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【オススメ】死が相次ぐ残酷な世界観「デスゲーム」や「サバイバル」を描いた面白いマンガを紹介する【Kindle】

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(2017/05/06内容追記しました)

最近は特にweb漫画を始めとして、いわゆるデスゲーム系の漫画が大きく流行りを見せているように思います。あまりにも増えてきて、どれも似たような感じに見えてしまうというのも事実ですが、「怖いもの見たさ」のような欲求が満たされる数少ないジャンルだと言うのもまた1つの事実です。

単純な殺し合いはもちろん、仮想空間でゲームのようなものを強いられたり、現実世界でも大きくはやっているオンラインゲーム、スマホアプリ、SNSになぞらえた作品など・・・どれも生き残りを賭けたサバイバルであることが共通点ですが、その過程は作品によって様々で、他のマンガとの差別化を図っている作品も多くなってきました。

今回は、そんな生き残りをかけたサバイバル系のマンガ、デスゲームを描いたマンガの中から、私が読んで面白かったものや社会的に反響が大きかったもの、原作が話題を集めたものなどを厳選して紹介していきたいと思います。

 

 

ダーウィンズゲーム(連載中)

物語の始まりこそ「アプリを起動することで、デスゲームの扉を開けてしまった」という手垢のついた展開でしたが、実際に読み進めてみると単なる残酷なデスゲーム漫画とは一線を画していて、上手くバトルシーンが展開されている作品だと思います。

いわゆる超能力者系のバトルになりますが、その特殊能力についてもしっかり考えられていると思いますし、パワーバランスも秀逸です。そしてソーシャルゲームならではの課金要素のようなものもしっかり取り入れられていて、捨てる部分がないという初期設定にも大きな好感が持てました。

高い画力で展開されるスリリングなバトルも大きな見どころだと言っていいでしょう。無駄に延命措置を取ったり、バトル能力のインフレさえ起らなければ十分に名作と呼ばれるポテンシャルを秘めている作品だと思います。

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ダーウィンズゲーム 第1巻

 

監獄実験(連載中)

「1ヶ月の間、自分が選んだ人を監禁し、殺さなければOK」という至ってシンプルな内容のゲーム(のようなもの)をします。殺してしまうと罰金1000万円を支払わなければならず、また1週間に1度訪れる「名前当て」で監禁相手に名前を当てられてはいけないというルールです。

「殺したいほど憎い相手を監禁し、こちらの正体を隠しながら1ヶ月に渡って死なない程度に拷問する」という残酷な描写を眺めるだけのマンガかと思いきや、そんな単純なものでもありません。「そもそも相手を殺せればいいから身バレ上等!」というクレイジーな奴もいれば、相手を拷問することに興味はなく「ゲーム勝利後の賞金だけ貰えればいい」というスタンスの人間もいたりして、その熱量の違いも見所となっています。

運営側の狙いや、監禁する側の人間同士の戦いなどの心理戦部分にも注目したい作品です。現在はまだ物語序盤ですが、この後の展開によって秀逸なデスゲーム漫画になれるか、それともただの残酷なデスゲーム漫画で終わるか、大きな分岐点を迎えていると思います。

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監獄実験 1巻

 

BTOOOM!(連載中)

タイトルにもある「BTOOOM!」というオンラインゲームで世界トップレベルの実力を持っている主人公が、無人島において「BTOOOM!」の世界観を反映させたサバイバルゲームに参加することになってしまう物語です。

わかりやすく例えるならば「バトルロワイアルの爆弾版」や「リアルボンバーマン」と言ったところでしょうか。様々な特徴を持っている爆弾を使用しながら、無人島での生存競争で生き抜いていくことがテーマになっています。

ニート&ゲーマーで、実際の身体能力に優れているというわけではありませんが、ゲーム上の「BTOOOM!」ではほぼ敵無しと言っていいほどゲーム内容については熟知しているというアプローチが秀逸で、非常に見応えがあると言っても過言ではありません。画力も高く、読みやすい作品だと思いますよ。

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BTOOOM! 第1巻

 

カラダ探し(連載中)

「校内でバラバラになっている女生徒のカラダを探さなければならない」というルールのデスゲームに、強制参加させられることになってしまった者たちの話です。

何度も死と復活を繰り返すループものですが、死が迫ってきたときの恐怖感が半端なく、ハッキリ言ってメチャクチャ怖いです。学校モノと怪談モノの相性がいいことは過去作からも立証済みですが、ここにデスゲーム要素を織り交ぜてきたのには恐れ入りました。しかも、その恐怖感は下手なデスゲームの比じゃありません。

どちらかというとホラー要素が色濃い作品ですが、単にグロいだけじゃなく、しっかりと恐怖感を植え付けるグロ描写というのは、強烈なインパクトだと言っても過言ではないでしょう。怖がりな人だと読み進められないくらいの恐怖感がある作品です。

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カラダ探し 第1巻

 

天空侵犯(連載中)

主人公が可愛らしい女子高生ということ以外は、よく見る感じの理不尽ゲーム系のマンガです。「地上に降りられないため、建物の屋上などで殺し合いが展開される」という意味合いから天空侵犯というタイトルになっています。

所々に入ってくるパンチラなどのお色気的な描写に関して「読者サービス」と捉えるのか「デスゲームにそれは要らない」と思うのかで評価は大きく分かれると思いますが、前者には非常にオススメしたい作品です。

ただの女子高生かと思いきや、意外とスーパーマン(スーパーウーマン?)のように能力がメチャクチャ高く設定されている女子高生という部分にも賛否両論あることでしょう。個人的には絵も見やすくて、王道の流れを汲んでいるデスゲーム漫画で、大きく外れることはないと思っています。

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天空侵犯 第1巻

 

リアルアカウント(連載中)

現実世界におけるTwitterやFacebookを連想させるSNSが舞台になっているデスゲームで、バンバン人が死んでいくタイプのマンガです。絵の可愛らしさに反して、目を伏せたくなるような残酷な描写が続いたりします。

単行本でしか読んだことがなかったのでわからなかったのですが、どうやら人気の煽りを受けて月刊から週刊に切り替わったようで、物語の中でも急に舵を切った感が否めません。

単なる殺し合いにあらず、作りこまれたゲームで「いかに死なないようにするか」という心理戦・頭脳戦のような側面が見えるのは非常に面白いと思います。ただしそこにリアルさは皆無(死を受け入れるのが早かったりする)なので、あれこれ深く考察するというよりは大雑把に楽しみたいという層にオススメです。

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リアルアカウント 第1巻

 

多数欠(連載中)

ライアーゲームの中に「少数決」と呼ばれるゲームがあったのを覚えていますが、その内容に非常に近く、こちらは「多数派になったら死んでしまう(欠けてしまう)」という話です。「死ぬわけではなく欠ける」などの言い回しに少し複雑さを感じますが、早い話が「多数派にならずに生き残れ」って話ですね。

少数決のように「嘘だろうが何だろうが少数派になればいい」という駆け引きは無く、あくまで質問に対するYES/NOは事実に基づいて勝手に判断されてしまいます。しかし「質問を自分たちで決めることができる」というルールが存在するため、裏切り者を含む参加者全員でそれを巡る駆け引きが大きな見所です。

また、権利や特権という特殊なルールも絡んでくるので、心理戦や頭脳戦が好きな人にはたまらない初期設定と言えるのではないでしょうか。元々、WEB漫画サイトで人気を博していたという作品なだけあって、大きなポテンシャルを感じさせてくれる作品です。

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多数欠 第1巻

 

魔法少女オブジエンド(連載中)

簡単に言うと「ゾンビ系のサバイバルゲーム」に非常に近い作品です。そのゾンビ役に当たるのが、本作では魔法少女と呼ばれる謎の女の子になっているだけで、根本はバイオハザードのような世界観だと思っていいでしょう。

魔法少女がしきりに喋る「まじかるー」というセリフの意味不明感もさることながら、そのキャラ付けもイマイチ入ってこないので、最初は怖がらせたいのか何なのかよくわかりませんでした。個人的にはバトル系の描写が強いように思うので、特にグロでもないように思います。

途中から徐々に謎部分が明るみになってくるので、そこから格段に面白くなる作品です。最初は「なんでこんなんが人気なの?」って思いましたけど、とりあえず読み進めていくと徐々に面白くなってくるはずなので、すぐにその人気の高さに気付くことと思います。

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魔法少女オブジエンド 第1巻

 

アプリトラップ(連載中)

学校生活をクエスト化するというアプリ「TOROIA」を使用して、クエストクリアのポイントがそのまま成績に繋がるという世界観をもった学園サスペンスホラーです。第1巻の表紙を見てもわかるように魅惑的な絵が非常に魅力的で、全体的な絵のクオリティも高いと思います。

随所に周りの人間との駆け引きが描かれていて、単純に「相手を褒める」などのクエストのみならず、ルールの隙間を突いてポイントの荒稼ぎをする人間が出てきたり、反則スレスレの行動に出る人間の登場は、現実世界の詐欺を見ているような感覚で面白いと思いました。

まだまだ「名作」「駄作」どちらにも転ぶ可能性を持っていて、目が離せないマンガの1つです。俗にデスゲームと呼ばれている、殺し合いのような雰囲気こそありませんが、都落ちした人間の凄惨さなどはそれらに匹敵する残酷さを物語っていると言っていいでしょう。

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アプリトラップ 第1巻

 

死闘戦線EX(連載中)

色んな面で非常にバトルロワイアルに近く、人によっては「バトルロワイアルのパクリじゃね?」という感想を持ってもおかしくないくらい、設定が似ています(学生が不特定多数の人間になったという大きな違いはありますけど・・・)。

初期設定の時点で粗削りな部分が多数見られますが、最近の「あの手この手でデスゲームに持っていく類似漫画」とは違って、純粋なデスゲームです。個人的には分かりやすくていいと思う反面、ちょっと味気ない部分も否定できません。

「バトルロワイアルの続編みたいな感じ」で読み進めると、結構楽しめるのではないでしょうか。序盤は色々と突っ込みたくなる部分がありますが、徐々に面白くなっていくことを期待しています。

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死闘戦線EX 第1巻

 

GANTZ(全37巻)

最初はイタズラにグロい意味不明なマンガという印象でしかありませんでしたが、読み進めていくうちに夢中になってしまう不思議な魅力に溢れている作品です。とにかく先の読めない展開が大きな魅力で、理不尽で残酷な物語だと思います。

そして今、世の中に輩出されている作品の幾つかは、間違いなく本作の影響を受けたものがあると言っても過言ではありません。映画化もされましたし、多くのタイアップ商品も生まれて、一時代を築いたマンガと言っても過言ではないでしょう。

ちょっと不思議なSF漫画、サバイバル系の漫画に興味があって、とりあえず何か読みたいという人には猛プッシュしたい作品です。まだ読んだことがないという人は、ぜひ読んでみてください。

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GANTZ 第1巻

 

エンバンメイズ(全6巻)

通常のデスゲームとは違いますが、終始殺伐とした空気で展開されるダーツ漫画です。ダーツという競技を通じて心理戦や頭脳戦が繰り広げられるので、ダーツが好きな人はもちろん、頭脳戦が好きだという人にもオススメの作品です。

決してダーツの矢を投げ合って殺し合いに発展するというわけではなく、少し特殊なルールのダーツ勝負をして「負け=死」みたいな世界観を持っています。

全6巻なのであっという間に読み終わってしまうと思いますが、非常に面白いマンガで連載中も夢中になって読んでいました。まだ読んだことがないという人がいれば、ぜひ読んでみてください。

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シャッフル学園(全5巻)

誰もが1度は考えたことのある「誰かの外見と中身が入れ替わってしまう」という設定とデスゲームを見事に融合させた作品です。平凡な高校のいちクラスに殺人鬼が乱入し、その状態でシャッフルされてしまうところから物語は始まります。

本来であれば、女生徒の体を手に入れた高校生男子なんかはデスゲームどころじゃないと思うんですけど、そのあたりをあまり擦らないのが不自然じゃないくらいの恐怖感で成立していると言っても過言ではありません。

「同級生のだれかの中に殺人鬼が入っている」という圧巻のストーリーは、非常にうまくできていて夢中にさせられてしまうでしょう。謎解き要素もさることながら、入れ替わった人の身体能力を考慮しての行動など見所が満載のマンガです。

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シャッフル学園 第1巻

 

神さまの言うとおり 弐(全21巻)

物語自体が二部作になっていますが、特に前作を読む必要はなく、こちらからでも十分に楽しめます。というか、こちらを読むならむしろ前作を知らないほうがいいかもしれません(序盤の流れがほぼ一緒で、放送事故かと思った人も多かったはず)。

大筋の流れとしては非常に理不尽なデスゲームを強いられる内容で、とにかくたくさんの人が死にます。どこか不思議な雰囲気を醸し出すサバイバルゲームは、多くの読者を魅了するのではないでしょうか。

謎と恐怖の振り幅のバランスが秀逸で、理不尽な死こそ多いものの、ゲームの謎解き要素などはしっかりしていると思います。先の読めない展開という意味でもドキドキできる作品だったと言えるでしょう。

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神さまの言うとおり 弐 第1巻

 

未来日記(全12巻)

簡単に言うと「未来を予知できる能力者が展開するバトルロワイアル」という表現がしっくりくる作品です。日記形式で未来が予知できるという能力にも、それぞれ個性が用意されていて違いがあるという部分は非常に面白いと思いました。

アニメの評価がメチャクチャ高くて、アニメにはアニメの、マンガにはマンガの良さがある作品です。大きな反響を呼んだ作品なので結末には賛否両論あるようですが、個人的には伏線の回収も済んでいますし概ね満足しています。

スピーディーでテンポ良く話が進んでいくので、フィナーレの12巻までの道のりがあっという間です。特殊能力を用いたバトルものが好きな人には鉄板の作品だと言っていいでしょう。

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未来日記 第1巻

 

オンライン The Comic(連載中)

俗に言うデスゲームとはまた違うのですが、架空世界(ゲームの世界)における死のペナルティが現実世界の命に直結しているという物語です。有名どころに例えるとGANTZやHUNTER×HUNTERのグリードアイランドみたいな感じでしょうか。

この手のゲームで主人公が二十歳を超えたOLという部分も珍しくて面白いと思ったのですが、下手すりゃ死んでしまうゲームを会社単位で攻略に乗り出すという展開も非常に面白いと思いました。

RPGなどのゲームが好きな人であれば楽しんで読めるのではないかと思います。命が賭かっているわりには犠牲者も少なく、和気あいあいとしているようにも見えるので、そのあたりに緊張感が欠けるような気はしますが、殺伐としたデスゲームとはまた違う魅力のある作品です。

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オンライン The Comic 第1巻

 

13DOGs(全3巻)

『13DOGs GAME』と呼ばれる「13人での13時間にも及ぶサバイバルデスゲーム」の話です。勝者には賞金1億円と社会復帰が約束されるという条件で、死刑囚たちが殺し合うので、鬼気迫る雰囲気が堪能できるでしょう。

主人公は恋人を殺害した罪に問われていますが、実はこれが冤罪で「誰の手によって仕組まれたものなのか」「この13DOGs GAMEの目的は何なのか」を探りながら、デスゲームに参加することとなります。

デスゲームの結末については「どこかで似たような光景を見たことがある感」がありますが、物語の結末については闇の部分が明るみになるので満足できるでしょう。個人的には前半の丁寧な展開に比べると、後半がかなり駆け足で描かれているような気がしましたが、許容範囲です。

全3巻で話がうまくまとまっていて、ダラダラとした展開が無いのは大きな魅力だと思います。2017/04/24現在、Kindle unlimitedの読み放題対象作品でもあるので、興味のある人はどうぞ。

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13DOGs 第1巻

 

人狼ゲーム(全3巻)

理不尽な殺戮と高度な心理戦を彷彿とさせる「汝は人狼なりや?」をコミック化した作品ですが、特殊な役職が預言者だけということもあって、高度な心理戦にはなっていません。あくまでデスゲーム寄りの作品です。

それゆえに人狼だと思って読んでしまうと、多数決で決まったプレイヤーを直接手を下して殺さなければならなかったり、10人の中から人狼を探すというシンプルさに違和感を感じてしまうと思います。結末に関しても予想通りの展開に落ち着いてしまうので、「誰が人狼なんだろう?」という部分を生かし切れていないのは勿体ないと言わざるを得ません。

「ちょっとした頭脳戦を取り入れたデスゲーム」くらいの距離感で読み進めると楽しめると思います。ただ、人狼という先入観を持たないことが重要です。それからビーストサイドという続編も出ていますが、それを読むにはコチラを読んでから読むことを強くオススメします。

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人狼ゲーム 第1巻

 

ブラックアウト(全3巻)

いきなり送り付けられてきた「Bl@ck★OUT」というゲームを起動してしまったがために、その「ゲーム内での死=現実世界での死」という展開に巻き込まれてしまった仲良し3人組+1人の物語です。

どこかで聞いたことのあるような展開に始まり、新選組の登場やRPG要素を取り入れたりなど、読者にウケそうなものをごちゃ混ぜにしたという感が否めませんが、「桃太郎」や「かぐや姫」などの和風テイストを現代のデスゲームに用いたという部分は斬新だったと思います。

どうせなら徹底的に和風でゴリ押ししていれば、他のデスゲームものとの差別化もできて面白かったと思うんですけど・・・。あれこれ様々なデスゲームものを読んできた人には物足りないと思いますが、上でも紹介した「オンライン The Comic」のような「ゲーム内の死が現実世界での死に直結するRPGもの」が好きな人にオススメです。

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ブラックアウト 第1巻

 

王様ゲーム(全5巻)

登場人物たちが高校生ということで「もしこの世代の人間に絶対服従の王様ゲームを強いるとしたら、こうなるだろうな」という期待通り、下種な方向へと展開していきます。この下種な展開は、個人的には嫌いじゃありません。

ただし、デスゲームっぽくバンバン早い展開でクラスメートが死んでいく分には構わないのですが、命の扱いが雑すぎて感情移入はおろか恐怖を感じない点が残念でした。あと高校生にもなればある程度は大人ですから、意味不明なメールで「AがBの足を舐める」って命令されたところで、この命令に背けば死んでしまうという事実が判明していないうちは従わないでしょう。

初期設定、結末ともにツッコミ所が多かった作品です。最初は面白くなりそうなマンガ(小説)だと思ったんですけどねぇ・・・。一応、続編にあたる「王様ゲーム 終極」も読みましたが、王様ゲームの残酷さみたいなものを生かし切れていないように感じました。

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王様ゲーム 第1巻

 

投票げぇむ あなたに黒き一票を(全3巻)

クラスの中で人気投票をして、人気のなかった者から死んでいってしまうという初期設定は、現役の学生さんにウケやすい内容のように思います。

ただ、せっかくクラス単位でデスゲームをするのであれば、ちょっと変態気質で元から嫌われている生徒とか、いじめっ子・いじめられっ子の関係にある生徒たちなどのキャラ付けでもしないと、感情移入はおろか一切の共感も恐怖も何もないという部分が残念でした。

結末に関しては予想通りで賛否両論あるのはわかりますが、バッドエンドかグッドエンドかはさて置き、この手のマンガで予想通りという結末は少し物足りないような気もします。深く考えずに読み進められるデスゲームものが好きな人には、いいかもしれません。

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投票げぇむ 第1巻

 

絶望の犯島(全5巻)

サブタイトルが「100人のブリーフ男vs1人の改造ギャル」という、ギャグなのか何なのかわからない距離感が秀逸な作品です。

ヤクザの会長の奥さんと娘に手を出した不届き者が性転換をさせられて、見た目は完全なるギャルにされた状態で100人の性犯罪者が待ち受ける無人島に放置されるという、性的なバイオレンスが渦巻くサバイバルストーリーです。この初期設定に関しては「よく思いついたなぁ」と、心の底から脱帽せざるを得ないでしょう。

所々に笑えるポイントも多く、他の漫画には無い魅力に溢れている漫画と言っても過言ではありません。「ちょっとおバカなサバイバル」というジャンルに興味があるなら、読んでおいて損はないと思いますよ。

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絶望の犯島 第1巻

 

最後に

だれもが1度は思い描いたことがあるような世界観が再現されているのが、デスゲームであったりサバイバルだと思います。ハッピーエンドばかりではありませんし、目を背けたくなる描写も多いですが、それらも含めて大きな魅力だと言えるでしょう。

決して健全なものではないので大声でオススメすることはできませんが、最近はこの手のマンガが非常に増えてきたので、他のマンガにはないプラスワンの魅力を持った面白いマンガが数多く登場してくれることを期待しています。