衣替えの時にやっておこう!クローゼットや押し入れの湿気対策

季節の変わり目を迎えるにあたって、少し面倒なのが衣替えです。長袖から半袖へ、半袖から長袖へ。春物や秋物なんかもありますね。

衣服の入れ替えは非常に面倒ですが、そこで手を抜いてしまうと大切な衣服がカビや虫の被害を受けてしまい、ひどいときには台無しになってしまうことも考えられます。そうならないためにも、クローゼットや押し入れは清潔にしておきたいですよね。

というわけで今回は、衣替えの時に最低限やっておくべき掃除と対策についてシェアしたいと思います。

目次

クローゼット内の掃除

床面や壁のホコリを取り除く

湿気対策に取り掛かる前に、まずはクローゼットや押し入れ内を掃除します。クローゼットや押し入れはその特性上、どうしても密閉されがちですので、衣替えなどの機会を利用して徹底的に掃除してあげましょう。

当然ですが掃除する際は、収納ケースなどを引っ張り出してクローゼット内を空っぽにした状態で掃除することがベストです。ホコリは上から下に溜まるので、高い所から掃除するようにしましょう。

通常の壁なんかは「はたき」を使って軽く掃除できますが、隅っこのホコリは取りにくいので、吸引力の強いハンドクリーナーに先の細いノズルを付けて掃除をすると効果的です。

 

除菌を兼ねて拭き掃除

クローゼットの中はニオイがこもりがちです。しっかりと除菌しておくことでニオイ防止にもなりますし、結果的にカビの予防にも繋がります。ウェスに消毒用エタノールを染み込ませたものでも応用が可能です。

もし既にカビが生えてしまっている場合は、全体に広げないように注意し、部分的に徹底して除菌した後で、全体に取り掛かりましょう。決してカビ部分をゴシゴシやったりして、伸ばさないように注意してください。

拭き掃除をした後はしっかり乾いてから収納することが大切です。扇風機やサーキュレーターを使用すると早く乾いて効率的に収納できますよ。

 

収納

収納ケース

収納にはケースを使用すると便利です。管理する服の量に合わせて大きさを選ぶと良いでしょう。透明なものは中に何が入っているか一目でわかるのでオススメです。透明なものを使用したうえで、それぞれ何が入っているかを記載しておくと、より管理がしやすくなります。

もし人目につくのが気になる場合は、色付きの物も多く販売されているので、探してみてはいかがでしょうか。ポップなカラーのオシャレな収納ケースも意外と多いですよ。

上記商品は大きさやカラーバリエーションが豊富なので、用途に応じて好みの物が選べます。また、不要なときは畳んでおくことが可能です。

 

防虫剤

収納ケースに衣服をしまった後は、防虫剤を入れておきましょう。ニオイも虫も防いでくれます。防虫剤を入れる場合は、防虫成分が逃げないよう密閉されている方が好ましいです。収納ケースはしっかりと密閉しましょう。

また、防虫成分は空気より重いので衣類の上に置くのが効果的です。ハンガーに掛けている衣類(特にスーツやコート類など)には、カバータイプの物をオススメします。

 

湿気取り

クローゼットや押し入れは、普段から締め切っていることが多いため、どうしても湿気が籠りやすいです。そこで、空いているスペースに湿気取りを置いておくことで、湿気の除去をしながらカビを予防してくれます。設置したら定期的に満水になっていないかどうか確認してください。満水になった湿気取りを置いていても意味がありません。

湿気取りの中には備長炭のものも販売されており、こちらは通常の除湿に加えて防臭効果があるので、クローゼットや押し入れにはオススメです。また天気のいい日は、窓を開けたときに一緒にクローゼットを開けて空気の入れ替えをしてあげましょう。

 

すのこ

押し入れをクローゼット代わりにしているご家庭では、布団を床面に直置きするのではなく、すのこを敷くと風通りが良くなって効果的です。

クローゼットの床面に衣類や布団を直置きしている場合も、すのこを置くのと置かないのとでは大きく変わってきます。

 

断捨離のススメ

保存している服が多いと毎回掃除する際の手間が増えたり、クローゼット自体で服同士が密着して空気の流れが悪くなってしまいます。空気の流れが遮断されてしまうと湿気がこもりやすくなるので、掛けている衣服の間には若干の余裕ができるように収納しましょう。

着なくなった衣服はリサイクルに出すのもいいですし、とにかく自分の手から離すことで、収納部分の空間にゆとりを持たせることも重要です。

 

最後に

衣替えは頻繁にやるものではないので、その時期に必要最低限しっかりやっておけば、後々になって困ることはありません。

クローゼット自体は天気のいい日に空気の入れ替えをしたりすることができますが、収納ケースに関しては開けることはほとんどないと思います。だからこそ、抜かりない対策をしておきたいものですね。

大切な衣類を守るためにも、しっかりと管理しておきましょう。

 

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