全10巻以内に完結したおすすめの面白い少女漫画を紹介する

全10巻以内に完結 おすすめの面白い少女漫画を紹介する

「長編漫画は中だるみするからあまり好きじゃない」という人は結構いるんじゃないかと思っています。個人的には「マンガは週刊や月刊単位ではなくコミックスで読んでいきたい」と考えていますし、完結している良作や名作に出会えることほど幸せなことはありません。とにかく一気読みが大好きです。

今回は少女漫画(※1)の中でもまとまった時間があれば一気読みも可能なボリュームに焦点を絞り、全10巻以内に完結した面白いおすすめの少女漫画、恋愛漫画、ラブコメを厳選してご紹介します。

※1 少女漫画という括りは少し分かりにくいので、厳密に言えば「一般的に女性向けとされている作品」「女性が読んで楽しめる作品」を中心に、ご紹介していきます。

目次

金の国 水の国(第1巻)

著:岩本ナオ
¥550 (2021/07/18 10:27時点 | Amazon調べ)

童話や昔話に通じるような世界観を持ったお話で、とにかく心が温まるような感じの作品でした。簡単な内容としては仲の悪い2つの国を仲良くさせるために、神様が「それぞれの国で1番の嫁と婿を出し合いなさい」的なお告げをしたというものです。

「とりあえずイケメン出しとけ!!」的なウケは一切なく、手垢のついた口説き文句が出てくるわけでもありません。にも関わらず終始圧倒されてしまう魅力があります。個人的には血を流さない革命というか「どうしようもない2つの国が変わっていく様子」みたいなのがめちゃくちゃ好き。

金の国 水の国 第1巻

あのこにもらった音楽(全1巻)

著:勝田文
¥777 (2021/07/18 10:30時点 | Amazon調べ)

幼い頃に母親を亡くし、父親はドイツ人で帰国していたということもあり、母親の親友が我が子のように育ててくれたという波乱万丈の経歴を持つ主人公。そして引き取り先の1人息子は元・天才ピアニストという設定の物語です。

設定だけを見れば悲観的な物語のようにも思えますが、内容はまったくそんなことはなくとてもハートフルな内容です。1巻完結とは言いながらもセリフもページ数も多く、内容もかなり濃いので簡単には読み終わらないでしょう。読了後は映画を見終わったかのような爽快感に包まれること間違いありません。

あのこにもらった音楽 第1巻

友だちの話(全1巻)

著:山川あいじ, 著:河原和音
¥458 (2021/07/18 10:31時点 | Amazon調べ)

「Stand Up!」などで知られる山川あいじ先生と「俺物語!!」などで知られる河原和音先生のコラボが光る、至極の1冊と言っても過言ではありません。少女漫画の多くは、友だち同士が同じ人を好きになったりして起こる衝突のような場面が描かれることも少なくありませんが、本作で描かれているのは「友情>恋愛」の物語です。

タイプの異なる女子2人の友情のみならず、様々な形の友情が見てとれるのが大きな魅力となっています。まさに最初から最後まで友だちの話。

友だちの話 第1巻

スピカ~羽海野チカ初期短編集~(全1巻)

著:羽海野チカ
¥524 (2021/07/18 10:32時点 | Amazon調べ)

「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」などで知られる羽海野チカ先生がデビュー当初に描いていた短編集です。絵の優しい感じがデビュー当初から変わりません。

短いページ数の中にギュッと色々な感情が閉じ込められているので、面白いというよりも驚きに近いかも。「胸にくる」という表現がピッタリです。ハチクロにあったような連載作品のような文学的な言い回しこそ少ないものの、極めて短い言葉で感情が表現されていて非常に読みやすい短編集です。

スピカ~羽海野チカ初期短編集~ 第1巻

となりのロボット(全1巻)

著:西UKO
¥713 (2021/07/18 10:33時点 | Amazon調べ)

人間とロボットの恋愛模様を描いた作品です。女の子同士というミステリアスさと人間対ロボットというミステリアスさが上手く融合していると思います。学習機能的なもので成長していくロボットと肉体的・精神的に成長していく人間のコントラストが、美しくもどこか寂し気で、何かを思わずにはいられないでしょう。

ロボットならではのアプローチというか「どんなに技術が進化してもそこは超えられないんだ」という部分が良い感じに笑いになっていたり、和やかなムードになっている部分も可愛らしい作品です。

となりのロボット 第1巻

ちぐはぐプラネット(全1巻)

著:目黒あむ
¥418 (2021/07/18 10:37時点 | Amazon調べ)

不思議系男子とお節介女子が織りなす、ほのぼのした純愛ストーリーです。友情要素やちょっとしたBL要素(?)なんかもあり、読後は温かい気持ちになれるでしょう。

ちょっと抜けてる感じの男の子に現実味はありませんが、誰の気分も害さない不思議系キャラというのも珍しいのではないでしょうか。目黒あむ先生による優しい絵にマッチした優しい恋愛物語です。

ちぐはぐプラネット 第1巻

さよなら私たち(全1巻)

著:香魚子
¥418 (2021/07/18 10:38時点 | Amazon調べ)

様々なシチュエーションでの別れをテーマに描かれた短編5話が収録されている作品です。印象としては全体的にビターな感じ。世にも奇妙な~に見られるような余韻を残すものであったり、死後の世界を描いているものだったり…。決して憧れるというような内容ではなく、最後に何かを考えさせられるというテーマがメインとなっています。

表紙も何とも言えない表情でコチラを見つめる女の子が印象的ですが、まさに内容もそんな感じと言える全1巻完結作品です。

さよなら私たち 第1巻

式の前日(全1巻)

著:穂積
¥462 (2021/07/18 10:38時点 | Amazon調べ)

短編の読み切り集として出版されたコチラの作品は、中に収録されている「式の前日」という話からタイトルが付けられています。内容としては少しノスタルジーな雰囲気を演出しつつ、最終的には「あ、そういう流れだったの!?」という驚きを得るというような感じです。「世にも奇妙な~」の怖くないverみたいな感じですね。

全ての物語が、いわば結婚式の前日のような「嬉しいんだけど少し寂しい」という、複雑な心情心理と共に描かれていて、色んな意味で秀逸な作品だと思いました。ショートショートが好きな人におすすめ。

式の前日 第1巻

結んで放して(全1巻)

著:山名沢湖
¥654 (2021/07/18 10:40時点 | Amazon調べ)

同人誌の世界を描いた作品です。登場人物のほとんどが同人誌を描いている女性たちですが、人生の岐路に立った時に起きる心情の変化などが大きなテーマとなっています。私自身がブログを書いているということもあり、創作活動と通じる部分には共感しました。同様に絵を描いたり文章を書いたりするのが好きな人であれば感じる部分もあるかと思います。

優先順位の決定や本当にやりたいことを選択するときの素直な気持ち、情熱を呼び覚ませるような作品ですね。

結んで放して 第1巻

マイ・フェア・ネイバー(全1巻)

著:森野萌
¥572 (2021/07/18 10:41時点 | Amazon調べ)

歳の差が12もある男女の日常を描いた作品です。2人の1年間を季節に応じて描き分けた作品となっています。昔、やんちゃをしていて評判の良くなかった男性と、高校生になって1人暮らしを始めた女子高生。元お隣さん同士が何年かぶりに再びお隣さん同士になるというものです。

好きなのは兄妹愛なのか恋愛感情なのか、はたまた家族との接し方など1巻の中に色んな要素が詰め込まれています。リアルさはありませんが、真っ直ぐな気持ちが伝わってくる作品です。

マイ・フェア・ネイバー 第1巻

君の腕の中は世界一あたたかい場所(全1巻)

KADOKAWA
¥1,100 (2021/07/18 10:42時点 | Amazon調べ)

「インスタグラムで10万人が共感した!」という謳い文句で出版された、恋愛短編集です。1章から3章まで別々の登場人物が採用されていて、最終章で物語が交わるという感じですね。SNSで流行ったということもありコマ割りは大雑把でセリフも少なく、漫画というよりはポエムっぽいような印象を受けました。

数コマでエピソードが次々と変わっていくのですが、締めの一言は同世代の女子から共感されるのではないかと思います。中には純愛とは言えないエピソードもありますが、恋愛初期の初々しさみたいなものが描かれていて新鮮な気持ちで読めるでしょう。

君の腕の中は世界一あたたかい場所 第1巻

さよならフットボール(全2巻)

少年誌に掲載されていた作品なので少女漫画ではないのですが、女性が読んでも文句無しに楽しめるということでエントリー。サッカーが大好きな女子中学生が男子に混じってサッカーに励む姿を描いた作品です。

ちょうど成長期にあたる時期が舞台になっているので、周りの男子がドンドン大きくなっていく部分に差を感じながらも、女だからと言う理由だけで諦められないという真っ直ぐな姿勢に胸を打たれること間違いなし。可愛らしくて躍動感のある絵の中にも力強さが感じられて強い女性の姿が楽しめます。スポーツ好きの人には文句無しにおすすめ。

ちょうど成長期にあたる時期が舞台になっているので、周りの男子がドンドン大きくなっていく部分に差を感じながらも、女だからと言う理由だけで諦められないという真っ直ぐな姿勢に胸を打たれること間違いなし。可愛らしくて躍動感のある絵の中にも力強さが感じられて強い女性の姿が楽しめます。スポーツ好きの人には文句無しにおすすめ。

関連:「さよならフットボール」を読んで女子サッカーに興味が湧いた

千年万年りんごの子(全3巻)

著:田中相
¥1,980 (2021/07/18 10:44時点 | Amazon調べ)

昔話のような雰囲気を持った、マンガというよりは文学作品に近い印象を受ける作品です。とある村の禁忌を知らずに破ってしまった若い夫婦の物語となっています。古き良き日本の雰囲気が詰め込まれていて、誰もが懐かしさを覚えるでしょう。それでいて切なく、涙もろい人は注意が必要です。あ、ティッシュも用意しておいてください。

全3巻という短いボリュームであるにも関わらず、読了後には大作映画を見終えたような満足感に包まれました。特に大人の人に読んで欲しいと思える作品ですね。

千年万年りんごの子 第1巻

宇宙をかけるよだか(全3巻)

著:川端志季
¥1,254 (2021/07/18 10:45時点 | Amazon調べ)

いつの時代も恋バナにおいて「外見と内面のどちらを重視するか」というテーマは、男女問わずに若い世代でかわされる議論のテーマの1つと言っていいでしょう。可愛くて素直な性格の主人公が、外観があまりよろしくない女の子と入れ替わってしまうという物語です。片方は元に戻りたいと願い、もう片方はこのままの状態を願うというせめぎ合いが描かれています。

良くも悪くも結末は想像通りですね。綺麗事だと一蹴する読者もいますが逆の展開になったらなったで・・・ね。個人的には結末も問題なく面白かったと思っています。

関連他人と入れ替わる人生がテーマの『宇宙を駆けるよだか』が面白い!

午前3時の無法地帯(全3巻)

著:ねむようこ
¥2,156 (2021/07/18 10:47時点 | Amazon調べ)

パチンコ業界の広告代理店に勤める女性のお話です。デザインの専門学校を卒業し、憧れの職種に就けたと思ったのも束の間、理想と現実がかけ離れていたという誰しもが経験しそうな場面から物語は始まります。

恋愛というよりは「1人の女性の生き方」の方にスポットが当てられていて、社会に出た女性のほとんどが共感できるという部分も少なくないでしょう。絵の可愛らしさとは裏腹に恋愛面は若干ヘビーなテーマです。ゆえに大人の女性におすすめします。

関連タイトルに驚愕!「午前3時の無法地帯」という恋愛漫画を紹介する

カフェでカフィを(全3巻)

著:ヨコイエミ
¥722 (2021/07/18 10:34時点 | Amazon調べ)

お茶やコーヒーを題材にした16編に及ぶ短編集です。1話1話のテンポが良いのでサクッと読み進められると思います。最初は喫茶店に足を運んでいるお客さんの様子をザッピングで表現されていて、とにかく新鮮な感覚で読み進められるのが特徴です。続いて、日常におけるお茶やコーヒーとの向き合い方にシフトしていく感じですね。

とにかくコーヒーが好きだという人には是非読んでもらいたい作品です。あとは何気ない日常を描いた作品が好きだという人にもおすすめ。

カフェでカフィを 第1巻

地獄のガールフレンド(全3巻)

著:鳥飼茜
¥2,013 (2021/07/18 10:48時点 | Amazon調べ)

こちらも大人の女性におすすめしたい一作、友だちのいない女性3名によるルームシェアの物語です。地獄のガールフレンドってタイトルが秀逸ですね。その3名がバツ1シングルマザー、セカンドバージンの真面目OL、超モテ股ゆる家主の3人だっていうんですから、かなりクセのあるトークが展開されるのは想像に容易いと思います。

デトックス同居物語と言われているだけあっておしゃべり好きな女性にとっては心地良く、悪くないと思えるようなルームシェアの様子が堪能できるでしょう。

地獄のガールフレンド 第1巻

カズン(全3巻)

著:いくえみ綾
¥770 (2021/07/18 10:49時点 | Amazon調べ)

見た目が少しぽっちゃりで、特にオシャレなどにも興味を持っていなかった主人公が、アルバイトや恋などを通じて、徐々に大人のキレイな女性になっていく姿が描かれています。

特に恋のライバルという存在も登場せず、いとこが桁違いに可愛いというだけの設定は他にあまり見ない設定と言えるでしょう。本気で人を好きになって徐々に変わっていく姿は応援せずにはいられません。読んでいるこっちも前向きになれる、そんなマンガです。

カズン 第1巻

うせもの宿(全3巻)

著:穂積
¥1,386 (2021/07/18 10:49時点 | Amazon調べ)

上で紹介した「式の前日」と同じ作者の方が描いています。こちらもノスタルジーな雰囲気と不思議な世界観が両立していて、まさに和風ファンタジーと言ったところ。

生きていく過程で無くした物が必ず見つかるという「失せ物宿」には、多くのお客さんが訪れます。私は幽霊や死後の世界は信じていませんが、こういうのはアリかなぁって思ったり思わなかったり。最初はオムニバス形式で進行していきますが徐々に内容は掘り下げたものへと変化していくので、1巻で読むのを止めずに最後まで読んでみてください。

うせもの宿 第1巻

あるいていこう(全3巻)

著:上田美和
¥1,386 (2021/07/18 10:50時点 | Amazon調べ)

「ピーチガール」などで有名な上田美和先生の作品です。中学1年生の女の子が初恋によってオシャレに少しずつ目覚めたり、同年代の男子が子供のように見えて先輩に惹かれたり…。大人の読者であれば「自分にもこういう時代があった」と懐かしむことができる内容ではないかと思います。

男子は好きな女子に意地悪したくなったり誰かと誰かが付き合っていると聞けば囃し立てたりして、良くも悪くも中学生初期のノリが随所に感じられる作品です。中学生らしい青臭さ、不器用さが苦手でなければ楽しめるかと思います。

あるいていこう 第1巻

ママはテンパリスト(全4巻)

著:東村アキコ
¥3,127 (2021/07/18 10:51時点 | Amazon調べ)

子供好き&育児経験がある人なら鉄板!!小さな子供と接点がないという人でも爆笑必至の育児ギャグ漫画です。これがまぁ面白い!!可愛いとばかり言ってられないのが子育てなわけですけど、その中にある笑いの全てがギュッと凝縮されていると言っても過言ではありません。

「暗くて落ち込んでいる時でも、本作を読めば元気が出る!」というくらい、大きな笑いの破壊力を秘めている作品です。絶対にニヤけるので立ち読み厳禁。

関連育児に疲れたときに読みたい!『ママはテンパリスト』という爆笑必至なマンガを紹介する

路地恋花(全4巻)

著:麻生みこと
¥2,640 (2021/07/18 10:52時点 | Amazon調べ)

個人的に良い意味で「うーん」と唸らせられたのが本作品です。京都にある職人さんが集う路地(長屋)が舞台となっています。1話完結型なのですが、全てのストーリーが同じ路地内で繰り広げられるので、以前のストーリーで主役だったキャラが今度は脇役で華を添えたりしてくれるのが本作最大の特徴です。

全体的な雰囲気も古き良き日本のような感じでたまりません。色んな恋愛模様、人間模様が楽しめるのでお得感もあります。

路地恋花 第1巻

西荻窪ランスルー(全4巻)

著:ゆき林檎
¥2,140 (2021/07/18 10:53時点 | Amazon調べ)

大学進学を蹴ってプロのアニメーターを目指すことを決めた女の子の物語です。ドキュメントというわけではないのでアニメ業界の話はほとんどありません。ただし過酷な状況下で仕事をしているというのがすごく伝わってきます。

夢や憧れを持って就職したものの現実を目の当たりにし、それでもやりがいを見出して頑張る姿に思わず胸を打たれること間違いなし。恋愛要素は薄め、それでもカッコイイ女性の姿が堪能できるでしょう。

西荻窪ランスルー 第1巻

きみとユリイカ(全4巻)

著:香魚子
¥1,672 (2021/07/18 10:54時点 | Amazon調べ)

母親が仕事の関係でアメリカに行ってしまったため、独り暮らしをしている主人公の女子高生。そしてその家に居候することになったフィンランドから来た男の子の一つ屋根の下的な物語です。主人公には思いを寄せてくれる男の子がいますが、どうしても一緒に暮らしている男の子のことが気になってしまう様子が描かれています。

よくありがちな「どっち付かず」の展開ではないので、ヒーローの不思議感や年頃の男女を一緒に住ませようとする親などのノイズに振り回されずに読める人であれば楽しめると思います。終わり方も斬新でしたし、全4巻があっという間でした。

きみとユリイカ 第1巻

orange(全5巻+α)

著:高野苺
¥641 (2021/07/18 10:54時点 | Amazon調べ)

未来の自分から送られてきた手紙を読み、大切な同級生が自殺してしまうのを防ぐために奮闘するというSFラブストーリーです。現実味は一切ありませんが、恋模様と友情の両立がしっかりと描かれている物語だと思います。

第2の男的なポジションの男子がまぁとにかくイケメンなんです。「友情の為に好きな女子を諦める」というのがカッコイイのかどうなのかはさて置き、なんか色々とキュンキュンさせられてしまいます。完結してから時間が経った今もなお、物語の補足(番外編)的な意味合いで増刊されているほどの人気作品です。

関連【少女漫画】SFと恋愛の融合!少女漫画『orange』が面白い【ネタバレ】

クロス・マネジ(全5巻)

著:KAITO
¥2,090 (2021/07/18 10:55時点 | Amazon調べ)

少年ジャンプにて連載されていたラクロスを題材にしたスポーツ漫画です。女子部員たちが多数いるところに男子マネージャーが入部するという流れになっています。

通常であれば男ウケを狙ってエロパロ方面に走りそうなものですが、本作はしっかりと青春×友情の要素が全面的に感じられるので女性が読んでも楽しめるでしょう。少女たちの友情や恋、葛藤や衝突などがギュッと凝縮された全5巻です。ラクロスを知らない?全然問題ありません。

クロス・マネジ 第1巻

人は見た目が100%(全5巻)

著:大久保ヒロミ
¥660 (2021/07/18 10:55時点 | Amazon調べ)

2017年にドラマ化されました。もともと全4巻完結だったのがドラマを機に増刊されています。女性の多くが共感するような「あるある」から構成されており、かなり笑える内容に仕上がっていると言っても過言ではありません。

オシャレとダサいって紙一重だと思うんですけど、そのあたりが秀逸に描かれている作品です。流行に敏感な若い世代に受け入れられるかどうかは不明ですが、ぶっちゃけ「今、何が流行っているかがわからない」くらいの人なら鉄板だと思います。

関連『人は見た目が100パーセント』のセンスとコメディー感がハンパ無い!

人は見た目が100% 第1巻

喰う寝るふたり 住むふたり(全5巻)

著:日暮キノコ
¥535 (2021/07/18 10:56時点 | Amazon調べ)

付き合って10年、同棲してから8年の長寿カップルを主人公に描く日常系マンガです。2人の距離感も非常に自然で、アラサーからアラフォーにかけての読者には共感の嵐が巻き起こると思います。

何と言っても特筆すべきはザッピングシステムですね。同じストーリーが女性目線と男性目線の両方から描かれているので、ちょっとしたスレ違いの時にお互いが何を思っていたのかがわかるんです。心では相手のことを考えていても、言葉が足りなければケンカにもなっちゃうだろうなぁという当たり前のことに気付かせてくれる作品だと思います。

関連恋人以上、夫婦未満の人に読んで欲しい『喰う寝るふたり 住むふたり』の魅力を紹介しよう

脳内ポイズンベリー(全5巻)

著:水城せとな
¥438 (2021/07/18 10:58時点 | Amazon調べ)

落ちてる財布を拾った時なんかに「脳内で天使と悪魔が戦う的な場面」って結構あるじゃないですか?あれの恋愛バージョンです。ジャンルとしては怒涛の新感覚ラブパニックとのことですが、まさにそんな感じ。ただ一緒に牛丼を食べるだけ、ただ彼の部屋を片付けるだけ・・・。

そんな日常の些細なことでも、事細かく脳内会議がされた後で行動に移す様子が描かれています。脳内の住人にも個性があって非常に見応えがあるし、ややこしい感じが逆にクセになります。

関連恋愛って面倒?『脳内ポイズンベリー』が今までの恋愛漫画に無いタイプで驚いた

かくかくしかじか(全5巻)

著:東村アキコ
¥3,885 (2021/07/18 10:59時点 | Amazon調べ)

上の方で紹介した「ママはテンパリスト」の作者・東村アキコ先生が描いたドラマチック・メモリーズです。東村アキコ先生は今でこそ超売れっ子のマンガ家さんですが、学生時代はどのように過ごしていたのかというのが垣間見えます。

漫画家さんなど芸術の世界に身を置くには兎にも角にもセンスが重要だと思っていましたが、その根底には並みならぬ努力があるというのが伝わってきました。スポーツじゃないんだけど熱血系。今時こんなに熱い指導ってないんじゃないかと思いましたね。文句無しに良作です。

かくかくしかじか 第1巻

高台家の人々(全6巻)

著:森本梢子
¥438 (2021/07/18 11:00時点 | Amazon調べ)

人は誰しも妄想をするとは思いますが、本作における妄想レベルはかなり振り切っていて面白いです。不可思議ラブコメディとは上手いこと言いましたね。とにかく妄想のユニークさが群を抜いていて、脳内の考えが可視化できているという意味では、前項でご紹介した「脳内ポイズンベリー」にも近いのですが、向こうが現実的な妄想だとしたらこちらは差し詰めお花畑系とでも言いましょうか。

たぶん1度手を出したら最後、物語完結まで一気読みしてしまう読者が多数だと思います。これほど物語の完結が寂しいと感じた作品も珍しいです。

高台家の人々 第1巻

マリーマリーマリー(全6巻)

著:勝田文
¥438 (2021/07/18 11:01時点 | Amazon調べ)

「最後までキュートで奇妙な結婚コメディー」というのがキャッチコピーのようですがまさにそんな感じ。不思議な魅力のある男性とすぐに結婚してしまうところから物語は始まります。そのためリアルさという面に関しては皆無です。どちらかと言えばファンタジー寄りで、素敵な物語という印象を受けました。所々に登場する音楽が良い味を出しています。

主人公が運転する車がクラシックカーだからなのか、作品全体に漂うレトロな雰囲気も不思議な魅力に拍車をかけていて、勝田文先生の「あのこにもらった音楽(上の方で紹介済み)」に似た空気も感じられます。

マリーマリーマリー 第1巻

シュガーズ(全6巻)

著:やまもり三香
¥418 (2021/07/18 11:02時点 | Amazon調べ)

全6巻という読みやすいボリュームもそうですが、本作は1話完結型のオムニバス形式で進んでいくので非常にテンポ良く読み進めることができます。そしてその物語のそれぞれは独立しているようで実は繋がっているんですよね。1回目はキャラが多すぎて混乱してしまう部分もありますが、2回→3回と読み直すことで新たな気付きを得ることができるでしょう。

「片想い」「両想い」「憧れ」など、様々な恋愛模様が楽しめることからも、一作で何度も美味しいと思える作品です。

シュガーズ 第1巻

プリンシパル(全7巻)

著:いくえみ綾
¥418 (2021/07/18 11:03時点 | Amazon調べ)

ヒロインは元々いた学校でイジメに遭い、実父のいる北海道に転校することになりました。本作品はそこでの日常生活を描いた作品です。ちょっと複雑な家庭環境や女子特有のイジメなどの背景なんかもありつつ、人間としての成長も垣間見えます。高校が舞台になっていますが単なる学生モノではないので、幅広い世代に受け入れられる作風と言っていいでしょう。

あ、そうそう。決してバレエの話ではなく、タイトルはあくまで「人生(恋愛)のプリンシパル」という意味合いに集結しそうです。たぶん本作の登場人物は全員プリンシパル。

プリンシパル 第1巻

ハニー(全8巻)

著:目黒あむ
¥418 (2021/07/18 11:04時点 | Amazon調べ)

引っ込み思案なヒロインが不良男子に告白され、あまりにもの怖さに断れなかったという掟破りのスタートを切った純愛ストーリーです。男子が実はいいヤツで徐々に誤解が解けて仲良くなっていく2人の姿は見ていて微笑ましいものがありますし「人は見た目じゃない!」というのが痛いほど伝わってきます。

柔らかくて可愛らしい絵の雰囲気も物語にマッチしていて、とても楽しく読み進めることができるのもポイント。適度に笑いも放り込んできますし、読み応えもなかなかでおすすめです。

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360°マテリアル(全8巻)

著:南塔子
¥418 (2021/07/18 11:05時点 | Amazon調べ)

私の中では「キュンキュンできる超王道少女漫画と言えばコレ!」というくらいのポジションにあるのが本作品です。終始、少女漫画としての王道を突っ切っています。

男女ともにふわふわした雰囲気を持っていて、ドロドロしたシーンがないのも好印象。途中ちょっとヒロインがフラフラする部分は賛否両論がありながらも、スパイス感覚で楽しめるのではないでしょうか。本作を楽しめたという人は同作者さんの「ReReハロ」も楽しめるでしょう。

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坂道のアポロン(全9巻+1)

著:小玉ユキ
¥462 (2021/07/18 11:06時点 | Amazon調べ)

地味めな主人公+ジャズが題材の漫画ということであまり興味がありませんでしたが、読んでみたら一気にその世界観に魅了されてしまいました。全9巻とボーナストラックを一気読みです。方言が強くて読みにくいかと思いきや、一切そんなことはありません。青春×友情×恋愛×音楽がギュッと凝縮された全9巻と言っていいでしょう。

家庭環境の複雑さやデリケートな年頃ならではの感情とか…すべてにおいて巧みに描かれた作品です。本作を読み終わったらジャズとか聴きだすくらいの魔力も持ってます。

坂道のアポロン 第1巻

きょうのキラくん(全9巻)

著:みきもと凜
¥462 (2021/07/18 11:07時点 | Amazon調べ)

基本的に余命などを全面的に押し出したお涙頂戴系はあまり好きじゃないんですけど、本作品は最後まで一気に読んでしまいました。もしかしたら、過去にインコを飼ったことがあるからかもしれません。引っ込み思案なヒロインが第1巻から余命1年の彼(家が隣だけど話したことはない)と急接近するという展開は、大きく読者を選ぶはず。

リアリティは皆無です。そしてインコも喋ります。この初期設定だけで何となく結末が想像できるような気もしますが、ヒロインの成長ぶりが見てとれることもあり読み物として見応えのある作品でした。

きょうのキラ君 第1巻

逃げるは恥だが役に立つ(全9巻)

恋愛というよりかは仕事にスポットが当たっていて、キュンキュンするような展開ではなく事実婚というワードが出てくるくらいの大人向け作品です。テレビドラマが話題になりましたがストーリーはともかく絵が淡々としている感じなので、テレビドラマが面白かったからという理由で手を出す人の中には不満を感じてしまう人も多いようでした。

夢みがちな展開もなければ、大手を広げて面白いと言える作品でもありません。しかしながら何とも言えない魅力にあふれたマンガなので、世の中の酸いも甘いも分かってきた大人の人におすすめします。

逃げるは恥だが役に立つ 第1巻

東京タラレバ娘(全9巻)

著:東村アキコ
¥550 (2021/07/18 11:08時点 | Amazon調べ)

「あのとき~してたら」「あのとき~していれば」というセリフが口癖のアラサー女子3人組が主人公となっている日常マンガです。こちらも大人向けではあるんですが、似たような境遇で焦りを感じているという人だと心から楽しめない可能性があるので要注意。

今は幸せだという人なら「自分にもそんな時があったなー」としみじみ思えるかもしれません。自虐っぽいけどコメディー色が強くて、とても面白い作品だと思います。

東京タラレバ娘 第1巻

ハチミツとクローバー(全10巻)

著:羽海野チカ
¥440 (2021/07/18 11:09時点 | Amazon調べ)

言わずと知れた名作です。アニメ化はもちろん、映画・ドラマ共に実写化されています。初めて読んだときは衝撃を受けました。いや、読み返しても衝撃。美術大学が舞台となっていて俗に言うリア充たちを中心に描かれているマンガなのですが、とにかく切ない!悲しいんじゃなくて、切ないんです。

片想いの経験がある人ならハンパなく共感できる作品と言っていいでしょう。心理描写に深みがあり、胸がギュッと締め付けられるような全10巻です。

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ストロボ・エッジ(全10巻)

著:咲坂伊緒
¥460 (2021/07/18 11:10時点 | Amazon調べ)

少女漫画の王道として名高い本作は咲坂伊緒先生が手掛けた作品の中でも最も人気の高い作品です。超絶キュンキュンさせてくれます。脇役を含め、登場人物たちが全員魅力に溢れていて、まさに青春時代の1ページというような眩しさがハンパないです。

現在進行形でキュンキュンしている人はもちろん、大人になった人も懐かしさ全開で楽しむことができると思います。中だるみもなく、最後まで一気に駆け抜けてくれる感はさすがです。同作者さんの「アオハライド」よりも、より万人向けの作品だと思いました。

ストロボ・エッジ 第1巻

うさぎドロップ(全10巻)

著:宇仁田ゆみ
¥594 (2021/07/18 11:11時点 | Amazon調べ)

6歳児と30歳の独身男が繰り広げるほのぼのストーリーです。身寄りのない幼女を30歳の独身男が親戚代表として引き取るところから物語は始まります。この男性がすごく温かい人物なんですよ。がさつでどこか抜けている部分があるんですけど、人間味があって安心するような感じ。これがすごくいい!

初期設定こそぶっ飛んでいますがあとは日常を描いたほのぼの系なので、多くの方がすんなり読めると思います。ほっこりしたい人におすすめ。

うさぎドロップ 第1巻

ヒロイン失格(全10巻)

著:幸田もも子
¥418 (2021/07/18 11:11時点 | Amazon調べ)

「オススメ少女漫画」「面白い少女漫画」などのワードでネット検索すると、かなりの高確率でエントリーされている本作ですが正直言って万人向けの作品ではありません。kindle版のレビューをご覧いただければ分かると思いますが本当に両極端の評価です。ヒロインに感情移入して読み進めた人にとっては、受け入れがたい結末だったかもしれないですね。

最初は地味だった女の子が都落ちしたり第2のイケメン男子が可哀想なシーンの闇属性は、まさにヒロイン失格と言ったところ。風変わりな作品をお求めの方はどうぞ。

関連『ヒロイン失格』は恋愛漫画としてではなく、ラブコメとしてオススメしたい

砂時計(全10巻)

著:芦原妃名子
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過去~現在~未来へと時を紡ぐ、話のテーマが割と重めの恋の物語です。昼ドラっぽい空気感を持っているので「単にキュンキュンしっぱなしの話じゃ物足りない!」という人におすすめします。

物語は終始、もの悲しさを纏いながら進行していきます。時間の流れに重きを置いているということもありますが、時間って1番残酷で1番優しい存在なんですよね。砂時計とは秀逸なタイトルを付けたなぁと唸らせられたという人も多いことでしょう。本編は第8巻にてフィナーレです。

砂時計 第1巻

最後に

ここで紹介させていただいた作品たちは、どれも一気に読める手軽なボリュームの作品ばかりです。連載中の作品だと「面白すぎて先の展開が気になる!!」というのが、逆に毒だったりしませんか?

完結済みの作品であれば自分のペースで最後まで読み進められるので、過去の名作や良作を読むのも非常におすすめです。

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