素早い判断でカードを切って都市を防衛|ラトロポリス

ネズミ王国防衛のカードゲー RATROPOLIS(ラトロポリス)

ファミコン時代にドラゴンボールのカードゲームを遊び倒していましたが、今やカードゲームも随分と進化したなぁと驚きを禁じえません。じっくり考えるタイプのカードゲームもあれば、忙しくて咄嗟の判断力が重要になるカードゲームも。

本作は間違いなく後者で、とにかく忙しい印象のカードゲームです。ネズミの数や資金など色々気を配らなきゃいけない部分があるのにも関わらず、次々と押し寄せる敵を捌いていくのは至難の業なんですが、上手くいったときの爽快感は言うまでもないでしょう。

今回はそんな忙しいカードゲーム「RATOROPOLIS(ラトロポリス)」を紹介します。もし購入を検討している方がいたら、ぜひ参考にしてください。

目次

ラトロポリスってどんなゲーム?

ラトロポリス
  • Steamで2019年に早期リリース
  • Steamの他にもスマホゲーとして登場
  • ジャンル:ストラテジー、デッキ構築、タワーディフェンス
  • Steamでセール時なら42%OFFの1,104円で購入可能(2021ウィンターセール時)

建物や戦士ネズミを配置し、左右から迫ってくる敵から都市を守る目的のゲームです。カードゲームでありながらも時間に追われる感じになっていて、かなり忙しいタワーディフェンスという印象を受けました。

建物にも矢を飛ばしたり火を噴くタイプの攻撃系建築物もあれば、市民の数を増やすための住宅もあったり、戦士たちをサポートする役割の建物もあります。これらを限られたスペースに建築し、いかに強固な王国を作るかという感じです。

戦士にも種類があって、強い戦士ネズミほど費用がかかったりするため、少ない費用を建物に回すのか戦士に回すのか…。このあたりも適切な判断を下す必要が出てきます。カードの種類は500種類以上ということで、めちゃくちゃ多いです。

最初の方は「慣れてくれば簡単にクリアできる」という程度の難易度なのに対し、後半は鬼畜ゲーと言っても過言ではありません。実績100%を目指さないのであればカジュアルに遊べますし、高難易度ゲーが好きな人も末永く楽しめるカードゲームと言っていいでしょう。

ラトロポリスの面白い点

6人の個性ある指導者たち

ラトロポリス
  • 商人:お金特化型、お金を稼いでネズミ戦士を雇ったりして敵を撃退する
  • 将軍:戦闘特化型、ネズミ戦士を強化して敵を撃退する
  • 建築家:建築物特化型、罠などを駆使して敵を撃退する
  • 科学者:科学技術特化型、実験やネズミボットを駆使して敵を撃退する
  • 呪術師:霊魂特化型、死んだ敵や味方の魂を駆使して敵を撃退する
  • 航海士:説明がちょっと難しい、かなり特殊なタイプ

本作には上記6人の主人公がいて、それぞれタイプが異なっています。正直言うと「こいつはプレイしやすいけど、こいつはやりにくい」みたいなものがかなり出てくるような気がしました。でもそれぞれの個性がしっかりと成立していて、プレイしていて非常に面白いです。

別ゲーとまでは言いませんが、商人でプレイしまくって飽きが来たときに将軍でプレイするとかなり新鮮な感じで遊べたりします。このあたりは1,000円~2,000円で買えるゲームって考えると、めちゃくちゃスルメゲーの部類と言っていいでしょう。

他のキャラで遊んでいるときに「ここであのキャラの特性が使えたらなー」と思ったりして、こういう部分に他キャラでの攻略法に気付いたりもするので、非常に良くできたゲームじゃないかと思います。

3つの異なるステージと20個の難易度

ラトロポリス

ステージは「森、海岸、砂漠」の3種類が用意されています。それぞれで登場する敵のタイプが違い、特に節目節目で登場するボスに大きな違いがあるので、同じように戦うと痛い目に遭うはず。

そして汚染度と呼ばれる難易度の概念があります。汚染度はクリアすることで上位が解放されていく仕組みになっていて、汚染度0をクリアしたら汚染度1が解放されるという感じです。これが汚染度20まで続くんですが、汚染度20はかなり難しくて何度か投げ出しそうになりました。

高難易度ゲーが好きだという人は、ぜひ指導者ランダム&ステージランダムの汚染度20に挑戦してみてほしいです。ちなみに1ステージは30WAVEでクリアです(それ以降もサドンデスみたいな感じで続けることもできます)。

ラトロポリスのイマイチな点

カードゲームにしては戦略性に乏しい

最適解が存在するとまでは言いませんが、各キャラで「絶対このカードは使わない」というカードがやや多めで、500種類のカードが存在する割には戦略性に乏しいです。それぞれのキャラでほぼ鉄板の道筋があるので、特に汚染度が高くなってくるとほぼ一本道と言っても差し支えないと思います。

本作を分かりやすく例えるうえで「Slay the Spire(スレイザスパイア)」に近い部分があるのは否定しません。でもS t Sほどカード間でシナジーがあるわけでもないし、じっくり考えるということもできません。なのでS t Sのような頭を使う戦略性に富んだゲームが好きな人だと、ラトロポリスには好き嫌いが出るんじゃないかと思います。

めちゃくちゃ忙しい(ドローの時間すらうざい)

通常のタワーディフェンスであれば、設置したトラップなんかに突っ込んでくる敵が少しずつ溶けていく様子をニヤニヤ眺めるのが楽しかったりもしますが、本作はかなり忙しいので眺めてる暇がほとんどありません。

眺めてる暇があるような展開は、ほぼ理想のカードが引けた勝ち確定の状態と言ってもいいので、むしろそうならない方がゲームとしては楽しいような気もするんですが…。忙しすぎてカードを引き直すエフェクトの時間すら惜しいくらいです。

ラトロポリスのまとめ

  • Steam版ならフルプライスで購入しても満足できるほどのクオリティ(ただしセール時は半額近くになります)
  • カードゲームというよりはRTS、タワーディフェンス系のゲームが好きな人におすすめ
  • 高難易度のゲームが好きな人におすすめ
  • トロコン、実績コンプリートは個人的にはやや難しいと感じたレベル

私はこの手のゲームが上手な方ではないのですが、実績コンプリートまで100時間超かかってしまい、後半は少し飽きてきて苦戦しました。上のレベルになればなるほど頭を使う必要があり、ゴリ押しでクリアできるほど甘くなかったです。

あとは上手い人がプレイすれば運の要素も少なくなるのかなぁと思いながらも、プレイ動画が少なくて上手い人のプレイが参考にできないのが残念でした。ちょこちょこプレイ動画は上がってるんですが、どれも古い動画が多くて「現在のバージョンだとあまり参考にならない」みたいなものが多かったです。

でもトロコンしてもアンインストールしておらず、たまに気が向いたら遊ぼうと思うくらいには夢中になったゲームなので、これで1,000円~2,000円はコスパ抜群のゲームと言っていいでしょう。個人的にはフルプライスで購入しても損したとは思わなかったんじゃないかってくらいに、すごく良いゲームに巡り合えたと思っています。

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