友情とケンカが熱い!面白いおすすめのヤンキー漫画・不良マンガを紹介する

友情とケンカが熱い! 面白いおすすめのヤンキー漫画・不良マンガ

ケンカに明け暮れ、殴り合った相手とは固い絆で結ばれる。盗んだバイクで走り出したり、夜の校舎の窓ガラスを壊してまわったり・・・。ケンカが強くて少し硬派な存在に男なら一度は憧れたんじゃないかと思います。

かつて自分がやんちゃしていた時代に照らし合わせて読んでも面白いですし、ケンカなんかに縁が無かったと言う人も「自分が経験してない裏側の世界が覗ける」という意味で堪能できるのではないでしょうか。

他にも半グレ、アウトロー、ヤクザなど・・・。範囲は非常に広いものの、そのほとんどが世間一般的には受け入れられない存在です。しかし、マンガを通じてその世界を覗くだけであれば、心から熱くなれる作品も多いんですよね。というわけで今回は、男なら熱くならずにはいられない面白くておすすめのヤンキー漫画・不良マンガを紹介します。

目次

東京卍リベンジャーズ

ダメフリーター花垣武道は、ある日ニュースを見ていると、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人が殺されたことを知る。壁の薄いボロアパートに住み、レンタルショップでバイトしながら6歳年下の店長にこき使われる日々。人生のピークは確実に彼女がいた中学時代だけだった……。そんなどん底人生まっただ中のある日、突如12年前へタイムリープ!!恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!!

主人公がニュースで中学生の頃に付き合っていた彼女が死んだことを受け、過去に戻ってその原因を取り除こうとする物語です。いわゆるヤンキー×タイムリープものですが、当の本人は大人としての常識などを持ち合わせていながらもケンカが強いというわけではないため、暴力であれこれできるというわけではありません。

それでも自分なりに「くだらない人生を過ごしてきてしまった」という後悔の念があるようで、中学生時代にタイムスリップすると本当に生き生きしているんですよね。ちょっとした行いが少しずつ未来に影響を与えている感じが面白いです。ヤンキー漫画としても斬新だと思います。

東京卍リベンジャーズ 第1巻

OUT

「ドロップ」「チキン」で大活躍の“狛江の狂犬”井口達也。17歳になった彼が地元を離れ、新たなる仲間とともに、凄絶な物語を紡ぐ!!

ドロップの数年後が舞台となっている不良マンガです。少年院を出たばかりという設定にエッセンスが効いていて、他の不良漫画にはあまり見られないような魅力があります。

手の付けられないほどの暴れ者が「また少年院に戻るのは嫌だ!」という理性を残しつつ、保護観察中と言えどいかに目の前でガンを飛ばしてくる奴をぶっ飛ばすかについて考える様子は結構笑わせてくれました。

絵も綺麗で、ケンカの時の躍動感も抜群です。割と最近のマンガの中では一番おすすめしたいヤンキー漫画かもしれません。ドロップを読んでいた人はもちろん、新規参入の方にもおすすめです。

OUT 第1巻

蟻の王

日本の全てを牛耳る財閥の長・六道鬼三郎が死んだその瞬間、鬼三郎の隠し子である田舎ヤンキー・亜久里四郎の生活は一変! ナイフやボーガン、日本刀に拳銃と何でもアリのサバイバルバトルに巻き込まれて…!? 最強ヤンキーVS国家権力! 前代未聞どころではないバイオレンスがここにある!!

端的に言うと「財閥の長が倒れ、その後継者争いに主人公が巻き込まれる」という話なのですが、主人公が隠し子&伝説的な不良という設定で進められていきます。厳密に言うと「不良vs不良」という場面が少なく、敵は後継者争いにおいて手段を選ばない相手という設定なので、純粋なヤンキー漫画というわけではありません。

普通に拳銃などが出てきますし、死んでしまう人間もいればグロ耐性が必要になる場面も出てきます。絵は非常に綺麗で、バイオレンスな描写の中にも「男の生きざま」のようなものが垣間見える点が好きです。主人公のアウトロー感にシビれる場面が多いと思いました。

今後、どのようなストーリー展開をするかで大きく評価が分かれそうですが、なかなか期待できそうです。

蟻の王 第1巻

チカーノKEI~米国極悪刑務所を生き抜いた日本人~

四方を壁で囲われた人種の坩堝。そこはあまりにも危険であった。死が容易に隣合わせだった80年代米国刑務所。凶悪犯の巣窟、通称「レベル5」。殺人すら日常だったその場所を大和魂一つで生き抜いた男がいた……。彼の名は「KEI」。驚愕の実録プリズンサバイバルが始まる!!

ヤンキー漫画とは若干趣向が違いますが、自伝的な内容の作品は「盛ってるでしょ?」と思うものがほとんどの中、これはアメリカが舞台なのであながち過剰にしているわけでもなさそうです(いや、さすがに盛ってるか)。

「地上波ギリギリ!」などを謳い文句に放送されているテレビ番組で見たことがあるという人も多いと思いますが、アメリカのカリフォルニア州にあるランパーク刑務所に収容されたことのある日本人が主人公の自伝的なマンガです。

所々のナレーションが物語の迫力を殺しているというか萎えさせているような感はありますが、話の内容はとても興味深く、アメリカドラマのプリズンブレイクが好きな人なら楽しめるんじゃないかと思います。ヤンキー漫画というよりはヤクザとかマフィアに近いかも。

チカーノKEI~米国極悪刑務所を生き抜いた日本人~ 第1巻

セブン☆スター

カマすぜ伝説!!!激闘“新世代(ニュージェネ)”グラフィティ開幕ッ!!!『それが……都市伝説なんかじゃねえんだって!』今から二年前……。東京・築地(つきじ)を救った七人の若者達――。奇跡的に集結したそのチームは一夜限りの伝説となり、人々はこう呼んだ。『セブン☆スター』と──。そして再び、七つ星の伝説が幕を開けるッ!!!

昔ブイブイいわせていた伝説の7人のヤンキー的な意味合いでセブンスターだそうです。四天王とかそれ系のいわゆる厨二感こそあるものの、どちらかと言うと大人向けの不良マンガだと思いました。

個人的に困っているのは各キャラの名前です。登場人物の名前が川谷卓造だの松田友作だの石原雄次郎だの…。実際の人物とイメージが違い過ぎて全く頭に入ってきません。某野球漫画の時もそうでしたが、こればかりはなかなかね。

内容は元・伝説的な不良という視点から進められるので、ヤンキー漫画という括りにしてもいいのか微妙なラインです。主人公が「世界一のベーシストを目指す」と言っているので、ロックバンドの喧嘩にスポットが当たるのかと思えば、なにやら半グレみたいなのが大勢出てきたり…。とりあえず色んな意味で規格外。

セブン☆スター 第1巻

くろアゲハ~カメレオン外伝~

ヤンキーマンガの金字塔・『カメレオン』復活!時は『カメレオン』最終回から7年後、舞台は成南、主役は女装!?16歳の高校生・星野英太は、ホステス“エイラ”として実家のスナックを手伝う日々。ある夜、恋心を抱くクラスメート・都姫(ミヤビ)と女装姿で遭遇、エイラ=英太と気付かれぬまま信頼を得てしまう。彼女は伝説の暴走族・OZを継ぐことになり、頼れる相手を探していた。国道51号に復活した二代目OZを中心に、『カメレオン』OBたちも続々参戦!!

ヤンキー漫画の金字塔とも呼ばれるカメレオンを手掛けた加瀬先生が描く、下ネタ満載の熱いマンガです。こちらも一風変わった作品ですが、ギャグ要素が強くて笑える仕様になっています。「主人公が夜の街で女装している」という前提はもちろん、ありとあらゆる場面を女子力で乗り切るという展開自体が目から鱗の本作品。まさに新境地と言っていいでしょう。

単車なんかにもスポットが当たっているので、割と多くのジャンルをカバーしているというのも本作の大きな特徴です。萌え要素もふんだんに取り入れてますし「一風変わった不良マンガやヤンキー漫画が読みたい!」という人におすすめします。

くろアゲハ 第1巻

BE-BOP-HIGHSCHOOL(全48巻)

バリバリリーゼント印、本格ツッパリコンビのヒロシ&トオルは、私立愛徳(あいとく)高校のやっかいモン。ケンカにはめっぽうツオイが、カアイイ女のコにはいつでも完敗!しかし、めげずに「日々コレ抗争」とばかり、ガンつけて闊歩(かっぽ)する二人なのだ。ハンパじゃないゼ、これが元祖ツッパリ漫画!!

世代を問わず「不良マンガと言ったら?」と聞けば確実に名前が挙がるでしょう。一話完結型にも近いテンポ良く進むストーリーはどこから読み始めても良く、待ち時間を潰す方法として最適なカタチになっています。

なにも「やられた仲間の仕返しに!」のような熱い展開ばかりではありません。お金で揉めたり、女の取り合いでケンカしたり・・・。しょーもない描写も面白おかしく描かれていて、笑えるポイントも多数用意されているのも本作の特徴と言っていいでしょう。

もう多くは語りません。ビーバップ世代はもちろん若い世代にもおすすめです。とりあえず読んでみてください。あ、これはヤンキーじゃありません、不良です。

関連:超人気不良漫画「ビーバップハイスクール」の強いキャラでランキングを組んでみた

ろくでなしBLUES(全25巻)

帝拳高校にとんでもない奴がやってきた!泣く子も黙る超弩級のノーテンキ喧嘩ヤロウ、その名も前田太尊!!入学早々、反目しあう応援団とボクシング部の抗争に巻き込まれてしまった太尊、勝嗣、米示の3人。停学中のボクシング部主将の畑中が戻り、事態は混迷を極める!

ジャンプ全盛期の一角を担った不良マンガの金字塔です。シナリオ、絵のうまさ、どれを取っても一級品で「不良マンガの代表作」と言っていいと思います。特筆すべきは画力の高さです。ケンカのシーンなんかスピード感&躍動感がハンパ無くて、モノクロなのにもかかわらず殴られたときに出る鼻血は色が付いて見えるほどです(感じ方には個人差があります)

学校が舞台になっていて主成分は喧嘩ですがボクシング部の描写や、ちょっとした恋愛要素なんかも取り入れられていて、欲張りさん必見の王道マンガに仕上がってると言っていいでしょう。「不良マンガ好きはとりあえずコレ読んどけ」という教科書的存在です。

ろくでなしBLUES 第1巻

ROOKIES(全14巻)

二子玉川学園高校にやってきた新任教師・川藤幸一! その熱血漢ぶりは、担任クラスでも好感を持って受け入れられる。やがて不良の巣窟となっていた野球部再建に着手するが、猛反発する部員から、川藤が前の学校で“暴力教師”として学校を辞めた事を暴露されてしまった…!!

昭和時代を思わせるような熱血教師が活躍する不良×野球の名作です。実写化もされて大きな話題を呼びました。「ろくでなしBLUES」を描いた森田まさのり先生が描いているので、ケンカのシーンも野球のシーンも絵に見応えがあります。あと場面場面の表情が何とも言えないんですよね。

最初はバラバラだった部員たちが少しずつまとまっていく様子は超が付くほど見所があって、ヤンキーならではの熱い展開がたまりません。「不良から脱却してスポーツに打ち込む」というありがちな展開ではなく、不良とスポーツを両立している感じも楽しい作品です。あと熱血教師の熱さにも注目!

ROOKIES 第1巻

今日から俺は!!(全38巻)

「この転校をキッカケに俺は…」今までさえなかった三橋は目立ちたい一心で金髪パーマでツッパリデビュー!そんな三橋の前にもう一人の転校生、トンガリ頭にマスクでキメた伊藤が現れて……。金髪とトンガリ頭の最強ツッパリコンビが繰り広げる青春不良コメディ!

ヤンキー漫画とギャグ要素が見事に融合した作品です。まさに青春不良コメディの名にふさわしい名作だと思います。金髪とツンツン頭、2人の主人公が展開する物語は笑いや友情、時にシリアスな展開もあり、青春のすべてを表現してくれているかのようです。

読んだことがないという方にはもちろんですが、時間をおいてから再度読んでも楽しめるのも魅力の一つ。以前に読んだことがある人も、久々に読むと懐かしさ補正で面白さが増幅する作品なので、みなさんにおすすめしたいヤンキー漫画です。

今日から俺は!! 第1巻

お茶にごす。(全11巻)

「平和な心と生活を手に入れたい」と願い、茶道部に入部した最強の不良・デビルまークン!彼は暴力の連鎖から逃れ、優しさの道を極めることが出来るのか…?

最強の不良が平穏を願って茶道部に入部するというものです。純粋なヤンキー漫画ではなく、コメディタッチの掟破りなヤンキー漫画と言えるでしょう。上でご紹介した「今日から俺は!!」で感じられるような高いギャグセンスを、ギュッと全11巻に凝縮した作品です。取っ付きやすさという面でも抜群に高い一作となっています。

見た目に反して温厚な主人公ですが、不良と対極にあると言っても過言ではない茶道部に入部するなんて、まさにイレギュラー。常識では計り知れないヤンキーコメディをお楽しみあれ。

お茶にごす。 第1巻

ナンバMG5(全18巻)

筋金入りのヤンキー家族の次男坊・難破剛は高校入学を機に、家族には内緒で普通の高校に通い、脱ヤンキーをめざすが……!?激バカヤンキードリームコメディー!!

ヤンキーと優等生の二足のわらじに挑むという掟破りに挑戦した作品がコチラです。実家にいるときや不良の前では特攻服を着こなす不良そのものであるにも関わらず、学校ではシャバさ爆発の優等生ぶりを発揮しています。

似たような作品は幾つかあったと思いますが、本作は決してギャグに重きを置いたのではありません。シリアスな描写も上手く使いこなしていますし、ちょっとしたヒーローもののような雰囲気さえ漂わせています。

家族との関わりを含む人間関係にもスポットがあたっており、いわゆる普通の不良マンガとは括れないジャンルの作品ではないでしょうか。絵の雰囲気といいギャグ要素といい、もっと流行ってもいいマンガだと思いました。

ナンバMG5 第1巻

ナンバデッドエンド(全15巻)

ヤンキーなのにシャバいフリ!?筋金入りのヤンキー一家の次男坊・難破剛!!家族にナイショの二重生活ももうすぐ3年目、クラスメイトらに生徒会長候補へと担ぎ出され……!?

前作「ナンバMG5」の世界観をそのままに、パワーアップして帰って来たのが本作です。主人公・難破剛が、遂に生徒会長になっていまいました。そして妹が同じ高校へ入学してくるという始末・・・。

何がパワーアップしたかってシリアスなシーンに重みが増したように思えます。それでいて本質を見失わなず、様々な要素のバランスが上手く取れている作品です。ヤンキー漫画にはありがちな「新たな敵を描いて作品を薄く伸ばす」ということをしておらず、スパっと終わったのも印象的でした。

前作を読んでいた方がより楽しめるとは思いますが、本作だけでも十分楽しめます。ただしこちらを先に読んだ場合は、必然的に前作を読みたい衝動に駆られること間違いないでしょう。

ナンバデッドエンド 第1巻

BOY(全20巻)

世界征服の野望を持つ、私立楽園高校1年・日々野晴矢。クラスメイトで画家志望の岡本清志朗。でこぼこコンビが巻き起こす、痛快無比な毎日を描いた名作!!

背中からバットが出てきたり、フライパンが出てきたり・・・。主人公のヤンキー・日々野の憎めないキャラクターや夢を追いかける真っ直ぐな岡本の姿などが魅力的で、他にも魅力的な登場人物が数多く登場します。

こちらもジャンプ全盛期に連載されていた不良マンガですが、時折出てくる少しエッチな描写には当時ドキドキしながら読んでいました。熱い友情、激しいケンカ、それに少しのお色気が加わってBOYの黄金比率が完成していると言っても過言ではありません。

笑える要素もありながら血がたぎるような熱い友情も健在です。主要人物がみんなカッコイイ漫画ってのも、なかなか無いと思います。

BOY 第1巻

爆音列島(全18巻)

『地雷震』『スカイハイ』の高橋ツトムが描く1980年、東京。歪んだ青春が幕を開ける!転校、ダチとの出会い、集会への誘い。そして咆吼と暴力の渦中、圧倒的な解放感が支配する「族」の世界へ!濃密な時間のなか、「少年」から「不良」へ瞬く間に変貌を遂げるタカシだったが……!?世代を問わず「不良」に感応する読者の絶大なる共鳴を集め、「アフタヌーン」にて大好評連載を果たした青春群像劇!!

昭和の時代に暴走族をやっていた少年の物語です。ヤクザとの繋がりもあるので、今で言うところの半グレ的な存在でしょうか。最初はそこまで悪そうに見えなかった主人公が、徐々に非行少年に染まっていく感じが妙にリアルに感じました。

自分の居場所を作るためになりふり構わずワルをやった結果、少しずつ自分の居場所が無くなっていくことの焦燥感みたいなものも見事に再現されています。高橋ツトム先生の迫力ある絵が世界観とマッチしていて、セリフがないコマもじっくり眺めてしまう不思議な魅力に溢れる不良マンガです。

爆音列島 第1巻

SHONANセブン(全17巻)

「SHONANセブン」……それは湘南地区の高校が「湘南最強」の称号を求め各校7人の代表でトーナメントを争う「悪ガキたちの甲子園」。常勝校である「辻堂高校」には今年も数多のケンカ自慢が入学してくるのであった……。

各校7人の代表者によるトーナメントにて湘南最強の座を争うという厨二感満載のヤンキー漫画ではありますが、絵には躍動感も迫力もあって非常に面白いです。原作がGTOや湘南純愛組などで知られる藤沢とおる氏ということもあり、所々にそれっぽい雰囲気を感じる部分は、GTOファンにはたまらない内容となっています。

そして何より女の子が可愛い!更にはサービスショットも所々に登場するので、色んな意味で熱い作品だと言えるでしょう。

SHONANセブン 第1巻

GTO(全25巻)

目指すはグレート!激走、世紀末教師伝説!!――優羅志亜(ユーラシア)大学4年の鬼塚英吉(おにづか・えいきち)は、かつて湘南で暴れまくっていた元ヤンキー。グレートな男になるため、高校を中退し東京に出てきて6年、就職活動は全滅……!やさぐれモードの鬼塚が心機一転目指したのは、なんと教師!

元ヤンキーが教師を目指すという社会的にも大きな反響を呼んだと言ってもいい作品のご紹介です。二度に渡って実写ドラマ化もされたので、知らない人はいないんじゃないかと思うくらいのメジャー作品と言っていいでしょう。

最初は敵対心むきだしだった生徒たちが、徐々に主人公に対して心を開いていく様子は読んでいて胸が熱くなってきます。たまに「お前、中学生じゃねーだろ!」ってキャラが出てくるのも、萎える要素になっていないのがむしろ驚きです。

現実的にはまずあり得ない話ですが「こんな先生がいたらなぁ」と思わせてくれるような、大きな魅力に溢れている鬼塚英吉にとことん魅了されてみてはいかがでしょうか。

GTO 第1巻

ホーリーランド(全18巻)

学校にも家庭にも身の置き所がなく、自分の存在が確認できない高校生・神代ユウ。ボクシングのワン・ツーを覚えた彼は“ヤンキー狩り”をするハメになり、夜の街の戦いに巻き込まれていくが…!?

主人公自体は不良ではなく、むしろ不良を狩る側の人間です。狩ると言っても本人にヤンキー感はほとんどなく、ヤンキーに絡まれたところを返り討ちにする優等生という感じ。そんな主人公の視点から描かれた喧嘩指南書としての意味合いが強い本作は、幅広い層のファンを獲得した名作と言ってもいいと思います。

夜の街を歩くおとなしそうな高校生っていうことで多くの不良に絡まれてしまう主人公が、自分の居場所を守る為にストリートファイトに巻き込まれていくという内容なのですが、とにかく観点が秀逸すぎるんですよね。

元々、いじめられっ子の主人公が「ボクシングの基礎知識を本で読んで、ただひたすら試行錯誤を重ねた」というアプローチが、これまでのマンガになかった最大のポイントだと思います。これを読めば、ケンカにも強くなれるかも(絶対とは言ってない)

ホーリーランド 第1巻

元ヤン(全15巻)

かつてド不良だった男たちが、ある男の死をキッカケに再び動き出すという話です。紀伊浪と呼ばれる一時代を築いた7人組を中心に繰り広げられるヤンキー漫画で、地元で伝説と謳われた元ヤンたちが現役をそっちのけで暴れまくります。

ヤンチャをやめて真っ当な人生を送ろうとしていた大人が、地元の若いヤンキーに混じってケンカ・抗争に参加する様子は正直なところ賛否両論あるような気がしました。でもかつての仲間を思っている気持ちは色褪せてないという感じがして、逆に燃えるという人もいるのではないかと思います。

それぞれに序列のようなナンバーが付いていたり、四天王的な厨二要素が多いのは気になりますが、いわゆる「元ヤンだからこそわかる虚無感」と言うか「あの頃のような熱い日々がなくて退屈」という感が伝わってくるので、そのあたりの見せ方は非常に巧いと思えるヤンキー漫画です。

元ヤン 第1巻

Gメン(全18巻)

彼女出来る率120%。奇跡のモテモテ男子高に転校してきた門松勝太! だが、勝太のクラスは最下層G組で…!? ヤンキー&キモオタ共と初カノGETに向け突っ走る!!

ヤンキーが多い男子校に入学するというのは手垢が付いた部分ですが、大きく違うのは「周りが女子校によって囲まれている」という部分です。それによって前フリが効いているのか、お決まりのギャグ要素にも磨きがかかっているような気がします。

作者の小沢としお先生はナンバシリーズからもわかるようにシリアスとギャグの融合が非常に巧いので、そのへんが大きな見所と言えるでしょう。「成績が悪い=G組固定」という現実には到底許されないようなシステムも相まって、これまた新しい不良漫画だと思いました。

主人公の見た目が見るからにヤンキーっぽくないのも、不良ばっかりの所に「それっぽくないキャラ」がいるのも、この作品であれば上手に料理してくれることでしょう。

Gメン 第1巻

クローズシリーズ

クローズ(全26巻)

最強の男・坊屋春道を中心に暴走するはぐれ者。群れることを拒んだアウトサイダーの怒りと友情!!

クローズと聞くと知らない人にとっては「色々種類があってよくわからない」という部類のマンガかもしれませんが、とりあえずクローズシリーズの礎というか原点になっているのが本作品です。

拳での会話や仲間同士の友情が熱く描かれており、読む人を飽きさせません。また主人公の坊屋春道をはじめ、魅力に溢れる登場人物が数多く登場するのも本作品の魅力と言っていいでしょう。

普通に面白く読めるヤンキー漫画だと思います。陰湿なイジメなんかよりも、こういう世界観だったらヤンキーも悪くないのかなぁと(よい子のみんな暴力はダメだよ)。

クローズ 第1巻

WORST(全33巻+外伝1巻)

悪名高き鈴蘭高校に入学した月島花を待ち受けていたのは、鈴蘭名物“一年戦争”だった!!不良(ヤンキー)まんがの巨匠が描く新・最強伝説!!

クローズの続編に当たるのがこちらのWORSTで、クローズの世界の3年後が舞台になっています。まず、クローズと比べると格段に絵が綺麗になりました。今読んでも全く違和感なく読み進められるほどのクオリティです。

前作が名作と言われただけに、ファンの間では酷評されていますが、後半はともかく前半はアツい展開が期待できます。それにしても主人公が坊主って・・・。お世辞にもビジュアルが素敵な主人公とは言い難く、ここに関してもまた掟破り感が満載です。

登場人物もクローズと重複している部分があるので、WORSTとクローズはセットで押さえておきたいところです。

WORST 第1巻

クローズZERO(全9巻)

著:内藤ケンイチロウ, 著:高橋ヒロシ, 著:武藤将吾, イラスト:内藤 ケンイチロウ
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大ヒット映画をコミカライズ!!オリジナル版「クローズ」では描かれていない、海老塚中トリオが入学してから春道が転入して来るまでの“空白の1年”が、今、明かされる!!

これまで「絵が受け付けない」という理由で選り好みをしてきたせいで、面白いマンガを見逃して損をしたという経験が幾度となくありました。しかし「やっぱり絵も重要だよなぁ」とも思うわけです。

小栗旬さんが主演した映画クローズZEROを見て、その面白さからマンガを読み始めたのですがなんとなく「絵に迫力がない」と言うんでしょうか。ケンカしてる描写が陳腐に感じてしまうんですよね。

それでもクローズZERO2を楽しむためには、知っておかなければならない背景が数多く描かれています。ストーリーは面白いので汚い絵を我慢して読みましょう。映画は面白かったんだけどなぁ・・・やっぱ絵なんだろうなぁ・・・。

クローズZERO 第1巻

クローズZERO2 鈴蘭×鳳仙(全11巻)

前作で不良の巣窟・鈴蘭の頂点に最も近いと言われた芹澤多摩雄を倒した滝谷源治!未だ誰もなしえていない鈴蘭制覇を目指し、再び羽ばたく…!!

映画版のクローズ2とは似て非なるものと思っていた方がいいです。知らないキャラクターやエピソードなどが追加されています(映画版で削った要素なだけかも)。

個人的には鈴蘭と鳳仙の戦いに特化した映画版の方が好みなのですが、他の高校が出てきたり、争いの火種となった川西の扱いが雑すぎる点など、正直「もう少し何とかならなかったの!?」言いたくなる場面も少なくありません。

それでも絵が非常に綺麗で、マンガにはマンガの良さがあると思います。あっという間に読み終わってしまうという点においては、なんだかんだで面白いと言わざるを得ないでしょう。単純に「ヤンキー漫画・不良マンガが読みたい」という人にはおすすめです。

関連:鈴蘭VS鳳仙の熱いドラマ『クローズZEROⅡ』の魅力を語る

クローズZERO2 第1巻

QP(キューピー)(全8巻)

本当の強さとは何か。かつて、街の不良たちを恐怖のどん底におとしいれた伝説の男、「キューピー」こと石田小鳥が帰って来た!伝説が再び幕を開ける第1巻!

見た目は怖いが石田小鳥という可愛い名前を持つ喧嘩最強の男、通称キューピーを中心に描かれるマンガです。全8巻なので、あっという間に読み終わってしまうことでしょう。

学生時代のケンカだけでなく、大人になってからのヤクザ絡みの描写もあり、単なる不良マンガ・ヤンキー漫画とは一線を画す人間ドラマと言っても過言ではないと思います。

「かつての親友が道を踏み外したとき、自分には何ができるのか」という葛藤や、過去の自分と決別し前を向こうとする男の生きざまなど、テーマがかなり重い仕上がりになっており何かを思わずにはいられません。

QP(キューピー) 第1巻

ギャングキング(全37巻)

子どものころ、「勝針」という凄腕の彫り師に、命を助けてもらったジミーこと大西勝也。その出来事をきっかけに、和彫りに魅せられた彼は、自らの手で自分の身体に和彫りを入れ、将来は「勝針」の元で修業し、世界一の彫り師になることを目指すようになる。薔薇十字学園高校・工業科1年のジミーの周りには、彼を慕う仲間が多く集い、漢同士の闘いを繰り広げながら、熱い毎日を送っていく!

「かつて自分の命を救ってくれた彫り師に憧れて、自らも『世界一の彫り師』を目指す」という大前提こそ特異的ですが、中身は普通のヤンキー漫画です。ハッキリ言うとケンカばっかしてます。彫り師に憧れるあまり「自分で自分の身体を彫った」という、ジミーこと大西勝也の熱い日常を描いたマンガです。

コマいっぱいに描かれた絵が迫力満点な本作は読む人を飽きさせないでしょう。ジミーを含め、その周りの仲間たちが「見た目こそ不良であるものの中身は真っ直ぐで熱い漢」というのも、本作が人気である理由の一つではないでしょうか。途中めちゃくちゃ長い充電期間がありましたが、見事に復活から完結まで走り抜けてくれました。

ギャングキング 第1巻

クローバー(全43巻)

小学校時代に仲良しの同級生だったハヤトとトモキとケンジ。ハヤトの転校で疎遠になってしまったが、5年ぶりにハヤトが帰ってきたのをキッカケに再会する。しかし……!?

個性もタイプも違うトモキ、ハヤト、ケンジという3人のヤンキーが繰り広げる日常を描いた作品で、良くも悪くも最近よく見るタイプのヤンキー漫画というような感じでしょうか。

この個性的な3人が一緒にいるところの描写は、思わず笑みが零れてしまうほど微笑ましいシーンばかりです。あまりに微笑ましくて「逆にケンカに無理やり繋げなくても面白かったんじゃないか?」と思えるほどなんですよね。

次々と嫌な奴が出てきてその都度バトルするという従来の不良漫画における典型的な流れは汲んでいるのですが、相手の印象が残らないという部分が逆に印象的でした。

クローバー 第3巻

サムライソルジャー(全27巻)

若さと無謀が交錯する街、東京・渋谷に「凶竜」と呼ばれた男、藤村新太郎が帰ってきた!!最強不良集団「ZERO」の頭、桐生達也の「統一宣言」で、一気に血の匂いが充溢する渋谷!!元・「ZERO」メンバーの新太郎は争いの渦中へ少しずつ…!?無軌道な暴威が紡ぐ、ギャングスタ抗争物語が今、幕を開ける…!!

不良というか半グレに近い存在を描いた作品のように思えますが、登場人物が持つ熱量は相当な作品です。中でも主人公の藤村新太郎は多くの人を魅了するだけの熱さを持っています。

体もゴツくてケンカも強いのに根は真面目で、花屋さんでアルバイトをしている姿にはギャップ萌えの意味を教わりました。友情とケンカを上手く融合しながら、テンポ良く読者を引きずり込むのは流石です。

序盤~中盤にかけては文句なしに面白いので、一気に夢中になること間違いないでしょう。しかし後半の失速感と最後の結末が・・・。それまでが面白かっただけに、少し残念なように思えてしまいました。とりあえず読めばわかります。

サムライソルジャー 第1巻

アキラNo.2(全7巻)

不良の巣窟である陸山高校の圧倒的なナンバーワン・ツトム。虎視眈々とその座を狙うナンバーツーのアキラだが、実はケンカがめちゃ弱い!! ナンバーワンに取り入ることでその地位を得たアキラ。ツトムには献身的に尽くし、下には優しく… ナンバーツーは辛いよ!

タイトルにもあるように本作の主人公はNo.1じゃありません。No.1の強い奴の後ろに引っ付いている不良を描いた作品です。これが実力伯仲のNo.2なら特に問題はないんですが、本作のNo.2はケンカの実力的には俄然下位グループになってしまいそうなんですよね。そこを要領の良さでカバーし、なんとかNo.1に取り入ったという感じの物語です。

「ジャイ〇ンとス〇夫」という風に言われていたりNo.1に気に入られるように努力したりなど、ケンカ以外の苦労が目立っていて、他には無いヤンキー漫画になっています。

アキラNo.2 第1巻

成り上がり飯(全7巻)

不良高校の王森高校では、誰もが第三十五代頭のメリケンを狙い、ケンカに明け暮れる日々。一年のケニーもメリケンに挑むものの、あっさりボコボコにされながら、空を見上げて己の無力さに涙していた。しかし、偶然ケニーの弁当を食べたメリケンは、あまりの美味しさに重いパンチを喰らったような衝撃を受けた! 料理の腕前が武器になると悟ったケニーは全生徒の胃袋を掴んで王森高校の“頂き”に成り上がると誓った!

グルメと不良の両立が非常に面白く、ギャグテイストもふんだんに盛り込んだ一風変わった作品です。「全校生徒の胃袋を掴んで頂点に立つ」というぶっ飛んだ初期設定もそうですが、とにかく面白いんですよね。

初期設定だけ聞いたら「しょっぱいマンガっぽいなー」って思うじゃないですか?騙されたと思って読んでみると、これがめちゃくちゃ面白いんです。絵も綺麗ですし、ギャグに寄せつつも感動するシーンも珍しくありません。

ご飯を食べることに対する幸せみたいなものも感じたりするので、良い意味で「今までにない不良漫画」と言っていいでしょう。学生の皆さん、朝食はちゃんと食べましょう。

成り上がり飯 第1巻

シュガーレス(全18巻)

自分の主義は拳で語る!!馴れ合い不要の“風車”学校で、ギラつく1年・椎葉岳が大暴れ!!殴り殴られテッペン向かって一直線!!クソガキ激突丈比べ!!

最初から最後までケンカばかりのマンガです。多少の友情こそ描かれているもののとにかくケンカで、どこのページを開いてもバトルしています。主人公の椎葉岳が1年生ながらに不良高校の頂点を目指して、2年生や3年生とぶつかっていく姿が描かれていますが、その姿は戦いに飢えた狂犬のようです。

絵はかなり綺麗で、誰でも読みやすいと思います。不良漫画というよりは、格闘マンガ・喧嘩マンガという立ち位置になるかと思いますが、熱いバトルが見たいという方はどうぞ。

シュガーレス 第1巻

A-BOUT!(全19巻)

「朝桐真之輔(あさぎり・しんのすけ)コイツ本物のバカだ!!」私立光嶺(みつみね)高校……そこは、他県にまで名を轟かすほどの不良が集う“戦闘地域”。危険な奴らが集う学び舎に、一人の転校生がやってきた。朝桐真之輔、史上サイアクの自己チュー男!コイツ、バカか、それとも……!?超オレ様伝説開幕……なの……!?

ケンカの場面であるにも関わらず、そこそこ多いギャグ・・・世界観をギリギリ崩さずに笑わせる、そのバランス感が何とも言えません。アホみたいな瞬間が結構多く描かれていて、主人公のバカさ加減を見たら思わず応援せずにはいられないでしょう。

ケンカ部分が細かく描かれているわけでもなく、ある意味で新しいヤンキー漫画じゃないかと思いました。絵も綺麗で、読みやすいと思います。『A-BOUT!』は一部作で、二部作になると『A-BOUT!!』という名前に変わります(びっくりマークが1つ増えます)。ハッキリ言ってびっくりマーク5個分くらい驚かされるような出来なので、現時点でおすすめできるのは一部作のみです。

A-BOUT! 第1巻

センター~渋谷不良同盟~(全5巻)

1990年、渋谷センター街。当時そこでは遊びに喧嘩に明け暮れる「チーマー」と呼ばれる不良少年達が一世を風靡していた。シンゴはそんな「不良の爆心地」に飛び込んでいく……!! あらゆるエネルギーをぶつけ合って輝こうとしている不器用なすべての人間に詠う。ヤバくてアツかった街の青春群像劇!!

湘南乃風の若旦那の自伝的なヤンキー漫画です。ヤンキーというよりは半グレに近いという印象ですが、実話〇ックルズなんかに載っていそうな過激な内容となっています。若旦那といえば昔はブイブイ言わせていたという話を聞いたことがある人も少なくないでしょう。

「にしても…」みたいな部分が少なくないので、もしかしたら「マンガになるからって誇張してない!?」と思ってしまうような人だと心から楽しむことは難しいかもしれません。不良は不良でも健全な不良ではなく、ナイフを出したり車で突っ込んだりするシーンもあるので好みも分かれるところでしょう。半グレ寄りの内容が好きな人にはおすすめです。

センター~渋谷不良同盟~ 第1巻

プリティフェイス(全6巻)

高3の乱堂政は、空手大会の帰りに事故に遭う。それから一年後意識を取り戻すと、何と自分の顔が大好きなコ・栗見理奈の顔になっていた!!更にその後、理奈の双子の姉・由奈と間違われ、もう大混乱……!!

ケンカ最強のド不良・乱堂政が、ある事故をキッカケに見た目が女の子になってしまうというとんでもストーリーです。しかも自分が好きだった女の子と同じ顔になってしまいます。

ギャグあり、シリアスあり、そしてお色気ありの本作は、なんと言っても「結末が気になる」という魅力に溢れています。読者の大半が、読み始めてから間もなく「これ、どうやって着地するんだろう?」という疑問に溢れる事でしょう。

色々とツッコミどころが満載で、正直「不良マンガって言っていいものかどうなのか」という点では疑問ですが、設定が非常に斬新で純粋に面白いです。全6巻でサクッと読み切れるボリュームというのも嬉しいですね。

プリティフェイス 第1巻

最後に

不良漫画、ヤンキー漫画というジャンルのマンガで脚光を浴びる作品は、昔と比べると絶対数が遥かに減ってしまったように思えます。それも時代の流れと考えたら仕方ないのかもしれません。

いきすぎた暴力はよくありませんが素手でのタイマンで思いっきり殴り合って、最終的には互いの袂を分かち合うというか「昨日の敵は今日の友」みたいなスガスガしさには、ちょっとしたドラマみたいなものを感じませんか?

中には古臭さ、青臭さ、男臭さが溢れんばかりの作品も多いですが、これほど熱いジャンルも珍しいと思うので気になる作品があればぜひチェックしてみてください。

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