しつこい!NHKから何度も催促の書類が送られてくる件

私は今のアパートで一人暮らしを始めて5年ほど経過しましたが、この間にウチに訪問した人物でランキングを作るのであれば、友人を除くと断トツで多いのが「NHKの集金人」です。

宗教の勧誘っぽい人もたまに来ますが、NHKの集金人はこれまで記憶にあるだけでも20回以上来ています。

「できれば他人を家にあげたくない」と考える私にとって、ガスの定期点検などで何度か業者の人を家に招き入れましたが、それ以外はインターホンで誰かを確認し、明らかに運送業者だと判断できる人くらいしかドアを開けていません。

 

そんなNHKの集金人ですが、居留守を使われていることに対して二の矢を放ってきました。それが「重要」と記載された封筒で、ご丁寧に期限付きで返送を要求してきています。

個人的には「無視すればOK」と思っているのですが、ちょっと風向きが変わってきたというか「やり口が気に入らない」と感じる部分が多々出てきたので、ちょっと本記事にまとめておこうという次第です。

目次

初めに:私はテレビ、ワンセグ機能付き携帯電話(スマホ)を所有していません

まず初めに、私はテレビを所有していません

あればあったでたまに見るかもしれませんが、テレビを持っているとNHKの受信料ということで月々1000円ちょっと~2000円ちょっとかかる(当アパートは衛星アンテナが付いているので、もしテレビを所有していれば衛星契約となります)というのが嫌で、悩んだ結果「テレビの維持費で電気代の他に月々2000円も持って行かれるのなら、パソコン主体の生活にしてHuluやAmazonプライムやYouTubeを楽しめばいい」という考えに至りました。

 

趣味がテレビゲームなのですが、これも「仮にテレビは見ていなくても、持っているだけでNHKと契約義務がありますよ」とか言われたら面倒だと思い、テレビ機能のないパソコンモニターに買い替えています。

 

ちなみに先日、スマホに搭載されているワンセグ機能でもNHKの放送受信料を支払うべきだという旨の判決が出たようですが、私が使用しているのはiPhoneでワンセグ機能は付いていないので、現状インターネット通信で受信料が発生しないというルールである以上、NHKの放送受信料を支払う義務は発生していないという考えです。

(ネットでも受信料を取るなんてことになったら、さすがにパソコンやスマホを手放すということはできないので、泣く泣く受信料を払うことになるかと思いますが)

 

定期的にアパートに訪問してくるNHKの集金人

ペースは月に1回~2回

私は休みが不定期なので土日が休みだったり平日が休みだったりするのですが、体感的には「平日の夕方以降の訪問」が多いように感じています。

インターホンを鳴らし、カラオケのデンモク(曲を入れたり検索する装置)みたいなものを操作している様子が確認でき、特に扉を叩いたりされたという経験はありません。

 

訪問時間に関してはどんなに遅くても20時頃という印象で、常識外の時間に訪問してきたという経験はありませんが、炊事をしていたり入浴中に来ることが多いという印象はあります。

また、やたら訪問してくる時期と全く訪問してこない時期の緩急があり、平均すると月に1回~2回くらいになるのではないかと。

 

NHKの集金人であることを隠している!?

今のアパートに引っ越してきた当初、最初に訪問してきたNHKの集金はピシッとしたスーツ姿で、インターホンのカメラに向かって頭を下げながら、カメラに見えるようにして名札を掲げていました。

それを見て「あ、遂にNHKが来たか…」と思ったのですが、その時は「やましいことは何もないんだから無視すればいいか」という感じで居留守を使ったのを今でも覚えています(私はアパートではパンツ一丁なので、急な訪問者には基本的に対応しません)。

 

その後、何度か集金人が変わり、今は「なるべくカメラに映らないようにしている/住人である私が不在(もしくは居留守を使う)と決め込んで、装置を操作している」という印象を受けました。

最初はインターホンを2回押して粘っていた印象ですが、最近は1回だけです。

 

ある時から小さい紙、封筒に入った書類を投函していくように

最初は手のひらサイズの紙

ずっと居留守を使っていると、ある時から訪問時に紙を投函していくようになりました。

その時放送していた大河ドラマ?朝ドラ?のちょっとした宣伝の入っている手のひらサイズの紙で「NHKの放送受信料の件でお伺いしました」という感じの文章が入っていたと思います(実物は写真を撮るのを忘れて捨ててしまいました)。

イメージとしては不在通知書的なイメージですね。ただ、その紙には集金人が捺印をするスペースがあるのですが、佐藤というシャチハタ(本当に佐藤さん?)だったり、2枚目以降はサインや捺印が無い状態で投函されていったことも不信感があります。

 

そして今回、遂に上記画像のような「重要と記載された封筒書類」が届いたという経緯です。

中身を確認しましたが、何も重要じゃない書類でした。内容に関してはちょっと一方的だと感じたので、ここで一言二言残しておこうと思います。

 

重要書類の内容について

放送受信契約のご案内(挨拶の紙)

受信料Q&A

放送受信契約書 兼 住所変更届

返信用のハガキに貼る目隠しシール

封筒の中身は上記のような感じです。

簡単に言うと「テレビを持ってるんだったら放送受信契約を締結する決まりになってるから、速やかにこの書類に必要事項を記入して送り返して」という一方的なものでした。

 

Q&Aでは現状の放送法の紹介をしながら「なぜ受信料を支払う必要があるのか」について現行の法律に則って丁寧に説明がされていましたが、ものすごく極端な言い方をすると「ずっと支払わない人については、受信料制度を理解してもらえるために我々も努力しますが、やむを得ない場合は法的手続きに移行するからよろしく」というニュアンスの文章だったと感じました。

こっちからすれば「法的手続きでも何でもやってくれ」という感じです。

 

アクションを起こせる窓口がない

何に対して腹が立つかという件ですが、こっちはNHKに受信料を支払いたくないという気持ちからテレビを持たないという選択をしています。

しかしこの書面を見る限り、あたかも「私がテレビを所有している前提」で作られた文章という印象しか受けません。

 

【テレビ等の受信機を設置されていない場合】

今後、テレビ等の受信機を設置された場合は、インターネットでお届けいただくか、同封の放送受信契約書について、ご返送いただくことが必要でございます。

なお、NHKでは、文書・訪問等により、テレビ等の受信機設置の確認とご契約のお願いをさせていただくこともございます。

上記のような文章が「放送受信契約のご案内」というプリントに記載されていたのですが、私の文章読解力がないのか、この文章を読んでも「テレビを持っていない人に向けた文章ではない」と感じました。

設置していない場合は「NHKと放送受信契約を結ぶ必要はありませんので、お手数ですが『テレビ等の受信機を所有していない』という項目にチェックを入れ、当社にお返しいただければと思います」みたいな文章を書くべきじゃないの?

そして然るべき返送用のハガキか何かを同封すればいいんじゃないの?

そこまでお膳立てされているのであれば「住所/テレビ等の受信機は持っていません」くらいの記入はしても良いと思ってますが…。

 

投函される頻度がエグい

そして全く同じ物がまた投函されました。

しかも前回は「インターホンを鳴らしたけど私が居留守を使っていたため、やむなく投函していった」という流れだったのに対し、今回は「インターホンを鳴らすことなく投函していった」という流れになっています。

…この先、毎月こんな書類が投函されていくの?

 

「テレビを持ってるなら契約しないとダメだから必要事項を記入して送り返して」と書かれている書類なので、テレビを持っていないから無視していました。

それでも何度も送ってくるということは、NHK(もしくは集金人)は「ここの住人はテレビを所有していない」という発想には至っておらず「テレビを所有しているくせに無視を決め込んでいる」と思い込んでいるんじゃないかとさえ思います。

 

なぜ居留守を使うのか

ここからはNHK、もしくは集金人の方に向けて書きます。

集金人の立場からすると「テレビを持ってるから居留守を使ってるんだろ!/やましいことがないなら面と向かって言えよ!」と思っていることでしょう。

 

ハッキリ言って私は「見ず知らずの他人の家に、アポなしで突入してくる人が怖い」です。NHKの集金人はもちろん、宗教の勧誘、飛び込み営業…これらの全ての人に恐怖を感じています。

「この人たちは住人のライフスタイルとか、住人の時間を奪うということに対して抵抗がないんだろうな」と思ったら、到底私とは話が合わない人種としか思えません。

 

そしてNHKの集金人に限って言えば、仮に「テレビは持っていません、お帰りください」と言えば速やかに帰ってくれるのかどうかという不安すらあります。

私は何度も訪問してきたり、何度も書類を送りつけてくるという流れを実際に体験し、NHKや集金人は「テレビを持ってるから居留守を使ってるんだろ!/やましいことがないなら面と向かって言えよ!」と考えていると思っています。

 

そんな人に「テレビは持っていません、お帰りください」と言ったら「じゃあ証拠を見せろ」となりそうな気がしてならないのです。

そして続けて「テレビを持ってるから証拠を見せられないんだろ!/やましいことがないなら少しくらい家に上がらせてくれたっていいだろ!」となりそうな気すらしています。

 

もちろんこれは私の勝手な想像ですので事実とは異なるのかもしれませんが、私の言い分としては「このように思われても仕方ないくらいの材料が揃っていることを思い返して欲しい」のです。

YouTubeなんかを見ていると、かなりの激しい口調で恫喝している集金人の動画などが大量に出てきます。それを見たら普通の人間は「できれば関わりたくない」って思うのが普通では?

 

「インターホン越しで良いから対応しろよ」という言い分も聞こえてきそうですが、例えばお風呂に入っている時、食器を洗っている時、掃除機をかけている時…。

わざわざ手を止めて対応するだけの価値があると思われるところから始めてもらえませんか?こっちだってカメラ越しに運送業者の人が確認出来たら、ただちに対応してますよ。

 

最後に

一人暮らしをしていると、所かまわず投函されてくるチラシ系のゴミが本当に迷惑です。

今回のNHKからの重要と書かれた書類に関しても、私からすると嵩張るゴミ以外の何物でもありません。

 

次また書類を送ってくるのであれば、テレビ等の受信機を所有していないという選択肢を伝える術も盛り込んでもらいたいと思っています。

氏名や年齢などの個人情報は書きたくありませんが「NHKの集金人の人たちが何度も訪問しているアパートAの101号室はテレビを所有していません」くらいの意思表示はしてもいいです。

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