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Amazonのマーケットプレイス1円問題に思うこと

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元々、私は通販と言えば「Amazon一択!」という人間でしたが、ブログを始めてからは楽天を始めとするネットサービス等も利用するようになりました。それまでは「実際にお店に自分の足で買いに行く」か「Amazonに注文するか」だったと言ってもいいくらい、いわゆるAmazon信者だったわけですけど、そのAmazonが最近なんかおかしいです。

少し前にはヤマトとの配送問題があり、消費者としても現在の在り方を考えさせられたのが記憶に新しいですが、今度は何と「詐欺が横行している」んだとか。誰もが1番最初に「ネットで買い物って何か怖くない?」などと思っていたはずなのに、完全に平和ボケしちゃってますね・・・。

というわけで今回は、各ニュースでも取り沙汰されていた「Amazonにはびこる詐欺問題」について調査したので、備忘録の意味も含めてまとめていきたいと思います。

 

 

事の発端

マーケットプレイスにて大型家電が1円出品

ある日ネットニュースを読み漁っていると「Amazonマーケットプレイスで「詐欺業者」横行」の文字が、私の目に飛び込んできました。内容について要約すると「マーケットプレイスで冷蔵庫や洗濯機などの大型家電が、なんと1円で販売されている」というのです。

例えばオークションであれば、常に需要と供給の関係とマッチした価格に落ち着くのが通常なので、1円出品というのも珍しくないのですが、それは「欲しいという人が多ければ、価格が高くなっていく」というシステムがあることを前提に設定された価格です。

Amazonではオークションのようなシステムではないので、「1円で出品されている=1円で購入できる」ということになるのですが、どうも胡散臭いですよね・・・。

 

マーケットプレイスとは

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今回話題になった詐欺についてはマーケットプレイスが販売している一部の激安商品において発生した問題であり、Amazonも「Amazonから販売されている商品については、そのような問題は一切ありません!」と回答しているのですが、「そもそも『マーケットプレイス』って何?」という人もいるかと思うので、簡単にご説明します。

Amazonで取り扱われている商品の中には、販売元がAmazonになっている商品だけではありません。A社、B社、C社など、様々な会社が販売元となっており、商品によっては「Amazonかマーケットプレイスかを消費者が選べる仕様」になっています。

もちろん「Amazonには在庫が無く、マーケットプレイスからしか購入できない商品」なんかも多いのですが、どれがマーケットプレイスからの商品なのかは購入ページに「この商品は〇〇が販売し、△△が発送します」というようなカタチで掲載されているので、購入前に確認・選択することが可能です(上記画像では、マーケットプレイス業者の名前を見えにくく加工しています)。

 

詐欺の目的

目先の金銭ではなく、個人情報狙いか?

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私はネットオークションなどもやっているのですが、詐欺の話というのは嫌でも耳に入ってきます。しかしオークションの場合だと「高額商品を送らない」というケースが多いので、今回のマーケットプレイス問題では単純に「なんで1円なの?」と思いました。

私自身がオークションで詐欺のようなものを体験した時は「1000円程度で購入した商品がいつまで経っても送られてこない」というもので、この時は「購入者が騒ぐか泣き寝入りするかのギリギリのライン(金額)でこういうことをしているんだろうなぁ」と思った記憶があります。

しかし今回の件については、そもそもお金を奪い取ろうという考えは二の次で、本来の目的は個人情報なんじゃないかと言われているようです。

 

個人情報っていくらなの?

私なんかだと「個人情報を買うって裏社会の話なんじゃないの?」とか考えてしまいがちなんですけど、「そもそも個人情報っていくらで売れるの?」って思いませんか?

一応、過去の事例としては「Yahoo!BBが情報漏洩した際、対象者に500円の賠償責任を負った」という事例がありました。これをそのまま鵜呑みにすると、どうやらとんでもないことになりそうですよね。

「多重債務者の名簿なんかは喉から手が出るほど欲しい!」みたいなのを某マンガで読んだことがありますが、もしかすると今回の件では「ネットで買い物をする人」「騙しやすそうな人」「美味しい話に警戒することなく飛びつく人」というようなカテゴリーの名簿を作成することが目的だったのではないでしょうか。

 

今回のケースで漏洩する被害

  • 購入者の氏名
  • 商品受取人の氏名
  • 商品の届け先

どうやら1番心配だったクレジットカードの番号などは流出しないとのことですが、名前や住所などの個人情報は思いっきり漏れてしまうみたいですね。また、落札した金額についても「Amazonマーケットプレイス保証」という制度があり、それに申請すれば上限を30万円までとして、Amazonが保証してくれるんだそうです。

悪徳業者は、被害者が「金額的な被害は1円だし、しかもAmazonが保証してくれるのね!」と考えるという部分までを織り込み済みのような気もするので、なんとも腹立たしい限りです。

 

今後のAmazon

Amazonが販売している商品なら大丈夫

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私はよくAmazonでショッピングをしますが、マーケットプレイスからの商品には「送料別」などのローカルルールが適用されているイメージがあって、なるべくAmazon販売の商品を選んできたつもりです。

それでも、マーケットプレイスでしか取り扱いがない商品というのが数多く存在しているのも事実なんですよね。「Amazonの取り扱い商品を増やしてくれ!」とは言いませんが、Amazonには率先して悪徳業者が好き勝手出来ない環境作りみたいなものに尽力してほしいと思います。

 

適正価格ばかりじゃない

個人的には今「ニンテンドー スイッチ」がメチャクチャ欲しいんですよ。どこも在庫不足で、Amazonでは販売はされてるんですけど・・・金額が1万円ほど乗っかってるんですよね。これもマーケットプレイスです。

まぁプレミア商品という括りから考えると、「定価で販売するべきだ」という道理もないので、これは仕方ない問題なのかもしれませんが、小さい子供にねだられたお父さんやお母さんなんかは「Amazonでの販売価格が定価よりも上乗せされていることに気付かなかった」という人もいるかもしれません。

こういう部分を考えると、情報が多すぎる中からも「自分に必要な情報は拾い、不要な情報は捨てていく能力」が、今後は今以上に必要になっていくのかなぁと。便利なインターネット、ネットショッピングが難しく感じる時代になってしまう恐れを感じています。

 

最後に

今回の解決案についても「Amazonが販売している商品なら大丈夫!」というのは、正確な答えではないですし、これでは何の解決にもなっていません。色んな商品を紹介してAmazonのリンクを貼らせてもらっている身としては、今回の件も他人事とは思えませんでした。

個人的な見解としては「1円で大型家電を買おうとは全く思わない」んですけど、これがたまたま今回は1円という極端な例だったってだけの話で、「10万円の商品が今なら1万円!」って言われてたら、私だって喜んで飛びついてたかもしれませんからね。

いずれにしても被害に遭われた方に対して「自己責任」というような風潮ではなく、あくまで詐欺を働いた悪徳業者に対して何らかの措置が取られるように願っています。