イワタニのカセットグリルたこ焼器『炎たこ』をレビューする

みなさん、たこ焼き好きですか?たこ焼きって外で買うとどうしても高く付いてしまいますよね。スーパーで買うにしても「昼食を1コインで済ませたい」という場合は、とてもじゃないですけど手が出せません。

かと言って、自分で作るのも敷居が高いと思ってました。串を使ってひっくり返すなんて、なかなかの難易度だと思って挑戦すらしてなかったんですね。あるときAmazonでやたら評価の高い『たこ焼器』を見つけまして、ダメ元で挑戦してみましたところ、初心者がやるには十分すぎるたこ焼きが作れました。

正直、コストの面から考えても優秀なたこ焼きが作れますので、これを1度でも経験してしまうと売られているたこ焼きには簡単に手が出せなくなると思います。40個作っても1000円かからないですからね。しかも普通に美味しく作れるんですよ。これはオススメです。

今回は、イワタニのカセットグリルたこ焼器『炎たこ』を紹介・レビューしていきたいと思います。

目次

商品の特徴

  • U字バーナー
  • フッ素加工プレート

U字バーナーを採用することで、限りなく焼きムラが無くなるような構造になっています。

フッ素加工されたプレートは、丸洗いできるためお手入れも簡単で、こびりつきにくいのが特徴です。

 

作り方

  1. 満遍なく油を敷き、プレートを温める
  2. 穴に半分くらい生地を入れ、具材を投入する
  3. そこに更に生地を追加し、穴から少しあふれる程度にする
  4. 四隅の生地が剥がれるくらいまで加熱されたら、格子状に切れ目を入れ、半分ひっくり返し火力を少し弱める
  5. 余った部分を穴の中に押し込みながらひっくり返し、形を整える
  6. こんがり色になるまで熱したら完成

 

商品レビュー

素人でもしっかり作れる

ほぼデビュー戦でしたけど、十分すぎるクオリティーのたこ焼きを作ることができました。何も考えずに雰囲気だけで外はカリカリ、中はトロトロのたこ焼きが作れます。

プレートがしっかりフッ素加工されているせいか、軽く油を塗っておけば全くこびりつくこともなく、滑らかにひっくり返すことができるでしょう。そこに職人スキルは一切必要ありません

カセットコンロを少し大きくしたくらいのサイズなので、テーブルの上で作って、完成したらアツアツのまま食べることができるのも魅力の1つでしょう。恐らくですが、電気を使用する製品よりも上手にできると思いますよ。

 

作るのが楽しい

私のように不器用で下手な人が作っても、それなりにカタチになるという印象でした。プレート自体がそんなに大きくないので、ワイワイ言いながら作るのには2~3人が限界だと思いますが、誰がやっても美味しそうに作れるので作ってて普通に楽しいです。

また中身を変えることで味だけでなく、楽しみ方にも豊富なバリエーションを与えることが可能なので、パーティーでのロシアンルーレットのような楽しみ方もできると思いますよ。

ガスボンベを使用する低火力のコンロとは言え、プレート自体はかなり熱くなるので小さいお子様が作るのは難しいかと思いますが、ある程度の年齢であれば使いこなせるでしょう。親子で一緒に作ってみるのもいいかもしれません。

 

プレートの手入れは簡単

プレートは乗っかってるだけなので、時間をおいて冷めたのを確認したら台所でジャブジャブやるだけです。スポンジで軽く拭くだけで、生地の残りも簡単に取れます。

後述していますが、プレートの下(たこ焼き器の内部)が汚れてしまった場合の手入れは多少面倒そうでした。調理中はプレートがあるので滅多に汚れない部分ですが、保管するときに気を遣っておかないと、万が一汚してしまった時に大変な思いをするかもしれませんよ。

 

不満点

機器内部の作り

調理中はプレートが乗っかっているので本体内部が汚れることは考えにくいですが、プレートを乗せていない間はどうしても内部にホコリが溜まってしまいます

金属が面取りされているとは言え、けっこう鋭利な部分もあるのでエアダスターなどで掃除することが必要です。拭くことが必要な種類の汚れについては、細心の注意を払って掃除しましょう。

数か所のビスを外すことで手入れは簡単になりそうですが、バーナー部分はガスの通り道なので分解はオススメできません。

 

若干のムラはできる

商品の説明欄には「U字バーナーで限りなくムラができないように~」みたいなことが書かれていますが、火力の強い穴と弱い穴の差は顕著に出ます。

本製品を正面に見たときに1番右上の部分(ツマミ側の奥)の火力が小さいです。全部を同時に完成させたいのであれば、そこの穴だけ少し生地を減らすなどの工夫が必要でしょう。

私の場合は他が完成した後で引っ越しさせてましたが、そこだけ結構な時間がかかるイメージがありました。見た目では火力の大きさに差は無いので、熱が集まりにくいとかそういう理由なんだと思われます。

 

オススメ具材

天かす

たこ焼きに『天かす』を入れるのってメジャーなんでしょうか。私自身は初めて聞いたんですけど、非常に美味しいです。焼き加減によってサクサク感が強かったり柔らかかったりしますが、熱を逃さないのか口の中で熱いです。

その熱さも美味しさの1つですが、通常のタコに比べてかなり熱く感じたので、食べる際は注意しましょう。

 

チーズ

完成後に粉チーズを振りかけたり、とろけるチーズを付け合わせたりしてもいいと思いますが、生地の中にとろけるチーズを入れても美味しかったです。

その場合は意外とチーズ感がないので、とろけるチーズ1/3枚くらいを細かく刻んで入れてあげるといいと思います。

 

ウインナー

タコに似た歯応えがありつつ、その味はジューシーです。

私はずぼらなのでタコと同サイズの塊を1個入れてましたが、噛んだときにめちゃくちゃ熱いので、小さいサイズのものを複数入れた方が食べやすいと思います。

 

乾燥えび&うずら&かにかま(2016/11/26追記分)

新たに変わり種に挑戦してみました。どれも普通に美味しかったですが、しいて言えば『うずらの卵』だけは別にたこ焼きじゃなくてもいいかなーという感じでしたね。

これを入れてしまうとタコが入らなくなってしまいますし、美味しいっちゃ美味しいんですけど、普通に『うずらの卵』を食べてる感じとあまり変わりなかったです。

乾燥エビとかにかまに関しては、タコと喧嘩することもなく、非常に美味しく食べることが出来ました。・・・銀たこで商品化しないかなぁ。

 

最後に

屋台やスーパーで売られているたこ焼きを見ると金額的に高い印象を受けますが、自分で作れば非常に安上がりです。しかも出来立てが食べられるので、スーパーで買って来たものをレンジで温めるのよりも遥かに美味しく感じました。

もちろん、自分で作ることの楽しさがより美味しくさせているのかもしれませんが、たこ焼き好きの方には是非ともオススメしたい商品です。気になる方は、試してみてください。

>もちろん、自分で作ることの楽しさがより美味しくさせているのかもしれませんが、たこ焼き好きの方には是非ともオススメしたい商品です。気になる方は、ぜひ試してみてください。

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