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【MVNO】「カケホーダイ、かけたい放題」で電話をかけまくるとヤバイ?【IP電話】

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(2016/11/29内容追記しました)

 

先日、docomoから格安スマホ(MVNO)へ移行したのですが、あまりの金額の安さに度肝を抜かれました。「こんなに安く済むなら、なんでもっと早くに移行しなかったんだろう」と激しく後悔したくらいです。

そして私はMVNOについて調べたりすることなく、1番最初に目に入ったサービスが料金的に十分安かったこともあり、何も考えずに契約してしまったんですけど、実はMVNOには本当に多くの種類があることを知りました。

その中に幾つか「カケホーダイプラン」というものが存在し、導入しているMVNOが複数あるようなのですが、私が思っているカケホーダイプラン(いくら電話しても一定料金)とは内容が大きく異なるようでして・・・。若い世代からしたら当たり前かもしれませんが、オッサンはここでも度肝を抜かれることになったのです。

というわけで今回は『「カケホーダイ、かけたい放題」で電話をかけまくるとヤバイ?』と題して、MVNOにおけるカケホーダイの仕組みについて調べたので、ご紹介したいと思います。

 

 

「カケホーダイ」に対する私のイメージ

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基本プラン一覧 | 料金・割引 | NTTドコモ

カケホーダイに限らず『〇〇放題』と言われれば、「一定料金さえ払えば、気にせず〇〇し放題」という認識でいます。電話でいうと「海外への通話は別料金が掛かります」とか、食事でいうと「このメニューに載っていない商品は別料金が掛かります」など一部の例外はあっても、基本的には「それ以外の制約を一切受けない」という認識でいました。

例えば上記画像にあるdocomoのカケホーダイプランでは、月に多い時だと30時間を軽く超えて通話しても月額料金は変わりませんでしたし「何時間喋ろうが一定料金(2700円)=カケホーダイ」だと思ってたんですけど、どうやら時代は大きく変わったようです。

ちなみにdocomoを利用していたときは、ここに5Gのデータ通信料とインターネットなんとかってのが付いて月々8000円ちょっと払ってましたね。

 

実際のカケホーダイ

NifMoでんわ

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NifMoホームページキャンペーン(A8)スマホセット オプションサービス | スマホならNifMo

こちらNifMoというMVNOが提供する『NifMoでんわ』というサービスなんですけど「月額1300円(税抜)で国内通話し放題」と大々的に謳っています。ここで私は「データ通信料を1番下のやつにしたら、2000円くらいで通話し放題のスマホが持てるってこと!?」って思っちゃったんですよね。

ちなみにdocomoのときは通話し放題の料金が2700円でも、それを申し込むために必須のデータ通信料が最低でも3000円くらい発生するので、結果的には「どんなに安くても7000円近くになってしまった」と記憶しています。なので、そのような但し書きがないかと細部まで目を通しましたが、気になった部分と言えば赤線部分だけでした。

「通話開始から90分前後経過した場合、自動的に通話が切断されます」と書かれています。「え?それだけ?」って思いません?よほどの長電話好きな人でもなければ90分の連続通話なんてそうそうないでしょうし、長電話が好きな人にとっても「かけ直せばOK」って書いてますからね。

それ以外の但し書きをいくら読んでも、いわゆる落とし穴のようなものは全く見当たりません。「MVNOハンパねえ!」と思って、今すぐ家族のケータイを全部コチラにしようと思ったときに気付きました。それが赤線で囲った部分です。

NifMo でんわはIP電話機能を使った通話サービスです。国内通話を月額定額で「通話時間」「通話料」を気にすることなく、ご利用いただけます。

NifMoホームページキャンペーン(A8)スマホセット オプションサービス | スマホならNifMo

一見なんてことない文章ですけど「IP電話機能」という部分に引っ掛かりまして・・・。恥ずかしながらIP電話というものが何なのかすらわかっていないんですけど、とりあえず「普通の電話機能じゃない」って意味だってことだけはわかりますよね?じゃあ「IP電話って何よ?」って部分について掘り下げていきましょう。

 

IP電話

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IP電話 - Wikipedia

Wikipediaから引っ張ってきました。なにやら難しいことが書いてあって、思わず目を背けたくなる文章ですが、簡単に言うと赤線を引いた部分に集約されると思います。

インターネットをアクセス回線として利用した電話番号の割り当てられるもの

IP電話 - Wikipedia

 これを見ると「通話料金は発生しないけど、データ通信料は発生するよ」ってことですよね。それって通話し放題なんでしょうか?「1300円で通話し放題!」って言われて好き勝手通話しまくった結果、「通話料金が1300円でデータ通信料が〇〇万円です!」ってなるかもしれないってこと?

まぁ実際にはデータ通信料は決めた額を超えたら通信制限がかかるので、何万円も請求されたりってことはないんでしょうけど、これを「カケホーダイ」って言っちゃうのって語弊がありませんか?もしかしたら私がオッサンになったせいでついていけないだけかもしれませんが・・・。

 

仕組みはLINEみたいなもの

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私自身、格安スマホに移行した際に「データ通信料が3Gのプランで、そこに通話した分だけの料金が上乗せされるプラン」を選択しました。そして、通話は極力使用せず「友人や知人との連絡には、LINEの音声通話機能を使う」つもりでいたんです。

正直「LINE通話のデータ通信料がどの程度かかるのか」や「速度制限がかかってしまった際に影響を受けずに使用できるのか」など疑問点は多かったのですが、WiFiなどを駆使すれば十分だと判断して踏み切ったんですよね。ちなみに自分自身での経験がないだけで「速度制限がかかった状態でも、LINEの音声通話や文章のやりとりであれば問題ない」という声が色んな所から聞こえてきています。

通話音声の品質とか1分当たりのデータ通信料などに差はあるでしょうけど、いくつかのMVNOが「通話し放題」と謳っているサービスは、基本的にLINEを使用するのと大差ないのかなぁって思いました。「使用に当たってxxxx円さえ払ってくれれば、データ通信料を使って通話できますよ」ってだけで、LINEよりもxxxx円払ってる分「通話品質がいい」とか「通話できる地域が広い」などの恩恵はありそうですけど、実際に私が思っていたような「通話し放題」ではなさそうです。

 

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NifMoホームページキャンペーン(A8)スマホセット おトクな仕組み | スマホならNifMo

ちなみにNifMoではしっかりとデータ通信料について明記されており「1.5M/3分」という数値が公表されていました。それを基に計算すると「1Gあたりに通話できる時間は約33時間」ですから、どれだけ電話を使うかわかりませんけど「ほぼ通話し放題みたいなもん」という認識で良さそうですね。

 

【↓↓↓NifMo↓↓↓】

 

主なMVNOのカケホーダイ

楽天モバイル

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楽天モバイル:安心・お得な格安スマホ(スマートフォン)/格安SIM

これは非常にわかりやすいですね。月額850円支払う事によって「5分以内の国内通話がかけ放題」です。こちらも何か落とし穴がないかどうか調べてみましたが、専用のアプリこそダウンロードしなければならないものの、IP電話とは違って通常の電話回線を使用するようです。万が一5分をオーバーしてしまっても、その通話料は10円/30秒という良心価格なのも大きな魅力ではないでしょうか。

「5分カケホーダイ+3Gのデータ通信量」で月々2500円程度で利用できます。「ちょっとした通話の回数が多い」という人にとってはお得になるケースが多そうですよ。

【↓↓↓楽天モバイル↓↓↓】

 

OCNモバイル

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OCNでんわ - OCN モバイル ONE - | OCN モバイル ONE

こちらも非常にわかりやすく、ほぼ楽天モバイルと似たような内容で「5分までの通話が0円」です。5分を超過した分についても10円/30秒で使用することができます。ほとんど前項でご紹介した楽天モバイルと似たようななので、これ以上は特にありませんが2017/1/31、までキャンペーンが実施されていて、かけ放題が「5分→10分」に拡大されています。

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データ通信量3Gの月額料金が1800円で、そこに5分かけ放題オプションの月額料金850円を追加すると月々2650円(税抜)で利用できますね。2016年11月現在、単純にカケホーダイプランと3Gのデータ通信量の併用をした場合は、楽天モバイルの方が若干お得という計算になりましたが、それぞれに別プランも数多く用意されているので、使用の仕方によってはコチラの方が適しているという人も多そうです。

 

【↓↓↓OCNモバイル↓↓↓】

 

もしもシークス

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料金プラン - もしもシークス

『もしもシークス』ってサービスをご存知でしょうか?私は今回色々調べているうちに始めて知ったんですけど、こちらには私が思っている本来のカケホーダイシステムが採用されていました。

月額850円で「5分以内の電話かけ放題」だけでなく、月額1800円で通話無制限だそうです。「専用のアプリを使ってね」という但し書きはありながらも、音声通話を利用するって書いてますから無駄にデータ通信を使用することはなさそうですし、当初懸念していた「通話しすぎたことによるパケ死」もなさそうです。

少し気になったのは赤線で囲った部分で、特に気になったのが以下の部分。

不正利用防止のため、下記のいずれかに該当する場合、ご利用を停止させていただく場合がございます。
  • 連続して1日50回以上通話をされた場合。
  • 連続して60分以上同一の相手先に連続してかけた場合。

基本的にカケホーダイに加入したいと思う人って、長電話が好きな人だと思うんですよ。それこそ1時間を超える通話なんて普通にする人たちばかりじゃないかと思うんですけど、なにやら1日に50回以上通話したり、1時間以上の会話を同じ人に連続でした場合は、もしかすると利用停止になるかもしれないそうです。

不正利用防止って書いてますから、何かしらの方法でこういうサービスを悪用する人たちがいるための防止策であるとは思いますが、ここの線引きはあくまで『もしもシークス』です。大好きな友達や恋人と1時間喋ったあとで、一旦ご飯休憩をしてから再度長電話・・・ってパターンも利用停止に該当しますよね。・・・それって通話し放題じゃなくない?

 

ワイモバイル

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スマホプラン S/M/L|スマートフォン|料金|Y!mobile(ワイモバイル)

 

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スーパーだれとでも定額|オプションサービス|料金|Y!mobile(ワイモバイル)

みなさんご存知『ふてニャン』でお馴染みの『Y!mobile』でも、別料金ながら通話し放題のサービスがありました。本来であれば「3Gのデータ通信量+1回あたりの通話が10分以内の会話が月に300回まで無料になる」というプランで月額料金が3980円です。ただし、月に300回を超過した場合、あるいは10分を超過した場合の通話料は20円/30秒とのこと。ここに月額1000円上乗せすることで「かけ放題の通話完全定額サービス」に加入できるんだとか。

金額だけを見ると、なんか割高な気がしてきました。まぁ音声通話のサービスが魅力的な部分があるので、使い方によってはかなりお得なサービスなんだと思います。実際に私がdocomoを利用していた頃と比較しても、同じような内容で格段に安い訳ですし。そして気になる文章がコチラにも記載されていましたよ。

ワイモバイルが、不正な長時間通話と判断した際、通話を切断する場合があります。

こういうのってよほどのことがない限り(常識の範疇における長電話の範囲内)であれば、不正利用という判断はされないとは思いますが、具体例なんかを挙げてくれているわけではないので、若干の不安が残るところです。こっちにその気がなくても、向こうから「不正だ!」って言われてしまったら従わざるを得ませんからね。

 

最後に

今回は色々調べてみて、私自身かなり勉強になりました。「色々ごちゃごちゃしててわからない!」と思いながらも、重い腰を上げて調べればある程度は誰でも理解できそうですよ。残った疑問点だけを各サービスに対して質問すれば完璧に理解できるのではないでしょうか。

実際、カケホーダイという言葉の使い方には様々な種類があって、私のような古い(?)人間からすると「5分以内の通話がカケホーダイ」というシステムなら、最初から大きく書いて欲しいんですよね。「カケホーダイ!」って書いておいて、下の方に小さく「ただし5分以内に限る」とか止めて欲しいんですよ。

あとは時間的な制約が無かったとしても「〇〇し放題」と謳っておきながら、別でしっかりデータ通信料が発生しているのであれば、それは「〇〇し放題ではないんじゃないの?」って思ってしまいます。ここで勘違いが生まれたときに小さい字で細かく書かれた契約書を見せられて「ここに書いてあるでしょ?」とか言われたら、それはもう詐欺と同義なんだかいたたまれない気持ちになってしまいそうです。

一応、IP電話のシステムを利用していたとしても、よほどのことがない限りは莫大な料金が掛かってしまうということは無さそうですけど、契約をするうえではしっかりと理解したうえで契約した方が良さそうですね。

 

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