お菓子と言えば甘い物だけではありません。昔ながらの駄菓子には、しょっぱいモノや酸っぱいモノも多く、色んな味覚が楽しめました。
残念ながら昔ながらの駄菓子屋さんはだいぶ減ってしまい、目にする機会は非常に減ってしまったように思いますが、それでもおつまみコーナーなどを始めとする多くの売り場で生き残ってきたのが梅のお菓子、駄菓子です。
ほし梅、カリカリ梅など多くの梅アイテムが溢れる中、梅に特化した『男梅』はまさに梅界のニューヒーローと言っていいでしょう。
というわけで今回は、男梅の数ある種類、ラインナップから「シリーズ屈指のオススメ商品」を紹介したいと思います。
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男梅 キャンデー
- 「甘さ<酸っぱさ」の濃厚な梅の味
- 他の梅飴のような甘さが無い本格派
内容量は80gで17個入り。梅関連のお菓子としては最もメジャーで人気があるのがキャンディー(飴)ではないでしょうか。
通常、梅の飴はピンク色でキラキラしている(光を通す)イメージがありますが、本製品は真っピンクといいますか、ピンクサンゴのような色をしています。1粒に梅1つ分の梅果汁が入っているようです。
飴は立て続けに舐めていると舌を切ったりしてしまう場合がありませんか?しかしこの商品は梅のエキスが十分に練り込まれているせいか、舌を切ってしまうような感じではないので気に入っています。
男梅 粒
- 甘みが一切ない本格派
- 梅好きには至極の逸品
内容量は14gで1つのパッケージに付き30粒ほど確認できました。プラスチック容器の非常に小さいパッケージで持ち運びにも適していますし、とにかく本格派の梅アイテムです。
しょっぱ加減がちょうど良くて、まさに甘さなしの大人の味。キャンディーほど舐め続けなくてはならないわけではなく、ソフトキャンディーのようなネットリ感もありません。ホロホロと崩れてくる食感を堪能できるでしょう。
塩加減がしっかりしていて味わい深いので、「梅のお菓子に変な甘さは要らねぇ!!」という梅マニアにオススメ。個人的には男梅の商品の中で1番好きかもしれません。Amazonの6個セットはマジで有難いです。
男梅 シート
- 舐めても良し!噛んでも良し!
- 凝縮された梅の味わいが堪能できる
内容量は27gで、シートが26枚ほど確認できました。1シートが約1gで、女性でもパッと口に入れられる軽さと手軽さが魅力です。
梅系のお菓子では飴、ガム、グミに続いて最近頭角を現してきたと個人的に思っているのが『シート』なのですが、これまでに何種類も食べてきた梅シートの中でも別格の梅感です。
濃縮されているのが一瞬で体感できますし、飴を食べ過ぎたときによくある口の中が痛い感じも全くありません。
噛んでると柔らかくなり、乾燥してたのが復活してくる感じが非常に癖になる一品です。
男梅 カリカリ梅
- 究極のしょっぱさ
- 甘くないカリカリ梅をお求めの方に
内容量は120gで9個入り。個人的に「カリカリ梅を名乗りながらも、噛んだ瞬間にカリっとしないカリカリ梅は万死に値する」と思っていますが、本品は文句無しに合格です。
そして、ハンパ無くしょっぱい!凝縮された梅の味で人気の男梅シリーズですが、これはやりすぎなんじゃないかと思うほど。
思わず塩分の確認をしてしまいました。日の丸弁当にこれが使われていたら、ご飯が足りなくなる惨事が起きます。
男梅の商品は本格的な凝縮された梅の味が堪能できる商品が多い中、本品のしょぱさは別格。食塩相当量が100gあたり13.7gなので、塩分を控えている人はやめておきましょう。
男梅 梅干し
- 通常の梅干し(酸っぱさ抜群)
「これがあれば、ご飯がメチャクチャ進みそう!」という感じの梅干しです。お菓子というよりも、普通にご飯のおかずになりそうな梅干しですね。
内容量は52gで7個入り。1つ当たりの大きさはペットボトルキャップよりも一回り小さいくらいですが、種が大きいので一瞬でなくなってしまうイメージです。
梅干しが好きな人ならいいでしょう。本当に普通の(美味しい)梅干しなので、梅味のお菓子、駄菓子が好きな人にはあまりオススメはしません。
ちなみに私の住んでいる近所だけなのかはわかりませんが、滅多に置いてません。
男梅 ほし梅
「カリカリ梅などの丸ごと梅だと、種の存在が怖い」という人も少なくないと思うので、そういう人たちはほし梅に惹かれるのではないでしょうか。
本製品は、ほし梅が好きな人には文句無しにオススメです。内容量は20gで、不揃いな干し梅が22個ほど入っていました。
うっすら甘みのある酸っぱいパウダーが付いていて、しっかりすっぱく、口の中でしばらく味わえる商品です。他社品のほし梅より、きっちり酸っぱさを表現できていると思います。
男梅 はちみつほし梅
- はちみつの甘さが強めのほし梅
- 味にムラがある印象
本格的な酸っぱさがウリの男梅シリーズにも、甘さを持たせた商品がありました。その名も「はちみつ ほし梅」です。内容量は20gで、中には29個。
個人的には「変な甘さはいらない!」ということで男梅シリーズを気に入っているのですが、とりあえず試してみました。味は甘さがあって、他の似たような商品との差別化があまりされていないような感じですね。
甘いものと酸っぱいもののムラが激しく一定の味ではないので、「酸っぱいのと甘いの両方楽しみたい!」という場合であればいいかもしれません。
男梅 タブレット
- 舐めても良し!噛んでも良し!
- しょっぱすぎず、甘すぎずの黄金バランス
内容量は30gで20粒。大きさもちょうど良く、癖になる味のタブレットです。男梅の関連商品の中では、キャンディーよりもグミよりも1番万人ウケするんじゃないかと思っています。
本格的なしょっぱさの中にも微かに甘みが感じられ、タブレットなので手が汚れずに食べられるのもいいですね。初めて食べた時は衝撃的で、思わず大人買いしてしまったほどです。
「男梅 粒」に巡り合うまでは本品ばかりを食べていました。今でも「梅タブレットといったら迷わずコレ!」的な存在です。
男梅 ラムネ
- 舐めても良し!噛んでも良し!
- 個包装されているので、2~3個の持ち運びも可能
内容量は66gで30個入り。見た目、味ともにタブレットに非常に似ていますが、パッケージは倍近くのサイズで、個包装されています。
舐めているとザラザラしてくるのが早いので、タブレットやキャンディーみたいに長く舐めるのが好きじゃなく、すぐさま噛みたくなるという人にはいいかもしれません。
ただし、水分が取られる感じが少しあるので、夏の塩分補給などを目的としている場合は向かないかも。
容器にはジッパーが付いていますが、外装が大きくて邪魔になりますし、個包装されているので別の容器に移した方がいいでしょう。
男梅 グミ
- 男梅シリーズの中では、やや甘め
- 究極の甘じょっぱさが堪能できる
内容量は38gで18粒。男梅シリーズの中では、珍しく甘みが感じられる商品です。「しょっぱすぎるのも好きじゃないし、甘すぎないのが好き」という層にはウケる商品だと思います。
ただし、他の梅グミ商品と比べても甘すぎないので、そのへんはしっかりと差別化できている印象を受けました。タブレットと同様、万人ウケする甘さ×しょっぱさの黄金比率を有していると言っていいでしょう。
割とハードで噛み応えもあるので、グミの食感が好きだという人にもオススメしたい商品です。
男梅 ゼリー
- 昔ながらの駄菓子っぽさが残る梅ゼリー
ゼリーっていうゼリーではなく「ゼラチン質の主張が強い、柔らかすぎるグミ」と思った方が適切だと思います。少なくとも、水分が多くあってプルプルするようなプリン体のゼリーではありません。
「探せば似たような駄菓子があるんだろうなぁ」という感じをひしひしと感じる、昔ながらの懐かしい味です。
内容量は180gで18個入り。個人的には食感的にも好きになれませんでした。後味がロッテの梅ガムを飲み込んだような感じ…ですかね(例えが悪くてすみません)。
とりあえず一言でいうなら、不味すぎる。
※2019/08/08現在、Amazonでの取り扱いはありません。
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最後に
男梅はマジでうめぇ。個人的にオススメなのは粒とタブレットです。ぜひお試しください。