忍者漫画の最高峰!「バジリスク 甲賀忍法帖」が大好きだ

「バジリスク」というマンガ・アニメをご存知でしょうか?恥ずかしながら私は、本作品をパチスロで知ることになったのですが、数少ない「パチスロをやっていて良かった」と思う点がバジリスクに出会えたことなんです。あまりにも面白そうだったのですぐさまマンガを購入し、それを読み終わったら今度はアニメも観たほど。

本作は「原作:山田風太郎、漫画:せがわまさき」という至高のタッグでもって完成されているのですが、本当に「争い」というものの原点が描かれているように思いました。正義vs悪という縮図なのではなくそれぞれが正義で、そして誰もが望まない結末を迎えてしまうんですよね。

何回読んでも泣けますし「こんな悲しい物語があっていいのか!?」と思わずにはいられません。決してハッピーエンドではありませんが、心から「面白い!」と思わせてくれた作品の一つです。そこで今回は「バジリスク 甲賀忍法帖(全5巻)」をご紹介したいと思います(どうしても物語の内容に触れてしまう部分はありますが結末部分に関しては言及していません)。

目次

バジリスク 甲賀忍法帖ってどんなマンガ?

コミックス1巻

端的に言うと「徳川の世継ぎを決めるために甲賀と伊賀で争いをした」って話です。「竹千代派と国千代派が実際に戦って、勝った方が跡継ぎね!」という感じに決めてしまうと、徳川家全体で流れてしまう血が多すぎるということで「甲賀と伊賀を争わせて、どっちが勝つかを賭けて当たった方が世継ぎに決定!」というカタチになっています。

ここだけ聞いたら伊賀と甲賀には損しかないようにも思えますが、そもそもお互いが憎み合っているという設定があり「不戦の約定」という平和協定みたいなものがあるせいでお互いに手を出せないでいるんです。「これさえ解除してくれたらボコボコにしたんねん!」と息巻いてる連中がほとんどで「徳川家のために殺し合ってくれ」と言われたら喜ぶ人間の方が多かったっぽい。

コミックス1巻

ただし次期頭領とされている甲賀弦之介と朧の2人は心の底から甲賀と伊賀の和睦を願っていて、お互いの結婚も控えている身です。お互いのボスに戦う気はないものの、手下どもが入れ込み過ぎて勝手に殺し合いを始めてしまったことや、徳川からの命ということもあり半ば仕方ないようなカタチで甲賀と伊賀の戦いが始まります。

バジリスク 甲賀忍法帖を楽しむポイント

それぞれの代表による戦い

コミックス1巻

甲賀と伊賀の代表を十人ずつ出し合ってのデスマッチがルールです。巻物に記されたメンバーを殺したら巻物から消していって、全員が消えた方が負けというシンプルな内容になっています。この十人は色んな特殊能力を持った忍者ばかりで、ワンピースでいうところの悪魔の実の能力者であり、ハンターハンターでいうところの念能力の使い手、ジョジョでいうところのスタンド使いです。

能力がバレていないうちはかなり優位なんですが、敵がただ死ぬのではなく「相手の能力を明かしてから死ぬ」みたいな部分が忍者同士の戦いという感じがして見応えたっぷりだと思いました。

開始一話で二人が死

誰がとは言いませんが始まって速攻で二人が死亡します。この加速感というか「え!?もう死んじゃったの!?」という驚きはハンパ無いです。全5巻の間に十対十を演出しようと思ったら、当然と言えば当然なんでしょうけど…。一気に読み進めてしまうようなテンポの良さもウリになっています。

ぶっちゃけ最近流行りのデスゲームよりもあっさりキャラが死んでいくので、キャラによっては思い入れもへったくれもありません。もうちょっと深掘りして個々の物語が読みたかったなぁと思うくらいです。たぶんこれも「物語の最後まで満腹にはさせない」という意味合いがあるんじゃないかと思います。

甲賀と伊賀、どっちが悪?

コミックス1巻

「パチスロからバジリスクを知った人あるある」だと思うんですけど、一生懸命応援してた方が敵だったりするわけです。そもそも本作には正義と悪という概念がありません。

厳密に言えば「罪の無い者同士に殺し合いを命じた」という将軍が悪ということになるんでしょうが、甲賀も伊賀もそれぞれの正義で戦っています。第三者の立場になって読み進めると、どちらの心情も理解できるような感じになって本当に面白いです。

いつの時代も戦争っていうのは正義と悪の戦いじゃなくて、お互いの正義がぶつかってるみたいな話を聞くじゃないですか?本作はまさにそんな感じの物語で、戦争は本当に何も生み出さないということを痛感させられます。

躍動感あふれるバトル

コミックス1巻

それぞれが持つ特殊能力がバトルに大きな幅を持たせていて非常に大きな見所となっています。「身体を覆っている脂肪の塊が防御力を劇的に高めている」というようなわかりやすいものから「好きなように顔や声を変えることができる変装の能力」など様々です。

絵のタッチも非常に綺麗で、場面によっては実写のような写真っぽい映像(CGなのかな?)が使われたりしていることもあります。その躍動感と言ったらハンパ無いです。最近でこそ似たような技術を使ったマンガを見るようになりましたが、当時はめちゃくちゃ斬新に感じました。

コミックス1巻

そして中には出オチというか「事前に相手に能力が知れていたらザコなんじゃね?」という奇襲にのみ特化した能力もあったりして、このあたりは非常に忍びの者という雰囲気が感じられます。この手の作品は「自分がもし何かの能力を使えるようになるとしたら?」というような考え方で盛り上がることもできるので非常に大好きな要素です。

圧巻のフィナーレ

本作を読み進めていくうえで「甲賀が勝つのか」それとも「伊賀が勝つのか」については、最も注目と関心を集める部分じゃないかと思います。しかしそんな勝ち負けなんてどうでもいいと思えるほどの圧巻のフィナーレが待っているんですよね。

ここは是非多くの方に読んで欲しい部分です。全5巻という読みやすいボリュームも相まって、読者には「もう少し読みたかった!」と思わせる腹八分目感もさすが!読んでも絶対に後悔しないでしょう。

最後に

私はパチスロ→コミックス→アニメという順序でバジリスクとの絆を育んできましたが、パチスロ以外のマンガとアニメは万人の人におすすめしたいと思っています。コミックスは手軽で読みやすいですし、アニメの演出なんか本当にカッコイイんですよ。OPの甲賀忍法帖なんか名曲と言っていいほどすごくカッコイイ曲です。

バトルもの、ダークな雰囲気、時代劇などが好きな人は間違いなく満足できる作品だと思います。気になるという人は是非チェックしてみてください!

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