住宅設備

家庭用ボイラーを買う時は保険の加入・保証延長がおすすめ

更新日:

家庭用ボイラーを買う時 保険の加入・保証延長がおすすめ

 

此度、私の実家の給湯器が故障してしまい、14年ほど使用したということで新しい給湯器に買い替えました。そして今回は迷わず給湯器の保険に加入したのですが、給湯器にも保険が存在するというのはご存知でしょうか?

保険というよりは延長保証と呼ばれるもので、給湯器に最初から付いている1年~3年の製品保証をお金を払って最大10年まで延長できるというものです。

我が家で新たに採用した給湯器がノーリツ製の機器なので、他メーカーでもそのような保険が存在するのかは不明なのですが、恐らく多くのメーカーで採用されているのではないかと思います。もし保険があるなら加入しておくのがおすすめです。

 

施工業者によっては「お客さんからセールスのように思われて、怪訝そうな顔をされるのが嫌なので最初から紹介しない」という業者もいるくらいなんですが、内容は正直言って「かなり良い」です。

というわけで今回は給湯器の保険、給湯器の保証延長のメリットについて紹介したいと思います。

スポンサーリンク

アドセンス

給湯器交換価格の相場は20万~40万

 

必要とする燃焼能力や性能によって金額も大幅に変わってくるので一概には言えませんが、給湯器は追い炊き・お湯張り機能付きで大体30万前後と決して安くない金額です(これはあくまでメーカー希望小売価格なので実際の販売価格ではありませんが)。

毎日使用するものなので考え方を変えて「1日当たり100円の使用量」と考えたら、そこまで破格でもないと思うんですけど一気に払うとなれば簡単には割り切れませんよね。

これを買い替えるとなると、家計にとっては結構な痛手ではないでしょうか。しかし贅沢品とは違って必需品の部類になると思うので、必要なものと言わざるを得ません。どこのお家でも「今、壊れなくても・・・」という声を聞きます。

 

耐用年数は7~10年

 

給湯器の耐用年数は「7年~10年くらい」というのが1つの目安になっています。当然10年以上使えるものもあれば、残念ながらすぐ壊れてしまうものも存在しますので一概には言えませんが、あえて年数で言うなら「7年~10年くらい」に落ち着くと言っていいでしょう。

使用頻度が高かったり使用環境が悪かったりなど故障してしまう理由は様々ですが、必ずしもユーザーが悪いというケースばかりではなく、機械なので「ある程度の当たり外れがある」というのも仕方ない部分だと言わざるを得ません。

 

メーカーでは設計標準使用期間というものを設けていて、1日1時間の使用で10年使えることを基準に給湯器を製造しています。単純計算をして1日1.5時間の使用なら7年半で壊れてもおかしくないという設計基準です。

まして2009年以降は給湯器が特定保守製品となり、10年を超えて使用する場合は点検を受けてもらいたいという風潮が強まっています。これによって一定年数を超えた給湯器は点検のお知らせのエラーを出したり、メーカーから点検を依頼するハガキが届くようになりました。

現時点ではまだ点検を受けることが法的な義務になっていませんが、いずれは罰則付きで義務化される可能性もあるんじゃないかと個人的には思っています。

 

新品給湯器の保証期間は使用開始から1年~3年

 

電化製品には必ずと言っていいほど保証期間がついています。給湯器にも製品保証があるのですが、使用開始から1年~3年です。BL品かどうかによって変わりますし、メーカーによっては購入後に申し込むことで3年に延長することができます。

この保証以外にも部品ごとに細分化された特別保証は存在しますが、機器本体は1年しか保証されていません。30万円近い買い物をして1年しか保証されないっていうのも不安ですよね。

実はそういった消費者の声を受けてなのか、家庭用給湯器にも保険があるんです。しかも内容的にかなり優秀です。以下で詳しく紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

アドセンス

給湯器の保険・保証延長

どのメーカーにも給湯器の保険制度はある?

どのメーカにあってどのメーカーにないのかはわかりかねますが、ノーリツ、リンナイ、長府、コロナには保証延長制度があります。また、ガス給湯器の場合はメーカーが保険を設けていなくてもガス会社が保険を担っているケースがあるようです。

以下ではノーリツのケースを中心に話を進めていきますが、もし他メーカーの機器を使用している際は一度メーカーに確認してみるのがいいでしょう。

 

ノーリツの保証延長における複数のプラン

ノーリツ - 安心プランSの保証料

 

こちらはノーリツという給湯器メーカーの保険(安心プランS)の料金表になります。どこのメーカーにもこのような保証延長サービスが存在していると思いますが、これは「使用している給湯器の種類や加入したい年数に応じて保険料が変わる」という形態になっているはずです。

7年の金額と10年の金額を比較してみてください、倍以上に跳ね上がってしまっていると思います。いかに「この間に故障が多いか」を物語っていますね。

 

7年と10年で大きく保険料が違う理由

普通に考えて7年~10年の間に壊れる可能性が高いというのが最もな理由ですが、それ以外にも10年の保険料が高い理由があります。

現在、家庭用給湯器は特定保守製品というものに認定されており、簡単に言うと「10年経ったら機械が悪くなくても、一応点検を受けてくださいね」というものになっています。

 

当然ながら点検には「お金がかかる」ので、現段階では法的な義務ではありません。おそらく「点検を受けないで事故に繋がっても、メーカーとして責任は負いません」という、一種の逃げ道なんじゃないかなぁと思っています(私の見解です)。10年コースにはその際の点検料も予め含まれているので、保険料が高くなっているという側面もあるのでしょう。

ちなみにこの点検は法定点検・あんしん点検と呼ばれるもので、どこのメーカーも大体10000円程度の点検料となっています。

スポンサーリンク

アドセンス

給湯器の保証延長サービスは意外と知られていない

 

小さい設備屋や水道屋などは給湯器に保険(保証延長制度)があるということを知らない業者も多く、施工時に説明を受けていないというお客さんも非常に多いです。この保険に加入するには「保証期間内に加入しなければならない」ため、使用開始から1~3年以上経過していると加入できなくなってしまいます。

いくら「本当は加入したかったのに、説明を受けていないせいで加入できなかった!」と駄々をこねても認められません。1ヶ月~2ヶ月程度なら、場合によっては誤魔化せなくもない場合もありますが、ほとんどの場合でなかなか難しいと思います。

施工業者によっては交換見積もりの際に「10年保証を付ける!」と言ってくれる場合もありますが、言い方を変えれば「この10年コースに加入する」という意味の場合もあります。

 

保険の内容

これもメーカーによると思いますが、どこのメーカーも大体似たり寄ったりだと思うので、私が携わっているメーカーを基準に話を進めますね。

まず簡単に言うと「ユーザーに過失がなく災害でもない場合に限り、修理に関する一切の費用がかかりません」というものです。詳しく説明していきましょう。

 

ユーザーに過失がある場合は有料

別の記事で紹介しましたが「お風呂のフィルターの掃除を怠ったことによる不具合」が意外と多いです。これは「お客さんの使い方の問題」と判断されるので、保険が適用されません。

あとは「固い物をぶつけてしまってリモコンの液晶が割れてしまった」とか「凍結破損」なども過失の範疇になります。あとは「説明書を読んでいないがために起こった勘違い」や「給湯器以外の不具合だった場合」なんかも、修理や点検にはお金がかかってしまうでしょう。

意外と「せっかく保険に入ってるんだから、特に何もないけど点検してもらおう」という人も多いのですが、故障が無い場合は原則として点検費用は発生します(満了点検はこの限りではありません)。

 

災害、天災による故障も有料

 

あまり考えたくないことですが「地震で家が倒壊して給湯器が壊れた」という場合も、保険は適用されません。1番多いのは落雷被害です。ただしこれに関しては注意が必要で、いわゆるグレーゾーンのような扱いになっているのが現状です。

というのは、修理のプロでも「落雷が原因で壊れたと断言できるケースは少ない」ということが大きな理由になっています。ぶっちゃけると「落雷でも保険が適用されるケースも多い」ということです。

別で家財保険や火災保険に加入していて、そっちで落雷が保障されている場合は全く問題ないでしょう。その際は「落雷の影響でどこまで壊れてしまったか」などを特定せず、電装部を全部交換なんてこともしたりするので、言ってしまえばお得だと思います。

スポンサーリンク

アドセンス

給湯器の保険(保証延長)のメリット

金銭的にもお得でコスパが良い

 

保険というものに対して損得勘定を持つのもどうかと思いますが、内容としては非常にお得です。例えば「7年のコースが2万円だった場合」を想定して話を進めます。7年間の間に不具合が生じた場合は一切のお金がかからないわけですが、通常であれば部品代+出張料+作業料がかかります。

内容にもよるので詳しい金額はわかりかねますが、給湯器の修理はどんなに安くても一点の部品交換をすれば15000円前後のお金がかかる場合がほとんどですから、単純に考えても7年間で一度でも修理すれば元が取れるということになるので、かなりお得な内容だと言えるのではないでしょうか。

 

10年契約なら期間満了点検付き

 

10年の期間が終わるときに満了点検があります。簡単に言うと「故障していなくても、プロによる点検が受けられるサービス」です。修理(点検)する人間の立場から言うと「満了点検が終わった直後に修理に行くという状況だけは、絶対に避けたい」と考えます。

そのため明らかに傷んでいる部品、点検時点で壊れそうな雰囲気を感じる部品については、満了点検の時に壊れていなくても交換してもらえる可能性が高いです。

さすがに「この前の点検のときに見抜けなかったの!?」というトラブルになるのは、こちらとしても嫌ですからね。なるべくなら「念のため」ということで、色々な部品を交換しておきたいと考えるのが普通です。

 

【2017/01/11追記分】

最近ではメーカー側から「余計な部品は交換するな」との指示がありますが、実際に点検直後に故障してしまうケースを恐れているのも事実で「やむを得ない場合は交換してもいい」というスタンスに落ち着いています。

点検するほど年数の経過している機種については、過去の経験や事例からも「どこが壊れやすいか」というデータが出そろっているケースが多いので、壊れやすい部分を交換するというスタンスは今後も変わらないのではないかと思いました。

 

最後に

私自身お客さんにも勧めていますが、自分でも良い内容だと思って加入しています。しかし説明していても「アレはダメだけどコレはOK」みたいな難しい話をされると、嫌になると言うお客さんも少なからず存在しているのが現状です。

セールスのように思われて、嫌そうな顔をされたりってことも実際に多いんですよね。それでも、後々「聞いてなかった!」と言われるのは避けたいので、簡単に説明はさせてもらっています。

こういうご時世だからこそ警戒されてしまっている部分もあるかとは思いますが、かなりイイ内容だと思うので、新しい給湯器を取付した際にはパンフレットくらいはもらってみてもいいと思いますよ。

 

【関連記事】

給湯器の激安販売店!損をせずに給湯器が買いたいなら「いえすと」で決まり!

アドセンス

アドセンス

関連コンテンツ



-住宅設備

Copyright© はてなの果てに。 , 2020 All Rights Reserved.