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【オススメ】名作から話題作まで!面白いスポーツ漫画を競技別にまとめて紹介する【kindle】

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(2017/04/20内容追記しました)

いつの時代も心を揺さぶられるのは『スポーツ漫画』です。様々な切り口から多くの名作とも言えるスポーツ漫画が誕生してきましたが、その勢いは衰えることなく、未だに多くの名作が誕生していると言っても過言ではありません。

今回は数多くのマンガを読んできた私が、今まで読んできたスポーツ漫画を、サッカー、野球、バスケ、バレー、テニスなどジャンル毎に厳選して、あえてランキング形式にはせずに紹介したいと思います。

※完結している作品については巻数を記載していますが、kindle版があるものはkindle版、kindle版がないものは全てコミックのもので統一しています。

 

 

サッカー

GIANT KILLING(連載中)

弱小プロサッカークラブ『ETU』の監督に就任した達海が、次々とGIANT KILLING(弱者が強者を打ち負かす)を巻き起こします。卓越した観察力を武器に相手の意表を突く戦略と、大きな戦力差をひっくり返していくその姿はまさに圧巻と言えるでしょう。

監督視点で描かれる本作は「いかに自分たちの長所を生かして戦うか」などの戦略的要素が強いので、サッカーに詳しくない方が読んでも面白いと思えるマンガだと思います。ハラハラ・ワクワクさせるような描写が秀逸に描かれている、最高峰のサッカー漫画と言っても過言ではありません。どちらかと言えば「やや大人向け」のマンガだと思いますが、サッカーファンなら必読の一作です。

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BE BLUES!~青になれ~

最初は「サッカーに一途な少年を中心とした青春スポーツ漫画」だと思っていましたが、それは大きな間違いでした(「ボールは友達」とか言い出しそうな雰囲気を感じましたけど)。普通のそれとは一線を画した作品と言っていいと思います。

スポーツに懸ける熱量もさることながら、本作品には多くの困難が描かれていて、一言で言い表すなら『重い』と言うんでしょうか・・・。通常のスポーツ漫画とは困難のベクトルが少し違うような気もするのですが、それも本作品の魅力の1つなんですよね。「闇の部分が暗ければ暗いほど、光もまた輝く」というような、魅せ方が非常に上手い作品です。

もちろんイイ意味で熱い青春を描いたサッカー漫画ですので、多くの人に愛されるような漫画だと思います。努力や友情はもちろん、負ける姿を描いている部分も秀逸な作品です。場面も小学生から始まり、徐々に大人へと向かっていく成長過程も楽しめるので、幅広い世代の方にオススメできるサッカー漫画と言っていいでしょう。是非、読んでみてください。

 

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BE BLUES!~青になれ~ 第1巻

 

ANGEL VOICE(全40巻)

「ケンカでだったらバルセロナやレアル相手でも楽勝だろう!!」から始まる、喧嘩最強で素行は良いとは言い難い面々が登場する前代未聞のサッカー漫画です。エスパニョーラで活躍するような選手はフィジカルがハンパ無いので、ケンカしてもかなり強いと思いますけど、それはさて置き「掴み」はバッチリです。

不良少年がスポーツに目覚めるという一種の『ありがちな展開』のようにも思えますが、それぞれのキャラクターの個性も良く、その世界観は唯一無二と言っても過言ではありません。監督の人間性やチームメイト同士のドラマなど、見所はたっぷりあるので、読んだことがない方には是非とも読んで欲しいと思います。

そして、冒頭からクライマックスの一部を描くという一種の『禁じ手』を犯した、このマンガの本当のクライマックスを見た時、感動で心が震えること間違いないでしょう。このマンガを読み終わっての一言・・・スポーツっていいなぁ。

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 ANGEL VOICE 第1巻

 

アオアシ(連載中)

ユースのサッカーにスポットが当たっているサッカー漫画ってだけでも興味深いのですが、絵も綺麗で読みやすいですし、主人公が持ってる熱量もアツくていいですね。やはり、多少の人間臭さがある主人公でないと。(母親をバカにされたら頭突きして退場するくらいの選手の方が、個人的には人間味があっていいと思います。)

主人公は傲慢な俺様ストライカーかと思いきや、フィールドのすべてを見ている視野の広さが武器というアプローチも面白いです。困難にぶつかっても努力と持ち前の明るさを持って立ち向かう姿は、素直に応援したくなります。主人公も愛されキャラですし、練習で成長していく姿が見て取れるので、読んでいて気持ちがいいですよ。そもそも「ユースにスポットを当てた作品」と言うものが少ないということもあって、個人的にはメチャクチャ期待しています。今後ますます面白くなっていくであろうサッカー漫画です。

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アオアシ 第1巻

 

フットボールネーション(連載中)

熱量だけで言えば、間違いなく『低い』作品だと思います。「ガンガン引き込まれていく」というよりも、むしろ「淡々と読まされる」という表現に近いかもしれません。作品の内容紹介の「脚の綺麗な選手求む」という言葉にもあるように、今までのサッカー漫画とは根本的に視点が違う作品と言えるでしょう。感覚的に例えるならば『大人が読むサッカー漫画』という感じでしょうか。加速感のようなものは感じませんが、着眼点は非常に面白く感じました。

個人的には『火の玉シュート』みたいな作品よりも、こういった作品の方が好きですね。科学的なことが書かれているので「リアル志向のスポーツ漫画が読みたい!」という方にオススメしたい作品です。

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フットボールネーション 第1巻

 

ファンタジスタ(全25巻)

ありがちなスポ根マンガでもなければ、魔法みたいな技も出てきません。純粋なサッカー漫画として非常にクオリティーの高い作品だと思います。それでいて少年漫画としての読み応えもあり、私の中では『最高峰のサッカー漫画』と言っても過言ではありません。子供がサッカーをやっていたら、ぜひ読ませたいマンガですね。

サッカー理論も織り交ぜながら楽しく読めるのは、このマンガの醍醐味と言えるでしょう。徐々に大きくなっていく舞台も非常に大きな魅力です。数多く出ているサッカー漫画の中でも、まさにファンタジスタ的な存在になり得る(なっている!?)作品だと思いますよ。間違いなくオススメです。

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ファンタジスタ 第1巻

 

DAYS(連載中)

サッカーの初心者である主人公の柄本つくしが、今まで経験したことのない『部活動』の場で、一生懸命サッカーに取り組む姿を描いた青春スポーツ漫画です。『いじめられっ子が努力をして、懸命にスポーツに取り組むひたむきな姿』を描いているという面では、どこかで聞いたことがあるような設定ではありますが、特筆すべきは『主人公に嫌味がない』という点でしょうか。

サッカー漫画において「我が強くない主人公」ってあまりいないので、それが非常に新鮮ですね。良くも悪くも「やっぱ、マンガだなぁ」と思ってしまう内容ですが、主人公を応援せずにはいられない・・・そんな作品です。

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DAYS 第1巻

 

ホイッスル(全15巻)

良くも悪くも『少年向けのサッカー漫画』という立ち位置でしょう。努力・友情・勝利がすべて織り込まれていて、主人公の背が低いという部分においても抜かりありません。主人公が非常に努力家なのは痛いほどわかるのですが、成長の度合がハンパ無さ過ぎて、ついていけないという読者もいるのではないでしょうか(私です)。さすがに日本代表にするなら、キャラ設定をもう少し強くした方がいいかと・・・。

あとは『物語の終わり方』など、ダメ出ししたい部分は正直まだありますが、爽やかなサッカー漫画であることには変わりありません。キャラクターの魅力や仲間との絆など、サッカー漫画として秀でている部分も多いので、総合的には面白い作品だと思います。辛口コメントは愛情の裏返しってことで、どうかよろしく。

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ホイッスル 第1巻

 

さよならフットボール(全2巻)&さよなら私のクラマー(連載中)

私は女子サッカーに全くと言っていいほど興味が無かったのですが、本作品を読んでからは「女子サッカーも面白そう!」という考えに変わりました。全2巻という短いボリュームの中にも、多くのドラマと面白さが集約されていると言っていいでしょう。

いわゆる「なんで私は女の子なんだろう」的なスタートに始まり、そこはやや既出感があるものの、主人公のパワーバランスが秀逸というか「男勝りなプレイヤー」というわけでもなく、読んでいて応援したくなってきます。幼少の頃にいつも一緒にボールを蹴っていた男子たちが、どんどん大きくなっていくことに対する葛藤などのドラマも見逃せません。

続編で『さよなら私のクラマー』という作品もあるのですが、こちらも期待できそうです。合わせて読むことをオススメします。

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1/11 じゅういちぶんのいち(全9巻)

「こんなマンガは見たことがない!」と思うくらい、色んな意味で衝撃的なサッカー漫画でした。サッカー漫画というよりは、わりと人間ドラマに近いかもしれません。主人公の安藤ソラをとりまく仲間たちが、それぞれの視点で物語を進めていく1話完結型の作品です。非常にテンポ良く話が進んでいくのも魅力的ですね。

サッカーを知っていなくても普通に楽しめると思いますし、何よりも『男女問わず堪能できるマンガ』と言えるのではないでしょうか。多くの話に涙腺が刺激されてしまいます。読んだ後は、非常に大きな爽快感に包まれること間違いないでしょう。

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1/11 じゅういちぶんのいち 第1巻

 

野球

ROOKIES(全14巻)

ドラマ化・映画化もされたので、ご存知の方も多いかと思いますが、不良×スポーツが織りなす『笑いあり、涙ありの野球漫画』です。常にトラブルが絶えない野球部が1つになっていく過程は、何かを思わずにはいられません。熱すぎるくらいの熱血教師・川藤の人間性に魅せられ、徐々に心を開いていく野球部員たちとの人間ドラマも見所ではないでしょうか。

全14巻といういい意味で読みやすいボリュームの作品なので、一気に読んでしまうこと間違いなしです。これは時代を代表する名作と言っても過言ではないと思います。最後のフィナーレは涙なしでは語れません。・・・あの終わりかたはズルいって。

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ROOKIES 第1巻

 

ラストイニング(全44巻)

「野球部の存続を賭けて、甲子園出場を目指す」という、これまでに何回か見たことがあるような、いわゆる『スポーツ漫画の定番と言っていい始まり方』こそするものの、中身は非常に異端な野球漫画です。所々に感銘を受けるような言葉も数多く出てきますし、本作品は『戦略』に重きを置いていて、非常に堅実な野球漫画と言っていいでしょう(もちろんイイ意味で)。

もちろん個々の能力も大事なんですが、いかに「頭を使うか」や『ID野球』の意味を教えてくれるマンガだと思います。これを読むと「野球は頭のスポーツだ」という野村克也さんの言いたいことが、少しはわかるようになりました。

歴代の野球漫画の中でも引けを取らない、非常に面白い野球漫画です。全44巻ものボリュームにもなれば中だるみする部分があってもおかしくないのですが、本作においては最初から最後まで飽きることなく読むことができるでしょう。ぜひ多くの方に読んでもらいたいと思える作品です。

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ラストイニング 第1巻

 

H2(全34巻)

非常に爽やかな野球漫画で、野球部が無いというところから甲子園を目指します。そんな状態から大活躍していくわけですから、リアルさはあまり無いです。しかしながら、主人公がイイ意味で超人すぎるような気がしないので嫌味もなく、軽快に読み進めることができるでしょう。実際は超人ですけど・・・。

軽い恋愛要素もありますが、そのバランスがまた絶妙で、様々な人間模様がうまく描かれています。中学生の頃に「春華派orひかり派」という論争をしたのが懐かしいなぁ。この2人も含めて『H4』でも良かったと思うんですけどね。あだち充先生ならではの余韻を残すエンディングも健在です。最後の最後まで比呂と英雄、2人のHEROの活躍から目が離せません。

 

ダイヤのA(全47巻)

どちらかというと『友情』に重きを置いた野球漫画でしょうか。粗削りながらもダイヤの原石とも呼べる才能を持った沢村栄純が、名門高校に入学して甲子園を目指す姿が眩しいくらいに描かれています。

いわゆる熱血漢で暑苦しいくらいの主人公ですが、他の野球漫画と大きく異なるのは「主人公がべらぼうに強いわけではない」という点と「名門高校で甲子園を目指す」という点です。所々に登場するギャグ要素や、ある種の『萌えキャラ』のような登場人物については賛否両論ありそうですが、細かい絵のタッチも綺麗で、非常に読みやすい野球漫画だと思いますよ。

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ダイヤのA 第1巻

 

バトルスタディーズ(連載中)

白髪で、いかにもやんちゃそうな主人公の絵を見ると「よくある系の野球漫画なんだろうなぁ」と思っていましたが、いい意味で期待を裏切ってくれました。野球の場面といい普段の寮生活といい、甲子園の名門校ならではの厳しい上下関係や、それを取り巻く環境など、全てが新しい野球漫画ではないでしょうか。

「悪しき風習」と捉えるか「体育会系ならではの習慣」と捉えるかは人それぞれでしょうが、高校野球経験者はもちろん、運動部に所属していた方なら共感できる部分も多いでしょう。絵も非常に綺麗で、今1番オススメしたい野球漫画です。この作品には大いに期待しています。

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バトルスタディーズ 第1巻

 

BUNGO(連載中)

熱血モノの野球漫画としては非常に王道だと思いますが、最近の「一風変わったスポーツ漫画」とは一線を画し、良くも悪くも原点に戻ったという印象を受ける作品です。不器用ながらも努力家で熱血的な主人公が、徐々に成長していく姿が大きな見所と言っていいでしょう。

「生まれ持った才能」というよりは「反復練習で身に付けた武器」という意味合いが強いので、ちょっとアクの強い主人公なのにも関わらず嫌味がありません。「最強の素人」から主人公がどう成長していくかのプロセスが非常に面白い作品だと思います。

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BUNGO 第1巻

 

セーラーエース(連載中)

こんなこと言ったら失礼になっちゃうんですけど、初めて読んだとき「スポーツ漫画も描けるの!?」と驚かずにはいられませんでした。「頭文字D」で有名な作者の方が描く女子野球のマンガなのですが、特に「溝落とし」などの必殺があるわけでもなく、選手がみんな女子だという部分を除けば正統派の野球漫画です。

主人公が天才投手という立ち位置で、部活から少し遠ざかっている間にギャルになったJKということもあり、掴み所のない感じが絵とピッタリ合っていると思いましたね。

ちょっと滑らかに動くようなタッチではないので、スナップなんかがカクカクしていて違和感を感じたり、変化球の軌道が気になったりはしますが、他にない独特な雰囲気が演出できていると言っていいでしょう。「女子野球があったらこんな感じかなぁ」と思わせてくれる作品です。

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セーラーエース 第1巻

 

やったろうじゃん(全19巻)

過去に甲子園優勝の経歴を持つ喜多条という1人の男が、お世辞にも野球が強いとは言えない高校の監督に就任し、部員たちと一丸となって甲子園を目指していく物語です。どちらかというと理詰めで「打撃よりも守備を重んじる」という喜多条の野球論は、野球漫画のセオリーを打ち崩してくれたと言っても過言ではないでしょう。

個人的には後半の失速感と、最初は「送りバントはしない」という信念のようなものを語っていたのに、気付いたら送りバントのサインを出していたりなど残念な部分もありましたが、野球漫画の常識をいい意味で逸脱した作品だと思います。就任1年目は本当に面白かったです。部員たちと監督との衝突もありつつ、監督の謎の行動一つ一つにしっかりと意味が込められていて、多くのシーンに感銘を受けました。

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おおきく振りかぶって(連載中)

「好きな野球漫画と言えば?」と聞かれると、必ず一定数が「おおきく振りかぶって」と答えます。私自身、何度も目にしたことはあったのですが、絵の感じが好きになれずに敬遠していたのと、なんとか手に取っても『クセのある主人公』が好きになれずに、1巻以降は読んでいませんでした。

正直言って、この作品の良さは読み進めなければわからないと思います。1試合1試合がすごく丁寧に描かれていて「作者の方は本当に野球が好きなんだろうなぁ」と感じますよ。そう考えたら『弱気なエース』というのも、あながち悪くないかもしれませんね。いい意味で「他には無い野球漫画」だと思います。

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おおきく振りかぶって 第1巻

 

グラゼニ(全17巻)

未だかつてなかった新感覚の野球漫画と言っても過言ではないでしょう。文字通り「銭(ゼニ)」に重きを置いたストーリー展開の野球漫画です。「実際のプロ野球選手も、少なからずこういうことを考えるんだろうか」と非常に気になってしまいます。

一見、プロ野球選手と言うだけで、全員が華やかな存在のように思えますが「実際にものすごい金額を稼いでいるのはごく一部」という、シビアな世界観から繰り広げられる展開は、非常にそそられる魅力を持っていますね。

なによりスポーツ選手は「夢を売る仕事」として憧れている人が多いわけですけど、そこを現実的な視点から描いたマンガってだけでも希少ですし、「金、金」言うわりには嫌らしさの無いマンガです。主人公が中継ぎ投手というのも面白くていいですね。作者の方のマニアックな視点が垣間見れて、思わず笑みがこぼれてしまいました。

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グラゼニ 第1巻

 

砂の栄冠(全25巻)

「1千万円で甲子園を買え」というキャッチフレーズで書かれた野球漫画なのですが、純粋な野球漫画ではありません。「おじいさんから急に1千万円を渡される」という有り得ない話から展開される作品なのですが、描かれているのは普段スポットが当てられない部分の『リアルな高校野球』です。

主人公の七嶋が監督のダメ出しをしている部分なんかは、普通に読んでいると「こいつ本当に主人公か!?」と思ってしまうくらいで、むしろ気持ちイイくらいですね。絵に少しクセがありますが、甲子園を目指すということの裏側を堪能できますよ。

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砂の栄冠 第1巻

 

鉄腕ガール(全9巻)

終戦直後を舞台に、1人の容姿端麗な女性投手と、それを取り巻く仲間たちが繰り広げる『女子プロ野球』の物語です。敗戦直後の政治的な背景もありつつ、孤軍奮闘する主人公の加納トメの姿が凛々しく、そして力強く描かれています。

女子野球というあまり見ない題材であるのと、加納トメの米国との力関係にも屈しない男勝りな生き方は、多くの人を魅了することでしょう。男から見ても「カッコイイ!」と思わずにはいられません。極めて異色な野球マンガで、人間ドラマや政治的な背景に対する描写も多い作品ですが、日本女性のカッコ良さが感じられるので多くの人に読んで欲しいマンガの1つです。

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鉄腕ガール 第1巻

 

高校球児ザワさん(全12巻)

『フェチすぎる野球漫画』の名を欲しいままにしているのが、こちらの『高校球児ザワさん』です。色んな意味で斬新すぎて、うまく言葉が出てきませんが、とにかく新感覚の野球漫画と言っていいと思います。

マネージャーではなく、かと言ってソフトボールでもなく「野球がしたい」という衝動に駆られて、野球部の紅一点となったザワさんの様子が、俯瞰的に描かれている作品です。『野球部あるある』もふんだんに使われていますし、高校生らしい日常も上手に描かれています。大笑いはしなくともクスっとできる笑いは多いですし、多くの共感を呼ぶマンガではないでしょうか。

この作品を読むと『女子部員』という言葉に、もはや違和感しか感じなくなるでしょう。特にスポーツ女子にオススメなマンガですが、不思議と「誰にも愛される作風」なんじゃないかなと思いますね。

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高校球児ザワさん 第1巻

 

バスケットボール

スラムダンク(全31巻)

言わずと知れた名作中の名作です。今まで読んだマンガの中で、繰り返し読んだ回数もぶっちぎりでナンバーワンかと。読んだことが無い人には、自信を持ってオススメします。

個性あるキャラクターの数々、劇的なシナリオ、卓越した画力、どれを取っても最高峰です。バスケットボールに全く興味が無い人が読んでも楽しめる作品と言っても間違いありません。大げさじゃなく「スラムダンクをつまらないって言う人っているの?」と思えるくらいです。

残念ながらkindle版は販売されていませんが、販売されたら間違いなく買ってしまうと思いますね。これまで読んできた全てのマンガの中でも1・2位を争うほど大好きなマンガです。

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リアル(連載中)

スラムダンクの作者として超有名な井上先生が描いている車椅子バスケのマンガです。こちらの作品も、絵がムチャクチャ綺麗で、思わず見入ってしまいます。障害を持った選手がバスケをする姿を描いているのですが、もはや言葉では語れません。私の語彙力では適当な言葉が思い浮かばないです。

ただし重いテーマでも、スポーツのチカラとか生きる事に対する考えとか、そういうものがリアルになって自然と感情に訴えてくる作品ですね。1つ不満を述べるとすれば、こちらもスラムダンクに続き「電子書籍で出ていない事」くらいでしょう。持ち運びは嵩張るんだよなぁ・・・。

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リアル 第1巻

 

I'll(全14巻)

バスケット漫画と言うよりは「青春を感じさせるストーリー」に焦点が当てられている作品ですが、間違いなく名作の1つだと思います。タイプが違う2人の主人公は、それぞれに大きな魅力があり、大いに物語を色付けてくれるでしょう。

奇声を上げながらバスケの試合に臨んだり、ケンカが始まったりと、ドタバタする青臭さみたいなものがありますが、それもまたイイ味を出してるんですよね。読んだことがない人はもちろんですが、遥か昔に1度読んだきりという方にもオススメしたいです。感情面の描写が巧みな本作品は、読み手の年齢によっても受け捉え方が変わる面白い作品だと思いますよ。

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I'll 第1巻

 

あひるの空(連載中)

タイトルネーミングからして非常に好きで、連載開始直後からずっと読んでいますが、非常に面白いバスケ漫画だと思います。真っ直ぐすぎるくらいの主人公ですが、芯の強さや熱い気持ちなども持っていて、素直に応援したくなるんですよね。

主人公の身長は低いですが、それを活かした役割や技を持っていますし、現実離れしすぎずバランスも秀逸だと思います。途中、ちょっとしたゴタゴタがあり、作画・演出の面でも「ん!?」と思わざるを得ない部分もありましたが、色んな意味でぶっとんだ作品だと思います。間違いなく良作です。

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あひるの空 第1巻

 

DRAGON JAM(連載中)

いわゆる普通のバスケとは違い『ストリートバスケ』にスポットが当てられた作品です。基本的なルールは3on3ですし、当然ながら『部活動のバスケ』とは全く異なる作風になっています。それでいて、人との繋がりやゲーム中の躍動感、そしてバスケに対する熱量は、普通のバスケ漫画に負けておらず、むしろ強いくらいかもしれません。よくある「次の大会で勝てなきゃ廃部」なんかのハードルが無くても、余裕で成立しています。

少し『アメリカ感』というか『LIVE感』を感じる演出もGOODで、むちゃくちゃカッコ良く仕上がっていると言っていいでしょう。上手く言えませんが「絵から鼓動を感じる」と言うんでしょうか。序盤はキャラクターの不自然な輪郭とか馬面感が気になりますが、徐々に馴染んでくるのでその辺は問題ありません。

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DRAGON JAM 第1巻

 

黒子のバスケ(全30巻)

社会現象になるくらい流行りましたが、私が読んだのは完結してからでした。「パスを得意とする地味な主人公」という設定は非常に面白かったのですが、バスケ漫画というよりはバトル要素が強いですかね。

キラキラネーム満載のキャラや「四天王の中でもアイツは1番最弱・・・」みたいな流れありきで楽しめるのであれば、面白く読めると思います。途中から「路線を変えたの!?」と言うくらい方向転換したようにも思えましたが、バスケ漫画にもこういう「リアル志向じゃない作品」があってもいいのではないでしょうか。

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黒子のバスケ 第1巻

 

バレーボール

ハイキュー!!(連載中)

ライバル関係にある2人の主人公のバランスが良く、それぞれが持つ才能と想いの交錯が、非常にうまく描かれています。それぞれタイプの違う2人ですが、どちらも人間味があって好感が持てるのもいいですね。

バレーボールの描写にも萎える設定のようなものがなく、安心して楽しく読み進めることができるのも良いポイントです。本作品のように、コミックスの1巻を読んだだけで「これは間違いなく面白くなるぞ!」と感じさせてくれるマンガというのも珍しいですよ。バレーボールの漫画は他の球技漫画に比べると絶対数が少ないですが、この作品は『バレーボール漫画の代表格』と言っても過言ではないでしょう。

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ハイキュー!! 第1巻

 

ハリガネサービス(連載中)

最近よく見る「俺TUEEEじゃないんだけど、秀でた特化能力が1つある」という魔法系バレーボール漫画です。この物語の主人公は、狙った所にサーブができます(ネットインもお手の物)。所々に過剰な演出こそあるものの、スポーツを題材にした少年漫画らしくて面白いと思いますね。

少なくとも「ボールが燃える」とか、そっち方向にさえ行かなければセーフかと。他の登場キャラは、良く言えば個性的(悪く言えばアクが強い)で、賛否両論あるかもしれませんが、絵は普通に綺麗ですし見応えは十分だと思います。今後の展開次第で評価がどちらにも転びそうな「大きな可能性を秘めたバレーボール漫画」かもしれません。

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ハリガネサービス 第1巻

 

神様のバレー(連載中)

監督視点で描かれる、戦略に重きを置いたバレーボール漫画です。有名どころの名前を借りるのであれば『バレーボール版GIANT KILLING』と言ったところでしょうか。とびきり優れた選手がいるわけでもなく、スーパープレイが随所に見られるわけでもありません。それでも読者を惹きつける魅力があります。

自信家すぎる監督のキャラに賛否両論ありそうですが、チームにスーパープレイヤーがいない以上、これも1つのカタチだと言えるでしょう。今後の展開が非常に楽しみな作品です。

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神様のバレー 第1巻

 

その娘、武蔵(連載中)

豪快なスパイクから幕開けしたかと思いきや、その数ページ後には『バレーボール辞める宣言』が飛び出すという、未だかつて見たことがないようなスタートを切ったバレーボール漫画です。身長184cmの主人公『武蔵』は「将来の全日本代表選手になるのでは!?」と言われながらも、それを自らの意志で捨て、バレーボール部の無い高校へ進学するのですが、ある勝負に負け、バレーボールを続けることになります。

いくら身体が大きくても、中身は普通の女子高生です。心の中にモヤモヤを抱えながらも、男勝りな性格でバレーに取り組む武蔵は、今後どのような軌跡を辿るのでしょうか。武蔵の熱さはもちろんですが、仲間の成長ぶりや人間ドラマなど、バレーボールを通じて描かれる人間模様も楽しめそうな作品だと思いますよ。

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その娘、武蔵 第1巻

 

テニス

テニスの王子様(全42巻)

テニス漫画としてのトップの地位を獲得したと言っても過言ではないでしょう。うまいこと『萌え要素』のようなものを取り込んで、実写化や舞台化など非常に上手くやったと思います。途中「どこかの戦闘民族のようなオーラを放つ描写」や「大リーグボールみたいな必殺技の数々」に驚かされますが、これはこれでウケるのかなぁなんて思ったりもして。

絵は非常に綺麗です。個性的なキャラクターも魅力に溢れています。色んな意味で面白いテニス漫画でした。最後に1つだけ。『真田』と『幸村』は同じ人物にするか、百歩譲ってダブルスのペアにしてほしかったなぁ・・・。

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テニスの王子様 第1巻

 

ベイビーステップ(連載中)

「頭はいいけど運動はからきし」な主人公がテニスを始めて、徐々に成長していくという一種のありがちなスポーツ漫画ですが、面白いのは「データを取って理論的に戦略を立てつつ、生真面目に反復練習をこなす」という優等生だからこそのアプローチで成長していく点です。

 主人公のキャラ設定に関しては過剰な気もしますが、テニスの戦略などは丁寧に描かれており、テニスを始めたばかりに人にとって学べる部分も多いと思います。勉強が非常にできるのにも関わらず、全然嫌味じゃない主人公のエーちゃんにも好感が持てますし、思わず応援したくなるキャラクターというのがいいですね。月並みですが「人気があるのがメチャクチャわかるテニス漫画」と言っていいでしょう。だって、普通に面白いもん。

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ベイビーステップ 第1巻

 

卓球

少年ラケット(連載中)

記憶を失った少年が卓球と出会うことで、これまで止まっていた時間が再び動き出すという物語です。可愛らしいモデリングのキャラクターばかりが登場しますが、内容は本格的な卓球漫画と言ってもいいでしょう。

初心者にもわかりやすいように、卓球のテクニックなどを説明してくれますし、卓球ならではの瞬発力を感じさせる絵の躍動感も巧みに描かれていると思います。私自身が卓球漫画をあまり知らないということもあるかもしれませんが、普通に面白いですよ。おススメです。

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少年ラケット 第1巻

 

卓上のアゲハ(全3巻)

可愛らしい女性キャラを使った軽いお色気を含むギャグと、バトル要素満載の卓球が題材になっているマンガです。早い話が「卓球版のテニスの王子様」みたいな感じでしょうか。どっかで見たことのあるような描写(手塚ゾーン、戸愚呂弟、フリーザと戦う前のピッコロ)が多く、パロディー作品としても見ても面白いと思いますが、魔法系卓球漫画って今までになかったと思うので、そういう意味では新鮮だと思います。

ジャンプで連載されていたリアルタイムで見ていなかったのですが、打ち切りだったんでしょうか。「え!?これからじゃないの!?」って感じで終わってしまうのが残念です。まぁ全3巻と読みやすいボリュームであると考えれば悪くないかもしれません。

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卓上のアゲハ 第1巻

 

ゴルフ

ライジングインパクト(全17巻)

良くも悪くも「少年漫画+ゴルフ漫画」です。プロでもない子供が、馬鹿みたいに飛ばします。ここについては好みが分かれるかと思いますね。ぷにぷにした子供が主人公と言うのも珍しいのではないでしょうか。言葉訛りもあって、セリフが読みづらいかもしれません。

それでも主人公のガヴェインを始め、個性的なキャラクターばかりで、ワクワク感に溢れています。そして、この作品は「成長を楽しむマンガ」だと思うんですよね。1度打ち切られたものの、再び紙面に戻って来たという名実ともに強烈なインパクトを残した作品です。

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ライジングインパクト 第1巻

 

KING GOLF(連載中)

プレデターと呼ばれ恐れられているド不良の優木蒼甫が、ゴルフの魅力にのめりこみ、ゴルフの道で王様を目指すというストーリーです。ゴルフに関しては全くの素人である主人公が、持ち前の運動神経や抜群の素質を武器にメキメキと成長していくという『ありがちなストーリー』ではありますが、ゴルフに関する解説コーナーもあるので、実際にゴルフをプレイしない人も楽しく読めるのではないでしょうか。

「不良で我が強いのもあり、メンタルは抜群」というのが、いかにスポーツにおいても重要かということを面白く描いていて、いい味を出していると思います。

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KING GOLF 第1巻

 

バドミントン

はねバド!

とにかく絵が綺麗&可愛い作品で、思わずジャケ買いしてしまったほどです。あまり見ないって言ったらアレですけど、バドミントンが題材になっているというのもいいですね。「部の存続が危ぶまれるところに登場する、天才型の主人公」という、いかにもな展開には目を瞑りましょう。(だって、絵が可愛いんだもん)

最初は「主人公が形だけで、周りの人物・キャラクターが主人公なのかな?」と思うくらい、主人公の存在が雑というか、雲のように掴めない存在でしたが、それは読み進めるうちに杞憂であったことに気付かせてくれました。所々に解説も入りますし、バドミントン競技を知らない人にも優しく描かれています。本作を読んで、バドミントン部に入部する女子が多発する予感すら感じさせてくれる作品です。

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はねバド! 第1巻

 

自転車

Over Drive(全17巻)

「ロードレースのマンガって面白いんだなぁ」と思わせてくれた作品です。所々、絵が見にくい(下手という意味ではない)と感じることはありますが、ストーリー展開は非常に熱いものとなっています。

簡単な内容としては「冴えない主人公が自転車と出会って、変わっていく姿」が描かれていて、王道と言ってしまえばそれまでなのですが、ロードレースが題材のマンガ自体が少ないので、非常に新鮮な気持ちで読めました。私はロードレースを全く知りませんが、読んでいて面白く感じたので、読まず嫌いをせずに読んで欲しい作品です。

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Over Drive 第1巻

 

弱虫ペダル(連載中)

元々「絵があまり好きでない」というのと「明らかになよなよしている主人公が苦手」というのがあって読んでいませんでした。しかし前項で紹介したOver Driveが面白かったので「他のロードレース漫画も読みたい!」という衝動に駆られダメ元で読んでみたところ、一気に読み進めてしまうほど面白い作品でした。

こちらについても「冴えない主人公が隠れた才能に気付き、ロードレースの世界に足を踏み入れる」というストーリーですが、オタク気質の主人公が「片道45km離れた秋葉原に自転車で通っていた」という『潜在能力の礎』のようなものが描かれています。

「もっと早くに出会いたかった」と、読まず嫌いだった日々を悔やみました。あ、でも一気に読めるという面では逆に良かったのかも。私と同じように「『読まず嫌い』をしている人は絶対に読んだ方がいい」と、躊躇わずに背中を押せる作品ですね。

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弱虫ペダル 第1巻

 

格闘技・武道系

あしたのジョー(全20巻)

「ボクシング漫画と言ったら?」と聞けば「あしたのジョー」と答える人が1番多いのではないでしょうか。言わずと知れた名作中の名作ですね。実写化もされましたし、DVD-BOXや文庫本としても販売されています。これだけ多くの人に支持されているわけですから、当然ながら非常に多くの魅力が詰まった作品です。

昔の作品なので絵の取っ付き辛さに関しては否めませんが、男の生きざまを描いた名作として押さえておきたいマンガだと思います。最後の劇的な結末と『あしたのジョー』というタイトルに隠された想いに気付いた時、感動して心が震えること間違いないでしょう。

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あしたのジョー 第1巻

 

はじめの一歩(連載中)

いじめられっ子がふとしたキッカケでボクサーになり、王者を目指すボクシング漫画です。不器用ながらも真面目で優しい主人公の幕ノ内一歩が、ひたむきに努力を続け成長していく姿に、感動を覚えること間違いありません。

笑いあり涙ありの一歩の世界を盛り上げてくれるのは、魅力あふれる仲間たちやライバルたちですが、その一人一人が名脇役で、多くの場面を盛り上げてくれる『無くてはならない存在』だと言ってもいいでしょう。

現在は100巻を超える長編漫画となっていますが、個人的には『止め時を見誤った感』のようなもの(続けなくてはいけない大人の事情)を感じています。しかし、単行本で言うところの60巻くらいまではメチャクチャ面白いので、読んでも損はないと思いますよ。沢村戦までは超絶オススメです。

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リクドウ(連載中)

かなりダークな世界観を持ったボクシング漫画です。第1巻の表紙から既に鬼気迫るものを感じたのですが、中身も相当なものでした。本作で描かれているのは、華やかなリングの上で相手と称え合うようなボクシングではありません。スポーツではなく、殺すか殺されるかのボクシングです。

しかし、決して気性の荒い主人公というわけではなく、生い立ちの関係で、深い闇に包まれているんですよね。どこか悲し気というか・・相当深い闇を抱えているというのが伺えます。それでも「これしかない!」という想いでボクシングに取り組む姿は美しく、心の底から「いつか栄光を勝ち取って欲しい!」と思いました。今1番オススメしたい格闘系漫画です。ぜひ読んでみてください。

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リクドウ 第1巻

 

グラップラー刃牙(全42巻)

格闘技漫画『刃牙シリーズ』のさきがけとなった作品です。何と言っても最大の魅力は「実際にはあり得ない異種格闘技の数々」だと思います。時にそれはギャグかと思ってしまうような展開も少なくありませんが、次々と強敵が出てくる展開には息を飲むことになるでしょう。

また、主人公の範馬刃牙の立ち位置は「ほぼ最強」ですが、周りのライバルたちも強い人物が沢山いますし、なにより父親が最強すぎるため、いわゆる「俺TUEEEEE漫画」とも、また違うんですよね。刃牙シリーズを心から楽しもうと思ったら、まず最初に読んでおくべき作品ですし、色んな意味で「ぶっ飛んでる格闘系漫画」をお求めの方はどうぞ。

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グラップラー刃牙 第1巻

 

火ノ丸相撲(連載中)

数少ない『相撲』をテーマにした、読んでいてかなり熱くなれるマンガです。初めて読んだとき、大成する可能性を大きく感じました。どんなスポーツでも「体格に恵まれていない選手が、努力でそれを乗り越える姿」というのは、大きな共感を呼ぶかと思いますが、格闘技などにおいてはその差が致命的で、階級が設けられている場合がほとんどです。

しかし、相撲に関しては階級が無く『身体の大きさ』が非常に大きなアドバンテージになるということは、誰もが知っている事実だと思います。それを「血の滲むような努力で覆した感」がハンパ無い作品なんですよね。素直に応援したくなるような主人公というのも素敵だと思いますし、相撲を取り扱っているという点も新鮮でいいなぁと思いました。これからますます面白くなっていくことを期待している作品です。

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火ノ丸相撲 第1巻

 

鮫島、最後の十五日(連載中)

こちらも今話題の相撲漫画なのですが、上項で紹介した『日ノ丸相撲』と比較すると少しだけ現実よりの作品という印象を受けました。とは言え、身体の小さな相撲取りが努力と気迫で体格差を跳ね返すという少年漫画の本質は組み込まれています。不良上がりの男が主人公になっているので、読んでいる側に伝わってくる熱量も相当なものですよ。

「最後の十五日」というタイトルにあるように、小さい身体でも真っ向勝負を信条としてきた力士・鮫島が、長年の無理がたたって風前の灯のような状況になっているという物語です。「いつ土俵に立てなくなってもおかしくない」という覚悟で立ち合いに臨む姿には、まさに鬼気迫るような迫力を感じられることでしょう。日本人横綱が誕生して盛り上がりを見せている今こそ読んで欲しい作品です。

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鮫島、最後の十五日 第1巻

 

モングレル(全4巻)

キックボクシングを題材にしたマンガで、非常に絵が上手で期待していたのに、残念ながら全4巻で打ち切りになってしまった作品です。「まさにこれから!」ってところで終わってしまうのが本当に残念ですが、キックボクシングのマンガはあまり見ないので新鮮でした。

3傑などの厨二要素があって良くも悪くもワンパターンな部分はありつつも、「元体操選手がキックに転向」という初期設定が斬新で面白いと思います。本来であればどんな終わり方をしたのかがメチャクチャ気になる作品ですね。

個人的には「なんだかんだ言いながら主人公が勝つ」という展開ばかりのスポーツマンガには冷めてしまう傾向があるので、そういう意味でも好きな作品でした。

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モングレル 第1巻

 

柔道部物語(全11巻)

柔道というスポーツ(武道)の競技人口がもっと多ければ、間違いなくもっとメジャーなタイトルとなっていたであろう名作。「これを読んで柔道を始めたという人も多いんじゃないか」と思えるほどの魅力的な作品です。ハッキリ言ってメチャクチャ面白いですよ。

主人公の三五十五が、吹奏楽部に入ろうと思っていた矢先、軽く騙されて柔道部に入部することになってしまったという展開が既に面白いのですが、笑えるポイントも多く用意されており、一旦読み始めてしまったらたちまち魅了されることになるでしょう。

時折、柔道の専門用語や技の名前が出てきますが、私は柔道を知らない小学生の頃から読んでいたので、柔道を知らない人が読んでも面白いと思います。

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女子柔道部物語(連載中)

上で紹介した柔道部物語の完結から25年の時を経て始まる、新しい柔道部物語です。なんと今回は女子柔道がテーマになっています。

日本人初の女子柔道金メダリストでもある恵本裕子氏が原作になっていて、史実に基づいた柔道部物語が堪能できるでしょう。前作の切れ味ある笑いなどはそのままに、パワーアップして帰って来たような印象を受けました。

前作を読んでいなくても楽しめそうな感じですので、こちらから入ってみて面白ければ過去作を読むというのでもアリだと思いますよ。今オススメのスポーツ漫画の1つです。

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水泳

ラフ(全12巻)

あだち充先生が描く、恋愛要素が強めの青春水泳漫画とでも言いましょうか。学校生活の描写も多く、水泳を通して友情や恋愛を育んでいく姿が魅力的な作品です。幼馴染が出てくる展開を描かせたら一級品なのは言うまでもないでしょう。最初は「仲が悪いのかな?」というような両者の関係が、どのように変わっていくのかも見所です。

余韻を残すフィナーレも他のマンガでは見られない描写だと思います。イイ意味で続きが気になって仕方ありません。爽やかなスポーツ漫画を求めている方には是非オススメしたいですね。余談ですが、私は本作の野球部のシーンをみたときに「うわー、これで一作品描けるじゃん」って思ったほど、野球部の描写についても衝撃を受けました。あだち充先生、最高っす。

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ラグビー・アメリカンフットボール

ALL OUT(連載中)

ラグビーという競技のなんたるかを全く知らない私が、メチャクチャ夢中にさせられてしまったのが、コチラの『ALL OUT』です。個性溢れるキャラ、熱いチームワーク、困難にぶつかる気迫・・・どれをとっても一級品です。なにより『熱量』がハンパ無い!欲を言えば「競技のルールなどを知らない人の為に、脚注などで説明してくれるなどの配慮が欲しかった」という気はしなくもありませんが、それらの不満点を差し引いても抜群に面白い作品だと思います。

「絵柄が変に可愛らしくて好かない」というネガコメも目立ちますが、確かにラグビーという競技カラーからすると可愛いタッチの絵かもしれません。ですが、タックルなどの躍動感はヒシヒシと伝わってきますので、私は特に気にならないんですよね。今、楽しみにしているスポーツ漫画の一角です。

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ALL OUT 第1巻

 

アイシールド21(全37巻)

『アメリカンフットボール』という競技にあまり馴染みがなかったため、長いこと読まず嫌いだったのですが、周りがあまりにも面白いと言うので、騙されたと思って読んでみたところ、一気に引き込まれてしまいました。

主人公である小早川セナの成長、躍動感が伝わる絵のタッチ・疾走感、個性的なキャラクターたち・・・どれを取っても面白い要素ばかりです。笑いあり涙あり、展開的にはジャンプが好みそうな『王道』であるにも関わらず、他のマンガには見られない輝きを見せている作品の1つだと思います。読み終わる頃には『NFL』とググってみたり、Youtubeで動画を探してみたりしてしまうくらい、アメフトに興味が出ていること間違いありません。

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アイシールド21 第1巻

 

ラクロス

クロス・マネジ(全5巻)

タイトルと表紙の絵からも『そそられる感』が満載ですが、タイトルはどうやら『ラクロスのマネージャー』という意味っぽいですね。主人公はラクロスが大好きな女の子と、ふとしたキッカケでラクロス部のマネージャーになった男の子です。

とにかく駆け抜けた作品と言っていいでしょう。「もうちょっと読んでいたかった!」と思わずにはいられないくらいの勢いで、最後の最後まで駆け抜けてくれました。マイナー競技でも、読ませ方ひとつでこんなに面白く描けるという部分については、本当に恐れ入りましたね。機会があったら、ラクロスを実際に見たくなったくらいです。

全体を通して爽やかで、部活動の面白さや青春の雰囲気を上手に表現している作品だと思います。女子部だからと言ってあからさまなエロに走らず、純粋なスポーツ漫画として勝負したポイントも魅力の1つですよ。

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クロス・マネジ 第1巻

 

ダンス&バレエ

ボールルームへようこそ(連載中)

マイナー競技であることがネックになるかと思いきや、画力の高さ、熱い展開、ほとばしる期待感を武器に、一気にスターダムへのし上がった感のある作品です。社交ダンスに興味があるとか無いとか、そういうのを関係なしに楽しめます。最近は「ダンスを習っている」という子供も増えてきているようなので、ダンス業界全体が盛り上がっているのかもしれませんね。

絵がすっごくキラキラしていて、わかりやすく言うと「ベルサイユ感が漂ってくる」と言うんでしょうか。ちょっと芸術っぽい絵なのですが、うまく世界観とマッチしていると思いますし、汗が飛んできそうな臨場感すら覚えます。本作はとにかく面白いです。今後、間違いさえ起きなければ『名作』の位置を確実なものにするでしょう。

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ボールルームへようこそ 第1巻

 

昴 (全11巻)

本作品は、オープニングから既に読者を引き込んで魅了する『魔法を使ったような作品』です。最初の最初から鬼気迫るような描写には、ただただ驚かされました。そして、バレエを通じて描かれる情熱が、ひしひしと伝わってきます。マンガという動きのないコンテンツで、これだけ表現できるのは、もはや圧巻としか言いようがないです。

主人公が「嫌味の無い天才肌」というのも、非常にいいですね。天才が更に成長していくタイプのマンガですが、その過程は見応えがあって面白いと思います。そしてバレエに限らず、魅せる競技に疎い私のような人間にも「表現力のなんたるか」を教えてくれた作品と言っても過言ではありません。どこか情熱的で、どこか寂し気な『魅せるマンガ』です。

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昴 第1巻

 

BUTTER!!!(全6巻)

社交ダンスを題材にしたマンガですが、あまり躍動感や情熱を感じないタイプの作品です。スポーツ漫画にはあまり見ないタイプの絵と独特の雰囲気が、読者の気を引きます。とにかく『絵』で、賛否両論ある作品ですね。

良くも悪くも「部活動での社交ダンスを通じて切り取った青春の1ページ」というような、いわゆる『青春の部活動』にスポットが当てられた作品だと思いました。社交ダンスがどうこうと言うよりも「部活動って素晴らしい!」と思えるような作品と言うんでしょうか。少しずつ成長していくキャラクターたちの姿を見ていると、何かを思わずにはいられないでしょう。なにも全国大会がどうこうとか、そういうのだけがスポーツ漫画じゃないので、こういう着眼も私は好きです。

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BUTTER!!! 第1巻

 

体操

ガンバ!Fly High(全34巻)

体操に焦点を絞った熱血青春スポ根漫画です。所々に恥ずかしくなるような『ありがちな描写』も多いですが、体操のなんたるかを楽しく知ることが出来ます。採点方法や技の種類などがわからないと、五輪の体操なんかを見てても「すげ~」で終わってしまうものが、初心者ながらにも体操の奥深さを見出すことができるようになるでしょう。

第1話で「金メダルが取りたい」と言った、体操初心者である主人公の藤巻駿が成長していく姿も、本作の大きな魅力の1つです。オリンピック金メダリストの内村航平選手も影響を受けたと言っている作品なので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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ガンバ! Fly High 第1巻

 

最後に

多少の流行り廃りはあれど、スポーツ漫画の魅力は色褪せません。いつの時代も心を震わせ、時に涙腺を崩壊させてくれる熱い存在がスポーツ漫画ではないでしょうか。そして、読んでいて面白いだけではなく、実際のスポーツ観戦に役立つような知識が得られたり、実際に体を動かしたくなるような感覚も、スポーツ漫画の魅力の1つだと思います。もし、読んだことが無くて気になった作品があれば、ぜひチェックしてみてください。