窓ガラスや網戸を綺麗に掃除するための正しい掃除法とは

温かくなってくると窓を開ける機会が増えますよね。そんな時は、窓の汚れが特に目に付いてしまうものです。窓には土埃や花粉など様々な汚れてしまう要因があるので、放っておくとすぐに汚れてしまいます。

正直、高所の作業となれば難しい部分もありますが、1階リビングの大きい窓なんかは比較的簡単に、しかも誰でも綺麗にすることが可能です。というわけで今回は窓ガラスを綺麗にするための簡単で正しい掃除法のご紹介です。

目次

窓ガラスの掃除

曇りの日がベスト

窓ガラスの掃除をするのには、晴れの日よりも曇りの日の方が最適です。もちろん晴れの日に行ってもいいのですが、日差しが強いと濡れたガラスが乾きやすくなってしまい、拭きムラができてしまいます。

曇りの日でなければ、日差しが強くなる前(朝の涼しい時間帯)に窓の掃除を済ませておくのも1つの手段と言えるでしょう。

 

洗剤で洗う前に

窓の高さに応じて脚立を準備

長い柄のブラシを使用してもいいのですが、徹底的に掃除をするにはちゃんとした角度から必要分の力が入ることが重要ですし、汚れがちゃんと落ちたかどうかを確認する意味でも、なるべく近い所で作業した方がいいです。

「少しだけ高さが足りない」という場合は、折りたたみタイプの踏み台を用意しておくといいでしょう。高い位置の電球・ライトの交換やエアコンのフィルター掃除の際など、意外と使える場面は多いので損はしないと思いますよ。使用しない時もコンパクトに折りたたんでしまっておけるので、オススメです。

それなりに窓の位置が高い場合は、しっかりと安全を確保したうえで掃除を行うようにしてください。

 

手を保護する用意

『限りなく手に影響のでない方法』をご案内しますが、手荒れの原因になるかもしれませんので、ゴム手袋をすることをオススメします。

強力な薬剤は使用しませんので、滑りにくい素材であれば何でも結構です。私の場合は手袋などはせずに行っています。

 

洗剤で洗う

洗剤を用意

基本的に『窓ガラス専用』と謳っているものでなくてもOKで、食器洗い用の中性洗剤でも構いません。水をたっぷり入れたバケツ容器に中性洗剤を入れます。洗剤の濃度は50倍~100倍薄めたもので十分です。

汚れの程度にもよりますが、そこまで酷い汚れでなければ、そんなに濃い必要はありません。極端に言うと、大して汚れていなければ水でも問題ないくらいです。

 

薄めた洗剤を使って、汚れを落とす

ウォッシャーをバケツの洗剤に浸け、軽く絞ってから窓ガラスをまんべんなく擦り、汚れを浮き上がらせます。このとき「ウォッシャーが汚れてしまうのが気になる」という方は、窓ガラスをあらかじめ雑巾などで軽く拭いておくことで、ある程度汚れを取っておくのもいいでしょう。

「掃除用グッズは汚れてなんぼ」ですが、少しでも傷まないように気遣うことで高いコストパフォーマンスを発揮してくれます。ウォッシャーは掃除用のアイテムとして非常に優秀ですが、安い物でも1000円はするので長く使えるようにしたいですね。

 

水滴を取り除く

水切り

スクイジーを使って窓ガラスの水を切ります。基本的には上から下へかけるのがセオリーですが、平行にするよりも少し傾けた方が水滴が広がりません。上から下に水を切るごとに、スクイジーの濡れたゴム部分を拭き取ってあげると良いでしょう。

端までしっかりと水を切ったら、最後に窓ガラスの1番下を右から左(左から右)に水を切り、最後は扇形に切ると非常に綺麗に水が切れます。詳しくはosojimaster様が動画で説明してくれていますので、そちらをご覧ください。

尚、窓ガラス掃除における最大のポイントは、この水切りです。ガラス掃除の良し悪しは、水切りが上手くいくかどうかで決まると言っても過言ではありません

スクイジーの水切れ度合いは製品によって大きく異なるため、なるべく良い物を用意したいのが本音ですが、ここで紹介した山崎産業の水切りグラススクイジーは驚くほど優秀で、しかもAmazonでワンコイン以下と非常に安いのでオススメです。

 

乾拭き

最後に少し残っている水滴を綺麗に乾拭きします。ここで拭き残しをすると跡になってしまうので、しっかりと拭き取りましょう。

その際は吸水性に優れたウエス等を使用するのが最善ですが、キッチンペーパーなどでも代用可能です。とにかく水滴が残らなければ問題ありません。それが終われば『窓ガラスの掃除』は完了です。

網戸の掃除

網戸の掃除の前に

窓が汚れているということは『網戸も汚れている』ということです。網戸が汚れていると、窓が汚れるのも早くなってしまいますし、なにより窓を開けた時に気持ちのいいものではありませんよね。

実は、網戸の掃除は意外と簡単に行えます。私の場合は、サッシも丁寧に掃除したい時は外して掃除していますが、それ以外は窓枠に付けたまま軽い掃除で済ませています。

ここでは『外す場合』と『外さない場合』の2パターンについてご紹介します。

 

外す場合

徹底的に掃除するという場合は、窓枠から外して掃除することをオススメします。外した方が遥かに掃除がしやすいのは間違いありません。

スポンジに洗剤を染み込ませ、両面から軽くゴシゴシ擦って汚れを落としましょう。そのあとシャワーを使って泡と汚れを流し、乾いたら取り付けて完了です。

乾くのにもそんなに時間はかかりませんし、ほとんどの場合が窓やサッシと並行して掃除を行う場合がほとんどだと思いますので、ただ乾くのを待つという無駄な時間は生まれません。

 

外さない場合

クイックルワイパー&立体吸着ウェットシートの組み合わせが非常に便利です。リビングの掃除に使用しているという方も多いのではないでしょうか。長尺ですし、網戸の上部にも簡単に届くと思います。

先に汚れの少ない内側(部屋側)を掃除してから外側に取り掛かることで、シートも上手に使うことが可能です。網戸は格子状になっているため、色々な角度から拭いて綺麗にしてあげましょう。その際は、洗浄成分があるので強い力で拭く必要はありません。

 

ついでに網戸のチェックも

窓を開ける機会が増えてくると、同時に虫も増えてきます。その時に「網戸に穴が開いていた」なんてことは、絶対に避けたいものです。掃除する際は一通りチェックして「網戸にダメージがないかどうか」を確認しておきましょう。

網戸が破損した状態だと窓が虫の侵入経路になってしまうので、快適な生活を送るためにも事前にしっかりとチェックしておくことをオススメします。

【関連記事】

これで虫対策は万全!玄関や網戸からの虫の侵入を防ぐ方法 – はてなの果てに。

 

サッシの掃除

もし窓や網戸を掃除するにあたって、それらを外すのであれば、間違いなくサッシ部分についても一緒に掃除しておくことをオススメします。

サッシ部分は目に付きにくい部分ではありますが、家庭の中でも汚れやすい場所の代表でもあります。

【関連記事】

窓の掃除と一緒に行いたい、サッシ部分の掃除方法 – はてなの果てに。

 

最後に

意外と窓の汚れというのは、洗剤でゴシゴシやらなくても落ちるものが多いです(タバコを吸うご家庭の室内側の汚れなどに関しては、この限りではありません)。一口に窓と言っても、窓本体の他に網戸やサッシなど掃除が必要な部分は多いので、定期的な掃除が望ましいと言えるでしょう。

全ての汚れに関して共通して言えることですが、頑固になる前に定期的に掃除してあげることで、その手間は楽なものになります。特にサッシ部分に関しては顕著にその傾向にあり、カビが生えてしまった場合の手間は非常に面倒です。窓なんかは外からも見えやすい場所ですから、常に綺麗にしておきたいものですね。

 

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