梅雨の悩みを完全解決!梅雨を快適に乗り切るための6つの対策法

1年のうちで気分が滅入る時期・・・今年も梅雨がやってきます。洗濯物も乾かなかったり、カビが生えてしまったり・・・。気温も高くなってジメジメしている環境は決して気分の良いものではありませんよね。

というわけで今回は、そんな梅雨時期を少しでも快適に過ごすために、誰でも簡単に生活に取り入れられる6つの対策法をご紹介したいと思います。

目次

梅雨時期の悩み

梅雨時期には他の季節にはない悩みがたくさんあります。

  • 洗濯物が乾きにくい、洗濯物の生乾きが気になる
  • 部屋の中、全体がジメジメする
  • 外出の際のコンディションが気になる

住んでいる地域にもよるかと思いますが、上記のような悩みは梅雨時期だからこその悩みと言っても過言ではないでしょう。どれもが湿気にまつわる悩みですね。

天気が優れないという部分はどうしようもありませんが、湿気対策をしっかりと取ることで少しでも快適な生活を手に入れることが可能です。

以下では、シチュエーション別に「どのようにすれば梅雨のジメジメに負けない快適な生活を手に入れられるか」について、書き進めていきたいと思います。

 

除湿器の導入

家の中を快適にするのに最も効果的な方法は、除湿器の導入です。今では非常にパフォーマンスの優れている除湿器が多数登場していますので、そこまでお金を掛けなくても十分すぎる性能を持った除湿器が購入できるのでオススメしますよ。

以下では除湿器の選び方、2017年オススメしたい除湿器についてご紹介したいと思います。

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【梅雨】失敗しない除湿器の選び方とオススメの除湿器 – はてなの果てに。

 

除湿器の種類

  • コンプレッサー方式:除湿能力が高いが、運転音も大きい
  • デシカント方式:運転音は静かだが、室温が上がる
  • ハイブリッド方式:1年を通して使用できるが、本体価格が高い

除湿器には大きく分けて上記の3つの種類が存在します。

簡単に特徴を書きましたが「梅雨~夏にしか使用しない」というのであればコンプレッサー方式で決まりじゃないかと思いますね。ただし、運転音が結構気になるので壁の薄いアパートに住んでいるという場合は注意が必要です。

1年を通じて使用する予定があるのであれば、ハイブリッド方式を購入した方が最終的にはお得になると思います。高いと言っても長い目で見たらちょっとだけですし、コンプレッサー方式で冬場を乗り切ろうとするよりは、ランニングコストで十分に元が取れるはずです。

 

除湿器の選び方

  • 方式の選択
  • 除湿能力
  • 音の大きさ
  • 使い勝手(機能、タンク容量など)

除湿器を選ぶうえで特に重視したいのは上記の4点です。方式は前項で紹介した3つから、用途に応じてお選びください。

除湿能力については、製品概要に「鉄筋コンクリート造〇㎡、木造〇㎡」という除湿能力が書かれていますが、ここは「実際の間取りよりも若干、能力が高めのもの」をチョイスするのが望ましいでしょう。理由としては、ここでケチって除湿能力が追い付かないなんてことになってしまったら、とても悲惨なことになってしまうからです。安物買いの銭失いにはならないように、気を付けてください。

あとは集合住宅に住んでいる場合や、物音がしていると眠れないという人の場合は、運転音の大きさにもこだわった方がいいかもしれません。ここは主観的な要素が多いので割愛しますが、物によって大きく違うので可能であれば「事前に実店舗で動作音を確認するのが〇」ですね。

あとは「洗濯物を乾燥させたい」「タンクの水を自動で排水して欲しい」などの希望に沿って選ぶのも重要です。洗濯物を乾かす目的でも使用したいという場合は、衣類乾燥の機能が付いているものを選ぶのが効果的でしょう。

2018年オススメの除湿器 パナソニック F-YHPX200

  • 除湿能力最高峰(~鉄筋43畳)
  • ハイブリッド方式で1年を通じて使用可能
  • 音はやや大きめ

本体価格はかなりしますが、ハイブリッド方式なので梅雨時期の湿気対策から冬の結露対策まで幅広くカバーしてくれる製品で、何よりも除湿能力が抜群に高いです。2018/05/12現在で発売されている除湿器の中で、1番除湿能力が高いんじゃないかと思います。

ツインルーバーで送風のバリエーションにも幅が利いており、洗濯物を乾かすという観点からも文句の付けようがありません。ナノイー機能も付いていて、とにかく至れり尽くせりの除湿器と言っていいでしょう。

ただし音は若干大きめなので、壁の薄いアパートだと苦情が来てしまうと思います。一軒家にお住まいの方で「とにかく湿気に負けない、年間通じて使えるパワフルな除湿器が欲しい!」という人には、絶対的にオススメです。

 

私が使用している除湿器 コロナ CD-H1815(AE)

私は昨年、コロナ性のコンプレッサー式除湿器を購入しました。金額的には3万円台ですので、リビングでも使えて衣類乾燥もできる除湿器として考えると安すぎず高すぎずという部分かとは思いますが、コンプレッサー方式ならではのパワフルな除湿能力は抜群で、2年目の現在も良好です。

鉄筋40畳までカバーできますし、使っていて特に大きな不満もありません。梅雨時期のみの使用で、主に衣類乾燥を目的とするのであれば値段の割にパワフルですのでオススメしますよ。

※商品リンクは後継機です。

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コロナ製除湿器『CD-H1815(AE) 』のレビュー・口コミ – はてなの果てに。

洗濯の仕方、洗濯物の干し方

梅雨時期は洗濯物を外に干すということが難しいため、どうしても生乾きのリスクを背負うことになってしまいます。生乾きになってしまうと、せっかく選択した衣類が臭くなってしまい、また洗い直さなくてはなりません。

以下では「生乾きのニオイを防ぐ方法」について詳しく解説していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

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洗濯物はキッチリ脱水し、迅速に干すこと

生乾きの嫌なニオイの原因は、洗濯で落としきれなかった皮脂汚れなどをエサに雑菌が繁殖してしまうことが原因です。衣服が濡れている時間が長ければ長いほど雑菌は繁殖してしまうので、洗濯が完了したらすぐさま干すようにしましょう。

このとき、洗濯機の設定で脱水時間を長く設定してあげるのもいいですね。少しでも衣服の水分量を減らすことで乾きやすくなります。

 

干し方にも工夫を取り入れよう

ピンチハンガーを使用する場合は密集させずに干すことで風通りが良くなり、格段に乾きやすくなります。1列ずつ開けて干したり、乾いたものから順に取り込んでいくなど、細かい気配りも非常に効果的な方法の1つです。

あとはアーチ状に干したり、長いものと短いものを交互に干すという方法も地味に効果的ですよ。洗濯物を干す際は「密集させない」「風の通りを良くする」という部分に注意して干しましょう

Tシャツなどの「ピンチハンガーじゃなくて、ちゃんとしたハンガーで乾かしたい衣類」については、少しでも厚みのあるハンガーを使用することで、風邪の通り道を作ることができます。

元々厚みのあるハンガーを使用してもいいですし、100均などで売られている針金ハンガーを折り曲げて厚みを持たせてもいいと思いますよ。

 

除湿器+サーキュレーターの組み合わせも最強

洗濯物を乾かすのには風通しを良くすることが有効であると書いてきましたが、実際に風を起こしてあげるのが1番手っ取り早いです。

ただしこの時、湿気の逃げ道を作ってやらないと効果が薄いので、やはり除湿器の存在は絶大と言えるでしょう。浴室と除湿器とサーキュレーター(扇風機でも可)の組み合わせは本当に最強ですよ。

干す場所はもちろんリビングでも結構ですが、浴室はその用途上、湿気に対して強い作りになっていますので、洗濯物を干すのには1番適しています。特にこだわりがなければ、浴室に干すのが1番オススメです。

 

場合によっては干す前にアイロンをかけるのも〇

Tシャツなんかは干してもシワになりやすいので、干す前にアイロンをかけちゃうというのも有効策の1つです。

これによって「シワになりにくい」「乾きやすくなる」というメリットに加え「衣類に残っている雑菌が熱によって死滅する」という効果も得られるので、間違いありません。デートに着ていく予定の服なんかは、干す前にアイロンをかけちゃいましょう。

 

注意ポイント

  • 洗濯予定の衣類を洗濯槽の中に放置していないだろうか
  • 洗濯用と脱衣用のカゴはしっかり分けているだろうか

ここで注意しておきたいのが「洗濯機自体に雑菌が繁殖していないかどうか」という点です。例えば「脱いだ服を洗濯槽に入れておいて、一杯になったら洗濯をする」という流れのご家庭では、洗濯槽自体にカビが生えていたり、雑菌の温床になっている可能性が高いんですよね。

どんなに早く乾かすように心掛けても、洗濯をした時点で雑菌まみれになって出てきてしまうようでは全く意味がありません。同じような理由で、洗濯物を入れるカゴと脱いだ衣服を入れるカゴもしっかり分けましょう。

収納部分の湿気対策

クローゼットやタンス、靴箱やキッチン棚など、収納スペースにも湿気は籠ります。放っておくと、大事な衣服や靴にカビが生えてしまったり、最悪の場合はお家自体にダメージを与えてしまうことにもなりかねません。

基本的な要点さえ押さえておけば問題ないので、ぜひ取り組むようにしてみてください。

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兎にも角にも除湿剤

1番オーソドックスで効果も期待できるのが「湿気取り、除湿剤」の類です。ホームセンターなどでも安く買えますし、コストパフォーマンスは高いと思います。

置き型の物から衣類と衣類の間に掛けられるタイプの物、靴の中に入れられる物など様々なバリエーションで登場していますので、場面を選ばずに使用することが可能です。スペースが許すのであれば、できる限り設置するようにしましょう。

ニオイが気になる場合は消臭効果がある商品も多数出ていますので、そういうものを選ぶことをオススメします。

 

押し入れやクローゼット等には「すのこ」がオススメ

すのこと言えば浴室や脱衣場に置かれているイメージが強いですが、すのこには通気性を良くするという素晴らしい効果があります。

たとえば押し入れに布団をしまっているという場合、そのまま直接布団を置くのと、すのこの上に布団を置くのとでは、明らかに後者の方が湿気の影響は受けません。

まして布団の場合は特に「寝ている間にかいた汗などが籠っている可能性」がありますから、そのまましまうのはご法度です。毎日使用するものですから、衛生管理はきちんとしましょう。

 

雨でぬれた靴はそのまま靴箱に入れないこと

私は北国に住んでいるので、シューズドライヤーが活躍するのは主に冬なのですが、梅雨時期にももちろんオススメです。雨で濡れた靴をそのまま放置してしまうと異臭を放ってしまいますし、梅雨時期は外に干すのも難しく、なかなか乾きにくいんですよね。

そういう時にはシューズドライヤーがあると非常に便利ですよ。安く買えますので、長靴を履かなくなった年齢のお子さんがいるご家庭に猛プッシュします。

それから靴箱に収納する靴の中には丸めた新聞紙を入れてあげるのも効果的です。カビの防止策にもなりますし、消臭効果も期待できます。あとは靴箱自体に消臭効果のある除湿剤を置いておけば問題無いでしょう。

 

たまに空気の入れ替えをするとGOOD

普段は締め切っているクローゼットや靴箱なんかも、たまには解放して空気の入れ替えを行うのが理想です。

その際はサーキュレーターなどの力を使って強制的に空気を循環させてあげると、より高い効果が得られるのでオススメですよ。

布団が干せない問題には「ふとん乾燥機」が超オススメ

梅雨時期は布団が干せないので、どうしてもジメっとしてしまいがちです。「人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかく」とも言われていますので、気を抜くとすぐにカビが生えてしまいます。

そこでオススメしたいのが「ふとん乾燥機」です。これさえあれば、毎日ふかふかの布団で寝れますし、衛生的に安心できるだけでなく気持ち良く眠れますよ。

ホース付きの製品だと「ホースが劣化した際に使用できなくなってしまう」という煩わしさが残るので、こちらのマット・ホース不要の製品がオススメです。これの快適さを知ってしまったら、もはや普通の布団では眠れなくなってしまうかもしれません。

 

台所の水分も侮るなかれ

台所の水分を語るうえで無視できないのが「生ごみ」の存在です。しかし、最近は非常に便利で割とリーズナブルな生ごみ処理機が登場しているのをご存知でしょうか?

上記のパリパリキューブライトは、見た目こそおもちゃのようなフォルムをしていますが、ワンタッチで生ごみを乾燥・消臭してくれるという優れ物です。

乾燥させた生ごみはそのままゴミ箱に捨てられますし、これを取り入れることでコバエなどの悩みからも解放されるでしょう。ゴミ出しも随分とストレスフリーになるので、コストパフォーマンスは抜群に高いと思いますよ。

 

忘れてはいけないのが浴室

浴室は年中カビが生えやすい場所ですが、もちろん梅雨時期も軽視できません。基本的には締め切った状態で換気扇をフル回転というのが1番オーソドックスで最も効果的な対策だと思います。

ちなみに浴室を早く乾燥させるには入り口のドアは締めた状態で換気扇を回すのが正解です。たまに浴室の入口を開けた状態で換気扇を付けている人がいますが、それだといたずらにお風呂場の湿気を脱衣所に持ち込むだけなので、やめましょう。

あとは、最後にお風呂を上がる人が冷水を浴室の壁にかけたり、スクイージーで水分を切ったりすることで、より高い効果が得られるようになります。

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※お風呂のカビ対策決定版※綺麗で快適な浴室を手に入れよう – はてなの果てに。

 

最後に

湿気による弊害はあと処理の方が何倍も手間です。最初にちょっと対策を取っておけばあとからグンと楽になりますので、絶対に対策しておくことをオススメします。

どれだけ温暖化が続こうとも、しばらく梅雨がなくなるなんてことはなさそうなので、来年、再来年の梅雨を乗り切ることも視野に入れつつ、有益なアイテムは早めにゲットして有効活用しちゃいましょう。

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