、少年ジャンプ屈指の恋愛漫画です。登場する女の子が全員メチャクチャ可愛い。

男子高校生が主人公ということで、程良いエロが恋愛を邪魔しない程度にパンチを効かせています。これを見たら恋がしたくなる、代表的な恋愛漫画と言っても過言ではありません。

女性側の思考は読者も想像するしかないので、感情移入のレベルもハンパ無いです。主人公が好かれているのか嫌われているのか、ドキドキしながら読める全9巻です。

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I”s 第1巻

 

ちはやふる(連載中)

数々の漫画タイトルを受賞し実写化もされた、競技かるたを題材にした少女漫画です。

何でも漫画になる時代ですが、まさかかるたとは…。作品内ではスポーツとして扱われている競技かるたは、もはや格闘技と言っても差し支えないほどの熱量を持っています。

絵もうまいし魅せ方もうまい。1番大きなジャンルとしては少女漫画にカテゴライズされますが、少女漫画が苦手だという人でも問題なく読める名作です。

ちはやふる 第1巻

 

君に届け(連載中)

地味系女子が主役の物語です。爽子って名前が貞子とイジられるほどの全く冴えない主人公ですが、とにかく可愛らしい描写がたくさんあります。

とても真っ直ぐな想いに溢れている作品なので、老若男女問わずに憧れを抱く作品と言っても過言ではありません。学生さんはもちろん、学生生活から遠ざかっている人も楽しめると思いますよ。

主人公の女の子が徐々に変わっていく姿は、まさに必見です。恋愛系のエンターテイメントが好きな人には文句無しにオススメ。

君に届け 第1巻

 

ハチミツとクローバー(全10巻)

美大生たちの日常を切り取った少女漫画です。就職活動だったり恋模様だったりと、非常に繊細でリアルな感情が巧みな表現で描かれています。

とりあえず片想い経験者であれば、痛いくらい気持ちが伝わってくるはず。「美大とか全然興味ないんだけど…」って人でも問題ありません。

少女漫画としては類を見なかった圧巻の結末にも注目です。

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ハチミツとクローバー 第1巻

 

俺物語!!(全13巻)

少女漫画の主人公とは思えないほど、ゴツい男が主人公の恋物語です。見た目に反してピュアな恋愛観に心が洗われるほどですね。

少女漫画とは言いますが、これほど男性に読んでもらいたいと思える少女漫画はありません。いや、男性こそ読んでくれ。

誰も傷付けないハートフルなラブコメです。ありきたりな少女漫画のようにあからさまに嫌な奴が出てこないというのもオススメしたいポイントの1つです。

俺物語!! 第1巻

 

発行巻数別オススメ漫画

全3巻以内に完結したオススメ漫画

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金の国 水の国(全1巻)

昔話、童話のような雰囲気をもっている、おとぎ嫁婿物語です。

仲の悪い隣同士の国が、それぞれ嫁と婿を相手国に差し出すところから物語は始まるのですが、全1巻で完結するとは思えないくらいの壮大感に溢れています。

個人的には「国語の教科書に載せてもいい」くらいに思える作品ですね。

金の国 水の国 第1巻

 

レベルE(全2巻)

「HUNTER×HUNTER」「幽遊白書」で知られる冨樫義博氏が描いた宇宙規模のファンタジーです。嬉しい嬉しい完結済み。

圧倒的な世界観を持ちながらも上下巻に綺麗にまとまっていて、楽しみながら読むことができる連作集と言っていいでしょう。

悪ガキ5人組が展開する原色戦隊カラーレンジャーはマジでオススメ。あー、バトルポカリ飲みたい!

レベルE 第1巻

 

全5巻以内に完結したオススメ漫画

手軽で読み応えもバッチリ!全5巻以内完結のオススメマンガ – はてなの果てに。

懲役339年(全4巻)

輪廻転生が信じられていて、前世の罪は来世で償わなくてはならないとされている作品です。そして主人公に課せられた罪が懲役339年となっています。

世の中の嫌な部分や、それに立ち向かおうとする人たちの信念などが、ありのままに描かれているように感じました。

個人的には絵のタッチがもうちょっと本物志向なら取っ付きやすかったと思いましたが、内容は文句無しにオススメです。

懲役339年 第1巻

 

よるくも(全5巻)

ダークな世界観が全面的に出ている物語で、料理屋の娘と殺し屋の男が中心となって話が進みます。

富者が弱者を踏みにじる世界観は、世界のどこかにありそうな光景です。住む場所によって住人に上中下とランク付けされているのが、妙に生々しいんですよね。

単に残酷なわけではなく、「食う」「殺す」「生きる」の意味がテーマになっているので、何かを思わずにはいられません。

よるくも 第1巻

 

全10巻以内に完結したオススメ漫画

これを読まないのは損!!全10巻以内に完結したオススメ漫画を紹介する – はてなの果てに。

僕たちがやりました(全9巻)

「そこそこの人生を送りたい」と考えている平凡な男子高校生たちが、ふとしたことがキッカケで大惨事を引き起こしてしまうという物語です。

登場人物が気持ちいいくらいのクズ人間で、何とも言い難い興味心をくすぐられる作品と言っていいでしょう。

日常に潜む非日常を描いた作品としては、非常に身近に感じられて面白いかと。サスペンスチックな描写の数々にも注目してみてください。

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僕たちがやりました 第1巻

 

昭和元禄落語心中(全10巻)

ずば抜けた人間描写が魅力の「落語」をテーマにした漫画で、落語に興味がなくても楽しめます。

近年、寄席を見に行く若い人たちが増えたとのことですが、間違いなく本作の影響を受けた人たちでしょう。落語の魅力がひしひしと伝わってくる作品です。

本作を知れば実際の落語を聞きたくなるし、落語が好きになるはず。アニメもオススメ。

昭和元禄落語心中 第1巻

 

全20巻以内に完結したオススメ漫画

読み応え十分!!全20巻以内に完結するオススメの面白いマンガたち – はてなの果てに。

シグルイ(全15巻)

隻腕の剣士と盲目の剣士の戦いを描いた作品です。鬼気迫る感じが1コマ1コマから伝わってきます。

色んな対決を描いた作品というよりは、この2名の戦いとそのプロセスを丁寧に描いている作品なので、とにかく内容が濃いんですよね。

グロ耐性があるなら絶対に押さえておきたい作品の1つです。

シグルイ 第1巻

 

全30巻以内に完結したオススメ漫画

まさに名作揃い!全30巻以内に完結するオススメの面白いマンガたち – はてなの果てに。

RAINBOW 二舎六房の七人(全22巻)

終戦直後の貧しく荒んだ時代に、様々な罪状で少年院に収監された男7人が繰り広げる人間ドラマです。

教官から意味もなく虐げられたりしながらも、シャバに出たことを思いながら懸命に耐え抜く姿には、何かを思わずにはいられません。

シャバに出てからも波乱の連続です。ダークな雰囲気が全面的に出ていますが、確かに絆が感じられる作品と言っていいでしょう。

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RAINBOW 二舎六房の七人 第1巻

 

最後に

漫画は身近な娯楽として高い人気を誇っていますが、当たり外れがあるのも事実です。

ここでご紹介した作品は全てが外れなしです、気になった作品はぜひ手に取ってみてください。

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