日本史大好き!!戦国時代や幕末など日本史を題材にした面白いおすすめマンガ

これで日本史が好きになる!! 戦国時代や幕末など 日本史を題材にしたおすすめ漫画

「歴史はあまり好きじゃない」という人は少なくありません。しかし「戦国時代は好き!」という人は非常に多く、その理由としてはマンガやゲーム、ドラマなど興味を引く媒体が多いからではないかと思いました。

実際に歴史をテーマに描かれているマンガには名作も多く、面白い作品も結構あるんですよね。やはり戦国時代のものが多いですが、面白い歴史漫画を読めば歴史に対する苦手意識が薄れるかもしれません。そこで今回は戦国時代や幕末時代など日本史にスポットを当てて描かれた面白いマンガ、おすすめのマンガの数々をご紹介します。

目次

レイリ(全6巻)

長篠の戦いから4年、黄昏ゆく武田帝国と勃興する織田軍団の血戦のはざまで、数奇な運命を生きる少女の名はレイリ。巨匠渾身の原作を新感覚の鬼才が作品化! 衝撃の本格戦国時代劇、開幕!!

手練れの女剣士が武田信勝の影武者として生きていく物語です。主人公は元々は百姓の娘でしたが、残党狩りに襲われた所を岡部丹波守に救われたことがキッカケで、武田家(主に岡部丹波守)に忠誠を誓い死に場所を求めます。

家族の後を追いたいという死に急ぐ気持ちと君主に捧げる想いなどがどう変化していくのか、非常に見応えのある作品です。全6巻という決して長くないボリュームの中に、色んなドラマが詰まっている時代漫画と言っていいでしょう。

レイリ
Ⓒレイリ

バガボンド

「強い」とはどういうことか……。六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作!

スラムダンクで知られる井上雄彦先生が描く、宮本武蔵を題材にした時代劇漫画です。武蔵と小次郎と言えば多くのファンがいるテーマだと思いますが、井上先生の圧倒的な画力で見事に再現されています。

とにかく絵が綺麗なので迫力がハンパ無い!そして武蔵の人間的な成長にも大きな見応えがある作品です。「強いとは何なのか」を追い求めてひたすら人を斬り続け、ある境地に辿り着いた武蔵の姿に何か色々と考えさせられました。Kindle版がないのが残念ですが、文句無しにおすすめしたい歴史漫画です。

ある時期から連載が滞っており、もう5年以上新刊されていない状況です。

バガボンド 第1巻

いくさの子 ~織田三郎信長伝~

織田信長は、母の胎内でいくさの声を聞いた。生まれては、いかなる刹那も戦い続けた。信長にとって、いくさ場はまさに揺りかご。すべてのことは、いくさから学んだ。信長は、まぎれもなく「いくさの子」であった。織田信長、幼名・吉法師。天下一の悪餓鬼が戦国の世を堂々傾きぬく!

うつけ者と呼ばれた織田信長の少年期(吉法師時代)を描いた作品です。かの苛烈な武将になる片鱗を見せていながらも、まだ幼さが残る佇まいに思わず笑みがこぼれます。

当人の大器のほどは包み隠されておらず、とにかく迫力の溢れるシーンの連続は必見です。原哲夫先生の画力が存分に生きる作風となっています。なにより吉法師時代を描いた作品は少ないと思うので非常に新鮮な歴史漫画と言えるでしょう。

いくさの子 _織田三郎信長伝_
Ⓒ いくさの子 ~織田三郎信長伝~

信長協奏曲

勉強嫌いで日本の歴史に何の興味もない高校1年生・サブローは、ある日突然、戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで出会った本物の織田信長は病弱で、顔はサブローにそっくりだった!その信長に「体の弱い自分に代わって織田信長として生きてくれ」と頼まれてしまい…!?織田信長を衝撃の新解釈で描く、時をかける風雲児サブローの戦国青春記!!

やんちゃ気質の高校生が戦国時代にタイムスリップし、自分そっくりの信長に頼まれ、代わりに信長として生きることになった物語です。本来の信長は虚弱体質だったという初期設定もさることながら、随所に本作オリジナルの工夫が垣間見え、とても見応えのある作品だと思います。

小栗旬さんの主演で実写化もされましたし、とても勢いのある信長作品と言っていいでしょう。

信長協奏曲
Ⓒ信長協奏曲

信長のシェフ

現代の料理人・ケン。彼が目を覚ますとそこは戦国時代だった。京で評判の料理の噂を聞きつけた信長は、強引にケンを自分の料理人にするが…!?戦と料理が織りなす前代未聞の戦国グルメ絵巻!コラム&レシピ「戦国めし」も必見!

こちらもタイムスリップものですが、現代の料理人が戦国時代にタイムスリップしてしまい、その腕を買われて信長に仕えるという物語です。戦国時代モノと言えば非常に多くの作品がありますが、刀ではなく包丁を手に取った作品と言うのはめちゃくちゃ斬新ですね。グルメ×戦国の組み合わせがここまで面白くなるとは思いませんでした。

戦国時代でも調達できる食材、戦の為に保存が利く食事など、時代背景と照らし合わせると非常に奥深いです。「信長の前で下手を打ったら料理人と言えど殺されるかも」というプレッシャーも良いスパイスとなっています。

信長のシェフ
Ⓒ 信長のシェフ

アサギロ~浅葱狼~

無垢な少年は、幕末最強の「狼」となる。幕末――浅葱色の羽織を身にまとい京都の街を駆け抜けて、人々から「狼」と恐れられた「新選組」。時はさかのぼり、江戸――のちに沖田総司となる惣次郎12歳は、その「強さ」を持て余しながら少年時代を過ごしていたが、一転…!?鬼才ヒラマツ・ミツルが放つ「新選組」堂々始動!!

時代モノと言えば、信長に次いで人気の新選組を題材にした作品です。新選組を題材にした作品のほとんどは女性ウケを意識しているのか登場人物が超イケメンで、時代モノとして見ると世界観がブレる作品も少なくありませんが、本作に関しては問題ありません。沖田総司がイケメンとは言い難いです。

絵も上手いとは言い難いですが、剣士としての力強さや武骨さが巧みに表現されていて、新選組が好きな人はもちろん「新選組って何した人たち?」って人にも手に取ってもらいたい作品です。

アサギロ
Ⓒアサギロ

ちるらん 新選組鎮魂歌

時は幕末、ただ己の強さを求め、闇雲に道場破りを繰り返す24歳の若者がいた。土方歳三───後に新撰組鬼の副長とよばれる漢である。土方は何を考え、何を求めたのか。動乱の時代は土方にどう接したのか。新撰組の数少ない生き残り、永倉新八が語る、鬼の副長『土方歳三』の真の物語とは!?

新選組を題材にしていますが、近藤局長よりも沖田総司よりも副長の土方歳三にスポットが当てられている作品です。登場人物たちが今風のイケメンっぽいビジュアルになっていて完全に女子ウケを狙っているような気がしますが、バトルには迫力があってかなりの見応えがあります。

硬派な感じこそしないものの、取っ付きやすい新選組モノとしてはすごく秀でた作品です。

ちるらん 新撰組鎮魂歌
Ⓒちるらん 新撰組鎮魂歌

織田シナモン信長

お犬だョ! 有名武将犬全員集合! 1582年、本能寺で無念の死を遂げた織田信長…であったが、何の因果か現代に犬の姿で復活!! 更に武田信玄、伊達政宗、上杉謙信などの人気武将達も何故か犬に転生ッ!! 歴史あるあるも楽しめる、ドキッ有名武将だらけのワンチャンコメディ★

前世が織田信長だった犬(名前はシナモン)の物語。「信長が犬だったらこうなんじゃないか」というユーモアに溢れたギャグ漫画です。そこまで歴史に詳しくなくてもクスッとできる場面が多々あるので、動物が好きな人やほのぼのした雰囲気が好きな人におすすめ。

信長以外にも戦国時代に活躍した武将たちが犬になって登場する様子は激熱です。読んでいて癒されますし、やっぱり動物×ギャグは鉄板。そこに信長の要素を取り入れてくるあたり、とても着眼点の良い作品と言っていいでしょう。

織田シナモン信長
Ⓒ織田シナモン信長

信長の忍び

忍びの女の子・千鳥の夢は、織田信長さまの天下布武を成すこと!!4コマ王子・重野なおきの新境地!!4コマに革命起こす戦国GAG、ついにリリース!!

殺伐としていたであろう戦国時代を、ほのぼのとした空気で描いているという意味では本作もおすすめ。信長に仕えた忍者が主人公の4コマ漫画です。

4コマで展開されるとはいえ大筋の物語は続いているので、何度も起承転結が訪れるマンガというイメージですね。区切りとテンポが良いのが特徴です。ウケ狙いのギャグシーンが多いですがシリアスなシーンも巧く描かれており、史実を無視しているわけでもないので勉強になる一面も。

信長の忍び
Ⓒ信長の忍び

シグルイ(全15巻)

江戸時代初頭、天下の法に反して駿河城内で挙行された真剣御前試合で対峙したのは、片腕の若武者と盲目の天才剣士だった!!残酷無惨時代劇!!

片腕の剣士と盲目の剣士の宿命とも呼べるべき戦いの一部始終を描いた物語です。ストーリーといい剣術シーンの迫力といい、全てが一級品だと思います。

剣客モノはテンポが重要視される傾向にあるというか「多くを斬ってなんぼ」みたいな部分があると思いますが、これだけ濃厚な戦いにスポットを当てたというのは斬新ですね。ちょっとグロいシーンが少なくないので読者を選ぶところはあるものの、まさに名作と呼べる作品です。

シグルイ
Ⓒシグルイ

JIN -仁- (全13巻)

南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、彼が頭部裂傷の緊急手術を執刀した患者が、病院を脱走しようとする。患者と揉みあう内に仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師南方仁の戦いが始まる。

現代を生きる脳外科医の主人公が幕末にタイムスリップしてしまい、そこで医者としての使命を全うする様子を描いた作品です。電気も消毒薬も抗生物質もない時代で、己の腕一つで患者たちを助ける姿は本当にカッコイイ!現代医学もさることながら幕末の時代背景も勉強になりますし、止め時がわからないほどのめり込んで読んでしまいました。

実写化もされたので非常に有名ですが、タイムスリップを題材にした作品の中でも最高評価を得ている名作だと思います。

JIN―仁―
ⒸJIN―仁―

へうげもの(全25巻)

群雄割拠、下克上の戦国時代。立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた男がいた。織田信長(おだのぶなが)の家臣・古田左介(ふるたさすけ)。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(せんのそうえき=利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。生か死か。武か数奇か。それが問題だ!!

戦国×茶道の絶妙な組み合わせが光る作品です。戦国時代において武功を挙げた者は金銭や農地のみならず「茶器」などを贈られる場合もあったと聞きますが、「茶器なんかいらないわっ!!」とか思いませんか?

それが当時の文化などと照らし合わせることによって、茶道がいかに人の心を動かしたかというのが鮮明に伝わってきます。ネタが尽きることなく当初の勢いを維持しているのにも、ただただ驚かされるばかり。刀や鉄砲で戦うだけが戦国作品じゃないということ如実に表している作品でとても面白いです。

へうげもの
Ⓒへうげもの

センゴク(全15巻)

時は戦国時代。美濃(みの)・斉藤家の家臣、仙石権兵衛秀久(せんごくごんべえひでひさ)=センゴクは、落城寸前の稲葉山城にいた。敵は覇王・織田上総介信長(おだかずさのすけのぶなが)!!強大な敵に茫然自失となるが、幼なじみ・侍女のお蝶とのある約束を守るために、織田軍団に囲まれた城から決死の脱出を試みるセンゴク。果たして生き残れるのか!?

多くの時代モノでスポットが当てられる人物は限られていますが、本作の主役は秀吉に仕えていた仙石秀久という人物です。恐らく戦国時代に興味を持っている人でなければ名前すら知らないと思います。

割と史実に基いて構成されているので日本史の勉強にもなりますし、臨場感があって合戦での盛り上げ方が巧みに描かれています。他の戦国モノに慣れている人だと「これが秀吉!?」「これが家康!?」というデザインのギャップも面白く感じるはず。イケメンばかりが出るわけでもなく、そのあたりもリアルに感じられる作品です。

センゴク
Ⓒセンゴク

サムライせんせい(全8巻)

ちょんまげ頭に着物で颯爽闊歩するぼくらの先生は、お侍。なぜだか分からないけど、幕末からやってきたらしい?見慣れぬ文明に右往左往する先生は、町の皆さんの好奇の目に晒されて……。笑いあり、感動ありの侍タイムスリップ!

約150年前から現代にタイムスリップしてきたお侍さんが主人公の物語なんですが、このお侍さんはなんと武市半平太という設定の作品です。そして本作の凄い点は、武市半平太にまつわる歴史上の人物たちもまた、現代にタイムスリップしているという点にあります。

回想シーンなんかも含めつつ、元の時代での後悔なんかが人間ドラマのようになっていて、思わず感動させられてしまいました。武市半平太を知らないという人でも、坂本龍馬を知っているなら楽しめること間違いなしです。

サムライせんせい
Ⓒサムライせんせい

信長を殺した男 ~本能寺の変 431年目の真実~(全8巻)

真説・明智光秀伝。我々が習った歴史は、“嘘”だった!!? 明智光秀が主君・織田信長を討った日本史上最大のミステリー“本能寺の変”! 現代でもなお多くの謎が遺される大事件を400余年の時を経て解き明かす!!

タイトルから既に非常に大きなインパクトを感じますが、定説とは違う仮説にスポットを当てた作品です。信長は残虐なイメージが浸透していますが「それすらも誰かの目論見だったのではないか?」というテーマで進み、実際に存在している書物などの情報から紐解いています。

歴史には不明確な部分が多く、どれが正解と断定することも難しいので「こういう説もあるよ」という柔軟な考えを持つのに適した作品ではないでしょうか。答えは出ないけどとても面白い漫画だと思います。

信長を殺した男 _本能寺の変 431年目の真実_
Ⓒ 信長を殺した男 ~本能寺の変 431年目の真実~

雪花の虎(全10巻)

戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だった――― 時は享禄二年、1529年。越後の春日山城城主・長尾為景の第3子が誕生する。不甲斐ない嫡男・晴景に代わる後継ぎとして期待された赤子は、しかし女児だった。失望する為景だったが、すぐに決意を新たにする。「この子を、姫武将として育てる」「名を虎千代とする」と―― 強い父、やさしい母、穏やかな兄、健気な姉に囲まれ、小さな山城でお転婆に育つ虎千代。その双肩に背負う運命の重さを、未だ知るよしもなく……。東村アキコが挑む本格大河ロマン、越後の虎、女・上杉謙信の一代記がいま、始まる!!

歴史上には様々な仮説が飛び交っていますが、本作は「上杉謙信は女だったんじゃないか?」という1つの仮説にスポットを当てた作品です。

歴史漫画は史実に基いて描かれている作品もあれば、完全創作のフィクション、作者が史実に色を付けた作品など実に様々で、そういう意味でも本作は「上杉謙信、女性説」という一歩踏み込んだ仮説に挑戦しているので、上杉謙信をよく知らない人が歴史に興味を持つ第一歩として優秀な作品だと思っています。

照れ隠しだとは思いますが東村アキコ先生も「Wiki〇ediaとかで調べて~」とか書いてて、堅苦しさを感じないのも魅力だと思いました。

雪花の虎
Ⓒ雪花の虎

村上海賊の娘(全13巻)

敵は、最強の戦国武将・織田信長!! 単身挑む海賊の美姫の運命は…!? 戦国時代―――― 応仁の乱に始まった乱世により、足利将軍家の権力は完全に衰退。全国各地の有力武将が次々に天下に名乗りをあげた、群雄割拠のこの時代――― 破竹の勢いで進撃を続ける織田信長軍に単身挑み、震え上がらせた女がいたことを、貴方は知っていただろうか―――!? 史実をもとにした、ド迫力の合戦!! また合戦!! 美しき姫武者!! 筋骨隆々にして美形の豪傑たち!! 最強の戦国エンタテイメント・誕生!!

戦国時代にかなり精通していないと知らないんじゃないかと思いますが、村上海賊にスポットを当てた作品(小説をコミカライズ)です。中盤から原作には忠実になっていないようでKindleの評価が急降下していますが、私のように村上海賊の知識を持ち合わせていない&原作を読んでいないなら結構楽しめると思います。

首が簡単に飛んだりするのですが、そこまで現実味はないのでグロ耐性がなくても大丈夫じゃないかと。女性が主人公ですがかなり迫力のある歴史漫画です。

村上海賊の娘
Ⓒ村上海賊の娘

バジリスク~甲賀忍法帖~(全5巻)

江戸の世、天下人・徳川家康は甲賀(こうが)と伊賀(いが)という忍法の二大宗家を相争わせ、十人対十人の忍法殺戮(さつりく)合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。だが憎み合う両家にあってそれぞれの跡取り、甲賀弦之介(げんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)は深く愛し合っていた――。時代に翻弄(ほんろう)される忍術使いたちのあまりにも過酷な運命の幕が上がる!!

徳川家の後継者争いの為に殺し合いをすることになった甲賀と伊賀の忍者たちの物語です。プロレスで言うところのデスマッチみたいなノリで進むのですが、全5巻というボリュームの中で10VS10が展開されるので終始テンポの速さに圧倒されてしまうことでしょう。

特殊能力を使ったバトルも大きな見所で、忍者は能力がバレてしまってはダメだというのがすごく伝わってきます。あと結末がとにかく泣けるので戦争の悲惨さを痛感できるかと。

関連:忍者漫画の最高峰!「バジリスク 甲賀忍法帖」が大好きだ

バジリスク~甲賀忍法帖~
Ⓒバジリスク~甲賀忍法帖~

群青戦記(全17巻)

スポーツ強豪校の滋賀県・星徳高校。“甲子園”“国立”“花園”…憧れの全国の舞台を目指し、高校生達の青春はいつも輝いている。……はずだった。とある日、いつもと変わらず部活動に励んでいた放課後、赤い雨が降り注ぎ校舎全体が霧に包まれた…。突如、学内に襲い来る異形の武士!?学外にそびえるは安土城!?学校まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまった!?期待通りの舞台とは程遠い戦国時代!!死にたくねーなら順応しろ!!“戦国武将vs高校生アスリート”開戦!!

戦国時代にタイムスリップしてしまう作品は色々あると思いますが、本作は学校ごとタイムスリップしています。現地の武将が学校を城と思ってるあたりが斬新ですね。表紙の絵を見ると可愛らしさを感じるものの内容は結構グロいシーンも多く、槍で貫かれたりするので戦国時代の凄惨さは再現されていると思います。

学生たちは所属する部活動によって戦い方が異なり、剣道部や弓道部が戦力になっているのはまぁいいとして卓球部が強いなどツッコミ所も満載です(もちろん良い意味で)。

群青戦記 グンジョーセンキ
Ⓒ群青戦記 グンジョーセンキ

武士のフトコロ(全7巻)

貧困にあえいだ江戸時代の侍たち! 下級武士の年収は114万5千円!!! 50俵3人扶持の飛田家の次男にして二刀時中流の堀井道場・師範代である飛田蔵之丞。今はまだ何者でもない蔵之丞は、大藩へと仕官し、大金を掴むという夢を抱く!! 武士の懐事情からキビしかった暮らしの実態に迫る! 剣と銭で成り上がれ! 大江戸リアル時代劇堂々開幕!! リアルを知れば“江戸”がもっと身近で面白くなる!

江戸時代の貧しい武士の次男が主人公で、江戸時代の武士のフトコロ事情を描いたリアルな時代劇漫画です。この時代の武士も格差が非常に大きかったようで、色んな角度から武士のフトコロ事情を覗くことができます。

道場の師範代と言えど裕福な暮らしを送ることは叶わず、師範を目指したり士官先を探したり・・・。藩に召し抱えてもらうために剣術を磨いて知名度を上げようとしたりなど、何かをする際に必ずと言っていいほど金銭がチラつくっていうのが斬新すぎるほどです。

お金の話が嫌いな人いますか?恐らくいないでしょ。ぜひとも本作を読んで江戸時代の武士の懐事情を覗いてみてください。

武士のフトコロ
Ⓒ武士のフトコロ

天智と天武 -新説・日本書紀- (全11巻)

正義の味方コンビ・中大兄皇子と中臣鎌足が、大悪人の蘇我入鹿を成敗して成し遂げた政治改革を「大化の改新」と言う。日本古代史上、最大級の暗殺事件だ。明治17年、美術研究家アーネスト・フェノロサと岡倉天心は奈良の法隆寺・夢殿の中にある謎の仏像を見ようとした。その仏像は「救世観音」と呼ばれ、聖徳太子をモデルにしたとされる。ところが白布でぐるぐる巻きにされて1200年以上も封印され、誰も見ることができない。おまけに、その仏像を見ようとすると天変地異が起こるという伝承まで残されていたのだ。ふたりが夢殿の扉を開こうとすると、恐怖に駆られた僧達が逃げ出すほど。しかも仏像を調べると、後頭部に釘が打ち込んであった!!ありがたき聖徳太子の化身を、なぜ人目に触れぬよう封印し、釘を打ち込み、絶対秘仏とせねばならなかったのか?まるで、その祟りを恐れているかのようである。ここで日本古代史上、最大の暗殺事件の犠牲者が浮かび上がってくる。「大化の改新」の真相は、中大兄皇子(天智天皇)と、父親を殺された大海人皇子(天武天皇)との、壮絶な兄弟喧嘩の号砲だったのだ……!!

簡単に言えば、天智天皇と天武天皇の兄弟喧嘩の話です。大化の改新と聞けば誰もが知っている歴史上の出来事ですが、それがどのような背景で起きた出来事なのかを知っている人って少ないと思うんですよね。

「勝てば官軍」という言葉にもあるように歴史を紡いできたのは勝者です。ゆえにこのような新説はとにかく興味深いと思います。歴史のifなどが好きな人には文句無しにおすすめ。

天智と天武-新説・日本書紀-
Ⓒ天智と天武-新説・日本書紀-

本阿弥ストラット(全3巻)

徳川家康が一目置いた刀剣の目利き・本阿弥光悦の玄孫・光健。目利きの才は受け継いだが、彼が見るのは「人の器」。どんな土でもひねり方次第で名器に生まれ変わる。奴隷船で売られていく「棄人(ふてびと)」たちが、光健の目利きで生まれ変わり、ある冒険へと旅立つことに!

江戸時代初期の芸術家である本阿弥光悦の玄孫が主人公で、 本阿弥光悦譲りの目利きを使って物語を切り拓いていく歴史漫画です。奴隷船に捕らえられている場面から始まり、船のド素人だらけで「新酒番船」と呼ばれる船の競争に挑む様子が全3巻で描かれています。

目利きが主人公という設定の漫画は非常に珍しいと思うんですが、それぞれの登場人物の本質を見抜くという意味では人間ドラマのような部分もあって、一見チャラそうな主人公の計り知れない深さにただただ圧倒されるばかりです。

本阿弥ストラット
Ⓒ本阿弥ストラット

最後に

学生時代にこのような作品たちに巡り合っていれば、歴史の勉強に対する苦手意識も薄れていたんじゃないかなぁと思います。「この漫画は史実に基いて描かれているんだろうか?」とか気になったりして、意外と勉強になったりもしますよ。歴史が好きな人はもちろん、歴史に対しての苦手意識を克服したい人にもおすすめです。気になった歴史漫画があったらぜひ読んでみてください。

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