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【オススメ】心理戦・頭脳戦が面白いマンガを紹介する【kindle】

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(2017/05/01内容追記しました)

世の中には魅力的なマンガが数多くありますが、今回ご紹介したいのは『心理戦・頭脳戦・駆け引き』にスポットをあてたマンガです。一種の騙し合いやイカサマの応酬は、マンガの中の人物はもちろんそうでしょうが、見ているこっちにも非常に緊迫した雰囲気を演出してくれます。

相手のメンタルに根を張り、自分の思うように状況を展開する・・・そんな、手に汗握るようなハラハラする展開に引きこまれてみませんか?中には「えっ!?今のどういうこと!?」という場面もあり、最終的には巧みな心理戦術の虜になること間違いありませんよ。今回は『心理戦・頭脳戦が面白いマンガ』と題して、一種のデスゲーム、ギャンブルなどの駆け引きを描いているマンガをご紹介していきます。

 

 

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(連載中)

これまでの心理戦とは一線を画するものですが、異色ながらもメチャクチャ面白いのがコチラの作品です。「恋愛において、惚れた方が負け」という前提のもと、2人の天才が「相手に先に告らせる」という思惑で駆け引きをしていきます。

最初の数ページでその独特な世界観に一気に引き込まれて、夢中になってしまうこと間違いないでしょう。とにかく斬新で面白い作品だと思います。言葉のチョイスや世界観、それぞれの思考が見え隠れする部分など、どれを取っても一級品です。

「なるほど!」と思わされる場面もあり、素直に笑える場面もあり。とにかく色んな種類の「面白さ」が集約されていると言っても過言ではありません。スリルとはまた違った頭脳戦に興味があるという人は読んでみてください。間違いなく楽しめると思いますよ。

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嘘喰い(連載中)

生粋のギャンブラーである斑目貘が、命を賭けたスリリングな勝負を制し、この世のすべてをギャンブルで手に入れようとします。展開される心理戦には複雑なものも多く、少し難しい描写も多いですが、高度な心理戦にたちまち引きこまれてしまうことでしょう。

命を賭けるにしても、単に銃で撃たれて終わりとかではなく、徐々に追い詰められて最終的に絶命するという展開も多いので、最後の最後までスリリングな展開が味わえるはずです。ちなみに、読んでいてもかなり頭を使うマンガなので、私のように「何回も読み直さないとトリックがわからない」という人も続出すると思いますよ。『頭脳戦』というカテゴリーでは今1番に推したいマンガです。

また、心理戦と同時にバトル要素が盛り込まれているのも大きな魅力の1つになっています。賭けを取り仕切る審判的な存在の人がメチャクチャ強く、賭けの中にも「暴力可能」というルールがあったりするので、そのあたりも注目して読んでみてください。

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賭ケグルイ(連載中)

絵の感じがいわゆる『萌え要素』を連想させるため甘く見ていましたが、なかなかダークな世界観を持ったストーリーです。学園の中の階級制度を「賭け事を通じて、のし上がっていく」という話で、負けてしまうと奴隷同然の扱いになってしまいます。

本来であれば、そこに「負けられない恐怖や焦り」のようなものがあると思うのですが、この作品の主人公は「絶対に勝つ勝負も、絶対に負ける勝負も嫌い」と言っていることから、運に身を委ねる部分が多々あるんですよね。

そのため、緊迫した展開というのがあまり感じられないのが残念でした。ただし「賭け狂ってる感」は満載です。しかし、賭け事の際の巧妙なイカサマのやり取りはもちろん、学園モノという違和感も相まって、その独特なストーリーに引きこまれてしまうと思いますよ。

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賭ケグルイ双(連載中)

『賭ケグルイ』の前史(賭ケグルイの世界の1年前が舞台)になります。主人公が早乙女芽亜里という女の子で、普通の学校から編入してきたという設定のようです。本編と大きく違うのが「人間らしい部分が垣間見える」という点でしょうか。本編のような『賭け狂ってる感』はあまり感じません。

そういう意味では、逆に不安感のようなものが上手に描かれていると思います。コチラは資金力もなく、徐々に成長していく様子が展開されていくでしょう。主人公の好みなどから派閥が生まれてしまいそうな作品ですが、確率論・イカサマを駆使したギャンブル漫画は分母が少ないので、ぜひ今後の展開に期待したいと思います。

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賭ケグルイ双 第1巻

 

出会って5秒でバトル(連載中)

タイトルのネーミングセンスもさることながら、内容は「特殊能力を用いたバトル漫画」になっているので、その特殊能力をどのように使っていくかという部分に駆け引きが存在しています。特に主人公の能力が「相手があなたの能力だと思った能力」というのが見所ですね。

ここで「いかに相手にすごい能力だと思わせるか」という駆け引きが生じるのですが、これがまぁ秀逸なんですよ。しょぼい能力だと思われてしまったらまず勝てませんし、本来であれば相手にバレないようにする能力を、こちら発信でチラつかせるというのがメチャクチャ面白いです。

初めて読んだときはタイトル的に「エロパロかな?」とも思ったのですが、王道のバトル漫画で一気に夢中になってしまいました。HUNTER×HUNTERやジョジョのようなバトルが好きだという人なら間違いなくハマってしまうことでしょう。絵も綺麗ですし非常に読みやすく、今後の展開が非常に楽しみなマンガの1つです。

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出会って5秒でバトル 第1巻

 

LIAR GAME(全19巻)

実写化されたので非常に有名ですが、タイトル通り『嘘つきのゲーム』です。天才詐欺師である秋山が、持ち前の頭脳で数々の困難を乗り切っていきます。そして、もう1人の主人公のナオは『バカ正直』という設定ですから、この両者のアンバランス感が堪らないんですよね。

時に相手の方が優位に立つ場合も多いですが、それすらも秋山の思い通りだったりするため、どこに伏線が張られているか見逃せません。心理戦の描写は秀逸に描かれているので、ぜひオススメしたい作品の1つです。

唯一と言っていいくらい残念な部分が「終わり方」で、急に終わってしまった感があり「もしかして打ち切りだったのかな?」と思うほど。途中までメチャクチャ面白かっただけに、個人的には残念でした。そういう作品が苦手でないという人はぜひ読んでみてください。

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ONE OUTS(全20巻)

「プロの勝負師、野球は素人」のピッチャー渡久地 東亜がプロ野球の世界に足を踏み入れ「ワンナウトにつきプラス500万円、1失点につきマイナス5000万円」という契約でプロ入りします。『心理戦に重きを置いた野球漫画』という今までになかった種類のマンガで、スポーツ漫画にありがちな努力や根性という描写が一切ありません。

とにかく『心理戦を制して相手を揺さぶること』や『相手の裏をかくこと』に特化した野球漫画です。ライバル球団はもちろん「年俸を払いたくないオーナーすらも敵」という状況を、巧みな心理戦術のみで乗り切っていく姿は、非常に面白いですよ。

中盤はオーナーが完全に敵になります。オーナーから徐々に追加されていくルールを逆手にとって、一見不利な状況からも活路を見い出していく渡久地 東亜に夢中になること間違いなしです。野球側の視点からみると「んなアホなっ!」って思う場面も少なくありませんが、これまでにない野球漫画と言っても過言ではありません。

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ゴタ消し 示談交渉人 白井虎次郎(全9巻)

あらゆる種類の『揉め事・争い事・いざこざ・ごたごた』を依頼人の代わりに解決する交渉人の物語です。ゴタ消しを名乗る主人公の白井は、依頼人が抱える「警察に頼ることのできない『詐欺・パワハラ・冤罪』などの問題」を、法律の抜け道や心理学を駆使して、あくまで平和的に解決に導いていきます。

白井の観察力や洞察力もさることながら、話の展開は『解説ありきの巧みな話術』によって進んでいくので、面白いだけではなく、非常に勉強になりますよ。交渉のノウハウなんかも語られている部分があるので、相手を心理的に揺さぶったり、折れる所は折れるなどの心理テクニックも臨場感たっぷりに描かれています。全9巻という読みやすいボリュームも相まって、一気に読んでしまうこと間違いないでしょう。

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ゴタ消し 示談交渉人 白井虎次郎 第1巻

 

エンバンメイズ(全6巻)

心理戦とダーツの融合です。カウントアップというルール(簡単に言うと点取りゲーム)が、ここまでの心理戦・頭脳戦に発展するとは、夢にも思いませんでした。いわゆる『通常の勝負』であれば「必ず狙ったところに投げられる」という前提の世界です。

そこで、優劣をつけるために精神面での駆け引きや、特殊ルールが用いられているのですが、これが本当に秀逸なんですよね。「ルールの隙間を突く感じに、思わずシビれてしまう」と言っても過言ではありません。

ダーツに興味がない人にとっても、事前に分かりやすいルールの解説があるので、楽しく読み進めることができるでしょう。下手すると「ダーツを始めたくなる」可能性すら考えられるほどの魅力があります。全6巻で読みやすいボリュームだというのも魅力の1つです。

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トモダチゲーム(連載中)

ふとしたことがキッカケで借金を背負った高校2年生の友達同士5名が『友情さえあれば簡単にクリアできるゲーム』に挑戦します。そのゲームでは「この5人の友情はお金よりも重いか?」ということを計っているような内容になっており、ゲームが進むにつれて疑心暗鬼に陥っていく様子が鮮明に描かれていると言っていいでしょう。

例えば「1+1=2である」という問題に対して「はいorいいえ」で答える場合、全員が正解すれば全員の借金が減る一方で「間違った人間は『正解した時に減る額の倍の借金』が減らせる」という取り決めがあった場合、それでも全員が正解できるでしょうか。

人の心理に潜む根っこの部分に上手くスポットを当てた作品だと思います。特に主人公の『影』の部分が上手に描かれていると思いました。疑心暗鬼に陥りながらも5人の想いが交錯する『トモダチゲーム』は、今後の展開に目が離せません。

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今際の国のアリス(全18巻)

現実逃避を繰り返していた主人公が非現実世界へと足を踏み入れ、そこで行われる数々の『げぇむ』で生き残りを賭けるという、今流行りのデスゲームを描いたマンガです。頭を使うものから体力を使うものなど『げぇむ』の内容は様々で「追い込まれた状況下においても、冷静に物事を考えられるかどうか」が非常に重要と言えるのではないでしょうか。

体力勝負と言えど判断力が重要になってくる点は、非常に面白いポイントだと思います。絵も見やすくて綺麗ですし、デスゲームとは言いながらも「過剰にグロテスクな描写」は、ほとんどないと思いました。結末には賛否両論があるかと思いますが、この世界観は他のマンガにはない面白さがあるので、読んでも絶対に損はしませんよ。

 

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今際の国のアリス 第1巻

 

GAMBLE FISH(全19巻)

エリートとお金持ちが集まる私立中学に転入した主人公・白鷲杜夢が「1ヶ月で100円を100億に変える」という野望を持って、数々の勝負事に身を投じていくストーリーです。コイントスゲームなどの簡単なゲームから「ババ抜き」や「ブラックジャック」などのカードゲームまで、内容は様々ですが、どれも手に汗握る心理戦の連続で目が離せません。

セカンド・ディールなどのテクニックはもちろん、イカサマなども利用しながら「いかに相手に勝つか」を描いた純粋なギャンブル漫画です。ギャンブル好きには堪らない勝負が連続すると言っていいでしょう。「マジックは光、ギャンブルは闇」と言い切った白鷲杜夢の洞察力を始めとする『ギャンブルの才』を、存分にご堪能ください。

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GAMBLE FISH 第1巻

 

HUNTER×HUNTER(連載中)

笑いあり涙ありの何でもござれな『ジャンプの王道』とも言えるバトルマンガですが、時折出てくる奥深い伏線や心理描写は非常に秀逸なのでエントリーしました。魅力的なキャラクターが多数登場するほか、世界観も魅力に溢れ、次から次へと読み進めてしまうこと間違いないです。ハッキリ言って、めちゃくちゃ面白いですよ。

度々休載するため「結末を見届けられるのか!?」という不安感すら魅力となりつつあります。・・・嘘つきました、ごめんなさい。このマンガの唯一ダメな部分は「面白くなってきた!」と盛り上がってきたときに、いきなり休載することです。『連載開始』がヤフーニュースになるくらいですから。

内容は、万人に自信を持ってオススメできるマンガです。今1番面白いマンガと言っても、過言じゃないかもしれません。ただし、思い立ったように休載したかと思ったら暫く経っても連載されず、遂には「連載開始!」というニュースがヤフーのトップにくることも珍しくないので、その辺の心理戦も楽しみましょう。

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HUNTER×HUNTER 第3巻

 

クロサギ

物語の状況設定から既に秀逸で『詐欺師を詐欺に嵌める詐欺師』と聞くだけで、心理戦の気配が漂ってきませんか?法の抜け穴などをついて一般人を騙した詐欺師に対し、同じような方法で陥れる様子はまさに快感です。因果応報というか、悪者がやられていく姿には『一種の爽快感』すら覚えます。

悪徳商法や架空請求など、現代日本の詐欺犯罪について描かれているのも勉強になりますし、ちょっとした知識が身に付くと言うのもポイントです。個人的には『詐欺師専門の詐欺師=クロサギ』をしている主人公・黒崎っていうのも、遊び心として好きですね。

黒崎が抱えている闇も相当深いものがありますが、騙されていく人たちを見ていると「明日は我が身」という言葉がよぎります。クロサギを読んでいれば詐欺に遭うこともなくなるかもしれませんよ。(絶対とは言ってない)

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ACMA:GAME(連載中)

容姿端麗、頭脳明晰、しかも裏では大企業の会長を務めている高校生が主人公です。ふとした拍子に『悪魔の鍵』をめぐる争いに巻き込まれた主人公の織田照朝は、ACMA:GAMEと呼ばれるゲームに参加することになります。

そこでは、勝負する人間同士がお互いに何かを賭け、悪魔が中立の立場で勝負を管理するのですが、悪魔にも個体差のようなものがあるという部分も面白く感じました。多大な財産を賭けることもあれば、命を賭けることもあり、非常にスリリングな展開が繰り広げられます。

相手にあえて思考を読ませ、その上で実は相手の上を行っているというハラハラの展開は、まさに圧巻です。それにしても『悪魔=デスノートの死神』のように映ったのは、私だけでしょうか・・・。

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ACMA:GAME 第1巻

 

銀と金(全11巻)

私はカイジから入って福本作品の虜になったのですが、この『銀と金』が福本作品の中で1番好きだと言っても過言ではありません。対人の心理戦における本質を衝いている作品です。賭かっている金額の大きさに応じて、徐々に失われていく平常心などの描写が非常に巧みだと言えるでしょう。

毎回スレスレな展開ながらも、勝つべくして勝つとはどういうことかがわかります。ポーカーや麻雀はもちろん、一風変わったスリリングな勝負も用意されており、読者を飽きさせません。途中、単なるギャンブルではなく殺し合いみたいなストーリーもあったりしますが、その中でもしっかりと心理戦が繰り広げられていて、最初から最後まで面白いマンガの1つです。

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カイジ

完全に闇の世界を描いたギャンブルマンガです。主人公である伊藤カイジが、金欲しさに危ない橋を渡りまくります。正真正銘のクズ人間が主人公というのも面白いんですけど、常識を逸脱した人間と言うか「正気の沙汰とは思えない」部分が多く、しかし「仲間に対しての人情味が厚い」という部分が憎めません。

時折、目を覆いたくなるような描写も出てくるくらい、生々しく残酷で非常な背景が心理戦を引き立て、読み進めていくにつれて心拍数が上がっていくのを実感できるでしょう。お金ならまだしも指を賭けたり耳を賭けたり・・・。1や2ではなく「〇〇録」というわかりにくい表記ですが、基本的に物語は続いているので賭博黙示録から順番に読み進めることをオススメします。

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賭博覇王伝 零

基本的には『カイジシリーズ』と似ていて「勝負に負ける=命を失ったり、大怪我をしてしまう」という流れで、様々な勝負をしていく物語です。カイジと異なるのは、心理戦というよりは大きく頭脳戦寄りであることと、主人公の零が秀才で人間的にも優れているという点でしょうか。(主人公が、カイジのようなクズ人間ではないという部分が1番の違いです)

ギャン鬼編の最初に始まる『ゴルフ勝負』は、少し無理があるような気もしましたが、やはりそこは福本作品。安定の面白さが堪能できるでしょう。「よくもまぁ、こんなこと思い付くなぁ」と感じずにはいられない勝負が満載なので、頭を使ってパズルを解いたりするのが好きな人にオススメです。

 

DEATH NOTE(全12巻)

社会現象を巻き起こしたと言っても過言ではないくらい話題になった作品なので、知っているという方も多いでしょう。私はリアルタイムでも読んでいましたが、既に10回以上は読み返しています。突如、地上に舞い降りた1冊のノート・・・「そのノートに名前を書かれた人間は、死んでしまう」というストーリーです。誰もが「似たようなことを1度は考えたことがありそうなテーマ」というのもあり、メチャクチャ面白いです。

このノートを使い犯罪者たちを裁く主人公・夜神月と、それを捕まえようとする竜崎こと通称Lの頭脳戦は、両者の腹の探り合いがリアルに展開されていて、一瞬たりとも目が離せません。もはや発想が天才的ですよね。読んだことがないという人は、ぜひ読んで欲しいと思います。これは間違いなく名作です。

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DEATH NOTE 第1巻

 

神アプリ(連載中)

冴えないオタク気質の主人公『御子柴亮』が何でもできるという謎のスマホを手に入れ、盗撮やハッキングなどの犯罪行為に手を染めていると、似たような境遇の人物と出会い、徐々に命のやり取りに巻き込まれていくというストーリーです。

粗削りでツッコミ所が満載の作品ではあるのですが「運動能力がからきしでありながらも、ゲームの才能は抜群」という主人公が『アプリ』を駆使して戦うというアプローチは、非常に面白いと思いました。

「いかにして自分の特殊能力(スマホと連動するアイテム)を上手く使って、相手に勝つか」という部分に心理戦が用いられています。良くも悪くも『イマドキ』の作風なので、好き嫌いが分かれるのは否めませんが、スマホに非常に馴染みのある若い世代の人にオススメです。

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神アプリ 第1巻

 

リアルアカウント(連載中)

SNSを題材にしたデスゲーム系のマンガです。最近は、良くも悪くも似たような作風のマンガが数多く出版されていますね。国民的なSNSである『リアルアカウント』の世界で、生き残りを賭けて多くのゲームをしていくという物語なのですが、その中の随所に主人公のヒラメキのようなカタチで「心理戦を制する鍵」のようなものが垣間見えます。

個人的に残念だと思ったのは「参加者がアッサリ死ぬ」という点です。主人公が見つけた攻略法に乗れなかった人間が、簡単に死を受け入れる部分には違和感しか感じませんでした。あとは、デスゲームにウケ狙いの要素があるのもアンバランスかなぁと。

こちらも、スマホに馴染みのある若い人なら楽しんで読めるのかもしれません。決してリアルな絵ではありませんが、簡単に首が飛んだりするので読む際はご注意を。

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リアルアカウント 第1巻

 

奴隷区 僕と23人の奴隷(連載中)

『SCM』と呼ばれる特殊装置を使用している者同士が何かしらの勝負を行い、勝った者が負けた者を奴隷にできるという単純なルールのもと、ストーリーは進んでいきます。「奴隷も全ての命令を聞き入れるわけではなく、感情を操ることはできない」という点が、複雑な心理戦へと発展するかと思いきや、イマイチ内容が薄っぺらいような気も。

「ルールの解釈をうまく利用して、その抜け道を使って相手を出し抜く」というシーンが多ければ、非常に面白くなり得た作品だと思いました。初期設定が『デスノートのルール』を彷彿とさせる流れで、かつパクリのようには一切感じなかったので、それを活かしきれなかった感が残念でなりません。イイ意味で「もっと面白くなった作品」だと思います。

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奴隷区 僕と23人の奴隷 第1巻

 

未来日記(全12巻)

最初は「萌え系のキャラが沢山登場するバトルロワイアル」という印象でしたが、登場人物たちに備わっている『未来を予知できる能力』というのが、本作の醍醐味であり、単なる殺し合いという状況から逸脱した展開を作り上げています。

所有している未来日記に『自分の死』について刻まれてしまった際の絶望感は、想像するだけでも凄まじいものではないでしょうか。「その運命に抗うことで未来を変える」という部分に、本作の大きな魅力が隠されていると言っていいでしょう。

しかし、キャラ設定や世界観などに粗削りな部分は否めません。そのため、初期段階で投げ出した読者も少なくなさそうですが、噛めば噛むほど味が出るマンガだと思いました。

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BLOODY MONDAY(全11巻)

ウイルステロを企む組織と天才ハッカー『ファルコン』が繰り広げる、バトル要素や推理要素を含んだサスペンス漫画です。確か実写化されたような気が・・・。これまでに紹介してきたような心理戦や頭脳戦が展開されるようなマンガとはまた一味違う作品なのですが、ハッカーにスポットが当たっているマンガというのも珍しくて面白いのではないでしょうか。

ただし、暴漢をコテンパンにする女子中学生であったり、銃を相手に弓で対抗したりと、純粋な心理戦が楽しめるような作品とはまた違うような気もしました。それでも、所々に相手との腹の探り合いのようなシーンがあり、そこは非常に見応えがあります。裏切者を探すための仕掛けや、天才ハッカーらしいアプローチの数々は必見です。

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BLOODY MONDAY 第1巻

 

最後に

心理戦特有の『手に汗握る展開』というのは、本当に病みつきになってしまいますよね。相手との腹の探り合いなどは、読んでいると一気にその世界に引き込まれてしまうほどです。心理戦・頭脳戦のマンガの1番の魅力は『AとBで悩んでいる所にCという発想を持つ』というような、固定概念の外側の発想だと思います。

ドキドキしながら読み進めて、気付いたときに「あっ!そういうことか!!」となる楽しみは、他のジャンルのマンガでは体感することができない面白さと言えるでしょう。絶対数が少ないジャンルではありますが、もっと数多くの名作が生まれてほしいと願うジャンルです。今回紹介した作品の中に、もし気になった作品があれば、是非とも手にとってみてください。