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『ジャングルはいつもハレのちグゥ』というギャグ漫画が神ってる件

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(2017/02/02内容追記しました)

これまで多くのギャグ漫画を読んできましたが、かつて月刊少年ガンガンで連載されていた『ジャングルはいつもハレのちグゥ』というマンガをご存知でしょうか?これ、めちゃくちゃ面白いんですよ。

大きく分けて初期と後期に分かれている作品で、初期の作品が連載されていたのがもう10年以上前になります。ジャングルを舞台に面白おかしな展開を巻き起こすギャグ漫画なんですけど、王道でありながらも唯一無二の世界観でもって人気に火が付き、アニメ化もされたのでご存知の方も多いことでしょう。

かくいう私も、学生時代に落ち込んだときは本作品を読んで元気を出していました。とにかくエッジの効いた笑いを繰り出してくるんですよね。間違いなく「立ち読み厳禁」のギャグ漫画です。手数も豊富で読んでいてニヤケ顔も止まりませんから、大袈裟に言うと「頬が筋肉痛になるんじゃないか!?」と思えるほどだったり、そうじゃなかったり

というわけで今回は、ギャグ漫画が好きな人には是非読んでみて欲しい『ジャングルはいつもハレのちグゥ』という作品についてご紹介したいと思います。

※若干のネタバレがあります。

 

 

 

概要

ジャングルに住む主人公の少年「ハレ」が、正体不明の少女「グゥ」や友人・家族たちの奇行に振り回されるギャグ漫画。全体的に明るいノリだが、登場キャラクターたちにはシビアな過去を持つ者が多く、ストーリー自体はシリアスな展開のものも多い。

ジャングルはいつもハレのちグゥ - Wikipedia

  

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コミックス1巻

ジャングルに住んでいるハレという名の少年の元に、突如「お友達」という名目で、酔っぱらった母親と一緒にグゥという謎の女の子が現れます。どういった経緯があったのかは知りませんが、気付いたらグゥは居候としてハレと共に暮らす事になり、一緒に生活していくうえで様々な面白事件に巻き込まれていくという内容です。

冒頭でも触れましたが、本作は主に前編と後編に分かれていて、前編が『ジャングルはいつもハレのちグゥ』で後編が『ハレグゥ』と、タイトルが変わって連載されています。最初はジャングルが舞台でしたが後半はもうジャングルにいないので、心機一転という意味合いもあるんですかね。

 

ギャグ要素

ハレとグゥの掛け合い

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コミックス1巻

本作の主人公であるハレとヒロインであるグゥが・・・グゥはヒロインなのかな・・・。もう1人の主人公って言えばいいのかな。とりあえずこの2人は典型的なボケとツッコミで、2人の掛け合いが多くの笑いを生み出しています。

グゥの常人じゃない角度からのボケと、ハレの子供っぽくない冷静なツッコミが面白いんですよね。というか基本的に子供を描いたギャグ漫画ってなると、王道としては「子供らしくない描写」が1番跳ねますから、そういう意味でも面白くないわけがありません。

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コミックス2巻

個人的に非常に好きなのが「グゥの顔の使い分け」ですね。グゥは可愛い顔とムカつく顔の2種類を巧みに使い分けるので、それによって生まれる笑いもエッジが利いていて非常に面白いです。

 

ゲームネタ

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コミックス1巻

ガンガン系のマンガにおいて一際多いようなイメージがあるのですが、いわゆる『ゲームネタ』が随所に使われています。それもマニアックな「そのネタを知らなければ笑えない」というような敷居の高いものではなく、あくまで万人向けの浅瀬でボケてくれているのが特徴です。

ゲームネタとか漫画のパロディーって、知ってる人には物凄くウケますけど、知らない人からしたら「ポカーンと口開けて終わり」なんですよね。本作では、ほとんどの人が笑えるボーダーでのゲームネタを使ってくれているんですよ。

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コミックス1巻

例えば上記のシーン。セーブしないで長時間ゲームをやっている所を母親に見つかってしまったシーンなんですけど、多くの人は似たような経験があるんじゃないかと思います(最近の若い人は、ゲーム機事態にスリープ機能とか付いてますからこういう体験ないかもしれないですね)。

私が幼少の頃は「ゲームは1日1時間!」というルールを決められて、それを超えようものなら容赦なく母親からリセットボタンを押されてました。ファミコンの頃なんて『復活の呪文』をメモったり入力したりするだけで10分とか掛かってましたから。

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コミックス1巻

たぶんゲームが好きな作者さんなんだと思います。随所にゲームをネタにしている場面が出てきたりして、ゲーム好きの人も楽しめるんじゃないでしょうか。一種の「ゲームあるある」がふんだんに散りばめられているので、思わずニヤっとしてしまうと思いますよ。

 

シリアスな笑い

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 コミックス1巻

 普段は明るく振る舞っているハレですが、実は複雑な家庭環境の持ち主で「父親がいない」という一面を持っています。こういった部分を始め、本作では意外と『シリアスな場面』が多いんです。

そんなシリアスな場面も大きく笑わせてくれるのが、まさにハレグゥクオリティだと言っても過言ではありません。まさかの展開なんかもありつつ、普通に読んでたら「そんなところも笑いにするの!?」と驚いてしまうほどです。

 

恋愛系の笑い

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コミックス2巻

ジャングルのイチ集落が舞台になっていることもあり、周りを見渡すと「〇〇が△△のことが好き」というような矢印が何本か見えます。ギャグ漫画ということもあって、決してキュンキュンするような展開には発展しませんが「好きな相手に無下にされてしまう」などの笑いもテンコ盛りです。

 

ノリツッコミ

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 コミックス3巻

正確にはツッコミがないのでノリツッコミとはまた違うんですけど、ハレが子供ながらに気を遣って自分の意見を押し殺す場面が多々出てきます。これが残酷ながらにも笑えるんですよ。「友達にこんなノリのイイ奴、欲しいわー!」ってくらいです。

本作では多く使われる手法ですが、基本的にはハレの発言や行動によってマリィ(ハレが好きな女の子)が傷付いてしまい、次のコマで全力でフォローするという流れになっています。突発的に起こるものではないので、どうしてもダチョウ倶楽部のノリのような「来るぞ、来るぞ」というのがわかるにも関わらず笑ってしまうんですから、驚きですよね。

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コミックス3巻

・・・とは言っても、誰も傷付けない笑いとは言え、ちょっとハレが可哀想になってきます。

 

最後に

正直言うと、後半にかけてシリアスな方向にテコ入れされているせいか、序盤の勢いは失速していってしまっている感があります。まぁ逆に序盤のまま最後までいってしまうと、それはそれで大変だったと思いますけど。

とにかく序盤はメチャクチャ面白いです。登場人物すべてにオイシイ場面が用意されていて、決してハレとグゥの独壇場というわけでもありません。ずっと頬が緩みっぱなしになってしまうと思いますよ。

私自身、あまりにもマンガが面白かったので、アニメも見てしまいました。活字があまり好きでないという人はアニメ版を見てみるのもいいかもしれませんね。とにかく多くの人に知ってもらいたいギャグ漫画の1つです。興味のある方はぜひ読んでみてください。