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意外と知らない!?プロが教える「お風呂は雑菌だらけ」の事実

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(2017/07/10内容追記しました)

1日の疲れと全身の汚れを洗い流してくれるお風呂は、私たちの日常生活において欠かせないものです。「入浴時間は1日の中でも特に大好きな時間」だと言う人も多いと思います。

しかし、毎日のように身体を清潔にする目的で入っているにも関わらず、逆に身体が大幅に汚れてしまっている可能性について考えたことはありませんか?気を付けないと配管が雑菌だらけになっており、そのせいで入浴後の身体が雑菌だらけになってしまっているかもしれません。

そこで今回は、普段は掃除することがない「お風呂の配管内の掃除の仕方」を含め、意外と知らない「お風呂は雑菌だらけの事実」ついてご紹介したいと思います。

 

 

お風呂のお湯

お風呂のお湯は原則「毎日交換」が望ましい

基本的に衛生上の問題から、お風呂のお湯は毎日交換したいところです。しかし「2人しか入ってないから」とか「あまり汗をかいてないから」などの理由で、2日連続で同じお湯を使うというご家庭も多いと思います。

ですが、お風呂の中の雑菌は1日経つとものすごい勢いで繁殖するので、肉眼で汚れていないように見えても実際は雑菌だらけというのが現実です。

あくまで目安ですが4人家族の場合だと、数十万もの雑菌が繁殖していることも珍しくありません。雑菌は20℃~40℃が1番繁殖しやすいと言われているので、お風呂のお湯はまさに雑菌にとって繁殖しやすい環境ということになります。

 

レジオネラ菌の恐怖

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お風呂を不衛生な環境にしてしまうことで1番恐ろしいのがレジオネラ菌です。屋外の土や水に生息しているレジオネラ菌が人間の体に付くことで家に持ち帰られ、お風呂で繁殖します。

レジオネラ菌に感染するとレジオネラ症を引き起こしてしまい、免疫力が低い人(乳幼児、高齢者、病気の方など)が感染してしまった場合、ひどいケースだと死亡者も出ているので、決して侮ってはいけない存在です。

本来レジオネラ菌は「周りの生活環境の中でも多数生息している菌」なので、普通の生活中に感染症を引き起こすことはほとんどありませんが、不衛生なお風呂などで爆発的に増殖すると危険度が高まってしまいます。

 

2日以上に渡って使用したい場合

どうしても「最低でも2回はお湯を使いたい!」という方は上記の商品を試してみるといいかもしれません。使用後のお風呂に浮かべておくだけで、銀イオンが浴槽内に浸透し除菌してくれるのだそうです。

何度も言うように、お風呂のお湯は毎日交換が望ましいのですが、どうしてもという場合は何かしらの対策をするのがいいでしょう。私自身は使用したことがありません(毎日交換派です)が、レビューを見てても「ぬめりや臭いは感じない」という意見が多いです。

正直、効果のほどを示してくれるデータは見つかりませんでしたが、何もしないよりはこういった物でもいいので対策をした方がいいと思います。

 

菌の住処

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お風呂まわりで言うと以下の部分に多いです。基本的にお風呂は全体的に注意しないとなりませんが、見えにくい部分は特に配慮することが必要だと思います。

『蛇口の内側』なんて案外気付きにくい部分だと思いませんか?湿気も高い場所ですし、なにより「体内に入る可能性がある部分」については、特に注意してください。

  1. 1日以上経過した後のお風呂の残り湯
  2. お風呂配管の中
  3. シャワーヘッド
  4. 蛇口
  5. 排水溝

 

残り湯は再利用しよう

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お風呂の残り湯は捨てることが望ましいのですが、水道料金などの兼ね合いもあるため、私は洗濯用の洗い水として再利用することをオススメします。「毎日交換したいけど水道料金がもったいない!」という方も多いでしょうから、そんな人は洗濯に残り湯を使用してみてはいかがでしょうか?

1日経過することで雑菌は爆発的に増えるので「その前に洗濯用の水として使用してしまおう」という考えです。残り湯は洗いに使用し、すすぎは水道水で行うようにすることで、洗濯物に菌が残るということは心配いりません。

※入浴剤を使用した残り湯を使用する場合は、入浴剤のパッケージに「残り湯を洗濯に利用できます」と表記があるかどうかを確認してから使用してください。

 

配管内は定期的に洗浄しよう

お風呂配管の中は手が届かない部分なので薬剤の力を使います。「残り湯に薬剤を溶かし込んで追いだきする」タイプのものが簡単で使いやすいでしょう。有名なのは『ジャバ』ですね。

私は入浴剤を使用した際、ほとんど『追いだき』はしません。毎日お湯も取り替えていますが、配管洗浄は月に1回は行うようにしています。特に、日常的に入浴剤を使用して追いだきしている方は、積極的に洗浄して欲しいと思います。

浴槽自体に付いた「汚れ」や「ぬめり」は洗剤を付けたブラシで磨くことが可能ですが、お風呂の配管や給湯器の内部(循環ポンプや熱交換器など)はブラシで磨くことができないからです。せっかく浴槽を清潔に保っていても、そこに流し込まれるお湯が清潔でなければ無意味なので注意してください。

 

手が届く部分は頻繁に

シャワーヘッドや蛇口などは手が届く部分なので、漂白剤や重曹を使用して清潔に保つようにしましょう。シャワーヘッドは取り外して漂白剤に付けるだけ、蛇口は水に重曹を溶かしたものをブラシに付けて磨くだけでも十分です。

この類の汚れは「頑固になってしまってからでは落とすのが大変」になってしまうため、頻繁に掃除してあげるといいでしょう。シャワーヘッドは内部に水が溜まるので、どうしてもカビが繁殖しやすいのが特徴です。

カビだらけのところを通ったお湯で顔や体を洗ったりすることを避けるためにも、定期的にチェックするよう心がけてください。

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排水口にはなるべく水以外を流さないように

排水口に流れてしまう髪の毛なんかも、対策するのとしないのとでは大幅に変わってきます。髪の毛は「汚れが絡みつきやすい」ため、そのまま流してしまうと配管詰まりの原因になってしまうことも多いです。

1枚フィルターを置いておくだけでも充分な効果が得られますので、対策しておくと日々のお手入れも楽になると思いますよ。

意外と多い詰まりの原因は「シャンプー詰め替え用などの切れ端」で、これらは配管洗浄剤などの薬剤でも除去できないため、詰まらせてしまった場合は直接取り除かなければならないので結構な手間になってしまうので注意してください。

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浴室全体のカビの防止

浴室はどうしても湿気や温度の観点から「カビが繁殖しやすい」という特徴を持っています。シャワー同様、しばらく放置してしまったカビ汚れは落とすのが大変です。

頻繁に手を加えることが最終的に近道だったりするので、最低でも「入浴が終わった後に水シャワーをかけて温度を下げる」くらいのことはした方がいいと思いますよ。水を切れば、なお良いでしょう。

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入浴剤は使用していいの?

イオウなどはNG!

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答えは「モノによる」です。衛生面に関してだけ言えば、入浴剤に含まれていることが多い「炭酸水素ナトリウム(重曹)」や「塩化ナトリウム」は雑菌の繁殖を防いでくれるため非常に効果的です。

ただし物によっては、家庭用ボイラーに影響がある場合があります。特にイオウが使われているものは、好ましくないどころか「機器内部の腐食」や「水漏れなどの故障」に繋がってしまう可能性が高いです。

 

イオウがNGなワケ

家庭用ボイラーのほとんどが、機器内部に銅を使用しています。この銅がイオウと化学反応を起こし、腐食したりしてしまうのです。通

常ですと7年~10年の耐用年数がある家庭用ボイラーですが、イオウ成分を含むお湯を通した場合は耐用年数や使用年数に関わらず、水漏れなどの故障に繋がる場合が多いので注意しましょう。

 

乳白色系の物もNG

イオウ以外にも乳白色系の透明でない入浴剤は、機器内部の部品に膜を張って影響を及ぼしてしまったりすることが多いです(よくあるのはポンプの詰まりや水温を計るための部品の不具合)。

透明なもの(例えばバブなど)であれば、そこまで影響はありません。ただし全く影響がないわけではないので、使用後のケアは必要です。配管や給湯器の風呂水通路部は手で洗うことができないので、薬剤による洗浄をした方がいいと思います。

以下の記事で、比較的ボイラーへの影響が少ない入浴剤でランキング形式にしてみました。宜しければ、参考にしてみてください。

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最後に

ただでさえ湿気が多くカビなども繁殖しやすいお風呂場ですし、何より「綺麗になったつもりなのに実は雑菌まみれになっていた」なんてことは避けたいものです。

水滴や蒸気が口に入ることも往々にしてあるので、特にお年寄りや小さいお子様がいるご家庭では、より一層気を遣っていくべきだと思います。この記事が皆さまの快適な生活に役立てれば幸いです。