洗濯機を買うのに悩んだ結果、日立のビートウォッシュBW-10WVを購入

此度、実家の洗濯機を買い替えました。ネットのクチコミを読んだり、実際に店頭に足を運んだり・・・。

今までは7kgほどの全自動洗濯機を使用していましたが、家族から「洗濯機の調子がおかしい」という打診を以前から受けていたので、完全に壊れてしまう前に思い切って買い替えた次第です。

購入したのは日立の全自動洗濯機『ビートウォッシュBW-10WV』です。色々悩みましたが、コレに決めました。というわけで今回はビートウォッシュBW-10WVを買うに至った経緯と、商品の感想・レビューを書きたいと思います。

目次

洗濯機の選考基準

  • 内容量は9kg以上(毛布が洗いたい)
  • 金額は10万円以内
  • ドラム式でないもの(コンパクトなもの)
  • 乾燥機能は必要ない

1番はダブルの毛布が洗いたいという部分です。そのため、なるべく大容量のもので検討しました。予算に関しては10万円以内を目安にしています(乾燥機能が付かないものであれば、どの洗濯機も大体が10万円以内に収まりました)。

あとは従来の防水パンに収まってもらわないと困るので、なるべくコンパクトなものという希望です。乾燥機能も必要ないので、ドラム式は最初から除外しています。

 

購入までの過程

ネットで事前情報収集

ある程度の事前知識を持って行かないと、家電量販店ではカモにされる(思い込み)ので、簡単にではありますが値段の相場やサイズをあらかじめ調べました。値段に関しては「そこまで大差なければ店頭で買おう」と思っていたので、そこは別にいいのですが、サイズは見誤るわけにはいきません。

ネットで寸法図を見つつ、今まで使用していた洗濯機や防水パンのサイズも計ったうえで店頭訪問するようにしました(店頭訪問した際には、店員さんの許可をもらって、商品の実寸も計らせてもらっています)。

 

店頭訪問

ほぼ「パナソニック」「東芝」「日立」の3機種しかないと思いながらの店頭訪問です。機能に関しても名称が違うだけで、内容自体は大体似たり寄ったりの機能なので、そこまで気にしていません(洗濯槽の洗浄機能や汚れを落とすための洗浄方法など)。

実際に店頭で見てみると、AQUAというメーカーの製品がデザインもそれなりに良かったのですが、パナソニック・東芝・日立で悩んでいたので、新たに選択肢に入れるということはできませんでした。

 

パナソニック製品を消去

パナソニックの製品は上蓋が透明で、洗ってる最中に中を覗くことができます。さすがに洗濯物が現れている様子を楽しむのほど子供じゃありませんし…。

それはどうでもいいんですけど、操作部が奥にあるんですよね。実家では私の母親が洗濯係をしているんですけど「背が低いと奥のボタンを押すのがツライんじゃないか」と思いました。そのため他のメーカー品で考えていこうと思います。

 

東芝or日立

上蓋の開き方に特徴がある両者ですが、最初は両方を実際に開けてみて「日立の方が開けやすい!」と思いました。でも、そこは気にしなくてもいいと思います。恐らく1ヶ月もすれば慣れそうですぢ(パナソニックのボタンは、腰痛持ちで低身長の人は慣れない恐れがあると感じました)。

ちなみにこの段階で店員さんに見積もりを出してもらったのですが「東芝製の物が注文になり納期が掛かる」とのことでしたので、日立に決まりました。

一応、家電量販店が3店舗並んでいる場所に買い物に行ったので、他店も見れば在庫があったのかもしれませんが「使ってみないと見えない部分も大きい」と思ったので、特に探しには行っていません。

※内容を確認したわけではありませんが、両者ともにレビューの星の数は同じくらいだったと記憶しています。

 

10kgにするか9kgにするか

ふと9kgタイプの同商品も横にあることに気付きました。好みによる部分が大きいんですけど、9kgの方が色もシルバーでカッコ良かったです。

ただ、機能も同じで大きさも若干しか変わらない両者なんですが、値段もそんなに差が無かったので『ビートウォッシュBW-10WV』に決定です。金額に5000~10000円の差があれば9kgにしたと思います。

 

購入して良かった点

購入して良かった点について記述していきます。悩んだ他の2製品と比較したわけではなく、あくまでビートウォッシュBW-10WVを使ってみて感じた良い点になりますので、ご了承ください。

※褒めている機能に関しても、他の2製品にも似たような機能があると思いますし、音に関しても同じです。

 

動作音が静か

今まで使用していたものが10年ほど前の製品のため、当然と言えばそれまでですが格段に静かです。動作音よりも水道を流れる水の音の方がうるさく感じます。

洗浄の音は全く気にならないと言っても過言ではありません。乾燥時の音は通常通り、静かとは言い難いです。

 

サイズがコンパクト

他メーカーの10kgの商品と比べてもスタイリッシュでコンパクトだと思います。

あとデザインが洗練されていますね。非常にカッコイイです。

 

ナイアガラすすぎ

滝を連想させる名前の付いたすすぎ機能ですが、約900回転/分という高速回転の遠心力でもって水分と洗剤を飛ばすんだそうです。

今まで使っていた物が劣化してきてただけかもしれませんが、たまに洗濯物からした変なニオイなんかも今のところありません。

 

ほぐし脱水が便利

衣類がほぐれてくれるので、すぐ取り出して干すことが可能になっています。

家族の人数が多かったり、1回あたりの洗濯の量が多い場合は、この機能が非常に便利で助かります。

不満点(改善ポイント)

不満点を述べる前に先に言っておきますが、商品の使い勝手などについては概ね満足しております。

そのうえで『新しく洗濯機を買おうと思っている人』への情報提供のつもりで書いてますので、本当の意味での不満点というよりは粗を探しにかかった感が否めません。

同様に別機種を購入していても何かしら同じようなことを書いていたとは思いますので、その点はご了承ください。

 

カラーバリエーション

ビートウォッシュBW-10WVはシャンパンのみでした。正直シルバーに惹かれたのですが、シルバーのものは内容量が9kgのビートウォッシュBW-9WVとのこと(ちなみに8kgがブルー、7kgがピンクだそうです)。

7~9kgまでは上蓋のカラーの違いでしかないのですが、10kgに関してはボディーまでシャンパンです。恐らく「内容量的に最上位の物なので高級感を出そうと思った」とかだと思うのですが、洗面所は白やグレーなどの無機質感に拘っていたので、少し浮いてしまっています。

シルバーに拘るのであれば9kgの物でも良かったのですが、値引き幅の関係で金額差が3000円未満だったため、色は諦めてBW-10WVにしました。

 

糸くずフィルターの掃除

クチコミを見ていた段階でまことしやかに囁かれていたのが糸くずの存在です。糸くずフィルターを定期的に掃除することが必要とのことですが、手で簡単に洗うだけでは弱いというかブラシによる定期的な掃除が必要だと思われます。

上記動画はBW-10TV/9TV/8TV/7TVのものですが、対策方法としては似たようなものだと思うので、一応ご紹介しておきます。

 

洗濯槽の洗浄機能

自動おそうじ機能というものがあって、洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着しやすい汚れ(皮脂汚れ、洗剤カス、菌、黒カビの胞子など)を自動で洗い流してくれるという機能があります。

自動おそうじ機能には、除菌、黒カビ抑制の高い効果(菌やカビの減少率99%)が認められているそうです。工場出荷時はオフ設定ですが、1回でも設定すれば毎回作動するようになります。

この機能自体は非常に嬉しいのですが、オン状態にしておくことで毎回9リットルの水を使用します。メーカー発表値によると洗濯1回当たりのコスト(水道・電気・洗剤)が、自動おそうじオフ時で43.2円、オン時で45.6円とのことですが、普段から節水を心がけている場合は注意が必要です。

「年間で約880円しか差がない」みたいなこと書いてますけど、定期的に洗濯槽洗浄してやれば済むことですし、9リットルの水を節水するのって難しいと思いますから。ちなみに設置と古い洗濯機の引き取りを業者さんにお願いしたところ、ご丁寧に自動おそうじ機能をオンにしていってくれてました。

※パナソニック製品の似たような機能は『すすぎ用の水』を使ってやるため、追加で9リットルも使用するということはないようです。

 

別売りのキャップ

本気の不満はここだけです。ここに関しては非常に不満を持っています。毛布を洗いたいがために大容量の物に絞って買ったんですけど『毛布・ドライコースには、別売の「お洗濯キャップ」をお使いください』と小さく書いてます。

商品にはお風呂の残り湯を使用するためのホースが付属してきますが、断然お洗濯キャップの方が欲しいです。そして、店員さんも知らなかったのか教えてもらえず(それは商品のせいではありませんが)、この記事を書いていて気が付きました。

 

最後に

使用して1ヶ月近くになりますが、使用感に関しては概ね満足しています。何度も書きますが、不満点に関しては最後の専用キャップが別売りのこと以外、そこまで本気ではありません。

キャップ自体も別売りなら別売りでいいんですが「あんなに小さく書かなくても・・・」って思います。キャップ自体の評価は高いですが、レビューを見ていると「必要なのを知らなかった」という人や「買い忘れていた」という人が結構いました。

私の場合は「新しい他メーカーの商品と交換できる」と言われても、恐らく『ビートウォッシュBW-10WV』を選ぶと思います。とは言っても、使用しているのは実家の母親ですが。

私は家電量販店で8万円(税込み)で購入しましたが、価格.comではもっと安い値段で購入した人がいましたので、少しでも安く手に入れたいという方は参考にしてみてください。

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