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NHKの受信料問題を茶化した『ウチにテレビはありません』のブラックジョーク感が最高!

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『ウチにテレビはありません』というブラックジョーク満載のマンガをご存知でしょうか?その名の通り、某テレビ局の受信料の回収に携わっている人物の物語なのですが、これがなかなか面白いんです。逃げ得なのかどうかについては、あとで思う存分語るとして、本作は「回収する側にスポットを当てた物語」です。

世の中には「あえてNHKの放送を受信しないようにする『イラネッチケー』という商品」もあるくらい、受信料を払いたくないという人は大勢います。放送局の局員以外にとっては深刻な問題だと思うのですが、それを茶目っ気全開でイジり倒しているのが本作品です。

というわけで、今回はコチラの『ウチにテレビはありません』について、ご紹介したいと思います。

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1巻完結の11話

コミックス1巻

本作品は単行本が1巻で完結していて、その中には11話に渡って受信料徴収に関するエピソードか詰め込まれています。タイトルを見ただけで思わずニヤケてしまうものも幾つかありますが、基本的には「徴収員VS受信料を払いたくない一般ピーポー」の縮図を描いたものです。

私たちのような消費者目線ではなく、徴収員の立場からの物語というのがまず新鮮で面白いですし、中には「そんなバカな!?」という展開を迎えるものもありますが、1つのエンターテイメントとして眺める分にはメチャクチャ面白い出来だと思いますね。

 

VS 払いたくない大学生

コミックス1巻

ゲームを遊んでいる最中にインターホンが鳴り、うっかり出てしまった大学生と徴収員の攻防です。ここで大学生は「テレビがないから払わない」「テレビがあることを証明してくれたら払う」と言い、徴収員を追い返そうとします。ここで徴収員は虎視眈々と、大学生の住む部屋にテレビがあることを証明する段取りを進めるのですが、なかなか面白いです。

現実味があるかどうかは別にして、徴収員としての使命感みたいなものが感じられますし「ここまでされたら、頑なに払わない人たちも支払いに応じるだろうなぁ」という印象を受けました。ここまでするんなら逆に気持ちいいくらいですね。

 

VS 知能犯

コミックス1巻

一方コチラは、テレビに映らないように設定している知能犯との攻防です。徴収員が半ば強引に部屋へと侵入し、テレビの電源を付けるシーンなどの炎上案件がテンコ盛りですが、一筋縄ではいかない知能犯との攻防は見所満載ですよ。

なんとなくですけど、カイジあたりが思い付きそうな発想に驚かされました(沼攻略の時にビル自体に細工したアレ)。

ここで「テレビは映らないようにしている」と言い放つ知能犯に対し、徴収員は間髪入れずに「スマホはお持ちですよね?」という言葉を返しているのですが、スマホを持っていれば払わなきゃいけないんでしたっけ?なんかこの前裁判の判決が出たように記憶しているんですけど・・・ま、いっか。

 

徴収に失敗するパターン

コミックス1巻

一方で、徴収に失敗してしまうパターンも収録されています。四天王と呼ばれる「どんな徴収員も成功したことがない存在」というのが居て、このメンバーは相当手強いという設定みたいです。基本的に払いたくない人の意見って、総じて上記画像のような意見だと思うんですけどね。

ちなみにこの徴収員は、この後で病んでしまい徴収員を辞めてしまうことになるのですが、徴収員も大変な仕事だなぁって思いますよ。好きでやってるのか、それとも無理やりやらされているのかはわかりませんけど。

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VS 四天王

コミックス1巻

四天王とのバトルも収録されています。ここでのやりとりが、恐らく未納している世帯との間に繰り広げられているバトルの内容だと思うんですけど、色んな意味でおかしいですよね。

私自身はテレビ自体をそんなに見ないので、逆に「NHK放送が無くなったら困るのかどうか」が知りたいですね。

コミックス1巻

上記画像は、本作における最強の徴収員の言い分ですが、まぁ言いたいことはわかるんですよ。ただ「絶対的に必要かどうか」の判断は私にはできません。

それに「金額として妥当かどうかってのは誰が判断してるのか」とか「支払わなかった際の罰則規定」とか、払え払えと言う前にしっかりして欲しい部分はあるんですよね。

こっちも裕福ではないですから「月額がもう少し安くてもやっていけるんじゃないの?」とは思いますし、気持ち良く払えるのなんて紅白を見なくなった今となっては「甲子園の時期」くらいのもんです。

 

NHK受信料「強欲徴収マニュアル」を入手(2017/03/02追記)

この項目は現実世界での話です。NHKの受信料詐欺について、週刊文春が内部資料を入手したことが話題になっています。

いわゆる徴収員が訪問先で参照する、お客様マニュアルということなのですが、とにかく内容がすごかったですね。言葉を選ばずに言うなら「一種のマインドコントロールにも似た、新たな詐欺」くらいの感じでした。

【断り文句】

受信料高い

【切り返し】

①受信料の使い道はご存知ですか?

②どういった番組ならお支払いしてもよいと思いますか?

③何に比べて高いと思いますか?

ちなみにこの切り返しマニュアルなんですが、名称が「すり替え編」とされていて、論点をズラして契約に結びつけようとしているみたいです。その辺のコンビニとかガソリンスタンドより、よっぽどしっかりしたマニュアルですよね。

一応、NHK側では「子会社が勝手にやったことで、ウチが指示・監修したものではありません」という回答をしたようなんですけど、それが本当だとしたら結構ひどい。私としては「子供がやった事だから知らない」という親がいたら、不信感爆発ですよ。

 

最後に

後半ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、本作の目の付け所は秀逸ですね。ただ、波風を立てたくないからか「終始、徴収員が正しい」という姿勢になってたのが残念だったかなぁと。

実際に払ってない人が沢山いるわけですから、そういう人たちの言い分をもっと載せても面白かったと思いました。・・・それも大きな圧力が働いて難しいのかもしれませんけど。いずれにしても内容的には結構面白いと思います。興味のある人は読んでみてください。

 

 

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