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白熱する駆け引き!心理戦や頭脳戦が面白いおすすめの漫画まとめ

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白熱する駆け引き! 心理戦や頭脳戦が面白いおすすめ漫画まとめ

 

世の中には魅力的な漫画が数多くありますが、今回ご紹介したいのは心理戦・頭脳戦・駆け引きにスポットをあてた漫画たちです。騙し合いやイカサマの応酬…登場人物はもちろんそうでしょうが、見ているこっちも非常に緊迫した雰囲気を堪能することができます。

相手のメンタルに根を張り、自分の思うように状況を展開する・・・そんな、手に汗握るようなハラハラする展開に引きこまれてみませんか?

というわけで今回は心理戦・頭脳戦が面白い漫画と題して、ギャンブルやゲームなどにおいて駆け引きを描いている漫画をご紹介していきます。

完結済み、連載中の区別を付けずに随時更新しながら紹介します。

完結している作品については全巻数(kindle版)を記載します。

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約束のネバーランド(全20巻完結済み)

 

脱獄をテーマにしたホラー×サスペンス?ダークファンタジー?細かいジャンルはわかりませんが、とにかく腹の探り合いや心理戦という分野では非常に秀逸な作品です。

自分がいる孤児院だと思っていた施設が実は農場で、育成後は食料として出荷されてしまうということに気付き、そこから逃げ出そうとするという物語となっています。

逃げようとする子供たちとそれを逃がさないようにする大人との攻防が、メチャクチャ見応えありです。高度な駆け引きが好きな人、ちょっとダークな世界観が好きだという人には文句無しにおすすめ。

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出会って5秒でバトル

 

タイトルのネーミングセンスもさることながら、内容は「特殊能力を用いたバトル漫画」になっているので、その特殊能力をどのように使っていくかという部分に駆け引きが存在しています。

特に主人公の能力が「相手があなたの能力だと思った能力」というのが見所ですね。ここで「いかに相手にすごい能力だと思わせるか」という駆け引きが生じるのですが、これがまぁ秀逸なんです。

しょぼい能力だと思われてしまったらまず勝てませんし、本来であれば相手にバレないようにする能力を、こちら発信でチラつかせるというのがメチャクチャ面白いです。

HUNTER×HUNTERやジョジョのようなバトルが好きだという人なら間違いなくハマってしまうことでしょう。絵も綺麗ですし非常に読みやすく、今後の展開が非常に楽しみな漫画の1つです。

 

出会って5秒でバトル 第1巻

 

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

 

これまでの心理戦とは一線を画するものですが、異色ながらもメチャクチャ面白いのがコチラ。「恋愛において、惚れた方が負け」という前提のもと、2人の天才が「相手に先に告らせる」という思惑で駆け引きをしていきます。

最初の数ページでその独特な世界観に一気に引き込まれて、夢中になってしまうこと間違いないでしょう。言葉のチョイスや世界観、それぞれの思考が見え隠れする部分など…どれを取っても一級品です。

「なるほど!」と思わされる場面もあり、素直に笑える場面もあり。とにかく色んな種類の「面白さ」が集約されていると言っても過言ではありません。スリルとはまた違った頭脳戦に興味があるという人は読んでみてください。ラブコメを読みながらニヤニヤしたいという人にもおすすめです。

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かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 第1巻

 

賭ケグルイ

 

絵の感じがいわゆる萌え要素を連想させるため甘く見ていましたが、なかなかダークな世界観を持ったストーリーです。学園の中の階級制度を「賭け事を通じて、のし上がっていく」という話で、負けてしまうと奴隷同然の扱いになってしまいます。

本来であれば、そこに負けられない恐怖や焦りのようなものがあると思うのですが、この作品の主人公は「絶対に勝つ勝負も、絶対に負ける勝負も嫌い」と言っていることから、運に身を委ねる部分が多々あるんですよね。

そのため、緊迫した展開というのがあまり感じられないのが残念でした。ただし賭け狂ってる感は満載です。賭け事の際の巧妙なイカサマのやり取りはもちろん、学園モノという違和感も相まってその独特なストーリーに引きこまれてしまうと思います。

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賭ケグルイ 第1巻

 

賭ケグルイ双

 

「賭ケグルイ」の前史(賭ケグルイの世界の1年前が舞台)になります。主人公が早乙女芽亜里という女の子で、普通の学校から編入してきたという設定のようです。

本編と大きく違うのが「人間らしい部分が垣間見える」という点でしょうか。本編のような賭け狂ってる感はあまり感じません。そういう意味では、逆に不安感のようなものが上手に描かれていると思います。コチラは資金力もないので、徐々に成長していく様子が展開されていくでしょう。

主人公の好みなどから派閥が生まれてしまいそうな作品ですが、確率論・イカサマを駆使したギャンブル漫画は分母が少ないので、ぜひ今後の展開に期待したいと思います。

 

賭ケグルイ双 第1巻

 

トモダチゲーム

 

ふとしたことがキッカケで借金を背負った高校2年生の友達同士5名が『友情さえあれば簡単にクリアできるゲーム』に挑戦します。

そのゲームでは「この5人の友情はお金よりも重いか?」ということを計っているような内容になっており、ゲームが進むにつれて疑心暗鬼に陥っていく様子が鮮明に描かれていると言っていいでしょう。

例えば「1+1=2である」という問題に対して「はいorいいえ」で答える場合、全員が正解すれば全員の借金が減る一方で「間違った人間は『正解した時に減る額の倍の借金』が減らせる」という取り決めがあった場合、それでも全員が正解できるでしょうか。闇の部分が見え隠れしていて、非常に面白い漫画です。

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BTOOOM!(全27巻)

 

作中に登場するゲーム「BTOOOM!」を実際に自分の身体でプレイするという内容です。BTOOOMとは、爆弾を使った戦いです。さしずめリアルボンバーマンと言ったところでしょうか。

爆弾にも色々なタイプや特性があり、それらを見極めて使うことが大きな戦力となります。腕っぷしは強くなくても、戦局を理解し上手く立ち回ることができる人間が勝者になる世界です。

主人公がBTOOMの世界トップクラスの腕の持ち主という点は面白いですね。サバイバル、デスゲームが好きな人には間違いなくおすすめ。

最終巻がエンディングになっていて、26巻が2種類用意されています。

 

BTOOOM! 第1巻

 

リアルアカウント(全24巻)

 

SNSを題材にしたデスゲーム系の漫画です。最近は、良くも悪くも似たような作風のマンガが数多く出版されていますね。

国民的なSNSであるリアルアカウントの世界で、生き残りを賭けて多くのゲームをしていくという物語なのですが、その中の随所に主人公のヒラメキのようなカタチで「心理戦を制する鍵」のようなものが垣間見えます。

こちらも、スマホに馴染みのある若い人なら楽しんで読めるのかもしれません。決してリアルな絵ではありませんが、簡単に首が飛んだりするので読む際はご注意を。

 

リアルアカウント 第1巻

 

神アプリ

 

冴えないオタク気質の主人公・御子柴亮が何でもできるという謎のスマホを手に入れ、盗撮やハッキングなどの犯罪行為に手を染めていると、似たような境遇の人物と出会い、徐々に命のやり取りに巻き込まれていくというストーリーです。

粗削りでツッコミ所が満載の作品ではあるのですが「運動能力がからきしでありながらも、ゲームの才能は抜群」という主人公がアプリを駆使して戦うというアプローチは非常に面白いと思いました。

良くも悪くもイマドキの作風なので、好き嫌いが分かれるのは否めません。スマホに非常に馴染みのある若い世代の人におすすめです。

 

神アプリ 第1巻

 

煉獄デッドロール(全6巻)

 

自殺から始まる頭脳戦という時点で発想がぶっ飛んでいるのですが、非常に死と密接した作品です。原作者の河本ほむら氏は「賭ケグルイ」の作者としても有名ですね。

ゲームの内容は結構手が込んだものとなっていて、シンプルなものから複雑なものまで様々です。ストーリー全体としてはデスゲームに近いのですが、必ずしも生き残ることが勝利に繋がるというわけではありません。

「ゲームの参加者が全員死ななければ復活できる」というルールが、他の心理戦を描いた漫画と大きく異なるポイントと言っていいでしょう。「相手を欺くためにわざと死ぬ」という手段も隠されているので、とても見応えがある作品です。

 

煉獄デッドロール 第1巻

 

ワールドトリガー

 

未来感とスピード感が見事なまでに融合している近代SF+バトル漫画という感じ。魅力的な仲間も多く出てきますし、それぞれに得手不得手があってお互いをカバーしながら戦う系の漫画はやっぱり熱いですね。

特殊能力をいかに上手く使うかという戦略的な部分にスポットが当てられていて、単なる力ゴリ押し系のバトルになっていないのも大きな見所だと思います。あと個人的には「主人公のお前じゃない感」というか、主人公のそばにいる奴が優秀というパターンのパワーバランスがたまらなく大好きです。

 

ワールドトリガー 第1巻

 

HUNTER×HUNTER

 

笑いあり涙ありの何でもござれなジャンプの王道とも言えるバトル漫画ですが、時折出てくる奥深い伏線や心理描写は非常に秀逸なのでエントリーしました。

魅力的なキャラクターが多数登場するほか、世界観も魅力に溢れ、次から次へと読み進めてしまうこと間違いないです。ハッキリ言って、めちゃくちゃ面白い。

このマンガの唯一ダメな部分は「面白くなってきた!」と盛り上がってきたときに、いきなり休載することです。連載開始がヤフーニュースになるくらいですから。

思い立ったように休載したかと思ったら暫く経っても連載されず、遂には「連載開始!」というニュースがヤフーのトップにくることも珍しくないので、その辺の心理戦も楽しみましょう。

 

HUNTER×HUNTER 第3巻

 

GIANT KILLING

 

「弱いチームが強い奴らをやっつける」を信条に描かれているサッカー漫画です。戦力的に弱いチームが強いチームにどうやって勝つのか…的確な作戦しかないでしょう。

ピンポイントで相手の弱点を突いたり、自分たちの弱点を上手く隠したり…。スーパープレイはあまり出ません。その代わり卓越した頭脳プレイの数々が堪能できます。

本作を読めば、リアルなサッカー観戦も楽しめるようになるはず。サッカー好きはもちろん、サッカーに興味がある人、サッカーで盛り上がりたい人には特におすすめです。

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GIANT KILLING 第1巻

 

嘘喰い(全49巻)

 

生粋のギャンブラーである斑目貘が、命を賭けたスリリングな勝負を制し、この世のすべてをギャンブルで手に入れようとします。展開される心理戦には複雑なものも多く、少し難しい描写も多いですが、高度な心理戦にたちまち引きこまれてしまうことでしょう。

かなり頭を使うギャンブル漫画なので、私のように「何回も読み直さないとトリックがわからない」という人も続出すると思います。心理戦、頭脳戦というカテゴリーでは1番に推したい漫画です。

また、心理戦と同時にバトル要素が盛り込まれているのも大きな魅力の1つになっています。賭けを取り仕切る審判的な存在の人がメチャクチャ強く、賭けの中にも「暴力可能」というルールがあったりするので、そのあたりにも注目して読んでみてください。

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LIAR GAME(全19巻)

 

実写化されたので非常に有名ですが、タイトル通り嘘つきのゲームです。天才詐欺師である秋山が、持ち前の頭脳で数々の困難を乗り切っていきます。そして、もう1人の主人公のナオはバカ正直という設定ですから、この両者のアンバランス感が堪らないんですよね。

時に相手の方が優位に立つ場合も多いですが、それすらも秋山の思い通りだったりするため、どこに伏線が張られているか見逃せません。心理戦の描写は秀逸に描かれているので、ぜひおすすめしたい作品の1つです。

唯一と言っていいくらい残念な部分が作品の終わり方で、急に終わってしまった感があり「もしかして打ち切りだったのかな?」と思うほど。途中までメチャクチャ面白かっただけに、個人的には残念でした。

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GAMBLE FISH(全19巻)

 

エリートとお金持ちが集まる私立中学に転入した主人公・白鷲杜夢が「1ヶ月で100円を100億に変える」という野望を持って、数々の勝負事に身を投じていくストーリーです。

コイントスゲームなどの簡単なゲームから「ババ抜き」や「ブラックジャック」などのカードゲームまで、内容は様々ですが、どれも手に汗握る心理戦の連続で目が離せません。

セカンド・ディールなどのテクニックはもちろん、イカサマなども利用しながら「いかに相手に勝つか」を描いた純粋なギャンブル漫画です。ギャンブル好きには堪らない勝負が連続すると言っていいでしょう。

 

GAMBLE FISH 第1巻

 

ACMA:GAME(全22巻)

 

容姿端麗、頭脳明晰、しかも裏では大企業の会長を務めている高校生が主人公です。ふとした拍子に悪魔の鍵をめぐる争いに巻き込まれた主人公の織田照朝は、ACMA:GAMEと呼ばれるゲームに参加することになります。

そこでは、勝負する人間同士がお互いに何かを賭け、悪魔が中立の立場で勝負を管理するのですが、悪魔にも個体差のようなものがあるという部分も面白く感じました。

多大な財産を賭けることもあれば、命を賭けることもあり、非常にスリリングな展開が繰り広げられます。相手にあえて思考を読ませ、その上で実は相手の上を行っているというハラハラの展開は、まさに圧巻です。

 

ACMA:GAME 第1巻

 

銀と金(全11巻)

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私はカイジから入って福本作品の虜になったのですが、この「銀と金」が福本作品の中で1番好きだと言っても過言ではありません。

対人の心理戦における本質を衝いている作品です。賭かっている金額の大きさに応じて、徐々に失われていく平常心などの描写が非常に巧みだと言えるでしょう。

毎回スレスレな展開ながらも、勝つべくして勝つとはどういうことかがわかります。ポーカーや麻雀はもちろん、一風変わったスリリングな勝負も用意されており読者を飽きさせません。最初から最後まで面白い心理戦漫画の1つです。

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賭博黙示録カイジ(全13巻)

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完全に闇の世界を描いたギャンブル漫画です。主人公である伊藤カイジが、金欲しさに危ない橋を渡りまくります。目や耳、指を賭けることもしばしば。

本作では借金を返すためにジャンケンゲームをしたり、鉄骨を渡ったり、Eカードと呼ばれるカードゲームをしたり…。相手の思考に根を張るカイジの戦術に、とても見応えがあるんですよね。

カイジファンと呼ばれる一定の読者層が「あの頃のカイジは面白かったなぁ…」という作品じゃないかと思います。

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賭博破戒録カイジ(全13巻)

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賭博黙示録カイジの続編で、とにかく夢中になって読みました。本作では、結局借金を返すことができずに強制労働施設へ送られたカイジが一発逆転を目論んだ一部始終が描かれています。

強制労働施設でのチンチロリン、そして勝ち取った地上へのフリーパスを使って闇カジノで1玉4000円のパチンコ…。とてもワクワクする展開で、勝つための布石がハンパ無いです。私が思うカイジのピーク的な作品ですね。これが無きゃ今のカイジは恐らく読んでないです。

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賭博堕天録カイジ(全13巻)

 

カイジシリーズの中でも、この賭博堕天録に関しては麻雀に特化したストーリーです。十七歩と呼ばれる特殊ルールの麻雀でヒリつく展開が楽しめます。相手のイカサマが原始的ながらも最強で、それを絡めとる一部始終はまさに圧巻の一言。物語の最初は生気すら感じないダメ人間だったカイジが完全なる勝負師として目覚めます。

麻雀が好きな人なら確実に楽しめるでしょう。相手のイカサマを逆手に取る一連の流れ、ぜひ読んでみて欲しいですね。ちなみにこの後、和也編→ワンポーカー編へと続きますが、和也編はさておきワンポーカー編はおすすめできないかなぁ…という感じです。

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賭博堕天録カイジ 第1巻

 

賭博覇王伝 零(全8巻)

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カイジの「主人公がクズじゃない版」という認識でいいと思います。読んでいてなんか似たようなの見たことあるなと思ったら、ほぼ間違いなくカイジです。

ただし本作では、心理戦というよりも頭脳戦に重きが置かれていて、頭の回転が早い人や謎解きが好きな人、観察眼に優れている人なら主人公と同じ目線で楽しめると言っていいでしょう。

謎が解けなかったら命や身体の一部を失うという狂気も健在。終わり方が明らかに続編アリという終わり方ですが、頭脳戦が好きなら続編は読まずに本作で止めるのも1つかと思います。

 

賭博覇王伝 零 第1巻

 

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(全10巻)

 

前作は、カイジシリーズと似たような雰囲気を持ちながらも「カイジ=心理戦、零=頭脳戦」という差別化ができていたように思いますが、本作は大きく路線変更したのか頭脳戦っぽくなくなってしまいました。

前半はカイジっぽく、後半は銀と金で描かれた内容(ギャンブル以外)の雰囲気を持っています。私自身は面白いと思いましたが、頭脳戦が面白いとは言い難いですね。しかし、続編を期待させてくれる終わり方には違いありません。次は高度な頭脳戦が期待できる、そんな1作です。

 

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編 第1巻

 

ONE OUTS(全20巻)

 

プロの勝負師、野球は素人のピッチャー渡久地 東亜がプロ野球の世界に足を踏み入れ「ワンナウトにつきプラス500万円、1失点につきマイナス5000万円」という契約でプロ入りします。

心理戦に重きを置いた野球漫画という今までになかった種類の漫画で、スポーツ漫画にありがちな努力や根性という描写が一切ありません。とにかく心理戦を制して相手を揺さぶることや相手の裏をかくことに特化した野球漫画です。

ライバル球団はもちろん「年俸を払いたくないオーナーすらも敵」という状況を、巧みな心理戦術のみで乗り切っていく姿は、非常に面白くて唯一無二と言っていいでしょう。オーナーから徐々に追加されていくルールを逆手にとって、一見不利な状況からも活路を見い出していく渡久地 東亜に夢中になること間違いなしです。

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ラストイニング(全44巻)

 

悪徳商法で逮捕歴のある主人公が高校野球の監督に就任し、独特な戦略や戦法によってチームを勝利に導いていく野球漫画です。最近でこそデータや作戦を重んじるマンガ作品が数多く登場してきましたが、「脱スーパーエース」「脱強力スラッガー」の先駆け的な作品と言っていいでしょう。

剛速球を投げるエースもいなければ、全国区のスラッガーもいません。今あるカードを使って、どのようにして勝つかを徹底的に追求した野球における駆け引きは見事なまでに鮮やかです。

スーパーヒーローが登場しないので地味な印象こそありますが、落合ドラゴンズのような高い戦略性を感じられる野球漫画なので、野球が頭のスポーツだと思っている人なら間違いなく楽しめると思います。

 

ラストイニング 第1巻

 

エンバンメイズ(全6巻)

 

心理戦とダーツの融合です。本作を初めて読んだ時は「ダーツ自体の漫画作品が少ない中、随分と思い切ったジャンルに手を出してきたなぁ」と驚いたのを今でも覚えています。

そしてカウントアップというルール(簡単に言うと点取りゲーム)が、ここまでの心理戦・頭脳戦に発展するとは夢にも思いませんでした。いわゆる通常の勝負であれば「必ず狙ったところに投げられる」という前提の世界です。

そこで、優劣をつけるために精神面での駆け引きや、特殊ルールが用いられているのですが、これが本当に秀逸なんですよね。ルールの隙間を突く感じに思わずシビれてしまうと言っても過言ではありません。

ダーツに興味がない人にとっても、事前に分かりやすいルールの解説があるので、楽しく読み進めることができるでしょう。ダーツを始めたくなる可能性すらあります。

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今際の国のアリス(全18巻)

 

現実逃避を繰り返していた主人公が非現実世界へと足を踏み入れ、そこで行われる数々の『げぇむ』で生き残りを賭けるという、今流行りのデスゲームを描いた漫画です。

頭を使うものから体力を使うものなど『げぇむ』の内容は様々で「追い込まれた状況下においても、冷静に物事を考えられるかどうか」が非常に重要と言えるのではないでしょうか。

体力勝負と言えど判断力が重要になってくる点は、非常に面白いポイントだと思います。結末には賛否両論があるかと思いますが、この世界観は他の漫画にはない面白さがあるので、読んでも絶対に損はしません。

 

今際の国のアリス 第1巻

 

未来日記(全12巻)

 

最初は萌え系のキャラが沢山登場するバトルロワイアルという印象でしたが、登場人物たちに備わっている「未来を予知できる能力」というのが本作の醍醐味であり、単なる殺し合いという状況から逸脱した展開を作り上げています。

所有している未来日記に自分の死について刻まれてしまった際の絶望感は、想像するだけでも凄まじいもの。「その運命に抗うことで未来を変える」という部分に、本作の大きな魅力が隠されていると言っていいでしょう。

 

未来日記 第1巻

 

奴隷区 僕と23人の奴隷(全10巻)

 

SCMと呼ばれる特殊装置を使用している者同士が何かしらの勝負を行い、勝った者が負けた者を奴隷にできるという単純なルールのもと、ストーリーは進んでいきます。

「奴隷も全ての命令を聞き入れるわけではなく、感情を操ることはできない」という点が、複雑な心理戦へと発展するかと思いきや、イマイチ内容が薄っぺらいような気も。「ルールの解釈をうまく利用して、その抜け道を使って相手を出し抜く」というシーンが多ければ、非常に面白くなり得た作品だと思いました。

 

奴隷区 僕と23人の奴隷 第1巻

 

天 -天和通りの快男児-(全18巻)

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個人的に1番好きな麻雀漫画です。本作品からアカギが登場しました(「アカギ~闇に降り立った天才~」はあくまでスピンオフ)。

ヒラとサマのバランスはもちろん、ヒリつく展開の表現も秀逸で文句の付け所がありません。後半は「主人公ってアカギだっけ?」という展開になりますが、そんなツッコミを忘れてしまうくらい夢中になってしまうでしょう。

絵がちょっと古いですけど人間ドラマも見応えがあって間違いなく名作です。麻雀が好きな人で本作を読んだことが無いという人は、絶対に読んでみて欲しい。

 

天 -天和通りの快男児- 第1巻

 

平松っさんの心理学(全3巻)

 

メンタリストのDaigoさんが使いそうな話術というか、世の中の営業トークが上手な人やカリスマ店員なんかは意識せずに使っていそうなスキルが詰め込まれた1冊です。

読み物としても面白いですし、普通に勉強にもなります。こういう心理操作を悪用すると詐欺になるんじゃないかと思えるような巧みな誘導が面白いです。洗脳やマインドコントロール、そして占いなどの根本的なところに興味があるという人にもおすすめです。

 

平松っさんの心理学 第3巻

 

DEATH NOTE(全12巻)

 

社会現象を巻き起こしたと言っても過言ではないくらい話題になった作品なので、知っているという方も多いでしょう。私はリアルタイムでも読んでいましたが、既に10回以上は読み返しています。

突如、地上に舞い降りた1冊のノート…。「そのノートに名前を書かれた人間は、死んでしまう」というストーリーです。誰もが似たようなことを1度は考えたことがありそうなテーマというのもあり、メチャクチャ面白いです。

このノートを使い犯罪者たちを裁く主人公・夜神月と、それを捕まえようとする竜崎こと通称Lの頭脳戦は、両者の腹の探り合いがリアルに展開されていて一瞬たりとも目が離せません。

 

DEATH NOTE 第1巻

 

クロサギ(全20巻)&新クロサギ(全18巻)&新クロサギ完結編(全4巻)

 

物語の状況設定から既に秀逸で「詐欺師を詐欺に嵌める詐欺師」と聞くだけで、心理戦の気配が漂ってきませんか?法の抜け穴などをついて一般人を騙した詐欺師に対し、同じような方法で陥れる様子はまさに快感です。因果応報というか、悪者がやられていく姿には一種の爽快感すら覚えます。

悪徳商法や架空請求など、現代日本の詐欺犯罪について描かれているのも勉強になりますし、ちょっとした知識が身に付くと言うのもポイントです。個人的には『詐欺師専門の詐欺師=クロサギ』をしている主人公・黒崎っていうのも遊び心として好き。

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BLOODY MONDAY(全11巻)&Season2(全8巻)&ラストシーズン(全4巻)

 

ウイルステロを企む組織と天才ハッカー・ファルコンが繰り広げる、バトル要素や推理要素を含んだサスペンス漫画です。

これまでに紹介してきたような心理戦や頭脳戦が展開されるような漫画とはまた一味違う作品なのですが、ハッカーにスポットが当たっている漫画というのも珍しくて面白いのではないでしょうか。

所々に相手との腹の探り合いのようなシーンがあり、そこは非常に見応えがあります。裏切者を探すための仕掛けや、天才ハッカーらしいアプローチの数々は必見です。

 

BLOODY MONDAY 第1巻

 

ゴタ消し 示談交渉人 白井虎次郎(全9巻)

 

あらゆる種類の揉め事・争い事・いざこざ・ごたごたを依頼人の代わりに解決する交渉人の物語です。

ゴタ消しを名乗る主人公の白井は、依頼人が抱える「警察に頼ることのできない『詐欺・パワハラ・冤罪』などの問題」を、法律の抜け道や心理学を駆使して、あくまで平和的に解決に導いていきます。

白井の観察力や洞察力もさることながら、交渉のノウハウなんかも語られている部分があるので、相手を心理的に揺さぶったり、折れる所は折れるなどの心理テクニックも臨場感たっぷりに描かれています。

 

ゴタ消し 示談交渉人 白井虎次郎 第1巻

 

裁きの銀 倒産回避請負人(全4巻)

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詐欺や悪質な借金の回収から人々を助けている1人の男の話です。内容的にはクロサギに近いかもしれません。絵が若干古くて、登場人物が似たような顔つきであることも少なくないので「こいつ誰?」と思うことがありますが、内容はかなり本格的なものとなっています。

世の中の法律やお金の仕組みなんかを学べる作品としてもおすすめです。心理戦っていいのかどうかは微妙ですけど、法律の抜け穴を突くという意味では面白いと思います。

 

裁きの銀 倒産回避請負人 第1巻

 

最後に

心理戦特有の手に汗握る展開というのは、本当に病みつきになってしまいますよね。相手との腹の探り合いなどは、読んでいると一気にその世界に引き込まれてしまうほどです。心理戦・頭脳戦のマンガの1番の魅力は「AとBで悩んでいる所にCという発想を持つ」というような、固定概念の外側の発想だと思います。

ドキドキしながら読み進めて、気付いたときに「あっ!そういうことか!!」となる楽しみは、他のジャンルの漫画では体感することができない面白さと言えるでしょう。作品数が少ないジャンルではありますが、もっと数多くの名作が生まれてほしいと願うジャンルです。今回紹介した作品の中に、もし気になった作品があれば是非とも手にとってみてください。

 

 

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