風邪をひかないための基本的な予防と対策法について

いくつになっても風邪はひきたくないものです。風邪をひいて体調を崩してしまうと、仕事や学業など様々な面から生活に支障をきたしてしまうだけでなく、時に周りの人にうつしてしまうことだって考えられます。

しかし、風邪には非常に有効な予防策がいくつもあり、風邪をひくリスクというものは、いくらでも下げることが可能です。体の内側と外側の両方から対策してやることで、そのリスクはほとんど無くなると言っても過言じゃありません。

今回は風邪をひかないように心掛けるべきポイントについて調べました。

目次

手洗い、うがいの徹底

1番オーソドックスな方法にして予防策の頂点に君臨し続けているのが手洗いとうがいです。

しかし、それぞれに正しいやり方が存在しており、間違ったやり方をしていると予防策としての効果が十分に得られないので注意が必要です。

 

手洗い

  1. 石けんやハンドソープを両手に取り、しっかり泡立てる
  2. 手のひらをこすり合わせて、十分に泡を伸ばす
  3. それぞれの手の甲をそれぞれの手のひらでこするように洗う
  4. 両手を組むようにして指の間をしっかり洗う
  5. それぞれの親指をそれぞれの手のひらに包んで回すようにして洗う
  6. それぞれの指先を立ててそれぞれの手のひらを引っ掻くようにして洗う
  7. 手首を洗う
  8. しっかりと泡を洗い流す
  9. 清潔なタオルでしっかりと拭く

手洗いのタイミングは食事の前とトイレの後と帰宅したときだけではありません。

動物に触れた後、不特定多数の人が触れるような物(つり革やドアノブ)に触れた後、くしゃみや咳を手で押さえた後なども重要なタイミングです。

 

うがい

  1. 口をゆすぐ
  2. ガラガラしながら、できるだけ喉の奥まで洗浄した後、吐き出す
  3. 口をゆすぐ

主にうがいと言われると恐らく2のイメージが強いかと思いますが、1と3の過程が非常に重要です。ゆすぎに始まりゆすぎに終わることが大切だと言われています。

2の時は「あー」と言う感じで口を大きく開けてガラガラするよりも「お~」と言う感じでガラガラすると、喉の奥まで洗浄することが可能です。

また、うがい薬を使用することでさらに殺菌効果を高めて、より有効なものにすることができます。塩水や緑茶でうがいをすることも効果的だそうです。

それから、うがいをする前に手を洗いましょう。間違っても洗ってない手でコップを触ったり、水をすくってうがいをしたりしないようにしてください。

食事

  • たんぱく質
  • ビタミンC
  • ビタミンA
  • 亜鉛・・・etc

ビタミンAやビタミンCなど身体の抵抗力を高めるための食事が非常に有効です。

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水分

鼻や喉の粘膜が乾燥することでウイルスに感染しやすくなってしまいます。水分を摂ることも重要です。

今では「食欲がない場合の食事は無理にしなくてもいい」と言われていますが、水分に関しては充分に摂ることを推奨されています。あまり冷えすぎていないものや温かいものがいいです。

 

睡眠

睡眠不足の状態だと身体の免疫力が低下し、ウイルスと戦える状況にない状況を招いてしまいます。

ちなみに7時間以上寝ている人と比べると、6時間程度しか寝ない人は約4倍ほど風邪をひきやすいそうです。

 

運動

風邪のひき始めや予防には運動が効果的です。間違っても風邪で頭がぼーっとするようなときは激しい運動は避けましょう。軽いウォーキング程度の有酸素運動が好ましいです。

汗をかくことで体内の老廃物を体外に排出することができます。

 

アイテム

マスク

マスクは他人に飛沫感染させてしまうことを防ぐのに有効です。ウイルス自体は非常に小さいので全てを防ぐことは不可能ですが、その絶対量を遥かに減らすことができます。

また、鼻と口をしっかり覆うことで保温や保湿といった効果が得られ、加湿器とほぼ同様の効果も得られるのです。

 

加湿器

鼻や喉の粘膜が乾燥するのを防いでくれます。部屋自体の湿度が低くなり過ぎないことによって、ウイルスの活動の抑制にも効果的です。

最近では安くても最低限の機能を有する加湿器が多くなってきたので、冬場などの乾燥しやすい時期のために持っておいても損は無いと思いますよ。

 

最後に

風邪をひいてしまったときは安静が何よりも大事です。しかし安静にしていたくても難しいという人が多いと思います。

少し気を遣ってやるだけで風邪をひく可能性はいくらでも下げることが可能なので、普段から自分の身体を気遣ってあげましょう。

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