最近のパチンコ・パチスロは、どの台にも液晶が付いているのが当たり前といった状況で、様々なムービーを流したりすることで演出に幅ができています。そういった進化に伴い、名作アニメや映画、ゲームなんかとコラボした機種が数多く登場するようになりました。
私の場合は、エヴァや北斗の拳など「名前は知ってたけど、特に深く接してこなかった作品」について、スロットがキッカケで漫画を読んだりアニメを見たりして、その作品の世界観にのめり込んでしまった作品も少なくありません。
そして、私がそうであったように「パチンコ・パチスロがキッカケで、原作に興味を持った」という人も意外に多いのではないでしょうか。というわけで、今回は『タイアップ(パチンコ化・パチスロ化)されたオススメの漫画』を紹介したいと思います。
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Contents
- テラフォーマーズ(連載中)
- 新世紀エヴァンゲリオン(全14巻)
- バジリスク(全5巻)
- 北斗の拳(全27巻)
- 蒼天の拳(全22巻)
- 花の慶次‐雲のかなたに‐(全10巻)
- 交響詩篇エウレカセブン(全6巻)
- コードギアス 反逆のルルーシュ(全8巻)
- キン肉マン(全56巻)
- 賭博破戒録カイジ(全13巻)
- 銀と金(全11巻)
- モンキーターン(全30巻)
- 哲也~雀聖と呼ばれた男~(全41巻)
- ろくでなしブルース(全25巻)
- 嘘喰い(全49巻)
- 巨人の星(全19巻)
- あしたのジョー(全20巻)
- 月下の棋士(全32巻)
- 俺の空(全9巻)
- めぞん一刻(全15巻)
- うる星やつら(全34巻)
- CAT'S EYE(全15巻)
- CITY HUNTER(全32巻)
- 一騎当千(全24巻)
- あずみ(全48巻)
- みどりのマキバオー(全10巻)
- パチスロ漫画
- 最後に
テラフォーマーズ(連載中)
テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)[Kindle版]
随分とパチスロ化が早かったなぁと思いました。過去の名作は、進んでタイアップしているのに対し、現在進行形で勢いのある作品を取り扱う傾向って、比較的少ないのではないでしょうか。
マンガが非常に話題になりました(なっています)よね。実写化もされましたし、飛ぶ鳥を落とす勢いとは、まさにこのことでしょう。
多くの人が興味を持ちそうな『宇宙』と『ゴキブリ』を興味深く描き、バトル要素まで詰め込んできているので、ハッキリ言って「流行らないわけがない」と思いましたが、抜群に面白い作品です(最初は)。肝心のスロットの出来については、ノーコメントで。
テラフォーマーズ 第1巻
新世紀エヴァンゲリオン(全14巻)
アニメとして社会現象を巻き起こした本作は、パチンコ・パチスロのタイアップ機としても非常に高い人気を誇っており、これまで発表されたタイトル数はナンバー1だと思います(違ったらごめんなさい)。
パチンコのエヴァはあまり打ちませんが、上段4テンパイ、下段2テンパイは、数ある演出の中でも地味に好きな演出の1つです。パチスロのエヴァは4作目までは好んで打ちました。なかでも2作目にあたる『まごころ』は、最高傑作だと思っています(ただしARTは黒歴史)。
肝心の原作については、私にとっては「よくわからない作品」でしたが、これを知っているのと知らないのとでは演出の楽しさが格段に変わってくるのは事実です。パチンコ・パチスロでエヴァを打つ人の中に、まだ原作を知らないという人がいたら、ぜひ押さえておくことをオススメします。
新世紀エヴァンゲリオン 第1巻
バジリスク(全5巻)
私はスロットがキッカケで本作に出会いました。スロットにはバジリスクと出会わせてくれたことを心から感謝しています(授業料は高かったですけど)。
内容を知らずに、ただスロットだけをやっていた頃は、将監よりも夜叉丸を応援してたっていうね。あの悪人面がまさか味方だとは、夢にも思いませんでしたよ。やはり漫画を通じて世界観を知ると、余計にバジリスクが楽しくなります。言ったら「バジリスクとの間に絆ができる」と言ってもいいくらいです。
エンディングで見たシーンは、涙なしには語れません。バジリスク打ちには、是非読んでおいてもらいたい作品です。あ、唯一残念だったのが「見よ!豹馬!」なんですけど、原作ではアッサリしすぎてたのが少しガッカリでした。
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北斗の拳(全27巻)
元々、漫画はもちろん、アニメなどでも絶大な人気を誇っていた『北斗の拳』ですが、タイアップされることで「これまで北斗の拳をリアルタイムで知らなかった層」の大量獲得に成功したのではないでしょうか。
今やパチンコ・パチスロ業界は『北斗の拳』を中心に回っていると言っても過言ではないでしょう。中でもスロット4号機は、まさに伝説の機種と言ってもいいくらいです。
そして言うまでもありませんが、本作品もジャンプ全盛期の作品でメチャクチャ面白いです。冒頭から「ケーン!」が堪能できますよ。さらに言うなら、パチンコ・パチスロから本作品に興味を持ったとき、シンが死ぬタイミングの早さに驚きを隠せないと思います。
あと、個人的には『北斗の拳イチゴ味』というギャグ漫画もオススメです。「北斗の拳が好きなこと」が必要条件ですが、それさえ満たしていれば抜群に笑えること間違いありません。
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北斗の拳 イチゴ味 第1巻
蒼天の拳(全22巻)
『北斗の拳』以前の世界を描いた作品なのですが、北斗の拳のケンシロウが第64代伝承者であるのに対し、本作の主人公である霞拳志郎は第62代伝承者に当たります。
作風が大きく異なっており、絵は格段に見やすくなっていますが、北斗の拳で見られたような「ヒャッハーする場面」は大きく減少し、マイルドな表現が多用されていると言っていいでしょう。
北斗の拳に比べると爽快感などは落ちているかもしれませんが、本作を読み込むことで北斗の拳をより楽しめるようになると思います。
私は、パチスロの蒼天の拳には全くと言っていいほどイイ思い出がありません。パチンコで出た初代の右打ちは、とにかく球が増やせて良かったなぁ。とは言え、ホルコンにエラーが出るのかなんなのか、すぐ店員が飛んできちゃいましたけどね。
蒼天の拳 第1巻
花の慶次‐雲のかなたに‐(全10巻)
ほぼスロット一本だった私が、パチンコもやるようになったキッカケが『花の慶次』です。初めて5万発超えしたのも、この機種でした。
良くも悪くも『戦国版の北斗の拳』と言ったところでしょうか。史実と照らし合わせたときにどうなっているのかはわかりませんが、前田慶次の傾奇者感がかなり出ていて面白いです。
本作品の魅力として『数多くの名言』が挙げられると思うのですが、ストーリー仕立てで見ると、より一層響いてきますよ。「だが、それがいい」や「虎はなにゆえ強いと思う?もともと強いからよ」なんかは、私の就職試験時の座右の銘にしたくらいです(ホラ吹きました)。
キセル演出が意外と普通の場面で登場するのには驚きました。「自分が開発者だったら、激アツ演出にあの場面は使わないだろうなぁ」というくらい地味に出てきます。松風演出は名シーンですね。それを心から楽しむためにも、原作のチェックをオススメします。
花の慶次‐雲のかなたに‐ 第1巻
交響詩篇エウレカセブン(全6巻)
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」とか名言すぎますよね。パチスロで一大ブームを気付いたと言っても過言ではない、ご存知『エウレカセブン』です。
初めて見た時は「エヴァの二番煎じ」程度にしか思っていませんでしたが、しっかり作り込まれた作品で、すごく切なくなるようなマンガだと思います。
アニメの躍動感も見所満載なのですが、コミックスとアニメでストーリーが異なっているので、それぞれ好みの差が出るかと思いますね。マンガであればkindleで6巻完結なので、一気読みするのにも手頃ではないでしょうか。
スロットをやってなかったら絶対に出会わなかったであろう作品なので、こういった名作に出会えたことは本当に感謝したいですね。終わり方も完璧です。
コードギアス 反逆のルルーシュ(全8巻)
この作品は完全にスロットで興味を持ってから読み始めました。「スロット→マンガ→パチンコ」の黄金パターンですね(とは言え、パチンコはあまり打っていません)。
最初の印象としては「なんでパチスロ化したんだろう?」という一点だけでした。「もしかして、特殊な層をスロットの世界に引きずり込もうとしてるのかな?」と思ったくらいです。
原作を知ると、格段にスロ&パチが面白くなるので、この機種が好きで原作を知らないという人は絶対に読んでおいた方がいいです。その際は「アニメの方が断然面白い!」という声も聞くので、アニメで楽しんでみてもいいでしょう。
キン肉マン(全56巻)
知名度抜群の本作がパチンコ化・パチスロ化したときは、稼働がハンパ無かったのを記憶しています。新台のときなんか特に、それはそれはすごい勢いでした。
スロットverは設定6の分かりやすさといい出玉率といい、当時はメチャクチャお世話になりましたし、パチンコverは潜伏を拾えるという予期せぬメリットが大きかったんですよね。
逆に言えば少し複雑なシステムというか、ご年配の方に分かりにくいシステムみたいなもののせいで、客離れもすごかったように思えます。パチンコなんかは、シンプルな演出にして作ってた方が、普通に流行ったと思いますけどねぇ…。
多くの超人が登場してのバトル&必殺技の応酬は、いつ見ても迫力を感じます。男なら憧れて当然と思えるような存在ではないでしょうか。アニメも流行りましたが、マンガでも十分すぎるほどの躍動感が伝わってくる作品です。
キン肉マン 第1巻
賭博破戒録カイジ(全13巻)
当時4号機のスロットで登場したのが最初だったと記憶していますが、まさかスロットの中でもギャンブルをするとは夢にも思いませんでしたね。設定5の爆連派か設定6の安定派かという話題で盛り上がった記憶があります。
カイジシリーズは漫画でも種類が多いのですが、やはりパチンコ・パチスロ好きにオススメしたいのは沼編が収録されている『賭博破戒録カイジ』です。ギャンブルに勝つための執念みたいなものを教わったような気がしますよ(気がするだけ)。
個人的に好きなシーンは、クギ調整するための球をすり替えたシーンや、水を大量に使ってビルを傾けていたことが発覚したシーンなどです。勝負師としての用意周到な部分は、ギャンブラーとして勉強させてもらったような気がします(気がするだけ)。
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銀と金(全11巻)
カイジと似たり寄ったりな世界観を持っていますが、福本作品の中でも根強い人気があるのがこちらの『銀と金』です。原作は文句なしに面白いと思います。
肝心のパチンコ・パチスロに関しては、設置台数が少なかったんでしょうか。スロットの『銀と金2』なんかは映像も綺麗で、マルチシナリオシステムなんかも面白い試みだと思ったんですけど、私の周りでは5スロにしか置いてませんでした。
実際、パチンコ・パチスロのギャンブルをやる人が好きな世界観が上手く描かれている作品なので、よほど変なシステムにさえしなければタイアップ機も大きく流行ると思うんですけどねぇ。認知度こそカイジに劣っていますが、内容は抜群に面白いので是非読んでみてください。
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モンキーターン(全30巻)
スロットをやっていなかったら、永久に出会わなかったと言っても過言ではない作品です。私はギャンブルが好きですが、競艇や競輪は一切やらないので、モンキーターンに競艇の面白さを教わりました(とは言え、実際の競艇はテレビでしか見たことがありませんが)。
最初は「競艇なんて・・・」という先入観もあったので、パチスロのモンキーターンがつまらないものであれば、ここまで本作に興味を持つこともなかったと思います。ハッキリ言って、メチャクチャ魅了されてしまいました。
ゾーン狙い含め、まずモンキーのシマを最初にチェックしたりもしていたので、あるときの大勝ちを機に大人買いしたのが懐かしいです。スロットをやらない人にも、純粋にオススメしたい作品と言ってもいいでしょう。
モンキーターン 第1巻
哲也~雀聖と呼ばれた男~(全41巻)
カイジなんかでも同様のことが言えますけど、パチンコ・パチスロをやるようなギャンブラーが、ギャンブルを題材にした作品を受け入れないわけがないですよね。
作風も『バトル型魔法系麻雀』と言うんでしょうか。次から次へと強い相手が出てきて、最初こそ負けるものの最終的に勝つという内容なので、アリストクラートも作りやすかったと思います。
この頃は、まだ『ペナルティ』が結構多かった時代のように思えますね。これとか戦国無双とか打ってて「ナビに従うのって『無視=従う』なんだっけ?」って、いつも迷ってた記憶がありますよ(「白ナビなら黒を狙う」など)。
マンガ自体は『魔法系麻雀』を描いた作品ですが、麻雀好きの中でも好き嫌いが分かれると思います。ヒラ場でも「なんかやってんじゃねえの!?」って思えるようなヒキに目を瞑れる人は、かなり楽しめるハズです。
哲也~雀聖と呼ばれた男~ 第1巻
ろくでなしブルース(全25巻)
ジャンプ全盛期に連載されていたマンガ&不良漫画の金字塔的存在です。面白くないわけがありません。『北斗の拳』に近い、いわゆる「男くさい絵」ですが、シナリオと上手くマッチしていますし、絵はムチャクチャ綺麗だと思います。
そして、あまりパチンコ化・スロット化されなさそうなタイトルだと勝手ながらに思っていたので、パチスロ化・パチンコ化したのは意外でした。
『サクラ大戦』との入れ替わりで導入されたのを覚えていますが、確かサクラ大戦って「設定1でも勝てる」から不具合扱いになったんでしたっけ?検定、ろくでなし。
ろくでなしブルース 第1巻
嘘喰い(全49巻)
今1番熱いギャンブル漫画と言っても過言ではないでしょう。ご存知『嘘喰い』です。まさかパチンコ化されるとは・・・。このタイアップは嘘喰いファンとして、非常に嬉しいものでした。
帝国タワーモードは文句なしに面白いです。所々で流れるイエモンの曲がカッコイイですね。・・・あとはあまり印象に残ってないです。というのも、数回しか遊んだことがありません(なんか申し訳ない)。
しかし、漫画はとことん読み倒しています。ハッキリ言ってメチャクチャ面白いです。ギャンブル好きなら間違いなくハマると思うので、ぜひ読んでみてください。
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巨人の星(全19巻)
言わずと知れた、野球漫画の金字塔です。『大リーグボール養成ギプス』や『ちゃぶ台返し』など、ファンでなくとも「1度見たら忘れられないインパクト」が、本作の醍醐味ですよね。
肝心のスロットでは4号機の『巨人の星2』の頃に、随分とイイ思いをさせてもらいました。いわゆるストック機全盛期でしたが、BIG比率が高く、宵越し天井が有効なのが、非常に重宝したのを覚えています。
朝から『巨人の星』を打つ時なんかは、同時期に黄金期を迎えていた『パチスロ北斗の拳』をイジる意味でも「今日は、明子を昇天させてくる」などと言っていたものです。・・・完全にバカですね。
巨人の星 第1巻
あしたのジョー(全20巻)
世代を問わず、誰もが知ってるボクシング漫画です。『びっくりパチンコ』という呼び名で彗星のごとく登場し、あまりにも酷い釘調整にびっくりさせられました。
1/300程度の勝負しやすいスペックと、大当たり中の右打ちが爽快で打倒しましたね。一時期はこればっかり打っていた記憶があるくらいです。
肝心のマンガですが、文句なしに面白いと思いますよ。流行るのがわかるというか、矢吹丈の『ちょっとしたやんちゃ感』みたいなものが、ボクシングと上手く融合してると思います。絵がちょっと古いのとハリマオの非現実感さえ受け入れられれば、心から楽しめるでしょう。
あしたのジョー 第1巻
月下の棋士(全32巻)
棋士としては非常に破天荒な氷室将介という青年が、プロ棋士を目指す姿を描いた将棋漫画です。知る人ぞ知る名作だと思います。将棋が好きな人は既に押さえたマンガでしょうけど、まだ読んだことのない人は、ぜひ手に取ってみてください。
私はこの『月下の棋士』の甘デジがとにかく好きでした。スペックなんて素晴らしすぎるくらい優秀だったと記憶しています(確かSTが10回転で1/10とかだったような気が)。
右下の役物の将棋駒もいい味を出してましたね。やっぱ『赤文字の好機』がアツイ機種がいいですよ。本作のパチは「え?こんなので当たるの?」っていうくらいアッサリしていますが、それがまた最高なんです。今は空前の将棋ブームですので、そういう意味でも本作を押さえておくことをオススメします。
月下の棋士 第1巻
俺の空(全9巻)
成績優秀&スポーツ万能である財閥の跡取り息子が、家訓に従い花嫁を探すと言う『とんでもストーリー』です。昔っぽくて男くさい絵が特徴的な本作は、色んな部分に血がたぎるような熱い作品と言っていいと思います。
ストーリー上、ちょっとした官能的な場面も多く描かれていて、この作品と一緒に青春時代を謳歌したという人にとっては、心の底からたまらない作品なのではないでしょうか。中でも、物語序盤の先生との秘め事は『伝説』と言っていいくらいです。
私はパチスロを通じて本作を知りましたが、パチスロではわからなかったほどの『とんでもストーリー』に驚きを隠せませんでした。最後のパチスロ4号機という部分も感慨深いものがあります。最終日、全6だったけど負けた思い出が懐かしいです。
俺の空 第1巻
めぞん一刻(全15巻)
パチスロだけでも何作も作られている、言わずと知れた名作中の名作ですよね。高橋留美子先生の作品は数多くタイアップされていますが、私は『めぞん一刻』が1番好きです。
割と古い作品ではあるんですが、その人気は未だ衰え知らずで、特番でも「好きなアニメベスト〇〇!」のような企画をやっているとき、必ずと言っていいほど上位にランクインしています。
純粋な恋愛漫画としてもオススメなので、読んだことがない方は是非チェックしてみてください。今後もタイアップ機がシリーズ化していくことが予想されるので、スロッターなら押さえておいて損はないです。
パチスロとしても結構な人気を誇っているのではないかと思いますね。ARTもノーマルタイプも、どちらも上手く作ったと言っていいでしょう。ただ、液晶付きのノーマル機種は、アツイ演出に発展しても出目でわかっちゃうのが・・・ね。
めぞん一刻 第1巻
うる星やつら(全34巻)
こちらもメチャクチャ高い人気を誇っている作品で、世代を問わず「ラムちゃん」の存在は有名です。私は、パチンコで存在を知ってから夢中になりました。
内容自体は「ラムちゃんを中心に展開される、ドタバタコメディー」ですが、男女ともに楽しめる作風じゃないかと思います。なんと言っても、ラムちゃん可愛いですよ。
そういえば、パチンコで出た1番最初の機種でしたかね。スペックがメチャクチャ優秀で、釘がガチガチだったような記憶があります(ボーナス比率の兼ね合いなのか、ボーダーがメチャクチャ低かったと記憶してますけど)。
うる星やつら 第1巻
CAT'S EYE(全15巻)
こちらも世代を問わずに有名&人気の作品です。アニメを見たことがなくても、CAT'S EYEのオープニングテーマ曲は知っているという人も多いはず。(某音ゲーなんかでもありましたからねぇ)
3色の全身タイツ、そして3人とも美女という設定にドキドキしたという人も多いのではないでしょうか。北条司先生の絵は、大人っぽいというかハンパ無く色気があるので、世界観と上手くマッチしていると思います。
肝心のタイアップ機ですが、パチンコは甘デジしか打ったことがありません。スロットでは『ダブル揃い』のある機種が結構好きなので、それなりに打った記憶があります。
この手のタイアップ機はほとんどがそうですけど、原作ファンにはたまらない作りになっているといった印象です。少なくとも私は心もお金も奪われました。
CAT'S EYE 第1巻
CITY HUNTER(全32巻)
こちらもパチンコ&パチスロの両方でタイアップ機が出ている人気作品です。漫画やアニメも非常に有名な作品ですよね。
パチンコの方は、ST中にバックで流れる『GET WILD』がメチャクチャ好きでした。ノリノリになれる音楽なので、相性抜群だったと思います。個人的なことを言わせてもらえば、花の慶次の角田さんの唄に並んでノリノリになれたんじゃないかなぁと。あ、北斗のタフボーイも。
スロットは高ループのシステム自体は好きだったんですけど、気付いたら撤去されてましたね。触る前に撤去されてることも少なくないので、なんだか寂しい気分です。
本作は、動きのあるアニメでこそ真価を発揮すると思うので、大勝ちした人は気になる方はアニメの方も是非チェックしてみてください。
一騎当千(全24巻)
三国志を元ネタに、多くの三国武将と同じ名前の女の子たちが登場するバトル&パンチラ漫画です。言い換えると「バイオレンス&お色気」というVシネマにも似た構図になっています。
とにかくパンチラ頻度が高く、上半身も際どい部分で破けたりします。そもそもの衣装が際どくて、よく秋葉原なんかでコスプレしている人たちが選びそうなデザインのものばかりなので、読む人を選ぶということは間違いないでしょう。
この甘デジが結構好きで、だいぶ勝たせてもらった記憶があります。やたら呂布だの劉備だの出てくるので、打ってる間はずっと「???」でしたが、原作を読んでようやく理解しました。
漫画としては、詰まるとこ「好きな人は好き」という部分に行き着いてしまうのでアレですけど、パチンコでいい思いをしたという人や、パンチラが好きな人にオススメです。
一騎当千 第1巻
あずみ(全48巻)
この作品が休憩スペースに置いてあるホールが随分と多いので気になってはいたのですが、どうやら『CRあずみ』ってのがあるんですね。まったく知らなかったんですけど「何処のメーカーよ?」とか思ってたら、天下のサミーでした。
マンガ自体は実写化もされたほど非常に有名で、ちょっとしたエロと結構なバイオレンスを秘めた『チャンバラ系テロリスト漫画』と言っていいでしょう。良くも悪くも「忍びの世界って非情なんだなぁ」と思うような作品です。
これは大人が読むマンガで間違いありません。取り扱ってるテーマが深く重いので、壮絶な世界に息を飲むことになるでしょう(出玉も飲まれたけど)。
あずみ 第1巻
みどりのマキバオー(全10巻)
ジャンプで連載していたときは、普通に飛ばしていました。あるとき、空き台待ちをしていたときの休憩スペースで見つけて読んだとき、意外と面白いことに気付いたんですよね。
「あー、絵で選り好みしちゃいけないな」と本気で思いましたよ。アニメ化もされてますし「つまらない作品なら、こんなにもてはやされたりしない」という部分に、一刻も早く気付きたかったです。
競走馬を扱った漫画は少ないので、そういった意味でも貴重な作品だと思います。全10巻というボリュームも一気読みしやすくてイイと思いますよ。肝心のパチンコ・パチスロは・・・記憶に残るほど打ってないです。
みどりのマキバオー 第1巻
パチスロ漫画
ここからはタイアップではなく、パチスロ実践そのものを漫画にした作品を紹介します。
超アドリブ王子(連載中)
スロット好きの人にオススメしたいパチスロギャグ漫画(!?)です。
完全なるヒキ強によるご都合スロット漫画で、ぶっちゃけ参考にはなりません。しかし、スロッターの読者なら「こんな展開羨ましいなぁ」という夢を見ることができるでしょう。
パチ屋さんの本棚で見かけることも多い作品ですが、パチスロ好きの方は是非読んでみてください。
超アドリブ店長 第1巻
パチスロワサビヘッド(山葵頭脳)
私はここ数年パチスロ雑誌を全く読んでおらず、ワサビさんという実戦ライターのことを存じ上げていませんでしたが、本作を読んですごく楽しそうにパチスロを打つ人だなぁと思いました。
と言うのも、DDT打法に対して「最適ではあっても、必ずしも快適とは限らない」と言い放っていて、パチスロ好きなら熱い打ち方とか色々あるでしょうから、共感する人も多いのではないかと思います。
第1巻で取り扱われている機種が「番長2」「北斗転生」「みんジャグ」など、2018年に発売される単行本コミックスとしてはラインナップが古いような気もしますが、懐かしさを感じながら楽しめる一作です。
パチスロワサビヘッド 第1巻
最後に
やはりタイアップされるだけあって、根強い人気を誇っている作品が多いと思います。もしくは、隠れた名作であることも多いですね。私自身、マンガは大好きでよく読みますが、スロットがキッカケで出会った作品も本当に多いので、その都度、勉強させてもらいました。
最近では、休憩スペースにタイアップされた漫画が置かれているというホールも多いですし、激アツな全回転演出なんかはあまり見れないので、同シーンをマンガで楽しむというのもアリではないでしょうか(←えっ!?)。
みなさんも知らない作品、読んだことがない作品があれば、ぜひ読んでみてください。より一層、演出が楽しくなるはずですよ。
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